2025年5月

2025年

長野に住む魅力

2025.5.21

60代女性
2024/12/4再診
「最近の調子はずいぶんいい感じです。毎日快適に過ごしています。ゲルマニウムのおかげです。
かつては西洋医学のことを信じていました。不調があるとすぐに病院にかかって、血管造影さえ受けたり、インフルエンザワクチンなんて3回も受けてしまいました。そういう過去の医療行為で受けた体内の毒をきちんと出したい。ゲルマニウムやケイ素以外にも、排毒の手段はあるでしょうか。

長野県在住です。寒いですが、塩をきちんととるようにしています。普通の市販の塩はにがりを抜いたものが大半ですが、にがりを抜いてない塩があって、この塩のMg含有量がすごい。他社のより桁がひとつ違う。この塩を朝と寝る前に、そのまま口に放り込みます。おかげで冷え知らずです。

夜は11時ごろに寝て、朝は5時に起きます。ゴールデンレトリバーを飼っていて、その散歩に行くためです。わんちゃんはいたずらっ子で、いつも悪いことをしています(笑)
家にはドッグランがあります。100坪ほどの広さですが、地面全体に大きめのウッドチップをひきました。小さいウッドチップだとすぐに劣化するので。田舎なので、そういうオーダーを聞いてくれる会社があるんです。ここでボールを投げたりして走らせます。

ここの土地、安いですよ。350坪でも数百万円で買えます。
しかも水は八ヶ岳の伏流水です。東京ではこの水がボトル詰めで販売されていますが、この水が飲み放題、使い放題です。
水もいいし空気もいい。
大きなスーパーがあって有機野菜も充実してるし、もしものときには総合病院もある。よほどのことがない限り病院には行きませんが。
東京も近くて、町田まで1時間で行けます。
家を作るときも、地元の大工に頼めば、比較的安価に作ってくれます。田舎なので何でも安いです。

家庭菜園をしています。庭が広いので何でもできますよ。
セントジョンズワート、マジョラム、オレガノ、そういうのを育てて、ハーブチンキを作ります。
アルコールには43度の泡盛を使っています。このチンキを寝る前に数滴飲む。すると睡眠の質がぐっとよくなります。市販のサプリには添加物とか農薬が含まれていますが、自分で作るのでそんなリスクはありません。
店で無農薬のハーブを買おうと思ったら、10gで1000円とかするけど、うちの畑には、放っておいてもそこらへんに自生していて、勝手に生えてきます。肥料はいりません。というか、肥料なんてあげるとかえって弱ります。
もちろん野菜もよく育ちます。
自分の庭にない植物、たとえばなつめの実が欲しいときには、市場に売っています。1袋100円とかで売ってるので、それでエキスを作っています。

先生、以前の記事で「長野県の寒さは地獄だ」と書いておられました。それは、薪ストーブの温かさを知らないからです。
長野県に家を買うのなら、薪ストーブをひとつ入れてください。家じゅうが温まります。薪の温かさは遠赤外線で、体の芯から温まります。だから、温まった後で外仕事をすると、寒さを感じません。温泉みたいな温かさなので、先生感動すると思いますよ。

私の住む地域は、日本一晴天率が高いことで知られています。晴れの大好きな先生向きですよ(笑)
雨がとても少なくて、そのせいで米作りには不向きです。でも、無化学肥料無農薬のおいしい米を作っている農家もいますよ。

ここの土地には、自然の気、山の気が満ち満ちていて、こういうところで犬を飼うと、犬が長生きします。うちのわんちゃんは5歳ですが、鼻は真っ黒、顔はまだ白くありません。日光不足だと顔が白くなるのが早いですよ。

2年前、ご近所に40代の男性が3人のお子さんを連れて引っ越してこられました。東京でIT関係の仕事をしている人で、週1日だけ東京、あとは自宅でオンラインで仕事しています。来られた当初、3人のお子さんたちは、いかにもひ弱な様子で、いつも下を向いていました。しかし2年経った今、見違えるようにたくましく、元気になった。土地の気が、子供たちを成長させたんだと思います。

私の夫は気功を使います。私の体の調子の悪いところに手を当てて、気を送ってくれる。夫の手から、びりびりと震えるようなエネルギーを感じます。夫は「自分はただの通り道。土地の気を送ってるだけ」といいます。

