2022年12月

2022年12月

プリオンは空気感染する

2022.12.29

以前、コロナワクチン接種後の変異型クロイツフェルトヤコブ病(CJD)の症例について書いたけど、
https://note.com/nakamuraclinic/n/ned00dc5ea5ea
この症例を教えてくれた先生(某県開業医)が、以下のような情報を教えてくれた。

https://journals.plos.org/plospathogens/article?id=10.1371/journal.ppat.1001257

「CJDの原因であるプリオンは、経口で感染することはもちろん、経皮的にも取り込まれます。取り込まれたプリオンは、宿主の脳に定着して、数年の時間をかけてCJDを発症します。
プリオンは従来、空気感染しないと考えられていましたが、上記の論文は、空気中に浮遊するプリオンに曝露したマウスがスクレイピー(伝染性海綿状脳症)を発症することを証明しました。さらに、このCJD発症マウスの脳を別のマウスに接種するとスクレイピーを発症したことから、罹患マウスの脳にはPrPSc(異常プリオンタンパク)が含まれることも分かりました。
この研究は衝撃的なんですが、どういう点が衝撃的か、分かりますか?
プリオン病は空気感染するということです。
空気中に浮遊するプリオンが、鼻腔にある神経細胞に直接侵入して感染します。研究者は、感染が成立するためには、もっと複雑なプロセス(たとえば宿主リンパ系でプリオンが複製される必要があるなど)が必要だと想定していました。ところが、実際には、思いのほか簡単に神経細胞に侵入することがわかった。それも、極めて微量で感染します。
もちろん、発症させるにはそれなりの時間がかかる。宿主の免疫バリアがありますし、プリオンの複製にどうしても時間が必要ですから。しかしともかく、プリオンは経鼻的(鼻腔内塗布でもエアロゾル吸入でも)に感染し、確実に脳症が発症する。これが証明されたことは大きいです。上記の論文には、「プリオンの感染対策として、セイフティガイドラインを見直す必要がある」なんて書かれていますが、それどころじゃない。
当然、軍事的な転用が可能ですよ。国民の8割がコロナワクチンを複数回接種して免疫系が大幅に低下した状況で、このプリオンを大量に散布したらどうなりますか?すぐに感染爆発、とはならないでしょうが、数年経ってあり得ないくらいにCJDが多発する、みたいなことが起こるかもしれません。
私がなぜ、コロナのPCR検査を忌避しているか。その理由はここにあります。そもそもおかしいんです。PCR検査は唾液検体で十分なのに、綿棒を使って鼻腔内採取している。仮に綿棒の先にこの手の病原体が付着していたらどうですか?短い潜伏期間、たとえば2年ほどで脳症を発症します。
もう少し詳しく言いましょうか。
たとえば、プリオンを腹腔内に接種すれば、プリオンはリンパ器官の濾胞樹状細胞に入り、そこで増殖してから、付近の末梢神経に入り、やがて脊髄、脳へと侵入します。
しかし鼻腔内接種では、プリオンは鼻腔の奥にある嗅上皮から嗅神経に入り、脳に侵入します。つまり、リンパ系での増殖というプロセスをひとつスキップして、脳に到達します。経鼻感染で潜伏期間が短いのはそのためです。
もっと詳しく言うと、腹腔内接種では、濾胞樹状細胞を活性化する必要があるので、CpG配列を強化したmRNAワクチンを繰り返し接種しないといけません。鼻腔内投与なら、プリオンは濾胞樹状細胞を経ないで脳内に入るので、ワクチンは必要ではありません。
あるいは、

経鼻型コロナワクチン

たとえばこんなふうに『経鼻型コロナワクチン』としてプリオンを注入すれば、2年ほどで脳症になるでしょう。
筋肉注射のコロナワクチンでは、ブースターを繰り返し接種する必要がありますし、潜伏期間は2~8年と長いし、脳症の発症も確実ではありません。
その点、経鼻的なアプローチは優れています」

