2022年4月

2022年

抗癌剤では治らない

2022.4.21

2か月ほど前に先進医療研究会のオンライン会議があって、そこで中村宜司さんがアサイゲルマニウムついて講演された。アサイゲルマニウムを知らない一般の人向けに、中村さんがどのようなプレゼンをするのか、興味があって僕もこの会議を視聴した。
しかし一番僕の興味をひいたのは、共同演者の白川太郎先生の講演である。

「1983年に大学を卒業し、呼吸器科の医者になりました。ちょうどシスプラチン(抗癌剤)が初めて日本に入ってきたときです。夢の新薬ということで、「ついに肺癌が治せる時代になった」と医者も患者も、希望にあふれていました。当時京都大学医学部には結核胸部疾患研究所というのがあって呼吸器に非常に力を注いでいて、医局が4つもありました。その4つの医局が合同で「シスプラチンをどうやって肺癌患者に投与するか」をテーマに、若い研修医たちが科を超えて勉強会をしていました。指導医の先生からハッパをかけられたことを今でもよく覚えています。毎日徹夜で喧々諤々やりながら、議論し合いました。
シスプラチンの投与基準は、米国の白人男性を基準に作られたものです。1アンプルを体重70kg以上、身長180㎝以上の白人男性に投与するのと、体重40kg、身長150cmもない小柄な日本人女性に投与するのとでは、当然意味が違います。体格の違いによってどのように投与量を調節すべきか。
また、当時からすでにシスプラチンによる腎毒性が言われていましたから、どのようにこれを回避するか?たとえば「数日前から24時間生理食塩水を流し、腎臓を保護してからシスプラチンを投与する」など、腎障害を軽減する方法について皆で懸命に考え、アイデアを出しました。
そう、我々は本当に信じていたんです。「抗癌剤で治る」と。残された課題は、副作用の軽減だけだ、と。
徹底的にやってみよう、ということで、ひたすらシスプラチンを使いました。結果、どうなったと思いますか?
失敗の連続でした。我々の努力むなしく、多くの患者が目の前で亡くなっていきました。私はこんな努力を数年間続けました。
ときどき、抗癌剤を拒否する患者がいました。「それでは何もしないで様子を見ましょう」と、外来通院を指示して経過観察していると、癌が進行するどころか、2年も3年も元気よく生きています
一方、抗癌剤治療を受ける患者は、4階の呼吸器病棟に入院するのですが、3、4か月以内に死んでいきます。例外はありません。全員が亡くなりました
こういう事態を目の当たりにして、私はたまらない気持ちになりました。「そもそも肺癌は抗癌剤で治らないのではないか?」そういう疑問を感じないではいられませんでした。
私は一体、何をしているのだろう?人を助けるために医者になった。しかし自分のしていることは、、、私は自分の存在意義が分からなくなりました。「抗癌剤で治せる」そんな自信は、どこかに消し飛んでしまいました。
ある日、院長に辞表を書きました。「自分の良心に背いてまで、これ以上こんなことはできません。やめます」
それ以後、私は臨床から研究に移りました。
イギリスに渡り、20年以上研究の世界に没頭しました。遺伝子学や免疫学の分野で、『ネイチャー』や『サイエンス』などに多数の論文が掲載されました。

これらの仕事が認められて、母校から教授就任のオファーが届きました。「余生を臨床医として過ごすのも悪くないな」と思って、現場に復帰しました。
ほぼ30年ぶりに臨床現場を見て、私は愕然としました。ずっと昔、私が癌患者にやってきた現場と何の違いもない。相変わらず進行癌に対して抗癌剤で治療しているが、まったく生存率が上がっていない。
抗癌剤では治らない」私が30年近く前に確認したことです。これで臨床に嫌気がさし、研究に転向したんです。しかし30年経っても、現場は何一つ変わっていない。衝撃でした。もう少し変化なり進歩なりがあるだろうと思っていたからです。

治療法が根本的に間違っている。しかし、なぜ、どのように間違っているのか?なぜ、ステージ4の癌患者に抗癌剤を使ってはいけないのか?
この問いに対して、科学的根拠を以て説明できないといけません。
「抗癌剤により免疫機能や体力が低下する。つまり、基本的生存力が低下するため死亡する。だから抗癌剤はやめたほうがいい」要するに、「抗癌剤にはいわゆる副作用があるからやめたほうがいい」、というような説明では、いかにも素人です。しかし当時の私には、この程度のことしか言えなかった。
私はこの問題をずっと考え続けました。
私は呼吸器が専門ですが、「すべての癌に共通する性質は何か?」と考えました。根本をつかめば、すべてに応用が利くのではないかと。様々な文献をレビューした結果、自分なりに分かったことがあります。
癌は熱に極めて弱い、従って、温熱治療が効果的であること、また、癌は腫瘍マーカーを産生するので、これを目印をする免疫療法が効く可能性があること、それから、癌の根本的問題は、癌抑制遺伝子が壊れているために分裂を止めることができず、無限に分裂していくことだから、その癌抑制遺伝子を正常な遺伝子に入れ替えること、つまり、遺伝子治療が効くのではないか、ということです。
この3つの条件さえそろえれば、頭の先から足の先まで、どのような癌であっても、治せるのではないか。このような仮説を立てて、それで本当に行けるのか試す。そこからスタートしました。
様々な紆余曲折を経て、ようやく私は、上記の問題を説明することができるようになりました。

大学の教授職は、ある事情があって、やめざるを得なくなりました。
http://gan110.net/friends/friend1/
しかし、その後開業しました。来院される末期癌患者に対して、自分の理論で治療に臨んだところ、2年生存率61.29%となりました。言うまでもなく、末期癌の生存率としては極めて高い数字です」

アメリカでは癌の死亡率が年々低下しているが、日本では増加の一途である。なぜ、アメリカでは癌死亡率が低下しているのか?様々な要因があるだろうが、ひとつには、アメリカにおける抗癌剤使用量の減少である。
製薬会社にとって、抗癌剤はドル箱である。医学部教育を牛耳っている彼らは、診断/治療ガイドラインの作成にも首を突っ込んできて、抗癌剤を使わせようとする。医者は製薬会社の手先として、延々抗癌剤を使い続け、患者は死に続ける。この構造が何十年も続いてきた。
しかし、インターネットの時代である。情報が多くの人に開かれ、アメリカ人の多くがこれまでの”嘘”に気付き始めた。医者が抗癌剤を使おうにも、患者が目覚めているものだから、拒否されてしまう。結果、製薬会社の売り上げが減少し、国民の癌死亡率が下がった。いいこと尽くめだ。
目覚めることがいかに大切か、この一事からでも分かるだろう。

さて、日本人はいつまで羊のままでいるのですか?

