2023年7月

2023年

甲状腺疾患とヨウ素

2023.7.25

そこらへんの内科に行って医者から言われる栄養指導って、だいたい全部デタラメじゃないかって正直思ってるんですね。
たとえば、血圧が高い。「塩分ひかえてくださいね。6g以上とったらダメですよ」とか言われますけど、嘘ですよ。だまされないでください。

8670人を対象とした大規模スタディがあって、塩分摂取量と血圧には相関がないことが示されました。論文著者は「塩分と血圧の関係性は誇張して語られている。血圧を規定する因子は従来考えられていたよりもっと複雑だ。塩分を減らせば下がるという単純なものではない。具体的な要因として、アルコール消費量、年齢、BMI(体格指数)があるが、高血圧と統計的に最も強い相関があったのはBMIである。つまり、高血圧患者に対する臨床指導として、最も強調されるべきは減量指導であって、減塩指導ではない」と結論しています。

あるいは、コレステロールが高いと医者にこう言われます。「コレステロールは万病のもとです。動脈硬化が進んでいろんな病気にかかります。卵とか食べるのやめてください。あと、コレステロールを下げるお薬を飲みましょうね」
これは全部嘘です。一から十まで間違っています。コレステロールは万病の元ではないし、動脈硬化の原因ではないし、卵をやめても無意味だし、コレステロール降下薬(スタチン)は毒物そのものです。
まず、コレステロールは細胞膜やホルモンを作るため材料であって、決して万病の元ではない。体内にあるコレステロールのうち、2割が食事由来、8割は肝臓で産生されているという。いいですか、体は常に間違えません。必要だからこそ、肝臓が頑張って作っているわけです。それなのに、僕ら医者は、薬を使ってまで躍起になってコレステロールを下げようとする。そっちのほうが病気の原因ですからね。
コレステロールを下げるために卵をやめたって無意味ですよ。高コレステロール血症とは逆に、コレステロールが低くて悩んでいる人っているんですけど、こういう人が卵を何個食べたってコレステロールは上がらない。

だから、卵は遠慮なく食べてもらっていい。
コレステロールを食事の改善で下げたいなら、個人的にイチオシは麹です。他にも、リンゴ酢、ブラックシードオイル、ウコン、チャーガ、炭なんかを摂るといい。サプリでいうと、ナイアシンやヨウ素も理想的な数値に落ち着きますよ。

あるいは、尿酸値が高くて痛風の人に対して、医者がまず言うのが「禁酒してください。あとプリン体が高い食事は避けましょうね」
これについては、必ずしも嘘とは言わない。アルコール多飲と痛風発作の相関を報告する研究は確かにある。でも、だからといって、禁酒まで必要だとは思わない。

鹿児島大学医学部教授の納光弘先生(HTLV1の発見者)が『痛風はビールを飲みながらでも治る』という本を書いている。具体的には「ビールを1日750ml程度なら問題ない」とのこと。世の飲兵衛には朗報ではないですか(笑)
個人的には、痛風に一番効く栄養素はヨウ素だと思っています。

「尿中ヨウ素排出量が多いほど(ヨウ素摂取量が多いほど)痛風の発生率が低い」という論文です。ここでは詳しくは触れませんが、この機序には甲状腺が関わっています。

甲状腺の病気(バセドー病、橋本病、甲状腺癌など)の人に対して、たいていの医者は「ヨウ素はダメです。昆布、ワカメ、モズク、ヒジキとか海草の類いはヨウ素が多いので避けてください」みたいな指導をします。
これ、ひどい話だよ。昆布でダシをとったり味噌汁にワカメを入れることができなくなる。日本の食文化の否定です。本当にこんな制限が必要なの?

バセドー病というのは、甲状腺機能亢進症、つまり、甲状腺ホルモンを作り過ぎてしまう病気です。そして、ヨウ素は甲状腺ホルモンの材料だから、ヨウ素の摂取を禁止することは一応筋が通っているように見えます。
しかし、逆こそが真実です。バセドー病の人はもっとヨウ素を摂るべきです。「何をトチ狂ったことを言っているのか?」と思われるかもしれません。でも、本当のことですよ。

https://www.juntendo.ac.jp/news/09117.html

バセドウ病にヨウ素が効く。150年前から分かっていたことです。
しかし、甲状腺ホルモンの産生を抑える薬(メルカゾールなど)が登場したことで事情が変わりました。これまで標準治療だったヨウ素投与が、まるで禁忌のように避けられるようになった。この背景には薬を売り込みたい製薬業者の思惑もからんでいます。

橋本病は、自己免疫疾患の一種で甲状腺に自己抗体ができてしまう。それで甲状腺で慢性的な炎症が起こり、甲状腺ホルモンの産生が低下していろんな不調が生じる病気です。
橋本病の人にも、ヨウ素の投与が好ましい(ただし使用量には注意が必要)。
というか、甲状腺の免疫異常の原因はヨウ素欠乏によるものではないか、という論文さえあります。

https://www.bmj.com/content/352/bmj.i941/rr-2

つまり、病院で橋本病の診断を受けて「昆布とかワカメは避けてくださいね」と言われその指導を律儀に守っていた人は、むしろ病気を悪化させていたということです。
バカみたいですね。でもこういうバカみたいな事例が臨床現場にはあふれています。だから僕は患者に常々言っています。「病院に行くと病気になるから行っちゃいけないよ」と。

要するに、バセドー病であれ橋本病であれ、僕は甲状腺疾患患者のほとんど全員にヨウ素を勧めています(一部例外はある)。
それどころか、僕は現代日本に生きるすべての人がヨウ素を積極的に摂るべきだとさえ考えています。
それは、今の社会には甲状腺に対して毒性を発揮する物質があふれているからです。こうした物質に対して、ヨウ素は解毒薬として機能します。
毒の一例として、フッ素と臭素をあげましょう。
フッ素は、たとえば、歯磨き粉に入っていますしフッ素コーティングの調理器具や薬にも入っています。コンタクトレンズにも含まれているというのは意外ではないですか。

あちこちに使われているフッ素ですが、発癌性や神経毒性があることが確認されている。れっきとした毒物なんです。
臭素は、たとえばヤマザキパンは自社製品に臭素酸カリウムという添加物を使っています。

臭素酸カリウムの発癌性は1982年日本の研究者のマウス実験で証明されました。これを受けて、諸外国では臭素酸カリウムの使用が禁止されましたが、当の日本ではその使用が続けられているという、奇妙なねじれがあります(笑)
つまり、僕ら日本人の体には、フッ素や臭素がたっぷり蓄積しているはずです。そんな僕らだからこそ、ヨウ素が必要です。ヨウ素の摂取により、フッ素や臭素がデトックスできます。

男3人女3人の被験者にヨウ素サプリを1錠or2錠or3錠飲んでもらい、その後尿中のハロゲン(フッ素、塩素、臭素、ヨウ素)濃度を計測した。すると、こんな具合になった。

ヨウ素サプリの投与により、尿中のフッ素や臭素が増えている。しかもそれは用量依存性になっている。つまり、ヨウ素の投与量が多いほどフッ素や臭素のデトックスが進むということだ。
これは理科の話です。昔、周期表というのを習ったでしょ。

右のほうにハロゲンと呼ばれる縦の並びがある。化学では「同族元素(同じ縦の並びの元素)は似たような化学的作用を持つ」という法則があって、フッ素、塩素、臭素、ヨウ素、どれも体内での振る舞いが似ているんですね。
僕ら現代人の体内にはフッ素や臭素がたまっているせいで、ヨウ素が働けなくなっています。そこで、ヨウ素サプリをしっかり補ってやると、尿にフッ素や臭素がデトックスされていく。それが上記の研究で実際に示されたわけです。

さらにもうひとつ、僕が心配なのは、放射性物質の害です。東日本大震災から10年以上経ちますが、いまだに福島第一原発から放射性物質が出ているという指摘があります。

近辺で採れた食品から「高濃度のヨウ素」が検出された。こういう文脈のヨウ素は、放射性ヨウ素です。
甲状腺や乳房は「ヨウ素食い」ですから、食品由来のヨウ素を組織に大量に取り込みます。それが天然ナチュラルなヨウ素ならいいのですが、放射性ヨウ素であった場合、被爆することになります。
実際、放射性物質が原因で甲状腺癌を発症したとして、裁判にもなっています。

そんな原発事故のときに役に立つのがヨウ素です。十分量のヨウ素を摂取していると(甲状腺組織がヨウ素で充足していると)、外部から放射性ヨウ素が飛んできたとしても、いわば「入る隙間」がありません。椅子取りゲームのイメージです。ナチュラル型のヨウ素が充足した甲状腺には、放射性ヨウ素が取り込まれる余地がないのです。だからこそ、原発事故のときにはヨウ素剤の服用が被曝防止に有効です。

つまり、フッ素や臭素を日常的に摂取し、かつ、放射性ヨウ素に被曝するリスクもある僕ら現代日本人にとって、日々継続的にヨウ素を摂ることは健康維持に重要ではないか、ということが僕の提案したいことです。特に東側に住む人にとってヨウ素はマストアイテムじゃないかな。

【症例】50代女性
【既往歴】甲状腺機能低下症、うつ病、肥満
【現病歴】ここ5年ほど症状がひどく、発達障害の診断で障害者年金をもらっている。症状を改善し働けるようになりたいとのことで2023年4月25日当院受診。

さて、どうするか。まず食事改善は必須。特に甲状腺が悪い人はぜひとも小麦をやめたい。
サプリとしては、ゲルマニウムを勧めたいところだけど、金銭的に厳しいと。それならヨウ素を使おう。まずは1回2滴とか、ごく少量から始めてください。数日様子を見て、特にどうもないようなら3滴に増量。それでさらに数日見て、大丈夫ならもう1滴増加。そんな感じで、5滴を上限にしましょうか。
2023年6月6日再診。
「うつ病、治ったと思います(笑)働きたいんですけど、ハローワークの人からお医者さんの意見書がいると言われました。書いてもらえますか。
ヨウ素が劇的に効きました。実は前回言い忘れてたけど、深夜に動悸することがけっこうあります。心臓が痛くて、本当に死ぬんじゃないかと。でもヨウ素を飲みだしてからそれがぱったりなくなりました」
2023年7月18日再診。
「血圧が220とかあって、他の医者で薬を飲めと言われてるけど、飲んでいません。それが、ヨウ素を飲みだした頃から180台に下がっています。
あと、メンタルは以前に増して安定しています。頭が驚くほどクリアです。以前は事務職でしたが、頭がぼんやりして文書が読めなくなって休職しました。でも今、本が読めます。文字を読むことへの億劫さが消えました。
ヨウ素を飲み始めて、体重が3kg落ちました。いや、もともとが超肥満なので、3kgくらい特にどうということはありません。というか、BMI的にはもう10kgは落としたいところです。汗かきやすくなってやせやすくなったので、10kg減も夢じゃないかなと。
実は甘いもの、けっこう食べていました。ダメだと分かっているけど、やめれられなくて。でもヨウ素飲みだしてから、甘いもの衝動はずいぶん減ったと実感しています。
頭がこんなにクリアになって、感動しています。人生が変わったなと。それで5滴を超えて、今7滴飲んでいます。すごくいい感じです。
母が認知症なんですが、ヨウ素効きますか?飲ませてもいいでしょうか。
あと、癌に効くってことはないですか?」