そう、みなさん「コロナにかかったかな?」と思ったら、行かなくてもいいのにわざわざ病院に行って、PCR検査受けて、鼻に綿棒ぐりぐり突っ込まれて、って自ら進んでやってるけど、ああいうの、危険だよ。
上記の先生の心配が杞憂であればいい。5年経っても10年経っても何事もなければ、「綿棒にプリオンがついてるとかデタラメ言ってた奴がいたなー」と笑ってくれてかまわない。
しかし現在、1900人以上が亡くなってもワクチン接種事業が中止にならないという恐ろしい現実があるわけです。もうみなさんお分かりでしょう。国が国民の命なんて、屁とも思ってないことを。だから彼ら、何だってやりますよ。遅効性の毒を仕込んで、国民を死に追い込む。それで所定の人口削減目標の達成を目指す。
以前の記事で、「そろそろ病院と縁を切ったら?」という話をしたけれども、これについてみなさん真剣に考えたほうがいいよ。病院なんて、本当ろくなもんじゃないよ。医者の僕が言うのも何だけど。

ワクチンにプリオンが入っているとして、あるいは何らかの方法で経鼻的にプリオンが侵入してくるとして、対策はどうすればいいか?
ひとつには、アサイゲルマニウムです。接種後発症のCJDに対して、アサイゲルマニウムの投与で病状の進行が止まった症例について、以前に紹介しました。
https://note.com/nakamuraclinic/n/nd02eb453f560

しかしもうひとつ、別の対策を以下に紹介しよう。

https://www.amed.go.jp/news/release_20210114.html

国の指定難病でFXTAS(脆弱X随伴振戦/失調症候群)という神経疾患があって、これはプリオノイドタンパクのひとつ(FMRpolyG)が無際限に増えることで神経機能の異常が起こる。
「プリオノイドタンパクが異常に増える病気=FXTAS」
「プリオンが異常に増える病気=CJD」
異常タンパク蓄積疾患という意味では、FXTASはCJDと同じカテゴリーの病気です。
そして、熊本大学の研究チームは、5ALA(5アミノレブリン酸)の投与によりFXTASの神経機能異常(神経伝達機能、認知機能、運動機能)が有意に改善することを発見した。
どのようなメカニズムで効くのか?

そもそもプリオン(構造的に折れ曲がった異常タンパク)は最初はゾル状(液滴)なんだけど、RNAやDNAがグアニンリッチだとグアニン4重構造という形になり、これがゾル状のプリオンをがっちりとしたゲル状に固めてゆく。やがてβシート構造になって、神経細胞の内外に沈着する。
そういう発症プロセスをたどるところ、5ALAを投与すると、プロトポルフィリン9(PpⅨ)という構造体ができて、これがプリオンの「ゾル→ゲル」の変化を抑制する。結果、神経疾患を発症しない。発症している場合には、症状を軽減する。

5ALAについては、以前の記事で何度か紹介したことがあるし、今でも臨床でよく使います。これを飲んでいると、まず、コロナに感染しにくくなるし、シェディング対策にも有効だし、ワクチン後遺症にもいい。サプリでありながら、下手な薬よりもはるかに使い勝手がいい。この点ではアサイゲルマニウムに似ている印象で、なんと、実際作用機序にも共通したところがある。たとえば、

「ゲルマニウムの服用によりアミノレブリン酸合成酵素遺伝子の発現が誘導される」
つまり、ゲルマニウムを飲んでいると体内で5ALAが作られるということです。サプリとしてGeを飲むか5ALAを飲むかの違いは、「5ALAを作る元を飲むか、5ALAそのものを飲むか」の違いです(もちろん、Geの作用は5ALAの誘導だけではありませんが)。

西洋医学的には難病指定されている病気が、サプリで予防できたり治療できたりするとすれば、すばらしいことだと思いませんか?処方薬には副作用がつきものだけど、サプリに副作用はほとんどない。なんというか、薬よりも薬だよね。

 