 

辻斬りに気をつけよ

2022.4.17

以前の記事で紹介した患者だが、再登場いただこう。
【症例】5歳男児
【主訴】自閉症、知的障害
【経過】2022/4/1再診。お母さんが語る。「まったくしゃべらなくて、ちょっとしたことで泣きわめく。どうしたらいいか分からなくて、本当に大変でした。でも、去年の10月頃から筆談(指談)でコミュニケーションがとれるようになりました。こうやって私の膝に乗って、私の手のひらに指で文字を書く。それで、この子が知的障害なんかじゃないってことが分かりました。それどころか、この子、私の思っていることを言い当てるんです。前の診察のときにも言いましたね。たとえば、私が昔好きだった男の人の名前を思い浮かべたら、それを当てちゃうとか。
(『心を読む』https://note.com/nakamuraclinic/n/n4f7a35327c6b)
その後も指談で意思疎通できてるし、精神状態も落ち着いています。ゲルマニウムとかチャーガとか、いろいろ飲んでいますけど、一番効いているのはゲルマニウムですね。でもこの子に「ゲルマニウム、どんなふうにいい感じなの?」と聞くと、不思議な答えが返ってきます。「波動を高めてくれる。シンカイさんと通信がしやすくなった」と。「シンカイさんって誰?通信って何?」いろいろ聞いてみてわかったのは、この子、シンカイさんっていう守護霊みたいな存在とテレパシーで交信していて、それでいろんな物事が分かるようなんです。私の心を当てるのも、シンカイさんの力を使ってるみたい。以前は、朝起きたとき、シンカイさんのほうから一方的にお告げがあるだけだったのが、ゲルマを飲み始めてから、双方向でやりとりができるようになったって言ってます。
私は霊感みたいなのはまったくありません。だから、この子がそういうことを言いだして驚きました。
指談にもずいぶん慣れてきました。私のほうでもこの子の字を読み取るのがうまくなったし、この子もかなり複雑なことを伝えられるようになってきました」
これまでいろんな人にゲルマニウムを勧めてきたが、その感想として、「(霊的存在と)通信がしやすくなる」と言われたのは初めてのことだ(笑)
「シンカイさんは人の心を当てるだけじゃなくて、先のことも分かります。ほら、〇〇ちゃん、先生を見て。先生のことで、何か分かることある?」
5歳児が、じっと僕を見る。曇りのない目に見据えられて、ちょっと怖くなった。僕の心は汚れているに違いない(笑)やがて、母の手のひらに、さらさらと何かを書いた。
辻斬りに気をつけよ。そう言っています」
どういう意味かな?
「この子、言葉のチョイスが古いというか、普通の5歳児ではあり得ない言葉を使うんです。『しかつめらしい』とか『しかばね』とか、私にも意味が分からない言葉が出てきます。なぜ5歳児の語彙にこんな言葉があるのか、不思議です。シンカイさんがそういう時代の人なのかもしれません」
辻斬りに気をつけよ。うーん、どういう意味だろう。俺、殺されるのかな?(笑)
結局、本人からの解説はなかった。

最初に思ったのは、マンガやアニメの影響の可能性。僕は見てないけど、『鬼滅の刃』とか『呪術廻戦』とか、人気のアニメにそういう時代がかったセリフがあって、その影響なんじゃないの?
でも、そういうふうに無理に説明をつけようとするよりも、この子の言っていることを額面通りに受け取るほうが本当だという気がする。この子はシンカイさんからのメッセージを、ただ素直に読み取って、伝えている。
アニメの影響なんかじゃない。もちろん、いたずらに不安がらせようとして言ってるわけでもない。ただ、真心から伝えてくれたんだと思う。「辻斬りに気をつけよ」と。

今日は東京でCBDオイル研究会のセミナー発表があった。前日夕方から東京入りし、会のボードメンバーとの懇親会に参加した。初めて顔を合わせる先生もいたが、僕のことをご存知だった。「先生、殺されないようにしてくださいね」と半ば冗談半ば本気で忠告をいただき、僕としては声を出して笑うしかなかった。
今日のセミナーの来場者からも、同じような声をかけられた。僕が講演を終わった後、15分の休憩時間になった。そのときにお声がけいただき、一緒に写真を撮ったりした。「先生は顔も名前も出してワクチンの危険性を訴えておられますけど、大丈夫ですか?突然亡くなるとかやめてくださいね」こういうことを言ってくれるのが、一人二人じゃないんだ。これだけたくさんの人に言われるってことは、逆に皆さん、僕が死ぬことを期待してるんじゃないですか(笑)

懇親会の出席者の多くは、現行のコロナワクチンの危険性を認識していた。すでに1600人以上が接種後死亡として報告されている。「どんな新薬であれ、普通は10人も死亡報告があれば、即刻製造販売中止になるものですよ。でも、止まらない。それどころか、3回目、4回目、5回目が推奨されている。異常事態だと感じないほうがどうかしている」そんな声が聞かれた。僕は、この会の正気さを知って、安心した。

なぜ中止にならないのか?当然、政治である。「政治家はビッグファーマの意向に逆らえません」なぜ逆らえないのか?「弱みを握られているからですよ。金、女、命。人間はこのどれかで屈服するものですよ」
たとえば、目の前にドンと1億円の現金を積まれた。「悪いことは言わない。この金でちょっと黙れ」
大半の政治家はこれだけで十分。「承りました」となり、一丁完了。僕もこれでやられるかもしれない。いや、もうちょっとゴネるかな。「もう一押し!2億なら考えようかなー」みたいに、釣り上げたりして。せこいなぁ(笑)

しかし少数ながら、金に屈さない者がいる。そういう相手には、女を仕向ける。国際会合の場でホテルをとった。入室すると、ベッドに若い女が横になっている。状況を飲み込めず、横たわる女に近づくと、いきなり起き上がり、口づけされた。拒めない。本能に火がついて、行為をしてしまう。もちろんすべて録画されている。後に脅される。「こちらの要求を聞け。映像をマスコミにリークするぞ」と。
大昔からある古典的な手口だが、ころりとやられてしまう。僕は金では動かないけど、これにはうっかりやられてしまうかもしれない。
対抗策としては、フィデル・カストロの例がヒントになる。カストロがソ連に行ったとき、ハニートラップを仕掛けられた。女はもちろん毒饅頭である。カストロはそんな可能性をつゆ疑わず、たっぷり行為を楽しんだ。後で、ソ連の工作員から脅迫が来た。カストロ、さすが百戦錬磨の男である。脅しに屈するどころか、こう言った。「何、あの様子を撮影してたのか?でかした!そのビデオを100本ほどダビングして俺に送ってくれ。親戚一同に自慢して配るから
バカバカしさに苦り切った工作員の顔が目に浮かぶ。政治家はこうでないといけない。そもそも初手から、クリーンなイメージなんて持たれないほうがいい。たとえばお笑い芸人が立ち小便してる姿をマスコミに撮られても何らダメージはないだろう。しかし、同じことを若手俳優がすれば、キャリアに致命的な傷がつく。同じ立ち小便なのに、なぜこんな違いが生まれるのか?
イメージで商売しているからだろう。スケールは小さいけど、僕も似たようなことを感じることがある。活字には妙な力があって、僕の文章から僕を知った人は、何か非常に知的な人物像を思い描くようだ。危険な兆候である。勝手に膨らんだイメージほど厄介なものはない。こういうのはさっさと崩さないといけない。ときには品性下劣な文章を書いて、知的どころか痴的こそが僕の本質なのだと、周知する必要がありそうだ(笑)