先生、ちょうど4年前の12月、私が初めてここを受診して「ぜひ長野においで」と言ったとき、先生は眉間にしわを寄せて「うーん」としぶっておられました(笑)
それが今、私の話を聞いているうちに、様子がずいぶん変わって来られました。
それは、先生がひとりではなくなったからです。こうちゃんがいて、ロンツモがいて、奥さんがいて、大事な家族を持ち始めたからです。
お子さんやわんちゃんのことを思うのであれば、長野県はすばらしいですよ。先生は松本のような都会しかご存知ありません。長野にはもっと豊かな、別の顔がありますよ」

僕も山岳部員だったから、山の魅力は知らないわけではない。しかし、「気」という観点から山を考えたことはなかった。気功をする人にとっては、つまり、土地の持つエネルギーを健康に生かす技を持った人にとっては、長野の山や空気はすばらしいに違いない。
神戸にクリニックを構えてしまったので簡単に移住というわけにはいかないけれど、話を聞いているうちに、長野の魅力は確かに伝わってきた。タイとか沖縄とか気候の温暖なところが好きだけど、温かさだけが住みやすさなはずがないよね。

 

インフルワクチンは無意味

2025.5.8

30代男性の母が代理診察
X年2月10日初診。
「息子は今入院中です。おとついからてんかん発作がひどくて、薬(デパケン、ヒダントール、マイスタン、リボトリール)を飲んでも治まりません。それで主治医が『徹底的にてんかんを抑えるために入院が必要です。脳をちゃんと休ませてあげないといけません』と。それで今、人工呼吸器をつけて寝ています。
てんかんは10歳頃からあって、薬を飲んでいます。難治性で、知的障害も併発しています。たくさんの抗てんかん薬を飲んでいますが、それでも抑えきれずにときどき発作が出ます。
でも最近はかなり安定していて、ほとんど出ずに、落ち着いて過ごせていました。状況が変わったのは、今月初め頃、風邪を引いたのがきっかけです。熱が出たので、病院に行きました。検査すると、コロナでもインフルエンザでもないということで、解熱薬をもらって、それで熱が下がりました。それで翌日には、施設の作業所に行ったのですが、それがまずかったのかな。また熱が出て、それで家に帰って来て、解熱薬を飲ませたのですが、それからひどいけいれんが出て、止まらなくなりました。まったく止まらないので、救急車を呼んで、それで入院ということになりました」

ここまで聞いて、思うところがあったので、お母さんの話をいったんさえぎった。
「ひょっとして、最近インフルエンザワクチン、打ちました?」
「はい、1月に。施設に通所中なので、職員から受けたほうがいいと言われたので」
「ちなみにコロナワクチンは?」
「3回受けました。ああ、そうそう、ワクチンのことで言うと、去年6月に左の手と足が急に動けなくなって、それ以来、左半身が不自由です。病院に行くと、『これまでてんかん発作を頻回に繰り返したせいでしょう』と。
でも、私としては、コロナワクチンで血栓ができやすいということですから、ワクチンの後遺症じゃないかと疑っています」

なるほど、頭の中でストーリーがまとまり始めた。
インフルエンザワクチンを接種後、発熱が生じることは多い。この発熱に対して、解熱薬を使うことは、極めて危険である。脳症を誘発する恐れがあるからだ。この脳症は、誤って「インフルエンザ脳症」と呼ばれているが、正確には「アスピリン脳症(ロキソニン脳症)」と呼ばれるべきだ。
てんかん発作というよりは、ワクチン接種後の発熱に対して解熱薬を投与したことによる脳症で倒れた可能性について、お母さんに説明したところ、「ああ、救急病院の先生も、同じようなこと言っていました」
ほう、一般病院の先生でも、解熱薬による脳症のリスクを認識してる先生がいるんだな。

「最近の息子は、本当に安定していたんです。知り合いがアサイゲルマニウムのことを教えてくれて、それでカプセルを1日2個飲んでいました。あと、先生、バランスアルファっていうドリンク、知っていますか。これを家族みんなで飲んでいるし、あと、タモギタケ、このサプリも1日4粒飲んでいます。バランスアルファはもう3年飲んでて、ゲルマニウムとタモギタケはここ数か月です。それでてんかんがすごく落ち着いているし、便通もよくなった。こんなに発作が起こらないのは、この子の人生で初めてじゃないかって思います」

