2023年6月7日ワクチン後遺症研究会のzoomミーティングで講演させていただいた。
まず、ワクチン後遺症の治療例について供覧し、次に、シェディングに苦しむ症例とその治療について紹介した。
ワクチン後遺症の治療に際して、僕の臨床に欠かせないのはアサイゲルマニウムである。その何たるかを説明すると同時に、
きっちり本の宣伝もしておいた(笑)こんな機会はめったにないからね。
医師、歯科医師、獣医師の方は、僕が主催する有機ゲルマニウム研究会にもどうぞ!毎月1回オンラインミーティングをやっています。
ゲルマに引き続き、チャーガも僕の臨床を支える強力な武器です。
チャーガについての告知も入れておいた。
2023年8月1日チャーガについてのオンライン勉強会があります。有志医師の会、こどもワクチンプラットフォームのメンバーは無料となっています。よかったらご参加ください。
さて、本題。
今回のオンライン会議で僕が最も強調したかったのは、シェディングの危険性である。あのワクチンがどれほど大きい災厄をもたらしたか、それについてはようやくマスコミも重い腰を上げて報道し始めたが、シェディングについてはいまだに沈黙している。
シェディング(接種者のそばにいることで何らかの体調不良が生じること)という現象は、明確に存在する。
以前紹介した論文だけれども、これはもっと注目されないといけない。特に、このグラフ。
下半分、ピンク色の山は、未接種の両親とその子供で、抗体価(コロナ特異的抗体)は上がっていない。これは当たり前です。
しかし上半分を見よ。接種した親(vaccinated adult)で抗体が上がっているのはワクチンを打ったのだから当然だとして、問題はその子供である。接種した親と暮らしている、ただそれだけで子供の抗体価が上がっている。これこそがシェディングの証明になっています。
接種した親から出ている何らかの物質が、未接種の子供の免疫系に干渉したことを意味しています。
やはり、以前に紹介した論文の再掲だけれども、高知大学の佐野教授がワクチン接種者の汗腺からスパイクタンパクを確認している。汗のなかに存在するということは、その汗を拭いたバスタオルにはどうなのか?汗が蒸発すれば空気中に拡散することがあるのでは?銭湯のお湯はどうなのか?さまざまな不吉な疑問がわいてくるわけです。
シェディングを起こすワクチンは、何もコロナワクチンが最初ではありません。たとえばポリオワクチン。
経口生ポリオワクチンを接種した子供の分泌物(尿、便、唾液、鼻汁など)には大量のポリオウイルスが含まれいてる。そのため、接種した子供のオムツを替える親やベビーシッターが次々と麻痺(ポリオ症状)で倒れた。この事態を重く見た米国政府は、1999年生ポリオワクチンを不活化ワクチンに切り替えた。
イギリスでは水道水からポリオウイルスが検出された。立派な”公害”です。
接種者を「生物兵器」とする表現は誇張だとは思わない。文字通り、本当に、ウイルス拡散装置になっている。
悲しいことに、こうしたワクチンを打つ医療者も接種を求める患者も、こんなデタラメなワクチンを「公衆衛生」だと思っている。実際には病気の予防どころではなく、病気の拡散にしかなっていない。
野ウサギを147匹つかまえて、それら全匹にマイクロチップを挿入し、かつ、その半数(73匹)に自己拡散型ワクチンを接種した。そしてこれらを野に帰した。さて1か月後、再び野ウサギを捕まえた(標識再捕法。生物学では定番の手法)。この野ウサギのうち、マイクロチップ挿入済みかつワクチン未接種のウサギの56%に抗体が検出された。
これ、衝撃的な結果なんですが、意味が分かりますか?再度捕獲されたマイクロチップ挿入済みのウサギは、ワクチン接種済みか未接種か、すぐわかる。未接種なら抗体が検出されないのが普通です。しかし56%から抗体が検出された。接種済みの個体から出る何らかの物質が、未接種個体の免疫系に干渉したということです。
自己拡散型ワクチンは、すでに獣医学の分野で応用されている。多数のウサギを飼う小屋があって、その全個体にワクチン接種するのはけっこう大変です。捕まえて1匹1匹ワクチンを打とうにも、ぴょんぴょん跳ねて逃げ回り、獣医も大変ですが、ウサギにもストレスです。自己拡散型ワクチンが便利なのは、数匹捕まえてワクチン接種するだけでオッケーなところ。接種した数匹が不妊になるのはもちろん、それらが他の個体と混じり合い、結果、他の個体をも不妊にすることができる。一網打尽とはこのことです。