金にも女にも屈さないとなれば、殺す。殺し方にもいろいろある。一昔前は、JFケネディやジョンレノン、キング牧師の例に見られるように、銃を使っていた。しかし銃殺はあまりにも派手で、「殺害されました!」の印象が強すぎる。そういうメッセージを世間に強く与えたいなら別だが、最近ではこういう殺し方は好まれない。もっとひっそりと、穏便に消えてもらう。アーロンルッソやボブマーリーのように癌にかからせたり、橋本龍太郎や小渕恵三のように循環器疾患で死なせる。そういう技術がちゃんとあるんですね。

https://odysee.com/$/embed/108/28d96dc7d16411af165a87666a53a16dfc960314

ワクチンは国民支配を進める上で極めて重要なツールである。だから、これに反対する研究者や医者は、しっかり潰しておく。”メッセージ”としての意味合いなら、射殺とか目立つ殺し方でも構わない。その影響で他の研究者も委縮して声をあげなくなれば、むしろ好都合だ。
コロナワクチンについては、すでに8割が接種した。政府としては契約購入分を使い切る必要があるから今後も国民に接種を呼びかける姿勢は崩さないだろうけど、接種率8割というのは、“彼ら”にとっておおむね合格点じゃないかな。だから、ワクチン反対派を殺すとか、手荒なことをする段階はもう過ぎたと思う。もはやそこまでする必要がない

でも、今だから言うけど、去年の夏頃は確かにヤバかったと思う。殺されてもおかしくなかった。一緒に講演をした三遊亭多歌介師匠の死は、彼らが宛てた僕へのメッセージだった。僕はそういうふうに受け止めている。
かといって、暗殺を恐れて日々ビクビク生活しているかというと、全然そんなことない。仮にプロの殺し屋が本気で動いたら、もう絶対に、何をどうあがいたって無理。無理なんだから、不安になるだけ損だから、気にしない。そうやって開き直って過ごしていたら、何も起こらなかった。
殺される可能性があるとしたら、去年の夏頃だったと思う。でも、今はそういうリスクはない。これは僕だけじゃなくて、他の医者全員にも言えることだ。だから、コロナワクチンの危険性に気付いたお医者さんの皆さん、安心してワクチン反対の声をあげてください。今からでもいいから、全国有志医師の会に入って一緒に活動しましょう。

いずれコロナは終わる。しかし、また別のパンデミックが起こるだろう。それが鳥インフルエンザなのか天然痘なのかマールブルグ熱なのか、どういう形かはわからない。とにかく、同じようなことがまた起こって、そして、ワクチンを打てと、やはり同じようなことを言い始める。そういうことが今から見え透いている。
これに応じて、僕はまた、ワクチンの危険性を訴える声をあげるだろう。
今回は大丈夫だった。しかし、次も大丈夫だとは限らない。抗議活動などに参加した翌日、遺体となって川に浮かんでいる。そういうことにならないとも限らない。
辻斬りに気をつけよ。いや、言われなくても分かってる。反ワクやってれば、命を狙われるのは仕方ない。でも、気をつけろって言われたって、どうしようもないじゃないの。

 

チャーガセミナー in 東京3

2022.3.28

「80代の医師です。私自身がコロナワクチン接種後の症状に苦しんでいます。情報共有のために、私の経験をお話します。
去年の7月中旬にコロナワクチン2回目を打ったところ、7月末頃からめまい、ふらつき、頭痛が出現しました。平衡感覚がおかしくなり、まっすぐ歩けなくなりました。たとえば、駅のホームが怖いです。うっかり線路に落ちてしまう可能性がありますので。というか、実際10月に駅で転倒しました。右半身を強打し、肋骨2本と鎖骨が骨折しました。痛みでますます動けなくなり、筋力が低下し、体重も減りました。不眠がちになり、寝れても悪夢が多いです。
通勤のため電車に乗らないわけにはいかないので、乗るのですが、すぐに意識が鈍り、乗り越すことが増えました。必ずしも不眠のせいではありません。ワクチンを打った後から、明らかに注意力、集中力が低下しています。論文が以前のように読めません。
自律神経の失調症状が起きてるように感じています。
既往症としては、2020年3月に完全房室ブロックのためにペースメーカーの植込術を受けました。
最近、体重減少が激しいことから、ひょっとしたら癌ではないかと思い、がんセンターで内視鏡検査、胸腹部CT、癌マーカーの検査などをしましたが、すべて癌は否定的でした。
ポカが多く、知的作業ができないため、今月3月末ですべての診療業務をやめることにしました
私にとって、半世紀にわたり続けてきた医業を、このような、ワクチン後遺症という形でやめるのは大変残念なことですが、仕方ありません。

後で聞いたところでは、そもそもコロナワクチンは単なる研究材料であり、ファイザー社は「ワクチン」として採用するつもりはなかった。しかしFDAに緊急承認が申請されたときも、10人中9人が反対した。しかし、政治的圧力で承認に至った、とのことです。
私たち医者仲間でも、このワクチンに懐疑的な人はかなりいます。「自分は国立病院勤務だから接種を拒否できない。自分自身にも打ったし、希望者に接種もしている。しかしジレンマを感じている」そういう声を聞いていますし、良心の呵責に耐えかねて病院をやめた医者さえいます。
実は私の娘も小児科医で、ある病院の部長をしています。5歳から11歳へのワクチン接種が決まったとき、このワクチンの危険性に気付いていた娘は、「たとえ業務であっても打たない」と決めた。他の小児科医も娘の主張に理解を示し、結果、そこの病院の小児科医全員が打たないことに決めました。当然、病院の方針と対立することになりましたが、実際今もその病院で小児への接種は行われていません。もちろん、親が「何としてもぜひ打ってくれ」と希望する場合は打ちますが。
危険性に気付いた小児科医が増えたおかげで、この市では5~11歳のワクチン接種率は1%と、多くの子供がワクチンの毒牙から守られています
先日、私たちは小児科学会に対して、小児へのコロナワクチン接種につき、質問状を送りました。リスクがベネフィットをはるかに上回るワクチンが、なぜ接種されることになったのか、そのあたりを問い質すものでしたが、「参考にさせていただきます」という回答しかありませんでした。

コロナワクチンの危険性を広く知らしめること。それが今、医師として私がするべきことだと思っています。しかしワクチンの後遺症で、私自身、すべての仕事をやめざるを得ない状況です。
嘆いていても仕方ないので、前進する努力をするべく、先生からデトックスの助言をいただきたいと思っています。現在服用しているサプリは、チャーガ、ビタミンC、D、亜鉛、DHAです。チャーガとDHAがふらつきに多少効いた印象を持っています。