ワクチンは、すべてを壊す。
日々食事を意識しサプリなどで栄養を補うことで、「健康」をこつこつ積み上げたとしても、インフルワクチンやコロナワクチンの1ショットで、健康を失うどころか、命自体が破壊されることも珍しくない。

 

 

『クニミツの政』より

ワクチン接種後に発熱するのは当然のことである。体のなかに毒を注入したのだから、体内で炎症を起こすことでその毒を封じ込め排出しようというのは、体の極めてまっとうな生理である。
しかし西洋医学は、その生理的反応を「症状」と見て、是正に走る。つまり、解熱薬を投与する。体はせっかく炎症を起こして熱を上げて毒を出そうとしているのに、熱を鎮められてしまっては、体としては、もはや毒の持って行き場がない。こうして毒が脳にたまり、脳症をきたす。
だいたいにおいて西洋医学がやっていることは、人を救うよりは殺すことのほうが多いものである。

まず、ワクチンを打ってはいけない

出生時は健康だった児が、予防接種のスケジュールに応じてワクチンを打っているうちに、てんかんを発症するようになる例は枚挙にいとまがない。

 

 

ワクチンがきっかけで「てんかん持ち」になり、以後、抗てんかん薬が手放せなくなる。これで病院の「お客様」の一丁あがりで、製薬会社は顧客の獲得に成功したことになる。もちろん、予防接種を受けた児の全員がてんかんを発症するわけではない。発症率は1%でいい。それだけで、何万人もの顧客がずっと抗てんかん薬を飲み続けてくれるのだから、製薬会社としては御の字だ。

2025年に生まれた子供は、ワクチン接種スケジュールに従って「コンプリート」すれば、18歳になるまでに94本のワクチンを打つことになる。

 

 

この狂気のワクチンスケジュールをこなしているうちに、いずれ「接種後の発熱」を経験することがあるだろう。
そこで律儀に病院受診して、「ワクチンを打った後に熱が出ました。どうにかしてください」などと言えば、解熱薬が処方されることになる。この解熱薬が原因で、てんかんなどの脳神経障害を起こす可能性がある。

上記の患者でいえば、まず小児の定期接種ワクチンを打つべきではなかったし、インフルエンザワクチンを打つべきではなかった。
インフルエンザワクチンの無意味さについては、日本のすばらしい研究がある。

 

1979年に前橋市でインフルワクチンを打った児童に重い副作用が出た。そこで前橋市は、いったんインフルワクチンの接種を中止し、インフルとワクチン接種の有効性について調査したところ、ワクチンは無効と判明した。

 

接種を行っていた高崎市、桐生市、伊勢崎市では、インフルの罹患率はそれぞれ38%、40%、50%だったが、接種を行わなかった前橋市、安中市では、罹患率はそれぞれ42%、45%であり、接種による罹患率の有意差はなかった

http://www.kangaeroo.net/data/download/maebashi/maebashi.pdf

当時の前橋市医師会が、この研究にどれほどの心血を注いだことか、論文を読めば分かるだろう。
半端な熱意と決意ではないですよ。当時インフルエンザワクチンは全国で当たり前に行われていた。その「当たり前」に異を唱える結果が出たのだから、その結果の公表には大変な勇気が要ったと思う。
しかし前橋市医師会は勇敢だった。「学校保健にたずさわる者の責務」として、データの公表に踏み切り、そのデータを厚生省も重視し、結果、全国でインフルワクチンの義務化が中止になった。
まともだった。当時は、実に、前橋市医師会も厚生省もまともだった。市と国がきちんと機能していれば、義務化されていたワクチンも中止されるのだという、すばらしい例証になっている。
しかし残念ながら、同様のことはコロナワクチンでは起こらなかった。どこの医師会もコロナワクチンに疑問の声をあげなかった。厚労省がコロナワクチンを中止することはなかったし、これからもないだろう。

インフルワクチンが無意味(どころか有害無益)であることについては、最近の論文でも示された。

https://www.medrxiv.org/content/10.1101/2025.01.30.25321421v3.full

「接種者のほうがかかりやすい」というのが結論だけど、もっと言うと、インフルにかかるどころか、神経疾患など他の病気にもかかりやすくなっているはずで、金を払ってまで病気の種を自分の体に仕込んでいるようなもので、実に医療というのは、芯の芯から腐っていると思います。