『ユートピア』2013年英国制作のドラマ。
「我々はヒトの繁殖を今後3世代で終わらせる。赤ちゃんが次々と忙しく生まれるなどということはもうない」「注射によるウイルス注入、地球温暖化、水不足、食糧危機。これらすべての問題は、結局すべてひとつに行きつく。人口過剰だよ」
ドラマや映画などを使って、今後の行く末を示唆するのが彼らの流儀。
本気で根絶やしにかかってると思うよ。
恐らく今の日本で、世界で、同じことが起こっているはずです。「自分はコロナワクチン未接種だ」という人も、社会生活を営む上で、接種者が密集する職場や人混みに行かざるを得ない。そのときに、接種者の皮膚や呼気から発散されるエクソソーム(スパイクタンパク)を吸入したり接触する。こうして体内に侵入したスパイクタンパクが、免疫反応を起こし、抗体が産生される。
毎日のように接種者を診察する僕の体内でも起こっていると思います。
講演後の質疑応答にて
池澤孝夫先生「シェディングについて、2回とか3回打って何もなかったけど、この春頃から調子が悪いという人が多い。本人さんは遅発型後遺症を疑っているけれども、どうも話を聞いていると、ワクチン後遺症よりはシェディングらしい。そういう患者が多くおられます。
遅発型後遺症なのか、オミクロン対応ワクチン開始以降、シェディングの害が深刻化しているけれども、そのどちらなのか。あるいは、その混在型もあるのではないか。
もともと後遺症のあった人が、シェディングのせいで悪化するとか、あるいは、後遺症とシェディングの混在型について、中村先生はそうした症状について鑑別の方法はありますか?」
これは極めて重要な指摘です。
僕らは、ともすれば、「接種者」と「未接種者」の二分法で思考しがちです。そして、シェディング被害については、「接種者=加害者」、「未接種者=被害者」と形式的に見ています。しかし、池澤先生の指摘によると、接種者のなかにもシェディング被害を訴える人がいるという。
これは、言われてみれば、僕にも思い当たる節があります。ワクチンを2回接種した患者のなかに、「人混みに行くと体調が悪くなる」という人が確かにいる。僕は内心「あなた接種者じゃないの」とスルーしていたのだけれど、彼らはシェディングの被害者であるかもしれない。
池澤先生「2回接種で終わった人について、遅発型は、2回目接種してから3~6か月後くらいに発症していることが多いし、3回接種した人は半年~1年後くらいに発症することが多いので、少なくともそれぐらいまで何ともなくて、いきなりひょっこり、今年に入ってから体調おかしいとか、その時間経過に注目することで見えてくるかと思います。つまり、時間ですね。最後に打った日(何回打ったか)からどれぐらい経過したのかということと、それとシェディングに多いのは、意外と全身倦怠感とか神経症状はあまりなくて、呼吸器症状、皮膚症状、消化器症状など、スパイクタンパクが入りやすいところの症状を訴える人が多い。そういうのがひとつの判断基準かなと。また、最近のシェディングであれば、イベルメクチン、グルタチオン、ビタミンCの点滴が効くので、それを試して、著効すれば「シェディングかな」と鑑別の助けになります」
佐々木みのり先生「うちの患者で2回接種後にワクチン後遺症になり、それからずいぶん経ってるけど、シェディングで苦しんでる患者がいる。親の入居する高齢者施設に行って、帰ってくるとシェディング症状が出てくるとか。症状は皮膚の湿疹、皮膚科的にはsenile angiomaと言いますが、発作的にぶわっと出ます。それは恐らく、生検して病理に出して免疫組織染色すればスパイクタンパクが出ると思います。今、佐野教授とその患者を共有して、今度発作が出たら佐野教授のところで生検してもらう予定です。