高齢の自分ですが、自尊心はあります。だから、今の自分が、情けないのです。先日、街を歩いていたとき、鏡に映った自分の姿を見ました。ふらつきが強く、酔っぱらいのお爺さんがよたよた歩いているようでした。昨日も帰路電車が混んでいて、吊革につかまるのですが、何度もがくんと膝の脱力が起こり、困りました」

講演の最後、質疑応答の時間を設けているが、けっこうな頻度で、質問ではなく自分の話を長々とする人がいる。こういうのが不愉快な講演者は、すぐさま質問者の話をさえぎって「質問の時間です。自分語りはやめてください」と言ったりするものだが、僕はひとまず黙って聞くことにしている。とんでもなくおもしろい話が聞けることがあるからだ(もちろん、途方もなくつまらない話をする人もいる(笑))。今回の東京講演は、前回の機長の話もそうだけど、質問者の話が非常におもしろかった。質疑応答の時間が一番盛り上がったのではないかとさえ感じている。
上記の80代医師の話もよかった。医者でありながら、ワクチン被害を受けた。その時点で、言葉の重みが5割増し、というところがある。
ワクチン後遺症で思うように仕事ができず、ついに仕事をやめる決断をしたこと。ワクチンの危険性を広めるべく活動をしていること。デトックスに取り組んでいること。
生の経験談だけが持つ迫力を感じた。医師としての大先輩であるこの人に、若輩者の僕などが助言できることがあるとすれば、それは非常に光栄なことだ。
「現状飲まれているサプリについては継続していただいていいと思います。そこにいくつか加えるならば、アサイゲルマニウム、5ALA、ゼオライトあたりでしょうか」

 

シェディングに効いたもの

2022.3.3

3回目が始まり、シェディング(コロナワクチン接種者の体から何らかの病原物質が出ており、その悪影響を受けること。伝播、トランスミッションとも)に苦しむ人が増えている。
【症例】40代女性
2022/3/2来院。「去年の8月9月あたりもひどかったんですけど、先月また強烈なのを食らってしまいました。左の肩から臀部にかけて、ひどい皮膚症状が出ています。
うまく言えないのですが、以前のシェディングと少し感覚が違います。皮膚がかゆくなり、掻くと黄色い浸出液が出ます。お尻の皮膚が痛くて、座るのも苦痛です。肩から二の腕にかけては、固い水疱みたいなのができて、風呂に入るとそれが柔らかくなり、潰れます。すると生臭い液体が出るのですが、その液体の性状が以前と違って、固い印象です。前回は夏で今回は冬なので、寒さのせいかもしれませんし、3回目はワクチンの成分が違っていて、そのせいで症状も違うのかもしれません。
対策としては、以前先生から勧めてもらったチャーガとゲルマニウムですね。普段から続けていますが、症状が出たときには摂取量を増やします。風呂にはいつもより多くのマグネシウムを入れます。こうすることでずいぶん楽になります。逆に、これをしないとずっとしんどいです。
私と同じようにシェディングで苦しむ仲間と、SNSで情報交換しています。「食らうとこんな症状がでる」「これが効いたよ」「私には効かなかった」みたいなやりとりをしています。
そのSNSで知り合った一人は、ある研究所で勤務するリケジョですが、彼女以外全員接種済みです。最近、隣の席の人が3回目を打って、それで体調が急に悪化しました。下腹部の激痛で仕事にならないので早退したそうです。隣の人の体から、何とも言えない生暖かい空気みたいな、よからぬ波動みたいなのが出ていて、全身に鳥肌が立ち、唾液が止まらなくなって。「有機溶媒、たとえばアセトンとかホルマリンみたいなにおいがした」とのこと。リケジョなのでそういうのに詳しいんです(笑)
この女性は、そういう体調不良を感じたときのために、天然の塩を携帯していますが、なめても味がしなかったと言います。この感じは私にもよく分かります。私も以前、ゲルマニウムの味がしなくなったことがありますから。SNSで「何かアドバイスが欲しい」と来たので、私はミネラル摂取とデトックスを勧めました。希望の命水とかフルボ酸でミネラルをとり、炭を飲んだり風呂で汗かいてデトックスする。食事ではショウガ、山芋、ネギを多めに食べる。私の場合はそういうのでだいぶよくなります。
うちの母が言っていました。「先日、バスに乗っていて、耐えられない空気を発している人がいた。吐きそうになって、マスクを逆にきちんとした(普段は鼻出しマスクです)。去年からあんたがいろいろ言ってたの、内心全部嘘だと思ってたけど、本当なんだと分かった」と。1年経ってようやく母も私を認めてくれました

内海先生の動画で、歯科医の神野先生が話していることがおもしろいです。
https://www.youtube.com/watch?v=Bi0yJWSLZTk
室内の空気の汚染度を測る器械、air quality detectorというのがあって、これでCO2濃度とかPM2.5、ホルムアルデヒドなどの有害物質の濃度が分かるんですが、ワクチン接種者が同じ部屋にいると、ホルムアルデヒドとTVOC(シックハウス症候群の原因物質)の数値が10倍以上高くなります。さらに、何と、神野先生、シェディングの悪影響を受けすぎて、おでことかに磁石がつくようになりました
つながった、と思いました。リケジョの人が言ってた「有機溶媒みたいなにおい」っていうのは、思い過ごしではなくて、本当に、リアルに有機溶媒のにおいだったということです。
あと、神野先生、「シェディングに対してはマスクが一定程度効いてる印象」というのは、私もそう思います。私も、マスクはウイルス感染症に対しては無意味だと思っていますが、シェディング対策のためにマスクしています。温度の高い波動みたいなのを顔に感じると、顔の皮膚にもろにぶつぶつができます。そういうのが、マスクしてると明らかに楽です。

あと、お灸が確かに効きます。むくみとか冷えがあるとデトックスがうまくいきませんが、そこでお灸の出番です。代謝がよくなって排毒が進み、結果、シェディングの悪影響を緩和するのにもいいみたいです。私が気に入ってるのは、「火を使わないお灸」です。ダルビッシュもこれをを愛用していて数年分箱買いしてるってことを動画で言っちゃって、そのせいで売り切れて、私も買えなくなっちゃったんだけど(笑)

私の場合、皮膚から症状が出るのでわかりやすいですが、嘔吐とか下痢の消化器症状で出る人、不正出血、生理不順などの婦人科系、頭痛、めまいなど、症状は人それぞれです。「症状がまったく出ない」という人もいるでしょうけど、完全に無害ってことはないと思う。長期的な曝露によって、癌とか何らかの難治性疾患が生じることもあり得ると思います。東洋医学的には「症状すなわち治療」ですから、皮膚症状として排毒してると考えると、まだしもマシかもしれません。