道なき道を行く医療

2022.12.17

以前の記事で、コロナワクチン接種後にクロイツフェルト・ヤコブ病(CJD)を発症した患者について紹介しましたが、

この方が先日亡くなられたと聞きました。家族に看取られての最期だったとのこと。
お悔やみ申し上げます。

一方、別の記事でもうひとり、CJDの患者を紹介しました。

この方は上記の亡くなられた人と同年代で同じ時期にCJDを発症しましたが、現在小康状態だと聞いています。この患者は島根の福田克彦先生がフォローしています。一体どのような治療をしているのでしょうか?
「食事ができないので、胃瘻で栄養補給をしていますが、そこにアサイゲルマニウムを1日2g投与しています。これでPSD(周期性同期性放電)のてんかん波や痙攣が消失しました。意識レベルはJCS(Japan Coma Scale)の300から100に改善しました。刺激に対して肩をすくめたり声をあげる程度ですが、増悪する一方だった症状経過が底を打ち徐々に上向いていることを思うと大幅な改善です」
ここでも、やはりアサイゲルマニウムである。JCS 300というのは植物状態だけれども、100は刺激に反応する。家族にとってはこの違いは極めて大きい。何らかの反応を返してくれるだけでも、家族としてはうれしいものなんだ。
CJDは、現在のところ、治療法はない。酷な言い方だけど「死を待つのみ」という病気なのだから、主治医はもっと柔軟になって、代替療法を認めるべきだろう。西洋医学だけが医療じゃない。栄養療法、漢方、アーユルヴェーダ、整体、気功、ホメオパシー、オステオパシーなど、可能性があるなら何でもやってみるべきだ。この点、福田先生の患者は幸運だったし、冒頭の亡くなられた患者は気の毒だったと思う。主治医の違いが生死を分かつことになったのだから。
福田先生はさらっと何事でもないように言ってるけど、「ゲルマニウムの投与でコロナワクチン接種後CJDの症状増悪が止まり意識レベルが改善した」というのは、論文にして発表してもいいぐらい画期的なことだ。ワクチン接種後CJDは世界中で多発しているけれども、現状まったく打つ手がないわけだから。
僕も福田先生も、厚労省の治療ガイドラインのない、いわば“道なき道”を歩いている。コロナワクチン後遺症という前例のない症状に対して、手探りで治療法を模索している。そんな僕らにとって、アサイゲルマニウムは実に心強い味方です。「もう打つ手がない」とあきらめちゃいけない。その前に、まずゲルマニウムです。

シェディング

これに対しても、僕ら医療従事者は手を焼いている。現象としては、確かにある。しかし、どのようにして対処したらいいのか、方法がない。そもそもシェディングの発症機序、病態の本質もよく分かっていない。まさに、手探りでやっていくよりほかないわけです。

以前の記事、シェディングに悩む患者(40代男性)を紹介した。

職場でワクチン接種の3回目が進んだ頃、下腿中心に発疹が出現した。患部に疼痛や掻痒はない。発熱も倦怠感もない。
当院初診は2022年5月。だいたい月1回ペースで通院された。まずアサイゲルマニウムの服用を指示して、次の来院時。
「ゲルマを朝に2錠服用しました。最初の10日間は変化なし。20日を経過した頃、多少改善した感じがしました。これ、30日後、40日後の写真です。赤みが引いて、かなりよくなりました。
少し前に会社の検診がありました。酒は飲みませんがもともとガンマが高くて150くらいあるところ、87になっていました。あと、悪玉コレステロールが207だったのが165に下がっていました。何年も同じような数字が続いていたのが急に改善したのは、ゲルマの他に思い当たるものがありません。
いい感じですが、やや高額なのがネックです。他に何かいい方法はありますか?」
5ALAを提案し、その次の来院時。
「ゲルマやめて、5ALAだけ飲みましたけど、微妙ですね。発疹が出たり出なかったり。2か月飲んだけどよく分かりませんでした」
EM菌とチャーガを勧めた。本日来院時。
「結論から言うと、劇的に治りました。チャーガのおかげです。どうぞ撮影してください。ブログでも何でも紹介していただいてけっこうです。

最初の2週間、EM菌を患部に塗布して様子を見ましたが、まったく効果ありませんでした。
その後、チャーガを飲み始めました。朝夕ティースプーンに1杯ずつ。最初の1か月は一進一退という感じで、よくなったり悪くなったり。外に出てシェディングを食らうと、バッと脛に発疹が出る。そういうときにチャーガを飲むと、症状が落ち着く気がする。そういうのを1か月繰り返していたけど、1か月過ぎたあたりから、劇的に症状が引きました。
ちょうど今で飲み始めて2か月だけど、もう感覚的には飲まなくても電車に乗っても大丈夫な気がしています。一応飲み続けているけど。
本当に劇的でした。赤みが消えたのはもちろん、ひどかった色素沈着もずいぶん薄らいできました。
ゲルマ、5ALA、EM菌、などいろいろやりましたが、チャーガが私には一番あっていました。
ちなみに嫁も私と同じような皮膚症状が首に出ていましたが、チャーガを飲み始めて治りました。
あと、先生もどこかに書いていましたけど、私もシェディング対策にマスクはある程度有効だと思います。マスクせずに電車やバスに乗ると、のどがイガイガして咳が止まらなくなります。マスクは苦しくて不快だし、『日本人全員がマスクしている限りコロナが終わらない』という主張にも共感しますが、シェディングを緩和するためには仕方ありません。でも特に密ではないところではマスクはしていません」