そう、ある種の癌にはよく効く。認知症に有効なケースもある。うつ病にもいいし統合失調症にもいい。
ここ半年ほど、ヨウ素を臨床で使い始めて以後、大きな手ごたえを感じている。また稿を改めて紹介しよう。

 

 

シェディングの経験談

2023.6.26

月に1回有機ゲルマニウム研究会を主催して、ゲルマニウムの効果について講演したり症例報告したりしている。

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https://organogermanium.com/

ゲルマニウムに興味のある医師、歯科医師、獣医師のかたはどうぞお申し込みください。

先週のオンライン会議で、シェディングについて講演したところ、ある先生からこんな経験談をちょうだいした。
「○○歯科の○○です。2年前コロナワクチンの大規模接種が進んでいた時期に、私もひどいシェディングを受けました。
2021年7月26日のことです。仕事を終えて帰宅する途中、どうも首がかゆいような、ピリピリするような感じがありました。入浴前に鏡のなかの自分を見てびっくりしました。こんなふうに発赤していたからです。

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手足にもぶつぶつが出ました。全体的にかゆみがありました。写真だとわかりにくいかもしれません。

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翌日(2021年7月27日)にはこんな具合です。
首元は赤みが増し、

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手足の発疹はより明瞭になりました。

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1週間後にはこんなふうに落ち着いてきて、

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1か月後にはほぼ回復しました。

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手足にはこういうぽつぽつができるのですが、

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軟口蓋にも同じようなぶつぶつができました。痛みがあって嚥下しにくくなりました。
私ほど明瞭ではありませんが、8歳の息子と4歳の娘にも同じような発疹が出ました。ぶつぶつに芯がある感じです。

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私が外で受けたシェディングをさらにこの子たちも受けたのか(シェディングのシェディング)、それとも小学校や保育園でもらってきたのか。
ゴキブリの殺虫剤のCMを思い出しました。「巣ごと丸ごとゴキブリ退治」っていう。。。接種したネズミと未接種ネズミを同じケージで飼うと、未接種ネズミのほうが先に死ぬという話を聞いたことがあります。5回とか6回打った本人は案外ケロッとしているけれども、その周辺の人がシェディングで地獄の苦しみを味わっているという話を聞くと、彼らの本当の狙いは「未接種の2割をきっちり殺すこと」という説もあながち荒唐無稽ではないように思います。

あと、やはり2021年夏頃の話ですが、診療しようとして患者の頭に覆いかぶさると、私、なぜか咳が出てしまう。どうしても我慢できない。そういう患者さんが何人かおられました。呼気や皮膚から何か発散していたんだろうなと思います。
当院は『削らない予防歯科』なので、機能回復のための治療が終わったらメンテナンスのみの通院で3カ月おきの診察です。つい咳き込んでしまう患者のなかには、3か月後に来たときにもまた咳き込んでしまう人もいました。
その次、また3か月後には咳は出ませんでした。この経験から、シェディングはだいたい6か月くらいでおさまるのかなと思っていたのですが、3回目以降、二価ワクチンはまた別の工夫がされているようですね。

当院は予防歯科を実践しています。軽度な虫歯があっても、メンテナンスによって5年10年進行することなく経過している方がいます。
栄養療法やその他諸々の知識をあわせた予防歯科的アプローチにより、多少の虫歯があっても維持管理できます。他院で「削る必要がある」と言われた人でも、8割くらいは削らないでメンテナンスできると考えています。
当院には多くの方が「歯を無駄に削られたくない」と来院しますが、せっかくお見えになっても「やっぱりよそで治療してもらうことにした」と離脱する方が一定数います。メンテナンスを怠って治療に邁進しても再発を繰り返すだけなのに。。。
説明はきちんとしています。「削らないことが歯のためだし、ひいては全身のためだよ」「現状で削ったらもっと歯が悪くなるよ」と伝えたにもかかわらず、悪くなる方向へ突き進む様子は、「人類初のmRNAワクチンで危険だよ」「治験中だよ」と知りながらも接種を受けに行った8割の日本人と相似形をなしているようです。
「何もしない」ということが耐えられない。無駄なことであっても、有害なことであっても、何かしてもらいたいんでしょうね」

すでに国民の8割が打ったし、打った人は延々と打ち続ける。

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5回目を打ったのは、3千万人以上。4人に1人が打った計算になる。
6回目を打ったのは、1200万人を超えている。10人に1人が打った計算になるが、、、
本当?かなり盛ってない?(笑)
周囲の人を見まわすと、体感的にはちょっと合わないんだよね。
もちろんいるよ。5回打った人、6回打った人。確かにいる。でも4人に1人とか10人に1人とか、そんなにたくさんいる印象は受けない。
本当はそんなに打ってないのに、何かの事情で、水増しして報告しているのではないか?
妄想だけど、日本政府は製薬会社と不平等条約を結ばされていて、ノルマを課されている。たとえば国民全員がきっちり5回打つだけの本数(6億回分とか)を買わされてる。廃棄は認められない。「絶対に打て」と厳命されているが、憲法で規定された人権上、さすがに強制接種させるわけにはいかない。しかし政府としては、何としても「打った」という体裁を作らないといけない。

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有効期限が何回も何回も延長されて、手書きでちょちょいと修正オッケーだなんて、これまでの医薬品であり得なかった。
よほどのことだよ。こんなデタラメが認められているなんて
日本政府は、何かものすごいプレッシャーを受けているに違いないんです。
それが具体的に何なのかは分からない。「飛行機の墜落事故を起こすぞ」とか「南海トラフ地震を起こすぞ」みたいな、国民の命に対する脅しかもしれない。あるいは、国家予算レベルの違約金を吹っ掛けられているとか。

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すでにみなさんご存知のように、コロナは終わったけれども、ワクチンは終わらない。『原則年1回』ということで、これからも打たれ続ける。

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9月からオミクロン株の派生型「XBB.1」系統対応ワクチンを打つことが決まった。このワクチン、まだ完成してないし、当然治験もしてないけれども、とにかく、「これを使う」ということが決定した。まだこの世に存在しない医薬品を使うことが決まったという、これまた強烈なデタラメがここにもあります。
このワクチン、ひょっとしてあの悪名高いレプリコン型だったりしないよね?
だとすると、シェディングがこれまでよりもはるかにヤバいことになる。

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NHK発表の「日本国内のワクチン接種人数」の棒グラフ、6回目の下が空白なのが恐ろしい。

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7回目、8回目、9回目、10回目、という具合に、これ、どんどん続けるわけでしょ。しかも、どこかでレプリコン型に切り替わるかもしれない。
不気味だ。
ワクチン後遺症とかワクチン死を認め始めたマスコミが、いまだにシェディングに関して完全に沈黙っていうのも不気味なのよ。
シェディングは、彼らにとって、未接種者を追い込むための切り札。だからこそ、まだマスコミもこれについて報道することが許されない。そういう可能性はないかな?
今後さらに7回、8回と続くワクチン接種が、日本人絶滅に向けてのカウントダウンにならなければいいけれど。

シェディングに苦しむ人はもちろん、特にシェディングは受けないものの、あのワクチンの危険性を知っている人は、将来をともにするパートナーに対しても未接種であることを求めるだろう。
そこで、未接種婚活のお誘いです。

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https://konkatu30.peatix.com/

以前はアラフォー(35歳~44歳)を対象にした未接種婚活を行いました。めでたく1カップル成立したと聞いております。
今度はアラサー(25歳~34歳)を対象に行います。概要は以下の通りです。

■日時
7月22日(土)18時〜(受付開始17:30)
■場所
神戸三宮付近(参加者のみ後日ご連絡致します)
■参加資格
①ワクチン未接種者に限る(応募後未接種の確認のため接種券の確認をさせていただきます)
※接種券を紛失、捨てられた方は役所に聞いてみてください。もう発行できない場合は個別にご相談ください。
②年齢 男女共に 25歳〜34歳まで(今回はアラサー対象にいたします)
■参加費用
男性6500円 女性6000円
※飲食代含む
■未接種と確かめる方法
当日未使用の接種券をご持参いただきます。
■必ず本名にてご参加ください。
当日本人確認のため身分証明書のご提示をお願いします。