コロナワクチン後遺症の治療

2025.4.7

基本的に、肌には何も塗らないほうがいいと思っています。

皮膚表面を解剖的に見てください。皮膚に何かを分泌するのは、エクリン汗腺アポクリン汗腺皮脂腺、この3つだけです。
エクリン汗腺からはさらさらとした水のような汗が出る。アポクリン汗腺と皮脂腺はワンセットで、ここから脂(あぶら)が分泌される。皮膚常在菌がこの脂を食べて、脂肪酸とグリセリンを作る。これが天然の保湿剤になります。

 

僕はコロナ禍で、手洗いとか消毒を極力すべきではないと主張していましたが、それは、手洗い消毒によって皮膚常在菌がいなくなるからです。皮膚常在菌がいなくなると、皮脂が分解されなくなりそのまま酸化し、体臭のもとになります。
体臭を気にして、石油由来の合成洗剤で毎日熱心に体を洗っている人は、皮肉にもその洗浄のせいで皮膚常在菌が死滅し、かえって体臭が悪化するという、無限ループに落ちています。
解決策は簡単。体を洗うのをやめることです。
何か積極的にやるのなら、EM菌を風呂にいれるといい。皮膚の常在菌が整って、体臭軽減の助けになるだろう。あるいは、土壌菌を溶かした液体の上澄みをスプレーボトルにいれて、シュッシュする。体臭がなくなるのはもちろん、これで水虫が治ったという人もいる。

こんな具合に僕は、皮膚には何も塗らないのがベストだと思っている。
しかし手前味噌ながら、当院で取り扱っている『アサイゲルマニウムクリーム』は例外です。何か皮膚に塗るのなら(たとえば乾燥肌でどうしても保湿のために何か塗りたいとか)、このクリームはオススメです。
今日もある女性患者が「くすみがとれました。すごく効きます。値段は高いけど(笑)」と言っていた。
美容目的だけではなく、治療的に使うことも可能です。
以下に症例を供覧します。

【症例】75歳男性
【主訴】湿疹、認知機能低下
【現病歴】
2022年コロナワクチンの3回目を接種した1か月後、皮膚が猛烈にかゆくなり、日常生活を送ることさえ困難になった。かゆみは全身だが、特に背中、肩、脇、顔がメインで、掻き壊すために皮膚は発赤しざらついている。皮膚科でステロイドを処方されており、塗ると少し楽になる。
そんな状況が2年続いているが、2024年1月ごろから記憶力が悪くなってきた。毎日通ってるスーパーなのにどっちに行けばいいか分からなくなったり、車を運転して鍼灸院に行ったらその後どこに車を止めたか分からなくなって、警察のお世話になったこともある。
知人から「皮膚症状も認知症もワクチンのせいではないか」と指摘され、当院を紹介されて、2024年4月23日当院受診となった。

【所見】
診察室に入ってくる様子を見ると、典型的な小刻み歩行で、問診すると、ひどい便秘で、放っておくと1週間でも排便がないという。「アルツハイマー病よりはパーキンソン病ぽいな」というのが第一印象。
【指示】
食事の改善を指導し、塩、味噌、梅干をしっかり摂り、風呂に塩化Mgを入れるなどMgの摂取を奨励した。ワクチン毒を出す漢方「コロナワクチン除去方」と、ヨウ素、アサイゲルマニウムクリームを勧めた。

2024年7月26日再診
本人が語る。
「漢方薬は、飲むと皮膚症状がかえって悪化します。かゆみがぶわっと出てきます。毒出しの漢方だけに、悪いものが皮膚を通って体外に出ようとしてるんだろうなというのは分かりますが、それでも、あまりにもかゆすぎて我慢できないので、やめました。量を減らして飲むようにしましたが、スプーンの10分の1ほどの少しの量でもかゆくなります。それだけ効く漢方なんだろうとは思いますが、効きすぎて飲めません。
皮膚はこんな具合です。3か月前に来たときよりもきれいになりました。一番効いたのは、ゲルマニウムクリームです。ほら、前回はぶつぶつで荒れてた皮膚が、今は治りました。まだ背中、脇がかゆくて、治ってないけど、改善を実感しています」
同行の奥さん
「暑さもあって、よく汗をかきます。1日3回は下着を変えます。
主人がお風呂に入ると、変な、油のような、泡のようなものが湯船の表面に浮かんでいます。ぬるっとしてて、臭いので、主人のあとのお風呂には入れません。必ず私が先に入ります。
こんなことは今までになかったことです。主人の体からデトックスが始まったということかもしれません」