あと、心の持ちようも大事だと思います。というか、これが一番大事かもしれません。数か月前から瞑想をするようになりました。体の重さがとれます。今や、瞑想しないで1日が終わると、逆に気持ち悪いぐらいになりました。たとえば電車に乗ったり、人が多いところに行くと、その日はすごく疲れています。ここで瞑想をすると、見えるものと見えないものの境界線がくっきりします。自分と他者との距離感を適切に把握できる感じです。
食べ物や生活習慣を変えるだけではなくて、意識の使い方も重要です。どちらか一方ではダメで、両方必要です。

もともと体が弱いし、今も弱いです。でも、病弱だったおかげで、多くのことを学べました。病気の治し方だけではなくて、精神世界の重要性、この世の仕組み、みたいなものまで見えてきました。子供の頃から知っておけば、ずいぶん生きやすかっただろうなと思います。私はずいぶん遠回りをしました。でも、こういうのも“人生の味”かもしれません」

神野先生の「ワクチン接種済みの人が室内にいると、ホルムアルデヒドやTVOCが上昇する」という指摘は、大きな意味がある。これまでも、「打った人の体から何か甘いような変なにおいがする」と言っている人は多かったが、それが測定器で客観的に数値化されたわけで、シェディングの実在を証明する傍証にはなるだろう。
ただ、それだけではないだろう。シェディングという現象を構成する要素は、ワクチンに含まれる有機溶媒だけではなく、他にもあるに違いない。それはワクチン接種により体内で生成され体外に排出されるスパイクタンパクかもしれないし、体内に注入されたグラフェンが成長し体外に排出され、それが悪さをしているかもしれない。
ファイザー社が成分の全容を公開していないという点がそもそもの大問題だし、また、厚労省や医師会などがシェディングの存在自体を認めていないことも問題だ。認めていないのだから、当然治療法の研究も進まない。
対処法としては、結局のところ、すでに上記の患者がやっているように、SNSでつながった同じ悩みを持つ人が、効果があると言われる様々なものを実際に試し、その情報をシェアするという、anecdotalな事例証拠を積み重ねていくことしかないと思う。

 

ゲルマニウム講演会 in 新宿

2022.2.23

ゲルマニウム(Ge)を飲むと、マクロファージにどのような影響が見られるか。最近浅井Ge研究所で行われた一連の実験結果を、皆さんに供覧します。「Geにより活性化したマクロファージが癌細胞を貪食する」こと。これを皆さんに納得してもらうことを最終的な目標として、お話しますね。

まず、マクロファージとは何か。みなさんご存知ですか。知らないよ、という人は挙手!ああ、何人かおられますね。では説明しましょう。
マクロファージ(macrophage)というのは、ざっくり、白血球の一種です。マクロ経済学、みたいにマクロ(macro)は英語で「大きい」、ファージは、どうもギリシャ語らしいんですが、「食べる」という意味。つまり、マクロファージは、あえて日本語に訳せば、大食細胞(貪食細胞)といったところです。
マクロファージに対する大食漢のイメージは、しかし幾分古いもので、最近の研究によると、マクロファージにはM1型、M2型の2系統あることが言われています。

未分化なマクロファージ(M0型)に対して、ある種の刺激(インターフェロン、リポ多糖)が加わるとM1型に、別の刺激(IL4、IL13)が加わるとM2型に分化することが知られています。M1とM2の働きは、真逆です。M1は炎症促進型、つまり病原体の侵入や腫瘍の発生に際して、これらの異物を貪食してその封じ込めを計ります(こちらの方が従来の大食細胞のイメージですね)。一方、M2は抗炎症的な仕事、つまり、創傷の治癒、組織構築に関与します。「破壊と創造」という言葉が対義語として語られますが、M1は破壊、M2は創造を司るという理解でけっこうです。
これらは相反する作用でありながら、いずれも生物にとって必須の作用です。しかし、いずれの作用も、状況次第では病気の原因となり得ます。たとえばM1マクロファーが暴走すると、自分の組織を延々壊し続ける慢性炎症が起こります。たとえばリウマチは、M1マクロファージが関節軟骨を異物と見なして壊し続ける病気です。また、癌はM2マクロファージの暴走です。癌という異物に対して、排斥するどころか、血管新生してまで栄養を送り続けるという異常行動を起こしてしまう。それが癌です。

さて、シャーレに未分化なマクロファージ(M0型)とアサイGe(500μM)を入れ長期間(90日)培養すると細長い樹状様の形態に変化した。
さて、このように成熟したマクロファージはM1かM2か?リアルタイムRT-PCR法で分析したところ、M1関連マーカー(腫瘍抑制に関与するマーカー)が軒並み増加している。一方、M2関連マーカー(腫瘍促進に関与するマーカー)が全て減少している。つまり、M1型が増加し、M2型が減少している。これらの事実から、アサイGeを添加して培養するとM0マクロファージは抗腫瘍活性を持つM1型マクロファージに分化していることが分かりました。

さて、M1型に分化していることを認めるとしても、このマクロファージはきちんと機能するだろうか?数だけ増えても、働きが伴っていないようでは意味がない。そこで、Rabbit IgG FITC-latex beadsというキットを使って、外敵に対する貪食能を調べた。これは小さい光るビーズ玉みたいなもので、マクロファージが貪食すればするほど光る仕組みになっている。つまり、緑の蛍光色で貪食能の強弱を評価できる。
この結果、アサイGeの濃度依存性に(濃ければ濃いほど)M1マクロファージの貪食能が高まることが分かった。

オーケー、M1型に貪食能があることは認めよう。しかし最も肝心なのは、癌細胞を食べてくれるかどうか、である。そこで今度は、M1マクロファージの癌細胞貪食能を調べた。
①M0型マクロファージと癌細胞(メラノーマ細胞)を共培養する。
②M0型マクロファージにアサイGeを長期間投与し(当然M1型に分化する)、次にこれと癌(メラノーマ細胞)とを共培養する。
③M0型マクロファージにアサイGeを短時間投与し(M0型のまま)、次に癌細胞と共培養する。
結果は以下のようになった。緑色の発色はM0マクロファージ、青色の発色はメラノーマ細胞、水色の発色はマクロファージによる癌細胞の貪食を示す。
画像を見れば一目瞭然。②でのみ、癌細胞の強い貪食が見られた。結論として、M1型マクロファージは、確かに癌細胞を貪食する

なるほど、分かった。M1型マクロファージに癌細胞の貪食能があることは認めよう。しかし、その機序は?一体どのようなメカニズムで、M1は癌細胞を認識しているのか?これについて調べてみた。
現在、白血球の癌細胞貪食についての仮説として、”don’t eat me”仮説がある。