ワクチン後遺症の治療

2023.6.6

【症例】40代男性
【主訴】左側(左腕、左足)の脱力、しびれ、痛み
【現病歴】2021年8月にコロナワクチンの1回目を接種した。9月20日に2回目を受けたその2週間後、頭痛が始まり、さらに体の左側に帯状疱疹が出現した。当院初診は2023年5月30日。
経過について、本人の口から語ってもらおう。
「最悪の状況です。ワクチン打ったのはもう2年前ですよ。それでも、いまだに全然治らない。あちこちの病院に行って、できる検査は全部やりましたが『異常なし』と。左手の握力は12しかありません。仕事はもう1年以上まともにできていません。これが『異常なし』なわけがないじゃないですか。
2回目を打ってから2週間後、体の不調が始まりました。当初はツイッターに「接種後の副反応がつらい!」なんて気楽に投稿したりしてね。まさかその後、症状がここまで長引くとは思ってもいなかった。こんな笑えない状況になるなんて、夢にも思っていなかった。
頭痛から始まって、体の左側に帯状疱疹が出て。当時、全身脱毛のために美容サロンに通っていたので、そのせいで皮膚が荒れたのかなと思いました。でも、どうも単なる肌荒れではないので、ネットでいろいろ調べると、帯状疱疹の画像そのものでした。それで、ワクチンの副反応なのかなと。
放っておけば治るだろうと思っていたけど、2か月が過ぎても治らない。というか、左腕や左足のしびれがだんだんひどくなっている。不安になってきて、脳外科に行きました。CTとかいろいろ検査したけど『異常なし』。整形外科に行くと、「しびれはヘルニアが悪化したものでしょう」と。素人目にもピント外れだと思いました。神経内科に行って、また同じような検査を受けましたが、やはり『異常なし』。地元の大学病院では『機能性神経障害』という診断を受けました。それ何ですかと聞くと「検査では異常がないのに運動障害とか感覚障害が生じる障害」とのことで、まぁその通りだなと。ただ、そのとき言われた医者の言葉に衝撃を受けました。「恐らく一生このままです。治りません。症状に慣れるしかありません」と。
ショックでしたが、医者の言う通りでした。接種から2年経っても症状は治っていません。一生このままなのかと思うと、やりきれない思いです。悔しい。なぜあんなワクチンを打ってしまったのか。ずっと後悔しています。
左手がこういう具合ですから、食事にも差し支えます。右手にお箸を持って、左手でお椀を持つ。でも左手が不安定で落としそうになる。実際、脱力発作というのか、急に力が抜けることがあります。
ワイシャツを着てボタンを留めるのも難しいし、濡れたタオルを絞ることもできない。左足で片足立ちするのは無理です。腰から下が腑抜けのようです。よく転ぶので、階段から降りるのが怖いです。
恥ずかしい話ですが、男性機能もなくなりました。
体がみるみる衰えていくのが恐ろしくて、意識的に筋トレをしています。でも体は昔のようには動きません。
いつだったか、足の爪が全部はがれました。今も爪はありません。痛みは全然なくて、自然にぽろっと爪がとれました。現場作業員なので、仕事のときは安全靴をはいています。何かのケガをして爪が剥がれるとかなら分かるけど、何もせず剥がれたことが不気味でした。
肉体労働なので、こんな状態では仕事ができません。これからどうやって食べて行こうか、将来への不安もあります。
ワクチン打ってから、胃腸の調子がずっと悪い。便通はゆるいです。なぜか吐き気がこみあげてきて、実際嘔吐することもけっこうあります。吐き気止めを飲みながら、無理して食事をとっている有様です。接種前の体重は65kgだったのが、今は54kgです。
睡眠は、手や足のしびれが気になって眠りにくい。寝ようとするときに、左側だけぴくぴくとけいれんすることがあります。
あちこちの病院で医者から言われたのが、「精神的なものじゃないか」って。でも、接種前の自分には悩みなんてありませんでした。仕事は順調で、健康には何の不安もありませんでした。でも、どの医者にも「精神的なものだ」と言われるから、ひょっとしたらそうかもと思って、わらにもすがる思いで精神科に行きました。抗うつ薬が処方されて、飲むと、ただ気持ちが悪くなった。それだけでした。
去年あたりから気圧に弱くなりました。最近雨が続いてて、今も頭痛がしています。昔は雨が降れば現場が休みなので、雨がうれしかった。でも今は憂うつです。母がこんな具合でした。天気が悪いと体調が悪そうだった。でもまさか、自分が同じようなことになるなんて想像もしていなかった。
先週吐き気がひどくて、病院で吐き気止めの点滴を受けました。受けながら「こんな自分、いっそ一思いに殺してくれ」と思いました。
体がそろそろ限界です。心も。本当にうつ病になりつつあるのかもしれません」

ワクチンで健康を失った。そのせいで仕事ができなくなり、経済的にも困窮し、精神的にも追い詰められている。
接種が原因で亡くなった人がいることを思うと、この人はまだいいほうではあるけれども、ワクチン後遺症があまりにもつらいため、「もういっそ殺してくれ」という気持ちになっている。「接種後死ななかっただけよかったね」ではない。この人は今、生を死ぬよりつらく感じている。
さて、どのように対応すべきか。
食事や生活習慣の改善指導は必須だとして、他に何ができるか?
イベルメクチンは飲んだことがないというから、一度試しておきたい。接種からほぼ2年と長く経過している症例では、イベルメクチンは効きにくいという話を聞いたことがあるが、症状改善の可能性があることはひとまずやっておく。
漢方薬(コロナワクチン除去方)もぜひ勧めたい。左側の症状は、脳に何らかの梗塞があるのかもしれない。画像所見はないとしても、ごく微小な血栓が悪さをしているかもしれない。コロナワクチン除去方は血の巡りと気の巡りをよくするから、改善が見込めるかもしれない。
イベルメクチンと漢方薬だけで経過観察ということにしてもよかったんだけど、もう一つ、ダメ押しをしたくて、それでアサイゲルマニウムを勧めた。これ、悩ましいところなんです。基本、出すサプリは少なければ少ないほどいい。サプリの種類が多いと何が効いたか分からなくなるから。値段のこともある。サプリの種類が多いと必然的に財布の負担も大きくなる。特にゲルマは高額だからお勧めするのは心苦しい。でも、僕はこの人を心底気の毒に思っていた。ワクチンで人生がめちゃくちゃに破壊された。こんなひどいデタラメを食わされた人がいるのかと胸が痛く、何としても救ってあげたいと思った。
こういうときには、やはりゲルマニウムです。9回裏ツーアウト満塁。ここで監督が代打を立てるとなれば、一番信頼できるバッターを送り込むに違いない。僕にとって、それがゲルマニウムです。

6月2日再診。
「飲みだして4日ほどですが、しびれが改善しています。こんなに症状がよくなったのは、2年間で初めてのことです。今まではひどくなる一方でしたから。今日、雨が降っていますが、こういう日は必ず頭が痛くなります。でも、不思議なことに頭痛がありません。これ、自分としてはちょっとした奇跡です」

症状が楽になったとのことで、ひとまずよかった。臨床医は結果がすべての世界なので、何が効いたのかの考察は後でいい。
とりあえずしばらく今の処方を続けて、様子を見よう。余裕が出てきたら、たとえばイベルメクチンをやめてみたり、逆に、フルボ酸とかナットウキナーゼを新たに試したりして、さらなる改善を目指そう。
きっと、もっとよくなりますからね。

シェディングとコロナワクチン除去方

2023.6.4

60代女性
2023年4月26日受診
「私はコロナワクチンを受けていませんが、まわりはみんな接種済みです。打った人のそばにいると、シェディングを食らいます。症状は会う人によって、それぞれ違います。ある人に会うと、口の周りに口唇ヘルペスのようなぶつぶつができます。一晩寝るとマシになって、その翌日には消えることが多いです。かさぶたができて治っていくのではなくて、そのまま消えていくような治り方をします。ある人と一日仕事をしていると、ブレインフォグがひどくて、ものを考えられなくなります。他には、ものすごい倦怠感が出て眠くて眠くてたまらなくなったり慢性疲労症候群みたいに疲れたり、めまいが出たり。自分の体がまるで、スパイクタンパクの検出器になったかのようです。

今月15日に仕事で東京に行ったのですが、東京駅に着いたとたん、ひどい頭痛がして、もうたまらないほど痛くて。もともと若い頃は頭痛持ちでしたが、ここ数年は食べ物に気を付けるようになって頭痛はずいぶんマシになっていたのですが、久しぶりの激しい頭痛でした。一緒に行った娘も同じような体調不良になりました。そのままホテルに直行して12時間も眠りました。仕事を終えて、こちらに戻ってくるとまた楽になりました。

シェディングのことを他人に言うと、決まって「気のせいじゃないか」と言われます。でも娘も私と同じようにシェディングに弱くて、感じやすい。もちろん娘も未接種です。親子で同じように体調を崩すのだから、「気のせい」とはとても考えられません。

コロナが始まった初期の頃、コロナにかかりました。確か「37.5度以上が3日続けば保健所に連絡」という基準だったと思うのですが、熱は37.2度ぐらいの微熱が1週間続いて、それで症状が治まりました。ただ、そのあとの後遺症がひどかった。両足に何十年もなかったしもやけみたいなのができて紫色になった。そのうえ、ブレインフォグもひどかった。固有名詞が出てこなかったり物を考えられなかったりで、「認知症になっちゃった」と焦ったほどでした。おまけに、脱毛がありました。多発性円形脱毛症の診断で、頭皮に2か所できました。
そのおかげというか、こういうことがあったから、怖くてコロナワクチンを打たなかった。後で「打たなくて正解だった」とほっとしました。
コロナにかかった経験からいうと、あれは呼吸器感染症というか、血液の循環が悪くなる病気だという印象です。ただ、治るのはすぐ治ります。熱もしもやけっぽい皮膚症状も治りました。唯一、頭のモヤモヤ感、ブレインフォグですね。これが治りきっていない。あと、コロナになったときににおいがまったく分からなくなりましたが、それも尾を引いてると思う。コロナにかかる前はもっとにおいに敏感でした。
スパイクタンパク検出器みたいな私ですが、接種者特有のにおいはほぼ分かりません。一度、打ったばかりの人から、タンスみたいな、昔の家の樟脳のにおいを感じて、「ああ、これが例のにおいかな」と思ったことがありますが、基本においは分かりません。

イベルメクチンは使いますけど、シェディングへの効果は微妙ですね。先日東京に行ったときも前日から飲んでいましたが、全く効かなかった。スパイクタンパクの濃度が高すぎたせいでしょうか。

妹は3回打ちました。よくないと知って、4回目は打たなかったけど。妹と一緒にいると、強烈なブレインフォグに襲われます。言葉が出なくなって、まともな思考ができなくなる。でも家に帰るとマシになります。
先生のことを知ってから、アサイゲルマニウム、スピルリナ、竹炭なんかを飲んでいますが、飲んでも妹と会うとブレインフォグになるし、仕事の同僚と会うと口の周りに必ずヘルペスみたいなのができます。
小さい畑を借りて、野菜を作っています。だからEM菌のことは知っていました。畑仕事をしているとシェディングがマシになるような気がしています。土いじりには何かいい作用があるのかなと。
畑の管理をしてくれてる人がいて、この人、ワクチンの危険性とかシェディングのこととか全部ご存知だったから、打ってないと思ってた。でも最近、実は打っているということを知って、不思議に思いました。この人と一緒にいても全然シェディングを感じなかったので。土をいじるとか植物を育てるとか、何らかのデトックス効果があるのかもしれません。
ナットウキナーゼは買いたいけど、今話題になり過ぎて売り切れ中です。チャーガは試したけど、私には合いませんでした」

コロナワクチン除去方の適応がはまる気がしたので、勧めた。
この漢方薬については以前の記事で紹介した。
https://note.com/nakamuraclinic/n/n351fba7194d7
ワクチン接種者の様々な副反応(ターボ癌を含め)に効果を発揮するが、考案者の木田医師によると、シェディングに対しても効果があるという。

2023年6月2日再診
「除去方が効きました。それも、ものすごく効きました。飲み始めた最初の2週間ぐらい、好転反応だったのか、のどが腫れて風邪っぽくなりました。それで、血が混じったような痰とか鼻血がいっぱい出ました。ミミズのような、形のくっきりした痰です。すごいのが出たと思って写真に撮りました。汚いけど、見てみます?
こういう痰とか鼻血が出たとき、「ああ、これで治るな」と直感しました。たまってた毒がきれいに出たなと。
実際この後、除去方を飲み始めて2週間過ぎる頃には、ブレインフォグが完全に治りました。固有名詞がすらすら出ます。言葉に詰まることがありません。昔の私に戻りました。このまま認知症にまっしぐらかと思って不安でした。でも本当によかった。先生、私よくしゃべるでしょう?今が本当の私です。前に来たときは頭の中に霧がかかったようでした。