2024年11月6日再診
本人
「ゲルマニウムクリーム、あれはすごい。よく効くので、いつも塗っています。
8月には15個買いました。10月には、受付の人に「ゲルマクリームHIKARI」がいいと勧めてもらったので、17個買いました。つまり、3か月で32個クリームを塗りました。私ほど愛用してる人も他にいないんじゃないですか(笑)背中のかゆみはほぼ完治しました。あと、残っているのは太ももの内側から鼠経にかけての部分。それと、上腕の肘のあたり。こんなふうに荒れています。
でも、ここに来た当初、ピークの皮膚症状を10だとすると、今は1か2くらい。かゆみで夜も眠れず、掻き壊してシャツに血がついていたことを思うと、もはや今は治ったも同然です」
奥さん
「前は、夜に起きて、「かゆいから背中掻いてくれ」と起こされて、私の睡眠も邪魔されていましたが、今はそんなことはなくなりました。
ずいぶんよくなったとはいえ、やはり、ゲルマクリームを塗らないと、かゆくなります。かゆみが不快なので、適当な時間をおいて、また塗ります。我が家では、食卓のテーブルにいつもあのクリームが置いてあります(笑)」

かゆみが劇的に改善し、皮膚がきれいになり、生活の質も上がった。
食事の改善はもちろんベースとして大事だが、ゲルマクリームも大きな貢献をしているだろう。
しかし、クリーム32個お買い上げとは、、、毎度おおきに!(笑)

アサイゲルマニウムの鎮痛作用については、明確なエビデンスがある。

 

かゆみに効くという直接的なエビデンスはないが、「かゆみとは、ごく軽微な痛みのことである」という説があって、この説が正しいとすると、ゲルマがかゆみに効くのは当然のようにも思える。し、実際、臨床現場ではゲルマがかゆみに著効する例は多い。
もうひとり、ほぼ同じ主訴の症例を経験しています。

 

85歳男性で、ワクチン2回目接種後に全身がかゆくなり、夜も寝れなくなった。ワクチンに対して疑問を感じつつも、医者に言われるがままに3回目を打ち、それでますますかゆみがひどくなった。
食事の指導と、アサイゲルマニウム、漢方をメインに経過を見たところ、

 

やはり、かゆみは大幅に改善した。

 

鹿先生がコロナワクチン接種後に猛烈なかゆみを訴える症例について、「自家感作性皮膚炎」であると解説している。接種後の皮膚症状に悩んでいる人は相当数いるだろう。

上記の2症例を通じて僕が強調したいのは、「コロナワクチン後遺症は不治ではない」ということです。上記の患者のかゆみはいずれも、明らかにワクチン後遺症です。世間一般的には「ワクチン後遺症の改善は困難」と言われることが多いけれども、いずれの症例も改善した。
ポイントは、食事を改善し(特に味噌汁、梅干しなど塩分摂取を推奨)、汗をしっかりかくように努め、最後にサプリ(アサイゲルマニウム、漢方など)です。勘違いしないでほしいのは、「サプリで治す」ではないからね。サプリはあくまで、毒出しのための手段です。ワクチンという毒を入れることで生じた症状なのだから、毒を出さないと治りません