人間誰しも死にたくないように、すべての細胞は生きたいと思っている。癌も例外ではない。癌は細胞表面にCD47というタンパク質を発現している。これが、生体内の大食漢であるマクロファージに対して、”don’t eat me”(「食べないで」)シグナルとして作用する。マクロファージの細胞表面にはSIRPα(Signal Regulatory Protein α)という認識レセプターが発現している。このレセプターがひとたびCD47の発する命乞いメッセージを受け取ってしまうと、マクロファージはこの癌細胞を攻撃できなくなってしまう
観察事実として、M1型マクロファージは遠慮なくCD47を発現する癌細胞を貪食するが、そのメカニズムを調べるため、以下のような実験を行った。

アサイGeを添加して培養したマクロファージのSIRPαについて、Real Time RT-PCR法を使って分析した。①コントロール群に比べ、アサイGe投与マクロファージではSIRPαの発現量が減少していた。また、アサイGeを添加したマクロファージの培養上清を癌細胞に添加すると、癌細胞のCD47発現量が減少した(一方、コントロール群の培養上清を癌細胞に添加するとCD47の発現量が増加した)。

つまり、アサイGeを添加して培養/成熟したM1型マクロファージが癌に対する貪食細胞を発揮する機序は、次の2点である。アサイGeの投与により、
マクロファージのSIRPαの発現量が低下し、CD47の認識力が抑制される。
②癌細胞のCD47(食べるなシグナル)の発現量が減少する。

アサイGeの抗癌作用の核心には、これら①と②の相乗作用があると考えられる。

さて、どうでしょうか?難しいので、皆さん最後までつい来れなかったかもしれません。大丈夫、安心してください。しゃべっている僕自身、よく理解していませんから(笑)
ただ、僕は、この一連の研究の美しさに感動しました。科学の縮図がここにある、と感じました。仮説を設定し、それを実験により検証する。結果を分析し、ある解釈が導かれる。それを次なる仮説として、さらに検証していく。「そうそう、科学ってこういうことなんだ」と改めて思い出させてくれるように感じました。今日はこの会場に来ていませんが、この研究を行ったのは浅井Ge研究所の30代の若手研究員です。研究所は、少なくともあと20年は安泰だと思います(笑)

 

ゲルマニウム講演会 in 新宿2

2022.2.23

この前の日曜日、續池さん主催の講演会のために東京に行き、「有機ゲルマニウム」をテーマに話してきた。講演会場は新宿歌舞伎町にあった。会場に向かう途中で目にしたラブホテル、ホストクラブ、キャバクラの多さは圧巻で、確かに「日本一の歓楽街」の名に背かない。昼間の歓楽街を歩きながら、「一体どんな会場で話すことになるやら」と少し不安になったが、会場は普通のまじめなビルの一室でした(笑)
会場は満席で、200人近くはいただろうか。ゲルマニウムにこれだけ人々の関心が高まっているのはすばらしいことだ。
もちろん、参加者のGeに対する理解度には幅がある。「少し前に知ったばかり。体にいいらしいと聞いて興味を持った」という人から「すでに使っていてその効果を実感している。もっと理解を深めたい」という人まで、レベルは様々だろう。僕としては、全員に満足してもらいたい。ごく基本的な事柄(無機Ge、有機Ge、アサイGeの違い、アサイGeをめぐる様々な騒動、Geの安全性など)から、最新の学術論文(『Geがマクロファージの分化を誘導し抗癌作用を発揮する機序について』)まで、幅広い内容を紹介した。

無機Geと有機Geはどう違うのか?これは単純に化学の話で、炭素と結合しているかどうかの違いである。無機Geは腎毒性や神経毒性があるため、服用には適さない
アサイGeは有機Geの一種であり、無論安全である。しかし、他の有機Geはどうか?たとえば、スパイロゲルマニウム。

抗癌作用、抗関節炎作用があるものの、神経毒性が強いため薬としては使えない。

サヌムゲルマン(乳酸クエン酸ゲルマニウム)はどうか?検索すれば、今でもネットで購入可能だが、この商品により腎不全になったり死亡したという報告がある。

これらの例から言えるのは、「無機Geは危険、有機Geなら安全」という単純な話ではないということだ。
1990年代、「乳酸クエン酸ゲルマニウム」により死亡者が出た。「乳酸クエン酸ゲルマニウム」は、化学式で見ると、炭素を含むという意味では、まぎれもなく「有機ゲルマニウム」である。ここから「有機Geは危険である」という認識が広がり、アサイGeもそのとばっちりを受けた。
浅井Ge研究所が件の商品を取り寄せ、分析したところ、同商品は「乳酸とGeの錯体」および「クエン酸とGeの錯体」の混合物だと分かった。錯体とは何か?化学で「結合」と言えば共有結合のことを指すことが多い。一方の分子が手を出し、もう一方の分子が手を出し、それらの手がしっかり握手する。これが共有結合だとすると、錯体は、一方の手が他方の袖をつかんでいるようなイメージである。固体の状態なら安定しているが、水に溶けるなどちょっとしたことで分解してしまう。実際、この商品も固体では安定しているが、水に溶けると、二酸化Geと乳酸(あるいはクエン酸)に分解することが分かった。つまり、「有機Geの服用による死亡」は、実際には「二酸化Geによる中毒死」だった
https://www.asai-ge.co.jp/wp/wp-content/themes/wphina/images/safety/s02.pdf

今回の講演で僕が最も強調したかったのは、アサイGeの安全性である。サプリメント、健康食品の類で、これほど入念に安全性試験が行われているものは他にない。単回投与毒性試験、反復投与毒性試験、生殖発生毒性試験、遺伝毒性試験、抗原性試験、発癌性試験など、様々な試験が行われている。

実のところ、これらの安全性試験は別に義務というわけではない。これほど入念な検査をしなくても、健康食品として販売する認可はおりる(実際他の有機Geはろくに安全性試験をしていない。そのくせアサイGe研究所の試験結果をまるで自社が行ったようにHPで使っていたりする。はっきり言って、それって盗用ですから)。

さらにいうと、こうした安全性試験をひとつ実施するには、ン千万円という金がかかる。企業にとっても安くはない額である。かかった費用は、どうしても商品価格に転嫁せざるを得ない。商品が高額になっては、購入者に負担を強いることになる。しかし、それでもなお、浅井一彦博士は各種安全性試験の実施にこだわった。自分が世に出したアサイゲルマニウムが、絶対に無害かつ無毒なものだと証明したかったからだ。

しかし、これだけ徹底した安全性試験を行っていても、政府およびマスコミがその気になれば、一民間企業を失墜させることなど、造作もないことである。
死亡者が出たのは、二酸化Geを含有する「有機Ge」であり、アサイGeは無関係である。アサイGeの安全性については、十分な検証が行われているのだから、有害性の懸念はない。しかしマスコミが求めるのは、退屈な真実ではなく、不安を煽動するネタである。死亡とまったく無関係であるはずのアサイGeが、マスコミに徹底的に叩かれることになった。さらに、マスコミの異様なバッシングは、ついに政府をも動かした。厚生省が浅井Ge研究所に立ち入り検査を行う事態にまで発展した。