遅発型のワクチン後遺症なのか、接種者のシェディングなのか、鑑別としては、明らかに人混みであるとか高齢者施設とか「ワクチン接種者がたくさんいる場所に行くと症状が出る」、これがポイントかなと思って、私はそこを聞くようにしています。たとえばデイサービスなどで入浴介助する介護士とか、あるいは美容師とか、じかに手で接種者の肌に触れるようなことをしていると、自分の腕や手に水ぶくれが出る人がいます。これは、明らかにシェディングです。そしてこれは、打ってる打ってない関係なく起こっています。こういう人にはゴム手袋することを勧めます。それだけで皮膚症状がずいぶん抑えられた。だから経皮的な何かがあることは確かだと思います。あと、呼吸で吸い込んだスパイクタンパクはけっこう厄介です。のどがゲホゲホして急に咳き込んだり、ずっと痰が続いたり、体がだるくなったり、そういう場合はイベルメクチンやコロナワクチン除去方を使っています。あるいは、ゲルマニウムも使います。1錠ですごく効きます。毎日飲まなくても1回飲んだら2,3日効いてる印象です」
池澤先生「シェディングについて、人混みに行って調子悪くなるというのは、みのり先生が言うように、シェディングを疑うひとつの根拠になるけれども、私が最近気にしているのは、衣服について家に持ち込まれて、家じゅうが汚染されているんじゃないかという可能性。そのせいでワクチン後遺症も改善しないのかもしれない。家がスパイクタンパクで汚染されまくっているせいで、家にいてもスパイクタンパクを吸いまくっている。この可能性は大いにあると思っています。
服の材質としてリスクが高いのは、夏はポリエステル系、冬はアクリル系です。ポリエステルもアクリルもマイナスに帯電しやすくて、静電気でプラス荷電を引き寄せます。井上先生によると「スパイクタンパクの正電荷について、オミクロン株は武漢株の60倍くっつきやすい」というぐらいだから、ポリエステルやアクリルの服を着て人混みに行けば、服に大量のスパイクタンパクが付着しているはずです。この付着は非常に強力です。患者のなかには鼻が敏感な人がいて、そういう人に言わせると「洗濯しても落ちない」とのことです。
だから、シェディングに苦しむ人に対するアドバイスとしては、「衣服を変える。石油由来のアクリルやポリエステルを身に着けない」あるいは、「加湿器にフルボ酸を入れる」といった対策があるかと思います。これを実践することで1週間でシェディングが改善した人がいます。
オミクロンワクチンのシェディングは極めて厄介です。しっかり対策を講じる必要があります」
吉野真人先生「ワクチン後遺症を内因性スパイク、つまり体内で自前で産生されたスパイクタンパクによる害だとすると、シェディングは外因性スパイクによるものだと言えます」
要するに、両者ともスパイクタンパクによりもたらされる障害であり、Spike Proteinosis(スパイクタンパク症)という概念で統一的に把握できそうですね。
池澤先生「ある患者が言ってました。「ホテルに行くとシェディングで寝れない」と。布団のシーツや枕カバーは、もちろん洗濯してるんですよ。それでも、肌が異常を感じてる。結局、ただ洗濯するだけでは、全然スパイクタンパクが落ちてないんです。
カーテンにはポリエステル製が多いから、空気中のスパイクタンパクを吸着する。だから、カーテンを開け閉めするだけでも、スパイクタンパクは激しく飛散するはずです。
エアコンを使ってないとき、送風口に大量のスパイクタンパクが静電気で引き寄せられてた。そこでエアコンをつけると、大量のスパイクタンパクが部屋中にまき散らされる。これからエアコンをガンガン使う季節なので、危ないですよ。特につけたり消したりすると余計にリスクが上がります。正直、私の部屋はエアコンつけっぱなしです。
衣服、寝具、絨毯、エアコン、カーテン。そのあたりには注意が必要です。
服として、オススメは綿。あと、ウールもいいですよ。ウールはプラス荷電で、スパイクタンパクと反発するので。だから、服は綿かウール。あとは絹や麻もいいですね」
衣服などに付着したスパイクタンパクの悪影響、つまり、「シェディングのシェディング」に対しては、EM菌をスプレーボトルにいれてシュッシュすると楽になるという人がいます。
https://note.com/nakamuraclinic/n/na6cd51515a0f
EM菌の効果は多くの患者が実感しています。
同じことをフルボ酸でやってもいいし、二酸化塩素で試してもいいかと思います。
シェディング対策は重要です。それは、シェディングに苦しむ人を助けるために重要なのはもちろんですが、接種者と未接種者の分断を防ぐために重要です。
国民の8割が接種した今、シェディングからは逃げられない。でも、対応策がある。恐れる必要はない。恐れるものがあるとすると、それは、接種者と未接種者が分断された社会のほうだろう。