医者もシェディングを受ける

2025.3.28

50代男性

「シェディング対策としてやっていることは、ヨウ素を1日1回数滴、ゲルマフルボ酸を適宜。あと、EMゴールドを飲む。風呂に塩化Mgを入れて、ゲルマクリームを朝と寝る前に塗る。風呂では洗顔用のゲルマせっけんを使う。
具体的にどれが効いたのか、ひとつ挙げることはできないけれど、こうしたことをしているうちに、着実に症状がよくなりました。顔の赤みがひきました。頭がクリアになって、思考力が戻ってきました。以前は頭に靄がかかっていて、今の3分の1くらいの思考力だった。ようやくまともにものを考えられます。
食事としては、妻の手作りの味噌、あとにがりも使います。野菜は近所に自然農の農家がいるので、そこの野菜を買っています。ご飯は7分づきの玄米と、朝は梅干し。あと、新ショウガを漬けたもの。そういうのを朝に食べる。
ときどき近くの川沿いをランニングをする。これは以前の自分には考えられないこと。回復してきたからこそ、そういうことをする気になってきました。以前は近所の駅前まで買い物に付き合うだけでぐったりしていました。
睡眠は夜11時に寝て朝6時に起きる。中途覚醒しなくなり、深い睡眠がとれるようになりました。
シェディングで仕事ができなくなり、現在休養中です。この機会に、栄養療法とか中医学の勉強をしています。
もともと外科医なので、漢方は対症療法的に使っていました。ツムラの社員に軽く教えてもらった程度の知識しかなかったので、漢方の基礎から学び直そうかなと。

外科医には『とりあえず手術』みたいな傾向があります。切らずに、内科的に治せる場合でも『切っちゃえば再発しない』みたいな。よく言えばパターナリズムですが、結局医者の押し付けです。
外科医をやめて訪問診療に移って、高齢者医療に携わったら、そういう傾向が変わるかと思ったけど、本質は大して変わらない。高齢者医療というのは、要するに、死ぬまで薬を盛り盛りにして、金をふんだくる医療です。もちろん、全員が全員じゃない。なかには真面目にやっている医者もいる。でも、私のような訪問診療だと、数が勝負。どれだけ多くの高齢者を見て、どれだけ薬を盛るか。それで収入が決まってくる。そんな医療にうんざりしていた頃に、私は倒れました。
倒れた私は、病院受診し、自分が実践していたのと同じ医療を受けました。ルーチン作業のパターナリズム。とりあえず薬。病気の原因は問われない。追及されない。『シェディング』なんて言葉を出そうものなら、キチガイ扱いされる。「お前本当に医者か?」てなもんです。
一時期は医者をやめることさえ考えました。それくらいに、自分の仕事が嫌になった。
ただ、病気で現場を離れたこの機会に、もう一度医療の何たるかを勉強し直そうという気になった。西洋医学以外のアプローチも考えてみたいと。50を過ぎてやっとで、情けない話ですけど。

西洋医学を全否定しようとは思わない。たとえば、敗血症でショック状態の人には、抗生剤を使わないといけない。状況次第では、薬が命を救うこともある。でも、慢性的に薬を飲ませる構造はいかがなものかと思う。ただ、保険診療をしている身としては、この構造を否定すると、おまんまの食い上げになってしまう。自分の経済基盤を破壊することになります。医療と薬の関係性を断ち切って、もっとまっとうなやり方で、人の役に立つ医療がしたい。それを考えたくて、今、勉強を始めたところです。

最初、中村先生のしていることをネットで見たとき、一般的な外科医の私としては、オカルトめいて見えました。申し訳ないけれど。でも、実際に自分に被害が及び、先生の治療を実際に受けてみて、効果を実感しました。目からうろことは、このことです。妻も、きれいになった私の顔を見て、先生の見方を変えました」

長生きの秘訣

2025.3.15


2024年12月29日永眠されました。合掌

これまで世界最高齢だったスペイン在住の117歳女性が亡くなったことに伴い、芦屋市在住の116歳女性が世界最高齢になった。
「趣味は歩くこととお寺参り。好物はバナナとカルピス」とのこと。
これは、カルピス社、大喜びでしょう。株価も上がったりしてね(笑)
カルピスの原材料を見てごらん。
砂糖が大量に含まれているか、でなければ、果糖ブドウ糖液糖が使われている。果糖ブドウ糖液糖は遺伝子組み換えコーンから抽出した糖分で、抽出プロセスで水銀が使われている。ブドウ糖果糖液糖がいかにヤバい代物であるかについては、過去記事で詳しく述べました。
https://note.com/nakamuraclinic/n/nb6c9dc16abcc
しかし、この「甘い毒」カルピスを好物に挙げる人が、世界最高齢女性に認定されたというのだから、もはや僕には何も言う資格はありません(笑)
でもこの手の話は、けっこうよく聞きます。

 