これがいかに衝撃的なことか、分かりますか?浅井博士がアサイGeを創出して以後、数えきれないほどたくさんの人が救われてきた。感謝され、愛されるべきはずの会社が、国から立ち入り検査を受けるという、屈辱的な事態が起こった

この一件以後、浅井Ge研究所は自社商品を世間にアピールすることをやめた。多くの人を救った実績がある商品でり、これからも多くの人が救われるに違いない。しかしその商品を、積極的に宣伝することをやめた。「変に目立ってはまた叩かれてしまう」立ち入り検査の衝撃は、社員一同の心に消えない傷を残した。
そんななか、同社の萎縮する空気をよそに、遠慮なくゲルマニウムの有効性を叫び出したのが、2019年の僕である(笑)

その流れに、續池さんも加わった。アサイGeに惚れ込んだ續池さんは、なんと、アサイGe配合の独自商品を開発/販売するところまで行ってしまった(笑)

浅井Ge研究所には、20年前の「厚生省立ち入り検査事件」を直接覚えている社員が複数いる。僕や續池さんの動きを見て、彼らの胸中は複雑である。「アサイGeを取り立ててくれるのはもちろんうれしい。しかしもうちょっとトーンを落として、、、」
でも、もうそういう時代じゃないと思う。アサイGeが注目されるのは、明らかに時代の要請だろう。発達障害、自閉症、癌、アレルギーなど、延々増え続ける現代病に対して、アサイGeほど頼もしいgame changerは他にない。僕や續池さんが、いわば“発掘”しなかったとしても、いずれ他の誰かが注目し表舞台に引きずり出されていたと思う。

僕にはちょっとした夢がある。1960年代70年代はアサイGeの黄金時代で、大学病院などでもアサイGeを使った治験が行われていたし、毎年行われるGe学会では多くの学術講演が行われていた(函館の浅井Ge研究所で多くの文献を見せてもらった)。しかし今や、かつて隆盛を誇ったゲルマニウム学会は消滅してしまった。このゲルマニウム学会を復活させたい。多くの医者にアサイGeの効果を実感してもらい、患者を救う強力無比な援軍になるのだということを知らせたい。今年コロナが終われば、来年には学会設立に向けて動きたいところだ。次は天然痘が流行るとか、そういうのがなければいいのだけれど。

 

ゲルマニウム講演会 in 新宿3

2022.2.23

もう何十年も昔のことですが、全国あちこちの病院でGeの有効性が検証され、それらの成果が学会で活発に発表された時代がありました。いくつか学会発表の実例を挙げれば、当時の雰囲気の名残りぐらいは感じていただけるかもしれません。

口腔癌(扁平上皮癌)の患者20例に対しアサイGe(50 mg/kg)を投与したところ、コントロール群と比較して、生存率、生存期間が有意に上昇した。

また、実薬投与群での初診時のインターフェロン値は平均25.3 IU/ml、一次治験終了時のそれは55.8 IU/mlと、大幅な増加が見られた。

切除不能肺癌(肺小細胞癌)に対する二重盲検試験。

まず皆さん、この研究を紹介するにあたって、肺小細胞癌がどういう癌であるのか、軽く説明しておきます。一口に肺癌と言っても、腺癌、扁平上皮癌、大細胞癌、小細胞癌といろいろな組織型があります。このなかで最もタチが悪い癌は、ダントツで小細胞癌です。以下のグラフを見てください。

小細胞癌ではない肺癌患者の生存期間中央値は40.1か月、つまり、診断からおよそ3年以上は生存しそうですが、小細胞癌患者の生存期間中央値は11.2か月。つまり、だいたい1年持たずに亡くなる。進行が早く、しかもすぐ転移する。それが肺の小細胞癌です。
ポリクリで大学病院を回っていたときのことを思い出します。上級医がそばの患者を示して、僕の耳元でぼそっと、「この人、スモールだから」。何を言っているかというと、言外に「先の長い人じゃないからね」という含みがあるわけです。smallかnon-smallかで予後が全然違う。それぐらいに小細胞癌はやばいということです。
組織型がスモールだと分かった場合、手術は行われないことが多い。手術で原発巣を切除したところで、あちちこちに転移するので、あまり意味がないからです。手術よりは抗癌剤が優先されます。実際、上記の研究で対象とした患者も全例抗癌剤治療を受けていました。しかし、予後の極めて悪い肺小細胞癌に対して、アサイGeがすばらしい仕事をします。
アサイGe投与群(2250㎎/日)とプラセボ投与群に振り分け、経過を追いかけると、以下のような結果になりました。

化学療法のみ受けている患者の生存期間中央値は9.5か月で、最も長く生きた人でも20か月ほどで亡くなった。しかしアサイGeを併用した患者の生存期間中央値は18.8か月と、化学療法のみの投与群に比べ、生存期間がおよそ2倍延長した。また、アサイGe投与群では40か月以上生存する人もいた。

さらに、婦人科癌に対する効果についても検証されています。

化学療法というのは、皆さんご存知のように、副作用が非常につらいものです。癌を治療するために使っているのですが、癌の治る以前に、その副作用の強烈さのために治療自体が継続できないことも珍しくありません。しかし、上記の研究が示すところでは、アサイGe投与群では抗癌剤の総投与期間が有意に延長しました。アサイGeのおかげで、つらい副作用が軽減され、より長期に抗癌剤を続けることができた、ということです。また、化学療法開始から死亡までの生存期間が、アサイGe投与群で有意に長くなっていました。1年以上アサイGeを続けた卵巣癌患者(10症例)では、アサイGeにより腫瘍の限局化(浸潤、転移の抑制)、抗癌剤の副作用の減少が見られました。

こういうデータを見て、皆さん、疑問に思いませんか?「なぜ、まず抗癌剤ありきで、そこにGeを併用するのか?抗癌剤を使わず、Geだけを使ったほうが生存期間が延びるのではないか?」と。
実はその通りで、論文中にこんな表がある。

Geのみ投与(16例)すると、死亡は3例、生存は13例。ここの生存率が一番高いっていう(笑)医者の世界には明確にタブーがあります。「抗癌剤は有害無益なんじゃないか」なんて、口が裂けても言っちゃいけません(笑)

上記の研究でおもしろいと思ったのは、アサイGe投与群の採血データの変化。
血液所見の分散は、Ge-132を投与している期間において、pltとMCVとRBC、Hb、lymphの順で少なかった
どういうことか?まず、分散というのは統計学の指標で、「散らばり具合」のこと。たとえば今、この会場の皆さんの血液をとって、血小板の数を調べたら、人それぞれでしょう。10万とか低い人もいれば、40万とか高い人もいる。つまり、ばらつきがあるわけです。
でもこの研究は、「Geを飲んでいる人たちでは、血小板のばらつきが小さくなってきた」と言っているんです。さらに、赤血球のサイズ(MCV)、赤血球数(RBC)、ヘモグロビン、リンパ球もばらつきが小さくなった、とのこと。
これは、臨床をやっている僕の感覚とも一致しています。貧血(Hb低値)はアサイGeを飲んでるうちにだいたい改善します。やたら赤血球が大きい人(大球性)、逆にサイズが小さい人(小球性)、どちらもGeを飲んでいるうちにいい感じの値に落ち着きます。
アサイGeが血液に何らかの好ましい影響を与えているということでしょう。