チャーガには速効性はあまり期待できないけれども、じわじわと効いてきます。基本的には、ロシアで飲まれてる「ただのお茶」です。しかし同時に、「されどお茶」でもあって、長く続けることで着実に体質を改善していきます。
この患者は、効果をあせらず腰を据えてじっくり飲み続けたことで、チャーガの劇的な効果を実感することができた。患者がうれしいのはもちろんだけど、喜ぶ患者を目の前にして僕もすごくうれしい。

ワクチン接種後CJDにアサイゲルマニウムが効き、シェディングにチャーガが効いた。
未知の症状に対して、手持ちのカードで迎え撃つことができたわけです。
道なき道を歩くのは大変だけれども、既存のレールの上を淡々と走るだけでは絶対味わえない手作りの充実感があるよ。

 

コロナワクチンの解毒法

2022.12.1

職場で受けるシェディングに苦しむ患者(40代女性)がいる。
「人混みは避けていますが、買い物にはどうしても行かないといけない。スーパーに行って、ひどいシェディングを食らうと2日は寝込みます。
接種者がにおうのは前々から同じだけど、最近はビリビリ、ピリピリするような人が多い印象です。そういう人の近くにいると、目が玉ねぎを切ったときのように痛むし、鼻から吸った空気がベタっとへばりつくような感じがあります。鼻呼吸していると不快ですが、かといって口呼吸するとのどが痛くなって、吐気がして、実際家で吐くこともあります。
対策としては、先生、前に教えてくれたEM菌。あれは確かにいいと思う。洗濯ものについたシェディングのにおいが消えます。先週から飲みだして、今日電車でここに来れたぐらいだから、明らかに効いています。

会社の接種状況は、社員の半数は2回接種までで止まっていますが、3回打った人はほぼ確実に4回目も打ちますね。基本的に『ワクチンは善』なんです。職場のみんなのためにする利他的行為で、『打った人は偉い』みたいな雰囲気がいまだに漂っています。だから特に副反応が出なかった人は3回でも4回でもバンバンやります。2回で止まった人も、そういう空気への忖度か、インフルワクチンを打ちます。何かしら打ちたいんですね。ヤク中みたいなもんですよ(笑)
せっかく2回で止まってたのに、ようやく今になって3回目を打った人がちらほらいました。理由としては、さすがに『オミクロンが怖いから』という人はいなかったけど、『正月に実家に帰省したいんだけど親が打って来いってうるさくてさ』とか『旅行するから。あと1回打って安くなるんだから。夫婦で打って2倍安いのは大きい』みたいな感じです。みんな軽いんです。あのワクチンのこと全然分かってないんです。
接種者特有のにおいについては、4回打った人が2回打った人の2倍くさいかっていうと、そういう感じはしません。ただ、シェディングは明らかに強烈です。先日、あるショッピングモールにいて、そこにワクチン接種会場が併設されているんだけど、買い物していてひどい目にあいました。主人と話していてふと声が出なくなって、家に帰ってからも数日寝込みました。打ちたての人が恐ろしいです。
ひと気のない町を歩いていて、体がピリピリして、何かと思って振り返ると、おじいさんがいたりする。5回目を打った人です。電磁波、出ていると思いますよ。

接種者の家の電化製品がよく壊れるから、最近そういうクレームが多いとか、PCの電源が急に切れるというツイートを見ましたけど、これは確かにあると思います。個人的な経験ですが、こないだ電動付自転車に乗っていて、信号待ちをしていたとき、近くにすごくピリピリする人がいて、やばいな、逃げたいなって思ってたら、自転車の電気が入らなくなった。偶然だろって言われたら反論できないけど、私としては、自分が接種者のせいでこんなにダメージを受けるんだから、電化製品に何らかの影響があってもおかしくないと思っています」