たとえば、2002年に世界最高齢女性としてギネス認定された鹿児島の本郷かまとさん。
この人は、「2日間眠った後に2日間起き続ける」という独特の生活リズムで、「食後に杯一杯の焼酎と黒砂糖」をたしなんだと言います。
これは長寿の何たるかを考えるうえで、示唆的です。
「早寝早起き」が健康の必須条件ではないことが分かるし、「酒は万病のもと」とか「甘いものはダメ」という主張も見直す必要が出てきます。
実際のところ、「酒は百薬の長」で、いい焼酎をちょびっと飲むぐらいの飲酒なら健康に好ましい可能性があるし、白砂糖は栄養的に空っぽだとしても黒砂糖はアルカリ食品で健康にプラスなのかもな、と思います。

 

1986年に120歳で亡くなった泉重千代さんは、黒糖焼酎が好きで、晩酌を欠かさなかったとのこと。
酒を肯定する事例が、またひとつ増えました(笑)
ちなみに泉さん、おちゃめな人で、長寿世界一の男性としてギネスブックに載った際、某テレビ局からインタビューを受けました。そこで、泉さん、「好みの女性は?」と聞かれて、さて、何と答えた?

答えは、「年上の人」
「おらへんやん!」とツッコむところです(笑)
長寿について、以前に書いた記事でこんなのがありました。

長寿


リチャード・オーバトンという112歳の米国最高齢男性。
タバコは吸うし、毎朝のコーヒーは欠かさない。しかも、タバコは1日12本、コーヒーは多いときには朝だけで4杯も飲む。ときには朝からウイスキーを飲むこともある。
牛乳が好きで「生まれたときからずっと飲んでいる」。
「スープが好き」というけど、キャンベル社の添加物てんこ盛りの缶詰スープが好物。さらに、毎晩アイスクリーム(バター・ピーカン)を食べる。
この生活スタイルを見て、僕はうなりました。
僕の臨床でのアドバイスは、「コーヒーはマグネシウムを消耗するので、極力控えて、1日1杯までにしておきましょう。牛乳?乳製品はやめておくのが無難です。缶詰?添加物のかたまりですよ。アイスクリームが好き?病気治す気あるんですか?」
といったところですが、オーバトン氏の生活は、僕の助言の真逆を突っ走っています。
それでいて、最高齢男性になっちゃうのだから、僕は患者にアドバイスどころか、もう一生口をきかないほうがいいと思います(笑)
長生きする人には、何か共通点があるのではないか?
疫学研究を紹介しましょう。

 

ひとつ、分かったことは、楽天的な人ほど長生きということです。
看護師7万人、退役軍人1500人のデータをもとにして、女性、男性の「楽天主義」と寿命の関係を調べたところ、楽観度が最も高いグループは、寿命が平均よりも11~15%長かった。また、楽観度が最も低いグループと比べると、85歳まで生きる確率が高かった。

 

これ、すごい研究だと思いませんか?
長生きが遺伝子によって事前に決まっているものならば、努力や心がけではどうにもならない。あるいは、長生きが栄養状態によって規定されているならば、食事に気を遣うなど日々の努力が重要になってくる。でも、これってかなり大変です。
しかし上記研究によると、楽天的になるという心の持ちようひとつで、長生きする確率が10%以上高くなるのだから、こんな簡単なことはありません。
いや、しかし、思考の癖を治すことは、簡単どころか、すごく難しいことと言うべきか。
水が半分入ったコップを見て、「もう半分しか残ってない」と悲しむか、「まだ半分も残ってる。ラッキー」と喜ぶか。
物事のいい面を見られる人は、人生において、喜びを見つけることが上手な人だと思う。これってやっぱり、難しいことだろう。

 

「感謝する人は長生き」という研究もある。
自分の人生を「すばらしい」と誇れる人は、それだけで、死亡リスクが9%低下します。具体的には、心血管系疾患による死亡は、「感謝の気持ち」と逆相関があります。自分の人生に全然感謝がない人は心血管系疾患で死にやすく、感謝がある人は死ににくいということです。
さらに、感謝の気持ちは、血管内皮細胞の機能、炎症マーカーとも相関がありました。たとえば、感謝の気持ちが強い人ほど、血管内皮細胞の機能が高く、炎症性マーカーが低かった、ということです。
つまり、感謝の気持ちによって、症状が軽快したり、究極、治ってしまうことさえあるということです。

