アサイゲルマニウムと知能
2023.4.8
アサイゲルマニウムの著効例として、以下の症例を供覧します。
2022年11月、お母さんに連れられて5歳の男の子が当院を受診しました。主訴は「#1食が細い #2多動」です。お母さんの話を聞いてみよう。
「偏食で、しかも食が細くて、体重は3歳のときから2,3kgしか増えていません。食べることへの執着が乏しいのか、食事に集中する体力自体がない感じです。
2歳から療育に通っています。発達障害とか注意欠陥多動性障害とか、はっきりした診断を受けたわけではありませんが、そういう診断をされても仕方がないとは思います」
話すお母さんの横で、本人は落ち着かずに診察室を歩き回っている。かと思えば、床にいきなり横になったり、僕のすぐそばに来てPCの画面をのぞき込んでキーボードを触ったり。
「こういう感じです。落ち着きがありません。せっかく神戸に来たので、さっきお昼にパンケーキとチョコレートを食べて、オレンジジュースを飲みました。そういう影響もあると思います。
今、この子の目を見ても、目線が合いません。血糖値が急上昇したせいでしょうか、目がトロンとして、言葉の理解力も落ちます。
保育園でも対人関係や集団生活で何かと問題があります。来年から小学校ですが、支援学級を勧められています。
でも私は、食事を改善すれば何とかなると思っています。今日は甘いものを食べた後で調子が悪いですが、この1か月食事内容を意識していて、普段はもう少し落ち着いています。本人も甘いものを食べると変になると自覚しています。もともと乳製品は好きじゃないし、パンとか麺も控えています。
便通は便秘気味。毎日出てるけど、固くてしぶってる感じです。
睡眠は寝付くのに1時間ほどかかります。
私は希望を持っています。ちゃんと食事がとれて栄養状態が改善すれば、きっとよくなると思っています。療育の先生からは、一度きっちり診断を受けて、必要であれば多動を抑える薬を使うことを勧められていますが、私としてはこんな幼い子供を薬漬けにしたくありません。一応病院とのつながりはありますが、通級を受けるために必要だからです」
食欲不振とくれば、ゲルマニウムの適応です。ゲルマを飲むとマクロファージ(貪食細胞)が活性化するんだけど、貪食細胞だけではなくて、その人自身も貪食になります(笑)癌でご飯が食べれないって人も、ゲルマ飲むと食事を食べようかなって気分になったりする。もちろん、過食になったりはしないよ。ちょうどいい感じの食欲がわくだけです。
食欲が出てくると同時に偏食も改善することが多い。多動にもゲルマが助けになるだろう。
ゲルマだけで経過観察ということでもいいけど、症状がひどいから、もうちょっといろいろしてあげたい。
CBDオイル使ったことある?ない?ああそう。じゃ使うといいよ。
これ、ジェフ・ブラッドストリート博士の論文なんだけど、彼は自閉症とエンドカンナビノイド系の関連に注目していた。自分の開発したGcMAFがなぜ自閉症に著効するのか、そのメカニズムにカンナビノイド受容体が関係していることを突き止めた。
こういう自閉症児を真に救う研究をしてしまうから、殺されてしまうわけです。
https://note.com/nakamuraclinic/n/n677517c73b57
結局のところ、小児ワクチンを何本も打っているうちに、免疫が狂ってしまう。この「免疫が狂う」ということを、もうちょっと科学の言葉で説明すると、頻回のワクチン接種によりエンドカンナビノイド系の遺伝子発現に異常をきたすということです。ブラッドストリート博士はその異常の治療に自身の開発したGcMAFを使ったわけだけど、残念ながらこれは僕の手元にないから、代わりにCBDオイルを使おう。
あと、多動にはフォスファチジルセリン(PS)もいいよ。
PSがADHDに効くことについては、上記論文のような明確なエビデンス(系統的レビュー)がある。PSは値段も安いし、アイハーブとかで誰でも買えるから、ぜひ試すといい。1錠100㎎のを朝夕1錠ずつとかで飲むといいよ。
あと、甘いものをちょくちょく食べたり、添加物やら農薬やら現代特有の毒で体がすっかりさび付いているだろうから、毒消しとしてチャーガもオススメしたい。子供で体重も軽いから、ティースプーン1杯でいいから、うちのアブチャーガを飲んでごらん。いろんな不調が整うと思うよ。
2023年4月7日再診
お母さんの話す様子には、喜びがあふれていました。
「食欲が出て、前回受診してから1か月で体重が15kgから18kgと3kgも増えました。1か月で3kgってすごくないですか?ただ、その後の体重は横ばいです。身長は順調に伸びています。
ゲルマを飲んで30分ほどすると「おなかがすいた」って言います。ゲルマの効果を実感しました。
便通もよくなりました。バナナ状のきれいな便が出るようになりました。先生の言うように確かに便の色も黄色っぽくなって、そういう意味でもバナナみたいです(笑)
一番驚いたのは、知能指数が急上昇したことです。ちょうど前回受診する少し前、去年10月後半に発達検査をして、その結果、IQが85でした。
IQは100が標準値で、85は境界知能です。知的障害と正常のグレーゾーンです。しかし今年2月にもう一度検査をしたところ、95でした。わずか4か月でIQが10ポイントも上がったんです。これには検査を実施した臨床心理士も驚いていましたし、私も驚きました。田中ビネー式で測定したので、これは短い期間を置いて再検査すると2回目は上がるものです。しかしその点を加味したとしても、10ポイントという大幅な増加は普通はあり得ません。
数字の評価は分かりやすいものですけど、そういうのがなくても、この子をそばで見ていれば変化は明らかです。たとえば、球面を作る立体パズルが家にあるのですが、以前はこれに見向きもしなかったのですが、今は説明書を見ながら自分で取り組んでいます。ブロックとか積み木に興味が出て、上手にできるようになりました。空間認知力が上がったようです。
あと、会話もスムーズになりました。物事に対する気付きっていうのかな、ときどき私がハッとするようなことを指摘したりします。頭の中が前よりも整理されて、集中力が高まりました。
それから、先生、支援学級ではなく、普通級に入学できました。先生はこの子の未来を変えてくれました。感謝のしようがありません」
よかった。支援学級がダメということでは決してないけれど、頭がよくなったことはすばらしいことだね。
でも僕が頑張ったわけではないですよ。食事を改善する努力とか大変だったでしょ。甘いもの我慢したり大好きなパンをやめたり。そういう苦労のおかげでよくなったんだよ。因果関係をきちんと認識しておいてね。
しかし、ゲルマがもたらす「奇跡」には、僕も毎回感動させられます。
もっとよくなると思うよ。一緒に頑張っていきましょうね。