以前は鼻が常につまっていました。2020年にコロナにかかって以後、ずっと続く症状でした。でも今はつまりがすっかりなくなりました。シェディングのにおいが分かるようになりました。ひどいにおいです。自分なら絶対買わないような安物の香水みたいなにおいです。いかにもケミカルなにおいなので、気分が悪くなります。においが分かってしまうというのは、よし悪しですね。においをすばやく察知して、さっと回避できるメリットもありますが、分かってしまう苦しさもあります。
たとえば今日電車でここまで来ましたが、車内があまりにもひどいにおいなのでマスクしました。

ただ、除去方を飲み始めて以後、以前のようなひどいシェディングを受けることがなくなりました。4回接種済みの友人の車に乗ると、以前なら確実にヘルペスみたいな皮膚症状が出ていたところ、家に帰ってからすぐに除去方を飲むとそれほどひどい症状が出ません。

前回、EM菌のよさを先生から聞いてから、家でフル活用始めました。風呂にEM菌をいれて、家の風呂を“酵素風呂”にします。残り湯は洗濯にも掃除にも使えます。加湿器に入れると、ただの水を入れるよりも空気の清涼感が違いますよ。先生もよかったら試してください。
それから風呂にEM菌を入れ始めてから、風呂のタイルにカビが生えなくなりました。風呂にたったのキャップ2杯を入れるだけ。これだけで十分効きます。EM菌のすごさに驚きました。

しかし何度も言いますが、あの痰と鼻血は衝撃でした。ミミズみたいな、血まみれの白血球の死骸。こんなものが体につまっていたのかと。ワクチン接種者の血管内に白色クロットという大きな血栓があると聞いたことがあります。私の場合は打ってないし血管内ではないけど、同じようなものだったんじゃないかと思います。未接種ではあるけれど、コロナにはかかったので、そのときにスパイクタンパク的なものが体内に入り込んで増殖したのかなと。
ブレインフォグが一生続くのかと思っていました。でもそうじゃなかった。除去方が信じられないくらいに効いた。認知症みたいだったのが、また神経がつながってクリアになったようです。先生、これ、アルツハイマーにも効くんじゃないですか。認知症みたいな私がこれだけ劇的に治ったんだから、本当の認知症の人にも効くような気がします」

接種者もシェディングを受けます

2023.6.1

2023年6月7日ワクチン後遺症研究会のzoomミーティングで講演させていただいた。

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まず、ワクチン後遺症の治療例について供覧し、次に、シェディングに苦しむ症例とその治療について紹介した。

ワクチン後遺症の治療に際して、僕の臨床に欠かせないのはアサイゲルマニウムである。その何たるかを説明すると同時に、

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きっちり本の宣伝もしておいた(笑)こんな機会はめったにないからね。
医師、歯科医師、獣医師の方は、僕が主催する有機ゲルマニウム研究会にもどうぞ!毎月1回オンラインミーティングをやっています。

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https://organogermanium.com/

ゲルマに引き続き、チャーガも僕の臨床を支える強力な武器です。
チャーガについての告知も入れておいた。

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https://peatix.com/event/3598741/view

2023年8月1日チャーガについてのオンライン勉強会があります。有志医師の会、こどもワクチンプラットフォームのメンバーは無料となっています。よかったらご参加ください。

さて、本題。

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今回のオンライン会議で僕が最も強調したかったのは、シェディングの危険性である。あのワクチンがどれほど大きい災厄をもたらしたか、それについてはようやくマスコミも重い腰を上げて報道し始めたが、シェディングについてはいまだに沈黙している。
シェディング(接種者のそばにいることで何らかの体調不良が生じること)という現象は、明確に存在する。

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以前紹介した論文だけれども、これはもっと注目されないといけない。特に、このグラフ。

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下半分、ピンク色の山は、未接種の両親とその子供で、抗体価(コロナ特異的抗体)は上がっていない。これは当たり前です。
しかし上半分を見よ。接種した親(vaccinated adult)で抗体が上がっているのはワクチンを打ったのだから当然だとして、問題はその子供である。接種した親と暮らしている、ただそれだけで子供の抗体価が上がっている。これこそがシェディングの証明になっています。
接種した親から出ている何らかの物質が、未接種の子供の免疫系に干渉したことを意味しています。

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やはり、以前に紹介した論文の再掲だけれども、高知大学の佐野教授がワクチン接種者の汗腺からスパイクタンパクを確認している。汗のなかに存在するということは、その汗を拭いたバスタオルにはどうなのか?汗が蒸発すれば空気中に拡散することがあるのでは?銭湯のお湯はどうなのか?さまざまな不吉な疑問がわいてくるわけです。

シェディングを起こすワクチンは、何もコロナワクチンが最初ではありません。たとえばポリオワクチン。

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経口生ポリオワクチンを接種した子供の分泌物(尿、便、唾液、鼻汁など)には大量のポリオウイルスが含まれいてる。そのため、接種した子供のオムツを替える親やベビーシッターが次々と麻痺(ポリオ症状)で倒れた。この事態を重く見た米国政府は、1999年生ポリオワクチンを不活化ワクチンに切り替えた。

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イギリスでは水道水からポリオウイルスが検出された。立派な”公害”です。
接種者を「生物兵器」とする表現は誇張だとは思わない。文字通り、本当に、ウイルス拡散装置になっている。
悲しいことに、こうしたワクチンを打つ医療者も接種を求める患者も、こんなデタラメなワクチンを「公衆衛生」だと思っている。実際には病気の予防どころではなく、病気の拡散にしかなっていない。

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野ウサギを147匹つかまえて、それら全匹にマイクロチップを挿入し、かつ、その半数(73匹)に自己拡散型ワクチンを接種した。そしてこれらを野に帰した。さて1か月後、再び野ウサギを捕まえた(標識再捕法。生物学では定番の手法)。この野ウサギのうち、マイクロチップ挿入済みかつワクチン未接種のウサギの56%に抗体が検出された。
これ、衝撃的な結果なんですが、意味が分かりますか?再度捕獲されたマイクロチップ挿入済みのウサギは、ワクチン接種済みか未接種か、すぐわかる。未接種なら抗体が検出されないのが普通です。しかし56%から抗体が検出された。接種済みの個体から出る何らかの物質が、未接種個体の免疫系に干渉したということです。

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自己拡散型ワクチンは、すでに獣医学の分野で応用されている。多数のウサギを飼う小屋があって、その全個体にワクチン接種するのはけっこう大変です。捕まえて1匹1匹ワクチンを打とうにも、ぴょんぴょん跳ねて逃げ回り、獣医も大変ですが、ウサギにもストレスです。自己拡散型ワクチンが便利なのは、数匹捕まえてワクチン接種するだけでオッケーなところ。接種した数匹が不妊になるのはもちろん、それらが他の個体と混じり合い、結果、他の個体をも不妊にすることができる。一網打尽とはこのことです。

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https://www.youtube.com/watch?v=FQPQsUiaaEc

『ユートピア』2013年英国制作のドラマ。
我々はヒトの繁殖を今後3世代で終わらせる。赤ちゃんが次々と忙しく生まれるなどということはもうない」「注射によるウイルス注入、地球温暖化、水不足、食糧危機。これらすべての問題は、結局すべてひとつに行きつく。人口過剰だよ
ドラマや映画などを使って、今後の行く末を示唆するのが彼らの流儀。
本気で根絶やしにかかってると思うよ。

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恐らく今の日本で、世界で、同じことが起こっているはずです。「自分はコロナワクチン未接種だ」という人も、社会生活を営む上で、接種者が密集する職場や人混みに行かざるを得ない。そのときに、接種者の皮膚や呼気から発散されるエクソソーム(スパイクタンパク)を吸入したり接触する。こうして体内に侵入したスパイクタンパクが、免疫反応を起こし、抗体が産生される。
毎日のように接種者を診察する僕の体内でも起こっていると思います。

講演後の質疑応答にて

池澤孝夫先生「シェディングについて、2回とか3回打って何もなかったけど、この春頃から調子が悪いという人が多い。本人さんは遅発型後遺症を疑っているけれども、どうも話を聞いていると、ワクチン後遺症よりはシェディングらしい。そういう患者が多くおられます。
遅発型後遺症なのか、オミクロン対応ワクチン開始以降、シェディングの害が深刻化しているけれども、そのどちらなのか。あるいは、その混在型もあるのではないか。
もともと後遺症のあった人が、シェディングのせいで悪化するとか、あるいは、後遺症とシェディングの混在型について、中村先生はそうした症状について鑑別の方法はありますか?」

これは極めて重要な指摘です。
僕らは、ともすれば、「接種者」と「未接種者」の二分法で思考しがちです。そして、シェディング被害については、「接種者=加害者」、「未接種者=被害者」と形式的に見ています。しかし、池澤先生の指摘によると、接種者のなかにもシェディング被害を訴える人がいるという。
これは、言われてみれば、僕にも思い当たる節があります。ワクチンを2回接種した患者のなかに、「人混みに行くと体調が悪くなる」という人が確かにいる。僕は内心「あなた接種者じゃないの」とスルーしていたのだけれど、彼らはシェディングの被害者であるかもしれない。

池澤先生「2回接種で終わった人について、遅発型は、2回目接種してから3~6か月後くらいに発症していることが多いし、3回接種した人は半年~1年後くらいに発症することが多いので、少なくともそれぐらいまで何ともなくて、いきなりひょっこり、今年に入ってから体調おかしいとか、その時間経過に注目することで見えてくるかと思います。つまり、時間ですね。最後に打った日(何回打ったか)からどれぐらい経過したのかということと、それとシェディングに多いのは、意外と全身倦怠感とか神経症状はあまりなくて、呼吸器症状、皮膚症状、消化器症状など、スパイクタンパクが入りやすいところの症状を訴える人が多い。そういうのがひとつの判断基準かなと。また、最近のシェディングであれば、イベルメクチン、グルタチオン、ビタミンCの点滴が効くので、それを試して、著効すれば「シェディングかな」と鑑別の助けになります」