 

もちろん、上記の研究が言っていることは、相関関係であり、因果関係ではありません。
循環器系疾患の持病で苦しんでいる人に対して、「感謝の気持ちを持てば炎症性マーカーが改善して死亡リスクも低下します。人生に感謝しなさい」と強要するのは、アプローチとして違うと思う。感謝というのは、おのずと湧いてくるもの、にじみ出てくるものであって、病苦にあせって、「よし、じゃ、俺も今日から感謝するようにするわ!」と、とってつけたように人生に「感謝」したところで、何も変わらない気がします。
病気を治すため、ではなくて、常日頃の生き方の話なんですよね。

 

人間は思い込みの生き物です。
事実はともかく、「こうなんだ!」と思い込めば、それが本人にとっての真実なんです。
ある薬の治験を行ったときのこと。実薬群とプラセボ群に分けて、5年間追いかけた。しかし、治験に参加する人のなかには、かなりテキトーな性格の人がいるものです。つまり、「毎日きちんと薬を飲んでくださいね」と言われていても、しょっちゅう飲み忘れる人(医学的に言うと「服薬アドヒアランスが不良の者」)がいます。こういう人は、実薬群、プラセボ群の両方にいます。

 

プラセボは、当然のことながら、薬効はない。しかし、この治験のプラセボ群において、良好なアドヒアラー(しっかりプラセボを飲んだ人)の死亡率は15.1%、不良アドヒアラー(プラセボをしょっちゅう飲み忘れた人)の死亡率は28.3%だった。
しっかりプラセボを飲むことで、死亡率がほぼ半減したわけです。
その意味は?
それは、信念の力です。
「自分はありがたい薬を飲んでいるんだ」という意識のおかげで、死亡リスクが半減したということです。
僕の医療は、世間でいうところの、代替療法ということになる。スタンダードな医療が、投薬や手術を勧めるところ、そうではないやり方、つまり、食事や生活習慣の改善、サプリの使用などにより、症状の改善をはかっていくスタイルです。
だから、当院を訪れるほとんどの患者は、サプリに対して好意的です。「こういうサプリを飲んでみたら?」という提案に対して、素直に応じます。
しかし、なかには、「いや、薬が嫌なのはもちろんですが、できればサプリもちょっと。。。サプリも化学的に合成したものであって、あんなのに頼り出せば、食事から普通に栄養素を吸収できない体になってしまう気がします」という人もいる。
すばらしい。僕もそう思います。
僕は、オーソモレキュラーを実践する医者として、サプリの有効性を知っています。しかし、それにも関わらず、サプリによるアプローチが絶対的な善だとは思わない。もっと優れたアプローチがあり得ると思って、日々勉強しています。
だから、こういう患者に対して、「いや、まぁそう言わずに、とりあえずゲルマニウムだけでも試してみたらどうですか」みたいなことは言わない。
仮に、そんなふうに説得して、患者がゲルマニウムをしぶしぶ飲み始めたとする。患者は「こんな化学的に合成したようなもの、本当に大丈夫かな」と不審に思いつつ飲んでいる。
こういう心境で飲んでも、まぁ効かないですね(笑)
これを、ノセボ効果といいます。プラセボ効果の逆です。たとえすばらしい薬であっても、「こんな毒みたいなもん、飲みたくねえよ」という気持ちで飲むと、本当に毒になってしまう現象のことです。
これは最悪です。
僕もつらいし、患者もつらい。飲まれるゲルマニウムも気の毒です。
薬もサプリもすべて、開かれた心の人に効きます。
ゲルマのような良薬さえ、閉じた心の人には届きません。

有機ゲルマニウム研究会入会について

本会の趣意に賛同いただいた、医師・歯科医師・獣医師のみご登録いただけます。
ご登録いただいた方々には以下をご提供致します。

  • ①有機ゲルマニウムの最新研究情報・臨床研究をご提供
     ※HPやメールマガジンにてお知らせ致します。
  • ②毎月行う「有機ゲルマニウム臨床勉強会」やセミナーなどへのご案内
  • ③「有機ゲルマニウム研究会」認定の有機ゲルマニウム(浅井ゲルマニウム研究所 製造)のゲルマニウムサプリメントを会員特別価格にて提供