匿名のメール
「いつも情報発信ありがとうございます。今回先生が翻訳した動画を見て思うところがあります。
私は電磁波を感じやすい体質なのですが、現在住んでいる集合住宅で、ここ数か月耳鳴りがひどくて仕方ありません。Bluetoothで音楽を聴いていても曲が乱れることが多くなりました。こんなことは以前は一度もありませんでした。もしかすると接種者からの電磁波と関係があるのではないか、と動画を見て思いました」

以前の記事で僕があげた動画(BlueTruth)は、シェディングに悩む人にとっては、「シェディングは電磁波だったのか!」と原因を突き止めたような気持になるかもしれない(個人的には、それもあるだろうけどそれだけではないと思います)。
一方、接種者にとってはショッキングだったかもしれない。なんといっても、自分の体から電気信号が出ていてブルートゥースが反応するんだから笑いごとで済まない。「体内にナノチップを注入する。こんな”ワクチン”が感染症対策であるはずがない!一体なんのためにこんなことをしたんだ!?」責任者を呼びつけて怒鳴り散らしたい気持ちだろう。
ただ先の動画には、二酸化塩素などのデトックスプロトコルにより体内から発信されるアドレスが消える可能性が示唆されている。これは希望だと思う。

二酸化塩素の臨床応用といえば、アンドレアス・カルカー博士の右に出る者はいない。僕は博士の著書(“Forbidden Health”)を読み、動画をいくつか見て、その治療効果に驚きました。コロナ後遺症、コロナワクチン後遺症だけではなく、パーキンソン病、ALS、自閉症、エイズなどの難治性疾患にも著効するのだから、まさに万能薬です。二酸化塩素を取り寄せ、僕自身飲んでみたりもしました。ただし、実際の患者に使う勇気は持てませんでした。

この動画を見れば、二酸化塩素の有効性が伝わると思う(いつか字幕をつけてアップしたい)。
しかし、それでも、僕は自分自身を納得させることができなかった。
二酸化塩素といえば、あの塩素臭、プールのにおいですよ。漂白剤に使われる物質ですよ。それが体にいいなんて、、、というこれまで培われてきた偏見を僕も捨てることができなかった。「世界中で多くの人がこれで救われた」とか「理論的に問題ない」とかそういうのは単なる”情報”です。いざ実際の患者に何か勧めるとなれば、僕自身、その効果を信じてないといけない。たとえば僕はゲルマとかチャーガの効果を信じているけれども、信じていてさえイレギュラーが起こり得るんです。まして自分が効果に確信の持てないものを使って不測の事態が起こったとなれば、患者よりも僕が打ちのめされるだろう。

二酸化塩素については、僕がすることはあくまで情報提供だけで、実際に飲むかどうかは皆さんの自己責任で、という形が僕のできる精一杯かなと思います。

Binders-What-Are-They-and-Why-Use-Them-5nov22-f.pdf

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ヘリックスハイマー反応

まず、二酸化塩素を飲む人は、症状の一時的な悪化を覚悟しておく必要があります。二酸化塩素は酸化剤として作用し、消化管の内壁にへばりつく病原体のバイオフィルムを溶かします。バイオフィルムのなかに安住していた細菌や寄生虫が死ぬと、その菌体成分が血中に巡ります。また、バイオフィルムを構成する物質(水銀などの重金属)も血中に入ります。肝臓や腎臓、白血球などがこれらの毒物を分解処理しようと頑張るのですが、その分解速度が毒物の血中への流入速度よりも遅いと、体に様々な不調が現れます。具体的には、鼻水、嘔気、嘔吐、発疹、頭痛、下痢、便秘、疲労感、インフルエンザ様症状などです。これらの症状、つまり、腸内に寄生する有害な菌が死滅したことにより現れる様々な不調のことを、ヘリックスハイマー反応と言います。
要するに、好転反応のことです。東洋医学的には瞑眩(めんげん)と言うし、あるいは腸のカンジダ除菌に取り組んだことがある人はダイ・オフという言葉を聞いたことがあるだろうけど、みんな同じようなものです。デトックス的なことをすると、たいていこれが起こります。
しかし「二酸化塩素は猛毒」という固定観念を持った人にこの症状が起こったら、もうその瞬間悲鳴をあげるに違いない。「頭が痛くてだるい!やはり二酸化塩素は奇跡の万能薬どころか危険な毒物だ!」と即断するだろう。知識と信念なしに中途半端な情報だけでデトックスに取り組んでは、いいことは一つもない。