佐々木みのり先生「うちの患者で2回接種後にワクチン後遺症になり、それからずいぶん経ってるけど、シェディングで苦しんでる患者がいる。親の入居する高齢者施設に行って、帰ってくるとシェディング症状が出てくるとか。症状は皮膚の湿疹、皮膚科的にはsenile angiomaと言いますが、発作的にぶわっと出ます。それは恐らく、生検して病理に出して免疫組織染色すればスパイクタンパクが出ると思います。今、佐野教授とその患者を共有して、今度発作が出たら佐野教授のところで生検してもらう予定です。
遅発型のワクチン後遺症なのか、接種者のシェディングなのか、鑑別としては、明らかに人混みであるとか高齢者施設とか「ワクチン接種者がたくさんいる場所に行くと症状が出る」、これがポイントかなと思って、私はそこを聞くようにしています。たとえばデイサービスなどで入浴介助する介護士とか、あるいは美容師とか、じかに手で接種者の肌に触れるようなことをしていると、自分の腕や手に水ぶくれが出る人がいます。これは、明らかにシェディングです。そしてこれは、打ってる打ってない関係なく起こっています。こういう人にはゴム手袋することを勧めます。それだけで皮膚症状がずいぶん抑えられた。だから経皮的な何かがあることは確かだと思います。あと、呼吸で吸い込んだスパイクタンパクはけっこう厄介です。のどがゲホゲホして急に咳き込んだり、ずっと痰が続いたり、体がだるくなったり、そういう場合はイベルメクチンやコロナワクチン除去方を使っています。あるいは、ゲルマニウムも使います。1錠ですごく効きます。毎日飲まなくても1回飲んだら2,3日効いてる印象です」

池澤先生「シェディングについて、人混みに行って調子悪くなるというのは、みのり先生が言うように、シェディングを疑うひとつの根拠になるけれども、私が最近気にしているのは、衣服について家に持ち込まれて、家じゅうが汚染されているんじゃないかという可能性。そのせいでワクチン後遺症も改善しないのかもしれない。家がスパイクタンパクで汚染されまくっているせいで、家にいてもスパイクタンパクを吸いまくっている。この可能性は大いにあると思っています。
服の材質としてリスクが高いのは、夏はポリエステル系、冬はアクリル系です。ポリエステルもアクリルもマイナスに帯電しやすくて、静電気でプラス荷電を引き寄せます。井上先生によると「スパイクタンパクの正電荷について、オミクロン株は武漢株の60倍くっつきやすい」というぐらいだから、ポリエステルやアクリルの服を着て人混みに行けば、服に大量のスパイクタンパクが付着しているはずです。この付着は非常に強力です。患者のなかには鼻が敏感な人がいて、そういう人に言わせると「洗濯しても落ちない」とのことです。
だから、シェディングに苦しむ人に対するアドバイスとしては、「衣服を変える。石油由来のアクリルやポリエステルを身に着けない」あるいは、「加湿器にフルボ酸を入れる」といった対策があるかと思います。これを実践することで1週間でシェディングが改善した人がいます。
オミクロンワクチンのシェディングは極めて厄介です。しっかり対策を講じる必要があります」

吉野真人先生「ワクチン後遺症を内因性スパイク、つまり体内で自前で産生されたスパイクタンパクによる害だとすると、シェディングは外因性スパイクによるものだと言えます」

要するに、両者ともスパイクタンパクによりもたらされる障害であり、Spike Proteinosis(スパイクタンパク症)という概念で統一的に把握できそうですね。

池澤先生「ある患者が言ってました。「ホテルに行くとシェディングで寝れない」と。布団のシーツや枕カバーは、もちろん洗濯してるんですよ。それでも、肌が異常を感じてる。結局、ただ洗濯するだけでは、全然スパイクタンパクが落ちてないんです。
カーテンにはポリエステル製が多いから、空気中のスパイクタンパクを吸着する。だから、カーテンを開け閉めするだけでも、スパイクタンパクは激しく飛散するはずです。
エアコンを使ってないとき、送風口に大量のスパイクタンパクが静電気で引き寄せられてた。そこでエアコンをつけると、大量のスパイクタンパクが部屋中にまき散らされる。これからエアコンをガンガン使う季節なので、危ないですよ。特につけたり消したりすると余計にリスクが上がります。正直、私の部屋はエアコンつけっぱなしです。
衣服、寝具、絨毯、エアコン、カーテン。そのあたりには注意が必要です。
服として、オススメは綿。あと、ウールもいいですよ。ウールはプラス荷電で、スパイクタンパクと反発するので。だから、服は綿かウール。あとは絹や麻もいいですね」

衣服などに付着したスパイクタンパクの悪影響、つまり、「シェディングのシェディング」に対しては、EM菌をスプレーボトルにいれてシュッシュすると楽になるという人がいます。
https://note.com/nakamuraclinic/n/na6cd51515a0f
EM菌の効果は多くの患者が実感しています。
同じことをフルボ酸でやってもいいし、二酸化塩素で試してもいいかと思います。

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シェディング対策は重要です。それは、シェディングに苦しむ人を助けるために重要なのはもちろんですが、接種者と未接種者の分断を防ぐために重要です。

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国民の8割が接種した今、シェディングからは逃げられない。でも、対応策がある。恐れる必要はない。恐れるものがあるとすると、それは、接種者と未接種者が分断された社会のほうだろう。

源麹研究所

2023.5.26

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麹がいかに体に良いか、過去の記事で複数回にわたり紹介した。
麹の効能1
https://note.com/nakamuraclinic/n/n42b182eda965
麹の効能2
https://note.com/nakamuraclinic/n/nbfec5683e5a6
麹の効能3
https://note.com/nakamuraclinic/n/nabfe1496dac5
麹の効能4
https://note.com/nakamuraclinic/n/n30dd6700fa5e
麹の効能5
https://note.com/nakamuraclinic/n/nbdec244e566e
麹の効能6
https://note.com/nakamuraclinic/n/nbdcd2e0ae872
麹の効能7
https://note.com/nakamuraclinic/n/nfaab04881a9f

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これらの記事はすべて、『麹親子の発酵はすごい』(山元正博、山元文晴著)の内容を踏まえたものだった。
今回、鹿児島に来たそもそもの目的は、僕がリスペクトする『麹博士』山元正博さんにお会いすることだった。お会いして、ゲルマニウムの魅力を伝えたいと思っていた。浅井ゲルマ研究所の中村宣司さんと永田さんと一緒にお邪魔して、こういうことをお伝えした。

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「この論文をごらんください。2019年に中村さんのチームが書いた論文ですが、内容としては、アサイゲルマニウムとコウジ酸の併用により、それぞれの単独使用よりも能率的にメラニン産生を抑制するというものです。

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この図が分かりやすいかと思います。まず、シミがどんなふうにできるのかということですが、チロシンというアミノ酸にチロシナーゼが作用して、Lドーパができ、これにまたチロシナーゼが作用してドーパキノンができ、これが代謝されてメラニン色素になる。これがシミのもとになります。つまり、メラニンの合成を抑えてやれば、シミが消えることが期待できます。
まず、コウジ酸はチロシナーゼの活性を抑制し、Lドーパの産生やドーパキノンの産生を抑制することで、メラニン合成を阻害します。
一方、アサイゲルマニウムは、コウジ酸とは別の作用機序でメラニン合成を阻害します。具体的には、Lドーパとの相互作用です。
つまり、コウジ酸、アサイゲルマニウム、それぞれメカニズムは違いますが、いずれもメラニン合成を抑制するという点では共通しているわけです。
作用機序が同じようなものを併用すれば、効果はせいぜい相加的になるにとどまりますが、作用機序が異なるものを併用すれば、相乗的な効果が期待できます
そこで、コウジ酸とアサイゲルマニウムについて、単独使用の場合、併用の場合とで、その効果を比較しました。結果が以下のグラフです。

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まず、(A)のグラフをご覧ください。細胞外のメラニン量は、アサイゲルマニウムの投与量依存性に減少していきます。コウジ酸についても、投与により細胞外メラニン量が減少します。
これらの併用でどうなるか。それを検証したのが(D)のグラフです。ゲルマニウムの増量、コウジ酸の増量によって、それぞれ細胞外メラニン量が減少します。つまり、相乗的に作用しているということです。

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アサイゲルマニウムがどのようにしてLドーパに作用するのか?この作用機序についても詳しく調べています。

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右上のTHGPがアサイゲルマニウムです。Geの周りに水酸基(-OH)が3個もついています。ここが反応性の高い部分で、たとえばシス-ジオール基(隣接する-OHを2個持つ箇所)と結合します。シス-ジオール基の例としては、カテコラミン(ドーパミン、ノルアドレナリン、アドレナリン)やATPはシス-ジオール基を持っています。アサイゲルマニウムには鎮痛作用がありますが、それはATPとの結合によるものです。
アサイゲルマニウムはこのシス-ジオール基と結合するため、Lドーパが基質として認識されません。結合している間は酸化が進まない。つまり、ドーパキノンにならない。結果、メラトニン産生が抑制されるということです。

さらに言うと、ビタミンCもメラニン抑制に効くことは有名です。先の作用機序の図で言うと、ビタミンCはドーパキノンを還元しLドーパに戻します。ビタミンC投与で美白になるのはこのメカニズムによります。

そこで、僕としては、アサイゲルマニウムと源麹研究所の麹がコラボして、何らかの美容アイテムが作れたらおもしろいんじゃないかなと想像しています。
僕はここ数年アサイゲルマニウムを臨床で使ってきました。その効果はすばらしいものです。また、山元さんの本を通じて、また自分の体感を通じて、麹のすばらしさも知っています。この両者がコラボすればすばらしい化学反応が起こると思っています。
シミに悩む女性の助けになるのはもちろんですが、メラノーマなどの皮膚癌への効果も期待できると思います。というのは、メラノーマ細胞を使った上記の研究できっちり結果が出たので」

このプレゼンに対して、前向きに話を進めていきましょうということになりました。アサイゲルマニウムと麹のコラボ商品が、近いうちに完成するかもしれません。
美肌を求める女性にとっての”最終兵器”になると思います(笑)

源麹研究所を後にする際、見送りに来てくれた山元さんが「温泉に行くのならここがいい」というところを紹介してくれた。「客はほとんどが地元の人。いい温泉ですよ」
さらに、源麹研究所の販売コーナーに勤務する女性に、どこかおいしい飲食店を聞いたところ、オススメを教えてくれた。

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源泉かけ流しのお湯が、1日20リットル以上も流れているという。湯船につかりながら、何かすごいもったいない気がした。「こんなにいいお湯があふれている」と山頭火みたいなフレーズが頭に浮かんだ(笑)
お湯は飲用可能。飲んでみると少しミネラルっぽい味がする。いかにも体によさそう。湯から上がって、涼んでいたけど汗が止まらなかった。代謝がものすごいよくなったみたいだ。
こんなにすばらしい温泉が1回300円。地元の人はふらっと来て、当たり前に使っている。なんてうらやましい。