数十年前、確かにアサイGeの黄金時代がありました。多くの医者が臨床で使用し、その有効性について様々な議論が交わされた時代が。しかし今や、市中病院は製薬会社の薬一辺倒で、アサイGeが入る隙間はありません。こうした状況に、少しでも風穴を開けたい、と思っています。

 

プランデミック終息に向けて

2022.1.10

毎日忙殺されている。しかし「忙しさで殺される」って恐ろしい表現ですね(笑)。毎日の診察はもちろん、英語の本(『What Really Makes You Ill』)の翻訳作業を進めねばならない。さらに、講演会(できるだけ断っているがどうしてもやらないといけない講演会がある)のスライドも作らないといけない。1日24時間という有限の時間の、どこをどう絞り出しても、ブログを書く時間が捻出できなくなってきた
僕は自分のことを、情報発信による「成り上がり者」だと思っている。ツイッターをしていた頃にはわずか半年で3万人のフォロワーがついた。noteも予想以上に多くの人が読んでくれている。多くの人が僕の情報発信の価値を認めてくれたからこそ、今の僕がある。
だからつまり、情報発信は、僕にとっての生命線である。テレビに出ているタレントも、数か月テレビに出ないだけですっかり忘れられるという。同様に、情報発信をやめた僕は、世間に何ら影響力のない一介の医者に戻ることになるだろう。
それはすばらしいことに違いない。買ったまま放置している洋書が山のようにあるから早く読みたいし、ロンやツモ(うちの犬)ともっと一緒に遊ぶこともできるだろう。キャンディーズが「普通の女の子に戻りたいんです!」と言ってアイドルからの引退を宣言したように、「普通の医者に戻ります!」と宣言しようかな(笑)しかしそもそも「普通の医者」って何だっけ?厚労省のガイドラインにあるような「普通の医療」が嫌で、今の診療スタイルになった。コロナワクチンの危険性を伝えるために裁判を起こしている時点で、世間はもはや「普通の医者」とは見ないだろう。
僕は、いわゆる「普通」のレールから逸脱しすぎたと思う。もう戻れないのなら、いっそ突っ走るしかない(笑)

コロナをめぐる状況は、去年1年間でずいぶん変わった。ワクチンが多くの人に打たれ、多くの人が死んだ。そして、多くの人がワクチンの危険性(およびコロナ騒動そのものの嘘)に気付き始めた。それに伴い、SNSなどでも声を上げる覚醒者が増えてきた。
2年前、僕がツイッターをしていた頃などは、SNS界隈でもコロナ脳ばかりで、僕のような医者は本当に少数派だった。海外情報を積極的に発信してたのは、僕と字幕大王ぐらいだったんじゃないかな。でも今は違う。有益な情報を発信する人が多くなって、僕が頑張る必要がなくなった。実に頼もしい。これは相対的に僕の情報発信力が低下したことを意味するが、僕としてはこれを喜んでいる。いつまでも僕の影響力が大きいままでは、変に肩ひじ張ってしまって、僕はいつまでも休めない。

2年にわたり続くコロナである。2年経っても目覚めないということは、恐らくこれからも目覚めないだろう。もう気付いている人は気付いているし、気付かない人は気付かない。
いまさら「ワクチンで何人死亡」という情報発信をしたところで、気付いている人にとっては「何をいまさら。そんなことはとっくに分かってる」となるし、届かない人には何を言っても届かない。
そこで鵜川さんから「もっと具体的に動きましょう」という話がきた。「すでに皆さん、ある程度の知識はあります。問題なのは、具体的にどうすればいいか、です。皆さんが欲しいのは、いわば、行動するための知識です。そういうテーマでひとつ、講演をお願いします」

この「生きている間にプランデミックを終息させる!」という講演タイトルは、谷本議員の言葉である。すばらしい熱意だ。僕もこういう前向きなメッセージを発信したい。
今回の講演はかなり特殊である。「どうぞ皆さん来てください」という講演ではない。いわば「来る客を選ぶ」講演である。
参加費は無料。人数は50人限定。ただし、参加には条件がある。「プランデミック終息に向けてどういう思いと覚悟を持っているか」の文章を書いてもらう。
「コロナワクチンって危険だよ」という勉強会ではない。そういう段階はとっくに過ぎた。今回の講演は、いわば、共に行動していくための戦略会議である。理想的には、各都道府県から代表者をひとりずつ、みたいにして、強いネットワークを作りたいところだ。
政治をどうやって動かすか、については池田議員、谷本議員から具体的な方法を教わる。ジャーナリストの高橋清隆さんが独自の視点からコロナ問題を斬る。
そして僕は、、、現在スライドを鋭意作成中ですので、お待ちください(笑)

今週1月13日、コロナワクチンの差し止め裁判について、2回目の口頭弁論がある。僕は原告として参加する。前回は木原弁護士が、話している最中に法廷から放り出されるという前代未聞の事件があったが、それに続く2回目ということで、何か波乱がないか、今からひやひやしている。
木原弁護士が政治活動(政党『祖国再生同盟』の立ち上げなど)をしていることについては、賛否両論あるだろう。しかし、僕としては、木原弁護士がプライベートで何をしていても、裁判とはまったく無関係だと思っている。弁護士として、きっちり仕事をしてくれればいい。本当、それだけです。
「木原氏の政治思想には共感しない。こういう人がワクチンの危険性を訴えても説得力を感じない」みたいな人が一定数いると思う。
僕としては、こういう分断を最も懸念している。コロナの嘘に気付いている人というのは、ただでさえ少数派なのに、その少数派の間で分断が起きては目も当てられない。些末なことで分断するのはやめて、大同団結を保ちたい。

最後に告知です。2月20日に東京で有機ゲルマニウムの講演会をします。去年の8月にも東京でゲルマニウムの講演会をしたけど、内容は大幅に一新しようと計画中です。お近くにお住まいの方はぜひご参加ください。

https://www.kokuchpro.com/event/germaniumseminar/

 

有機ゲルマニウム研究会入会について

本会の趣意に賛同いただいた、医師・歯科医師・獣医師のみご登録いただけます。
ご登録いただいた方々には以下をご提供致します。

  • ①有機ゲルマニウムの最新研究情報・臨床研究をご提供
     ※HPやメールマガジンにてお知らせ致します。
  • ②毎月行う「有機ゲルマニウム臨床勉強会」やセミナーなどへのご案内
  • ③「有機ゲルマニウム研究会」認定の有機ゲルマニウム(浅井ゲルマニウム研究所 製造)のゲルマニウムサプリメントを会員特別価格にて提供