バインダー

さて、二酸化塩素と並んで重要なのが、バインダーです。うまい訳語が分からないので英語をそのままカタカナで言ってるけど、意味はもちろん「くっつく奴」ということです。二酸化塩素で菌体成分が破壊されて、いろんな毒物が血流に乗る。そこでバインダーの出番。酸化された病原体や重金属などをしっかり捕まえる。その「バインダー+毒物」の複合体が、腎臓経由でおしっことして、あるいは大腸経由でうんことして出ていくわけです。バインダーなしでは、二酸化塩素がせっかく破壊した毒物がまた再吸収されて体内のどこかに沈着したり血中を巡り続けることになります。
バインダーには、あとで紹介するようにいろんな種類があるけれども、服用時の注意点として、多めの水と一緒に飲むことと、二酸化塩素を飲むタイミングと2時間は離すことです。二酸化塩素を飲む2時間前には、バインダーを飲んで、その血中濃度をある程度高めておく。そうすることで流入してくる毒物に備えておくわけです。
さて、バインダーの具体例としては、以下のものがあります。
ベントナイト/モンモリロナイト、クロレラ/スピルリナ、珪藻土、ゼオライト、ペクチン、フルボ酸/フミン酸、活性炭、セレン、ケイ素、EDTAキレーション、グルタチオン、DMSO
この一覧を見て、自慢じゃないけどこう思いました。「だいたい当院で使ってるやつばかりだな」と。
うちでは二酸化塩素こそ使わないものの、バインダーをバインダーと知らずすでに使っていたわけです。
ベントナイトを使って、悪い体感を持つ人を見たことがない。これは安心してみんな飲めると思う。
クロレラは葉緑素のカタマリみたいなもので、デトックスのためというか、日々の健康維持のためにもオススメです。
珪藻土はうちでは使ったことないけど、よさそうですね。ただし、品質は注意。食品レベル(food grade)のものを使わないといけない。ゼオライトもそう。重金属のデトックスに著効するけれども、ゼオライト自身が重金属汚染されてることがあるから、ブランドには注意です。
フルボ酸は昔の記事でも勧めていました。バインダーとしてではなく、鉄サプリの代用品として理想的だということと、酸化グラフェンの分解作用を期待してですが。
https://note.com/nakamuraclinic/n/n6eaa4c751f40
https://note.com/nakamuraclinic/n/nac51de1447e2
炭もいいですね。やはり以前の記事で、ワクチンのデトックスに竹炭を勧めたことがあります。
https://note.com/nakamuraclinic/n/ndd206f71fba5

デトックスの方法があるということは、とても重要です。これは、接種後体調不良に陥った人たちにとって重要であることはもちろんですが、それだけではなく、社会の分断を避けるために絶対重要です。今後、あのワクチンの内容成分が分析されるにつれ、いかにひどい代物であったか、全容が解明されるかもしれない。寄生虫、ナノテクノロジー、遺伝子改変作用など、およそ従来のワクチンとはかけ離れた成分や作用が明らかになれば、「こんなもの、打った奴はもうアウトじゃないか!」「もはや”ヒト”じゃない!接種者には近づいちゃいけない」などという分断と差別が生まれるかもしれない。現状、どちらかというと未接種者が差別的な視線で見られているけど、これが逆転するわけです。
こんな分断は許しちゃいけない。僕らは、接種者と未接種者は、団結しないといけない
その分断を解消するひとつの手段が、デトックス法の存在だと思います。
ワクチン接種者はBluetoothに反応し読み取り機で数字が出現する。これが事実だとして、この数字がまるで悪魔の刻印のようになってしまっては、分断は埋めがたい。しかしその気になってデトックスすることで、Bluetoothが反応しなくなるとすれば、その数字が消えるとなれば、どうなるか?
接種したことを後悔している人にとって、希望になると思います。

 

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