コロナ前、2019年だったか、栃木県に行って、ある温泉に入った。別に体が温まればどこだってよかった。何の期待もしてなかった。そもそも温泉が目的の観光じゃなかったから、何の下調べもせず目についた温泉にテキトーに入ったのだけれど、それがとても気持ちよかった。湯上りがあまりにも爽快で、こんな気持ちのいい感覚を味わったのは初めてのことだった。ぜひとももう一回入りたいと思ったので、神戸に帰る直前にまた同じ温泉に行ったほど。
この栃木の温泉が自分史上最高の温泉だったけど、今回の鹿児島で入った温泉は、それと甲乙つけがたいほどすばらしかった。

温泉を出た後、地元の人オススメの居酒屋に行ってみた。
さて、まずは飲み物から、とメニューを見ると、品ぞろえは多くない。ビールか焼酎。焼酎は一種類だけ。「じゃ、これで」と注文すると、店員が「ボトルだとお得ですよ」という。「いくら?」「1800円」
安いなぁ。でも、せっかく旅行に来てるんだから、高くてもいいからもっといい焼酎が飲みたいんだけど。魔王とか森伊蔵とか。でも一種類しかないんなら、これでいくか。
という感じで、飲んだんだけど、何も問題なかった。問題ないどころか、めちゃくちゃうまかった。いかにも「イモ」って感じの澄んだ香り。これを「森伊蔵です」とか言って出されても、何も気付かず「やっぱりうまいなぁ」って飲んでたと思う。

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多分、全国的な知名度という意味では誰も知らない焼酎だろう。でも、うまい。これが1ボトル1800円ってあり得ない。
料理もうまかった。黒豚の煮込んだの、絶品だった。
温泉もそうだけど、地元の人は最高のものを、当たり前みたいに、ごく安い値段で享受している。この焼酎、東京なら10倍の1万8千円でも全然おかしくない。温泉も、これだけすばらしいのが都会にあれば、2000円の入浴料でも客が殺到すると思う。

ちなみに、九州の焼酎がおいしいのは、先ほど行ってきた源麹研究所の河内源一郎博士(1883~1948)のおかげです。焼酎を作ってる酒造業者は河内博士のお墓に足を向けて眠れないはずです(笑)
それと、鹿児島の豚肉がおいしいのは、山元正博さんのおかげです。山元さんは豚の飼料に麹を配合することで、豚肉の肉質向上と養豚場の糞尿による悪臭の軽減に多大な貢献をしました。

今回の旅行で、鹿児島は何て豊かな土地だろうと思いました。自然環境の豊かさもさることながら、そこに暮らす人々の創意工夫が生活をより豊かにしている。島津家がイギリスと互角に渡り合えるほど強かったのも、こういう豊かさが背景にあったんじゃないかな。

最近シェディングの質が変わった?

2023.5.20

30代女性 5月10日受診
「今年の1月中旬に彼と出会いました。素敵な人だなと思って連絡先を交換して。最初は2週間に1度の頻度で会っていましたが、お互いに魅かれあって、2月には週に1、2回のペースで会うようになりました。
でも会った翌日、必ず体調が悪くなることに気づきました。だるかったり、腕の関節が痛かったり、のどが痛んだり。そういう症状がだいたい2、3日続きます。
ひょっとして、と思って彼に聞いてみると、やっぱりそうでした。「4回打った。最後に打ったのは去年の11月」と。
彼に正直に打ち明けました。「私、あなたと一緒に過ごすと、翌日から体調が悪くなるの」と。そして、具体的にどういう症状が出るのかを伝えました。
彼のことが好きだから伝えたんです。嫌いな人ならわざわざこんな説明しないで、黙って別れたと思う。これからも彼と一緒にいたいから、自分のことを分かってもらいたいから、シェディングのことを説明しました。
彼、分かってくれました。「俺にできることがあれば何でもする。デトックスの必要があるなら協力する」と。
3月上旬から同棲を始めました。好きな人ではあるけれど、やっぱりシェディングは食らいます。たとえば一緒に車に乗っていると、肺がチクチクして、頭痛とめまいがしたり。ワクチンのにおいもわかります。
3月下旬になって、関節が痛くて、炎症が起きて風邪っぽい感じになって、以前よりも鼻やのどの粘膜が乾燥する感じになって。
何とか症状を軽くする方法はないものかと情報を探していて、中村先生のことを知りました。4月に予約しましたが、そのときが一番調子が悪かった。今日受診するまでの間にいろんな対策を試したおかげで、今はシェディングの影響を受けにくくなりました。
一番効いたのは、青パパイヤ酵素です。関節のだるさとか風邪っぽい感じがずいぶん楽になります。

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これがなぜ効いたのか?私の仮説ですけど、シェディングというのはスパイクタンパクがエクソソームとして発散される現象だとすると、酵素がスパイクタンパクを分解するんじゃないかと思います。
あるいは、この青パパイヤ酵素の説明パンフレットに書いてあったんですけど、ロシアのチェルノブイリで原発事故が起こったときに、現地の人にこの酵素を送ったらとても喜ばれたという記述があって、ほら、コロナワクチンと放射線の関係が言われてますけど、そういう、放射線的な意味でも青パパイヤ酵素が効いたのかなって思います」

タンパク分解酵素という意味では、ナットウキナーゼ、ルンブロキナーゼ、セラペプターゼ、ブロメラインあたりも見どころがあるかもしれない。
ナットウキナーゼは、マロン博士やマカロー博士が紹介したことで世界中で爆発的に売れてて品薄だけど、パパイヤ酵素(パパイン)はまだそれほど注目されてないと思う。

40代男性 5月19日受診
「職場では3回目、4回目まではだいたい皆さん打っていますし、5回打った人もいます。危険性に気付いて2回でやめていたのに、海外出張するために最近になって3回目を打った人がいて、その人からひどいにおいがしています。
ここ2週間ほど、暑くなってきたせいか、それともみんながマスクを外し始めたせいか、職場はひどいにおいです。しかも、シェディングの質が変わってきた印象です。2021年夏頃までは下痢がひどかった。それもほとんど水のような下痢です。でも最近はそうではなくて、動悸とか呼吸困難になるようなシェディングです。
これまでシェディングの影響を受け過ぎたせいか、最近自分の尿や便から柔軟剤のにおいを感じます。これはどういうことだと思いますか?接種者から発散される何らかの物質が私の体に吸収されて、増殖し、体がそれを排出しているということでしょうか?
同じことを妻も感じています。妻は私に負けず劣らずにおいに敏感なのですが、自分の尿から柔軟剤みたいな変なにおいがすると言っています。窓を開けていると、排水溝とか街行く人々からシェディング臭がして、それが不快なので窓を閉めるのですが、そうすると自分の排せつ物のにおいを感じてしまう。
これ、自分が悪影響を受けたものを排出できているという点で好ましいことなのか、それとも、デトックスしきれなかったものが尿にもあふれ出ていることでヤバいことなのか、どう考えればいいでしょう?
私が想定する最悪のケースは、シェディングによるDNAの変化です。接種者の遺伝子が変わる可能性は理解できます。つまり、コロナワクチンに含まれるmRNAが逆転写酵素で核内に取り込まれて遺伝子が変化したり、コロナワクチンに混入していた大腸菌のプラスミド由来のDNAが核に取り込まれて遺伝子が変化したり。そういう可能性があることは分かります。でも、シェディングによって自分の遺伝子が変わる可能性はあるでしょうか?

3月、まだ寒い頃によく感じたのですが、たとえば電車で隣に来た人が、「ああ寒い」という感じで、こうやって腕を組んで身を縮めて腕をこすり合わせます。そうすると、こすり合わせた腕からにおいが舞い上がるように、ひどいにおいが広がります。そのにおいをかぐと、私はしんどくて動けなくなります。柔軟剤のような甘いにおいです。接種者の皮膚からは、確かに何らかの匂い物質が出ていると思います。
においは、温かくなって薄着になってきたせいか、以前よりきつくなりました。

どのように対処しようか、悩んでいます。たとえば、子供の習い事をどうしたものかなと。子供が音楽教室に行っているのですが、そこの事務員とか他の子供の親御さんがすごいにおいで、子供をこのまま通わせていいものか、心配です。子供は「痰が絡むことが増えた」と言っています。もちろん、これがシェディングの影響か、あるいはケムトレイルのせいか分かりませんが。

最近、シェディング対策として効果を実感したのは、これです。

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エムケイエコという樹木抽出物です。これ、確かににおいが消えます。効能書きにも、ホルムアルデヒド、VOC(揮発性有機化合物)の除去と書いてあります。

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『シェディングに効いたもの』https://note.com/nakamuraclinic/n/n0ed042383c09

接種者からホルムアルデヒドやVOCが出ていることは確認されているから、これが効く理由も納得できます。
5ALA、フルボ酸、グルタチオン、ゲルマニウム、竹炭。このあたりで、少なくとも最悪の事態は回避できてるかなという感じです」

最近シェディングの質が違う感じがするという声は、患者からよく聞きます。まず、においが違うし、曝露によって起こる症状も1回目、2回目のときのシェディングとはかなり違うようです。シェディングに敏感な人は、「3月、4月になって、シェディングがひどくなってきた」と言います。
これ、考えてみればかなり異常なことです。1回目、2回目がバンバン進んでいた2021年夏ごろは、シェディングを訴える声も多かったけど、打つ人が打ち終わり、だんだん時間が経つにつれ、シェディングの被害も収束していたんですね。
シェディングという現象が、たとえば接種後1か月以内がピークでその後は次第に接種者から発散されるエクソソームの量も減少していくとすると、2023年の3月、4月あたりというのは、最もシェディング被害が少ない時期でなくてはいけない。6回目が始まった5月8日以降はまた事情が違うけれども、その直前の時期というのは、世間一般がワクチン接種から最も時間的に遠ざかっている時期だから。しかし実際には、シェディングに敏感な人の多くが「ひどくなってきた」という。
3回目以降の二価ワクチンを受けた人が発散するエクソソームの量は、経時的に減少しない。つまり、延々発散し続けるということかもしれない。

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岐阜県の歯科医神野剛良先生は、うつみんとの対談のなかで、「シェディングを食らったせいで、おでこに磁石がくっつくようになった」と言っている。
https://www.youtube.com/watch?v=Bi0yJWSLZTk
荒唐無稽な主張のように思われるだろう。しかし、接種した人の遺伝子を書き換える可能性が真剣に疑われているワクチンである。僕としては、もはや何があっても驚かない。

別にコロナワクチンに限らず、すでに従来使われていたワクチンでもシェディングは起こり得る

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https://note.com/nakamuraclinic/n/n9442e1ef2305

MMR(三種混合)、水痘、ロタ、DTP、ポリオ。子供がこれらのワクチンを受け、そのせいでお母さんが体調を崩す現象が複数報告されている。
https://note.com/nakamuraclinic/n/ne819d46d0a33

体調を崩すどころじゃない。接種者の周囲にいる若年女性が不妊になる可能性も考慮しておく必要があると思っている。

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すでにウサギの繁殖コントロールに使われている技術である。この技術が今回のコロナワクチンに応用されていないと誰にも断言できない。

杞憂であればいいと思っている。しかし「悲観的に備え、楽観的に対処する」というのが危機対策の基本である。
接種者は、たとえ自分に症状がなくとも、解毒のためにできる限りのことをしておくといい。結果、それが愛する人を守ることにつながるかもしれない。
6回目を打つなんて、もってのほかですぞ。打つあなたはよくても、周りがいい迷惑なんです。

有機ゲルマニウム研究会のサイトOPEN

2023.5.1

有機ゲルマニウム研究会のサイトが完成しました。
色々な情報発信の場所になればと思います。

これからも宜しくお願いいたします。

有機ゲルマニウム研究会~鎮痛作用について

2023.4.16

以前に告知したように、毎月、医師、歯科医師、獣医師を対象に有機ゲルマニウム研究会をオンライン上で実施している。4月11日、その第2回を行った。
理想としては、参加している医療者の皆さんとゲルマの使用経験を語り合う場にしたいところだけど、現状では積極的に使用しているのは僕だけなので、最初のうちは僕のひとり語りになってしまうのは仕方ない。
前半で浅井ゲルマニウム研究所の島田さんに『アサイゲルマニウムの鎮痛効果』について講演していただいた。それに対する質疑応答のなかで、僕はこんな話をした。

ある40代女性が「歯が痛い」ということで当院を受診されました。うちは歯医者じゃないんだけど(笑)この患者が言うわけです。「ロキソニン飲んでも今治水飲んでも何をやっても効かない」と。みなさん今治水ってご存知ですか。今治市の水ってことじゃないですよ(笑)こんじすいと読みます。

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クローブ、シナモン、ミント、カンファーなど痛みを抑える生薬を使った第2類医薬品で、薬局とかネットで買えます。
しかしこの人は何をやっても効かなかった。歯医者を3件まわったけど、どの歯医者も「問題ない」と言う。それで「どうにかして」ということで当院に来られました。
そこで僕はこう言いました。「ゲルマニウムを歯茎の痛む箇所に当てておくように口に含むといい」と。そして、個人的に信頼している別の歯医者を紹介しました。
それから1か月後、この人が再びうちに来て、「ゲルマは確かに効きました。確かに一瞬楽になりました。でもそれで根本的に治るわけではありませんが。紹介してくれた歯医者に行って麻酔を打ってもらいましたが、麻酔が全然効きません。おかしいなということで歯の詰め物を外すと、中から大量の膿が出てきました。その膿が出た後ようやく麻酔が効いて、その歯を抜いてもらいました」
この話には重要なポイントが含まれています。
まず、麻酔という鎮痛方法は血流に依存しているということです。この患者の痛む箇所には大量の膿が貯留していて、そのせいで内圧が高まり、虚血状態にあった。これではさすがの麻酔も鎮痛効果を発揮できない。しかしこのような状態であっても、ゲルマニウムを口に含んで痛む箇所に当てていると「痛みが楽になった」とこの患者は言っているわけです。ゲルマニウムの鎮痛作用は血流に依存していないということです。歯茎から経粘膜的に吸収されて血流非依存的に鎮痛作用を発揮した。これがゲルマニウムの非常にユニークなところだと思います。

後半は僕の症例提示。以前の記事に書いたことがある症例ですが、不登校の9歳男児がゲルマニウムを飲み始めてから学校に通えるようになった例について紹介しました。
【症例】9歳男児
【主訴】チック、不登校、皮膚掻痒感
【現病歴】2020年3月、コロナ自粛が始まった頃あたりに「ざわざわした気持ちになる」といって学校に行けなくなった。学校だけではなく、外に出ること自体が困難になった。同時期から全身にチックとかゆみが出現した。皮膚科に行って薬(飲み薬、塗り薬)を処方されるも改善しない。同年9月当院受診。
お母さん「2018年にこの子の父、私の夫が亡くなったんですね。それ以後、おかしくなったと思います。そこにコロナ自粛の影響が加わって、ますます悪化したようです。本人も『パパに会えなくて寂しくてこんなふうになったと思う』と言っています。カウンセリングのような治療を受けた方がいいでしょうか?
最近は明らかに元気がなくなって、何もせずに横になっていることが多いです。食事量も減っています。睡眠についても、今まで9時には寝れていたのが、最近は気持ちの不安定からなかなか寝れないことも多いです。
学校に行きたい思いはあります。ただ、急に人混みが苦手になりました。学校もそうですし、電車とかレストランとかに入るのも抵抗があります。
皮膚は以前はすべすべしてきれいでしたが、最近は全体的にガサガサしています。軟膏を塗っても効きません。皮膚のせいなのか、お風呂も嫌がります。皮膚の感覚異常でしょうか。
チックも夫が亡くなった頃に始まりました。音声チックと運動チック、両方あります。音声チックは、同じ言葉を2,3回繰り返したり。運動チックは、ジャンプしたり、ぎゅっと目をつむったり。最近チックがあまりにもひどいので病院に行ったら、ADHDに効く薬を処方されました。ネットで調べると、ほぼ覚醒剤に近い薬だと。怖いのでまだ飲ませていません。お守り代わりに持っていますけれど」

こういう症例を見て、まず何を考えるか?
本人は、父に会えない寂しさのせいで様々な不調が生じたと考えている。人間は、肉体という物質的な存在であるばかりではなく、心という精神的な存在でもあるから、こういう本人の解釈モデルは大事である。だから、カウンセリング的なアプローチも、一度は試してみてもいいかもしれない。
ただ、一般論として、普通の人間は寂しいからといってチックを発症しない。他に原因があるに決まっている。そこで、探りを入れてみる。「ワクチンをよく打っていた、ということはありませんか?」
「夫は白血病でした。感染症にかかってはいけないと思い、この子にはワクチンを欠かさず打つようにしていました。すでに小児ワクチンはすべて打っていますが、さらにインフルエンザはもちろん、麻疹、風疹の追加接種なども積極的に受けました」
ああ、なるほど。この時点でおおよその見当がついたが、まだ断定はしない。持参の採血データを見ると、
中性脂肪 49 mg/dl ヘモグロビン 12.9 g/dl コルチゾール 4.4 μg/dl
中性脂肪が低い。なぜか?
ひとつの可能性として、ワクチン接種により中性脂肪が低下する。

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また、ヘモグロビン12.9と軽度ながら貧血がある。ワクチンは腸内細菌叢に壊滅的な打撃を与える。腸内細菌叢は中性脂肪を含む脂質代謝に関与していると同時に、腸での造血にも関与している。言い間違いではない。繰り返すが、腸内細菌叢は腸での造血に関与している
ここで千島学説について少し触れておこう。

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千島学説というのは1963年に千島喜久男博士によって提唱された説で、たとえば「赤血球は様々な体細胞の母体である(赤血球一元論)」「病原体の自然発生説」「腸造血説」「獲得形質は遺伝する」などと主張していることから、当時異端視されたのはもちろん、今も学界主流派から無視され続けている。
しかし最近、千島学説の正当性裏付ける研究が相次いでいる。

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『腸内細菌叢が造血を促進する』
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線虫をストレス下で飼育したところ、生存力が向上した。その次世代をストレスのない状態で飼育したものの、親世代が獲得した生存力の向上がそのまま保たれていた。つまり、生存力の向上という獲得形質が次世代に受け継がれたことになる。
あるいは、ネズミに匂い刺激と同時に痛みを与えることを繰り返すと、匂い刺激がトリガーとなって不安反応が見られるようになる(条件付け)。このネズミから生まれた次世代に匂い刺激を与えたところ、親世代と同様、不安反応が観察された。つまり、「匂い刺激に対する恐怖」という獲得形質が次世代に受け継がれたということです。
すごく簡単な実験だけど、説得力がある。線虫で見られ、マウスでも見られたということは、恐らく人間でも同様の現象が見られるはずです。スポーツが好きな親からは運動好きの子供が生まれるし、読書好きの親の子供が本の虫になるのは、環境要因だけではないだろう。逆に、何かへの憎悪や嫌悪も受け継がれるんじゃないかな。「勉強が大の苦手で、劣等感を植え付けられた」という苦い記憶が親にあれば、子供はそういう記憶をも受け継ぎ、自然と勉強嫌いになる。遺伝学にはメンデル遺伝だけでは説明がつかない現象が極めて多いことは生物学者のあいだではよく知られているけれども、千島学説はその溝を埋めてくれるんじゃないかな。

さて、コルチゾールも4.4と低値だけど、これもワクチンの影響で説明できる。

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ワクチンにより副腎がダメージを受けた結果、副腎でのホルモン産生が低下する。
あるいは、もっとズバリ、ワクチンに含まれる水銀の曝露とチック症の発症率に関する研究がある。

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要するに、僕としては、この子の不調はすべてワクチンの副作用で説明がつくと思っています。そこで、食事の改善とともに、有機ゲルマニウムを含む複数のサプリを勧めた。
以下、その後の経過です。

10月受診時。
「チックが少し治まっています。かゆみに関しても、かさかさがマシになっている印象です。不安感も軽減しています。以前の不安を10とすると、今は3ぐらいでしょうか。
学校に行くのはまだ難しいですが、週に1回、保健室登校ならできるようになりました」
12月受診時。
「チックはほとんど出ません。出るとしても1日に1回くらいです。感情と連動していて、興奮すると出ます。日常的に出るということがなくなってきました。
学校には少し行けるようになりました。11月は週に2,3回とか。行っても1時間くらいです。それ以上は、気持ちがしんどくて耐えられず、帰ってきます。それでも、少しずつでも学校に行けるようになったことは、すばらしい進歩だと思っています」
2021年2月受診時。
「学校に週3,4回は行けるようになりました。週4回だと翌週にしんどさが持ちこしてしまうようで、週3くらいがちょうどいいようです。授業への集中力も高まってきました。
先生、いろいろサプリを出して頂いていますが、はっきり確信したことがあります。この子に一番効いているのは、間違いなく有機ゲルマニウムです
というのは、ゲルマニウムが切れたことがあったんですね。でも、「最近順調だし、まぁいいや」って飲まずにいたんです。そうすると、2,3日してまたチックが激しくなって。ひきつけみたいなひどいチックは久しぶりでした。学校に行くのもおっくうになって集中力も下がりました。
この経験から、やっぱり絶対ゲルマニウムだなって私も本人も分かりました。
体調が改善するにつれ、お父さんのことを思ってふさぎ込むこともなくなってきました。少し前に三回忌がありました。いつも命日が近付くとナーバスになるのですが、今年はずいぶん穏やかに乗り切れました」

「白血病で免疫力が弱る旦那さんへの配慮として積極的にワクチンを打ち、結果、そのワクチン接種が遠因となって、心身の不調を生じた」というのが僕の想定する作業仮説である。ただ、この仮説は「お父さんが亡くなったせいで学校に行けなくなった」という患者の解釈を否定するものではない。このあたりは、ひとまず「そうやなぁ。お父さん亡くなって寂しいなぁ」と共感的に聞いておくだけでいい。
腸内細菌叢が改善し症状が改善してゆくにつれ、心の傷も次第に消えてゆく。
そう、心の傷の背景に、体の傷が隠れていることの、何と多いこと。

【最後に】
ゲルマニウムについて、僕の本が出ました。

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https://amzn.asia/d/dkkGcaN

気になる方はご一読ください。

職親プロジェクト

2023.4.15

以前の記事で、草刈健太郎さんのことを紹介しました。
https://note.com/nakamuraclinic/n/n2b1e3901ddd8
18年前、草刈さんは妹を殺された。憧れのハリウッドで映画関係の仕事をする自慢の妹だった。その妹が、交際していた男に殺された。全身をナイフでめった刺しにされて。
許せない。できれば自分の手でその男を殺したい。妹が感じたのと同じ苦しみを与えたい。復讐の念は草刈さんの心を焼いた。どうやって殺せばいいだろう。殺し屋を雇うことさえ真剣に考えた。
絶望的な悲しみと怒りのなかで、日本のマスメディアへの対応、葬式の手配、自身が社長を務める会社の業務指示など、あまりにも多忙で頭がぼんやりしていたとき、妹から”メッセージ”が届いた。背中がじんわりするような温かみを感じると同時に、妹の声が聞こえた。
「お兄ちゃん、ごめんな」「福子、そっちはどうなんや?」「私は今、いいところにいるよ」「助けてやれんでごめんな。痛かったやろ?」「痛かった。でも一瞬やった。あの人のこと、恨まんといて。根は悪い人じゃないから」「それは無理や」「お兄ちゃん、心配せんといて。私はこっちで楽しくやってるから」「お前は悔しくないんか」
復讐の念に燃える兄を見かねて、メッセージをよこしたのかもしれない。
その後、心神耗弱による無罪を主張した男と長らく裁判を争い、2009年男の有罪判決(禁固16年から終身禁固の不定期刑)を勝ち取った。
4年間で総額7000万円の裁判費用がかかった。勝利の達成感は確かにあったが、それは一瞬のことで、それが過ぎ去ったあとには心に大きな穴があいた。ふと頭によぎるのは、「あの男は刑務所に入ることで反省するようになるのだろうか」ということだった。妹に心から謝罪する日は来るのだろうか?裁判に勝ったからといって、映画のように「めでたしめでたし」一件落着とはいかない。
法で裁く、という目的は達せられた。しかしこれまで裁判に向けていた感情やエネルギーが行き場をなくし、心に穴が開いた。その穴に流れ込んできたのは、妹を死なせてしまった後悔と罪悪感だった。俺みたいなバカは死んだほうがいい。死んだらこの苦しさから解放されるだろうか。死んだらあの世で福子に会えるだろうか。
そんなときに、夢に妹が出てきた。妹は兄に「あの世」と「この世」のことを教えた。「お兄ちゃん、人はね、「担い」を持って生まれてくるねんで」
「担い」は人が生きてる間にするべき使命のこと。それから、「あの世」には階層があって、それは「この世」で行った「担い」とか「善行」で決まってくる。「ちなみに私はけっこう上の階層におるんよ(笑)」
「そら福子、お前はええ子やったからな。上の階層にいるのは当然や。今こうやって俺に会いに来てくれたみたいに、おかんにも会いに行ったってくれ」「いや、お兄ちゃんやからこうやって会いに来てん。お母さんには会われへん」「なんで?」「お母さんの人生を狂わせてしまうから」「どういうこと?」「お母さんが私と一緒に生活できると思って、こっちに来たら困るやん」
ふと目が覚めて、これまでの会話が夢であることに気付いた。夢にしては奇妙なほどリアリティがあって、不思議な感覚にとらわれた。
今しがた見た夢のことを、両親や姉に話した。「福子の夢を見た。あの世で仲良くなった人がいて、お世話になってると。葛西さんっていう名前の人」
すると姉が「あれ?何か聞いたことある名前やな」と何か思い出して、調べてみると、福子が世話になっている人の名前は、母方祖母の旧姓だった。祖母の旧姓なんて知らなかったし、妹も知らなかったはず。なぜそんな情報が夢の中で出てくるのだろう?ひょっとして、あれは単なる夢ではなく、本当に福子が会いに来てくれたということか、、、お前が夢枕に立ってまで俺に伝えたかったことって、何なんや?
「お兄ちゃん、人は「担い」を持ってこの世に生まれてくるんよ」
俺の「担い」は何か?絶望のどん底にいる自分に「担い」など果たせるだろうか?

2012年、ある社長から「職親プロジェクト」に誘われた。「職親プロジェクト」とは刑務所から出所してきた元受刑者を雇い入れ、社会復帰の手助けをする就労支援プロジェクトである。日頃からお世話になっている社長の申し出を無下に断ることができず、「はい、いいですよ」と反射的に言ってしまったが、言ってから後悔した。
「なんで俺が犯罪者の面倒を見なあかんねん!」
しかし「やる」と返事してしまった以上、やらないといけない。とりあえず適当に参加しておいて、そのうちフェードアウトすればいいか、と考えていたが、、、草刈さんはこのプロジェクトに誰よりも深く関与していくことになった。活動を始めて、現在7年目。すでに多くの受刑者を受け入れてきた。

2023年3月某日、新大阪にある草刈さんの会社の一室で、僕は草刈さんを前にプレゼンをしていた。テーマは『栄養と犯罪の関係について』。

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妊娠中の食事はすごく大事です。オギャーと生まれてから人生が始まるのではありません。お母さんのおなかの中にいるときから、人生は始まっています。だから、お母さんの栄養状態が胎児の神経系の発達にモロに影響します。たとえば、妊娠中に良質の脂質(ω3系PUFA)が多いと脳発達が好ましく、逆に、少ないと脳容積が小さくなるという相関があります。

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妊娠初期のお母さんの血中PUFA(多価不飽和脂肪酸)量が少ないと、その子供が5歳になったとき、攻撃性、反抗性、粗暴さがより顕著になります。
つまり、犯罪傾向の芽は、すでに妊娠中から始まっているということです。

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ADHDの子供にマルチビタミン・ミネラルのサプリを10週間投与すると、児の攻撃性、かんしゃく、他の児とのケンカ、感情激発が有意に減少しました。
ADHD児童を対象にした研究ですが、

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ご覧のように、ADHD児童は感情や行動のコントロールがきかず、学校でいじめを受けやすく、また、犯罪をおかすリスクも有意に高いというデータがあります。
ビタミンやミネラルのサプリでADHD症状が緩和されるとすれば、それはそのまま、後年犯罪に走るリスクを低下させることにもつながると考えます。

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ズバリ、受刑者に直接介入した研究があります。対象群にサプリを投与し、コントロール群にプラセボを投与する。その結果、サプリ投与群で刑務所内でのルール違反の件数が、プラセボ投与群に比べて34%減少しました。
同様の研究は複数あります。たとえば、もうひとつあげると、

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やはり、サプリ投与群で暴力行為の発生件数が35%減少しました。

なお、上記の研究で使ったサプリは下のような栄養組成です。

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https://journals.sagepub.com/doi/full/10.1177/0011128721989073
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https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/12091259/

いずれのサプリにもiodine(ヨウ素)が含まれていますが、個人的には、最近ヨードに大いに注目しています。

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また、上記の研究では使われていませんが、有機ゲルマニウムやCBDオイルも受刑者のメンタルに好ましい影響を与えると考えています。

草刈さんは、刑期を終えて出所した人の再犯率の高さに頭を抱えておられるとうかがいました。
そこで、僕からの提案としては、受刑者にサプリを飲ませてはどうか、ということです。
受刑者全員というのは予算的に厳しいとすれば、たとえば20人くらい、特に犯罪傾向が強かったり問題行動が目立っている人を選んで、食後にサプリを飲んでもらう。
事前の調査として、PCL-R(サイコパシー・チェックリスト)などを使って受刑者の精神状態をチェックしておく。

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それで、サプリをたとえば半年ほど飲ませてから、もう一度同じ検査をして、反社会的傾向などが改善しているかどうか調べる。
きっと好ましい結果が出ると思います。

いわゆる犯罪者というのは、一般の人と違う何か特殊な人種なのかというと、全然そんなことはありません。栄養状態がメンタルに及ぼす影響は極めて大きいものです。「犯罪傾向」というのは結局のところ、偏った栄養状態のひとつの現れに過ぎないと思います。
ものすごい極悪人が犯罪を犯すのではありません。ひどい栄養状態による精神荒廃がその人を犯罪に走らせる。それだけのことではないか、と。
もちろん愛情も大事な要素です。愛情は心の栄養ですから。しかし同時に、体という肉体を養う栄養素も精神の健全な発達に極めて重要です。
刑務所は、懲罰の場というよりも、更生の場であるべきだと思います。そして、本当の反省、本当の更生は、栄養状態の改善によりメンタルが安定して初めて可能になると思います。
僕の知識が草刈さんの活動に少しでも役に立てれば幸いです。

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草刈さんの「担い」は、受刑者の更生支援かもしれない。出所してから居場所のない元受刑者に仕事を提供し、少しでも再犯率を下げ、よりよい社会にしていく。妹さんは「それがお兄ちゃんの「担い」なんだ」と伝えたかったのかもしれない。
さて、そんな草刈さんに協力したいと思っている僕の「担い」は何だろう?

【参考】『お前の親になったる』(草刈健太郎著)

有機ゲルマニウム研究会入会について

本会の趣意に賛同いただいた、医師・歯科医師・獣医師のみご登録いただけます。
ご登録いただいた方々には以下をご提供致します。

  • ①有機ゲルマニウムの最新研究情報・臨床研究をご提供
     ※HPやメールマガジンにてお知らせ致します。
  • ②毎月行う「有機ゲルマニウム臨床勉強会」やセミナーなどへのご案内
  • ③「有機ゲルマニウム研究会」認定の有機ゲルマニウム(浅井ゲルマニウム研究所 製造)のゲルマニウムサプリメントを会員特別価格にて提供