使用症例

使用症例

断れない抗癌剤

2025.7.2

2025年4月11日に来院した72歳の女性がこんなことを言う。
「少し前、4月2日に抗癌剤をしました。主治医がいうには、私のタイプの乳癌はルミナルHER2タイプといって、化学療法が効きやすい癌だというんですね。
もちろん、抗癌剤なんてしたくなかった。
家族のなかで、私だけがコロナワクチンを受けてない。家族全員から変人扱いされたけど、私だけがコロナにかからなかった。
抗癌剤についても同じで、ネットを調べればどれだけ強い副作用があるのか分かります。「こんな毒を体に入れたくない」と思ってた。それで、抗癌剤の投与が予定されていた日に、私、自分の独断でキャンセルした。それぐらいに、絶対受けたくないと思っていました。
すると、主治医は、私の抗癌剤拒否の意思が強いとみて、ある日、私以外の家族全員を病院に呼んで、「絶対に抗癌剤するべきだ」と説明しました。「全身に転移している可能性が20%ある。転移していると再発リスクが高いので、まず抗癌剤で全身の転移巣を叩くのが必要です」と。
別の日に私も呼ばれて、主治医と家族から説得されました。私は拒否しました。「たとえ癌だったとしても、それが自分の寿命だと思ってる。先生がおっしゃるように抗癌剤が有効だったとしても、抗癌剤に生かされるのではなく、自分の寿命を生きて死にたい」
すると、主治医は「それは末期の考え方です。ステージ2の考え方ではありません。今抗癌剤をすれば助かります。あなたの意思を尊重して生存の可能性を摘んでしまうことは、医師として私にはできません」
家族も主治医に同調して、涙ながらに、「絶対大丈夫。怖がらないで。私たちがサポートするから」
もういいかな、と思いました。情にほだされたわけではありません。
家族の涙を、どこか冷めた目で見ながら、私が考えていたのは、私の弟と私の主人の弟のことでした。二人とも、去年の暮れごろに立て続けに癌になり、二人とも抗癌剤をして、あっという間になくなりました。どちらもコロナワクチンを複数回打っていました。
もういいかなって。死んだ二人のことを思うと、なんだか、いろんなことが、「もういいかな」って。それで、抗癌剤を受けることにしました。
ドキソルビシンとエンドキサン。
副作用で吐き気がひどくて、食事がとれなくなりました。手がしびれて、ピアノの講師をしているのですが、弾けなくなりました。仕事が終わったときの倦怠感も強烈で、何もする気力が起きません。
ああ、これが副作用かと思いました。
家族は毛が抜けることを想定していて、ウィッグとかスカーフとかいろいろ用意してる。「脱毛しても大丈夫だからね」と言ってくれるんだけど。
主治医は、「1回抗癌剤をしたぐらいでは、まだまだ全然効きません。次、23日には2回目をしましょう」
主治医や家族の説得を受け入れて弱気になったことを、今さらになって後悔し始めました。「もういいか」なんて、思わない。やっぱり生きたい。抗癌剤はしたくない。家族と絶縁してでも、自分の体は自分で守らないといけない。そう思って、ここに来ました。抗癌剤を断って、別の治療がしたいと思っています。
2年前、婦人科で「女性ホルモンが欠乏している」とのことで、エストリール膣錠を処方されて1年ほど続けました。今思うと、エストロゲンは乳癌リスクを高めるのだから、このせいで癌になったのではないかと思います。
ゲルマニウムがいいと聞いています。4月13日、あさってに先生、講演会をするとのことで、私も参加します。家族も一緒に聞きに行くので、ゲルマの抗癌作用について教えていただけると幸いです」

本人は抗癌剤のリスクについて、十分に分かっている。しかし家族が全く分かっていない。それで、本人のためを思って、抗癌剤を熱心に勧めている。家族からすれば、コロナワクチンや抗癌剤をかたくなに拒否する本人は、まったく理解不能の変人でしかない。
ちょうど2日後、4月13日に三宮で行われるゲルマニウム講演会に、本人が家族を連れて参加するという。

 

 

 

僕は、講演内容を作り直すことにした。
ゲルマの癌に対する有効性を伝えるのはもちろん、まず、抗癌剤治療の危険性について伝えようと思った。講演会の参加者全員に伝える格好だが、上記患者の家族こそ、僕の真のターゲットだ。

 

 

癌と言われたら、まず、勧められるのは、いわゆる三大療法です。

 

 

手術、抗癌剤、放射線。これが標準治療と言われていて、これをするのが
世間の「常識」ということになっています。しかし、たとえば抗癌剤治療を受けた人が、ちゃんと治っているのか。どの程度の治療成績なのか。そのあたりのことを考えてみる必要があります。

 

 

ある新聞の投書欄にこんな投稿が載りました。
「抗癌剤での治療、後悔」
夫が末期の肺腺癌の診断で、もはや手術は不能、「助かるには抗癌剤しかない」とのことで、妻と息子が治療に同意した。
5日間の抗癌剤投与により、40度の発熱をきたし、やがて呼吸困難、ついに意識障害を起こし、死亡した。

 

 

残された妻は、後悔にさいなまれている。「抗癌剤を使わなければ、今頃夫は趣味の竹細工をしたり、野の花の写真集を作ったり、人生を楽しんでいたに違いない。自分と息子が抗癌剤治療に同意してしまったがために、夫は自分の人生の後始末をつける余裕もなく、亡くなってしまった。夫の無念さを思うと、後悔で胸が張り裂けそうになる」

驚くべきは、この投書を掲載しているのが朝日新聞だということです。この手の投稿は、今なら絶対にあり得ない。コロナ以降、大手新聞社は完全に製薬会社の手中に落ちたから。
昔の朝日新聞は、水俣病の恐ろしさを伝えたり子宮頸癌ワクチンの被害者の声を掲載していた。きちんと社会悪を告発する公器として機能していたわけです。今の朝日は、もはや見る影もありません。

 

 

白川太郎先生は、京大医学部を卒業後、呼吸器内科に入局し、医者としての人生をスタートしました。

 

 

ちょうど当時、ある抗癌剤が日本でも使われるようになり、「これでいよいよ癌が治る時代になった!」と若い医局員たちは大いに盛り上がりました。

 

 

しかし、いざ使ってみると、失敗の連続だった。抗癌剤を投与された患者は、全員が3,4か月のうちに死んだ。例外はない。全員が死亡した
一方、患者のなかに、抗癌剤治療を拒否する者がいた。すると、そういう患者のほうがむしろ長生きをする。
白川先生は、自分の存在意義が分からなくなった。患者の命を救うために医者になった。しかし、自分が今やっているのは、いったい何だろう?薬を投与して患者を殺しているようなものじゃないか。

 

 

抗癌剤は効かない。白川先生のなかで、答えはもはや明らかだった。
精魂尽きた白川先生は、やがて辞表を提出した。「もうやめます。自分の良心に背いてまで、こんなことを続けることはできません」
京大をやめた白川先生は、英国に渡り、30年間の研究生活のうちに、傑作論文を量産した。
その活躍が母校の目に止まり、お声がかかった。「教授のポストを用意するから、京大に戻ってこい」
30年ぶりの日本の臨床現場に戻り、白川先生は愕然とした。「この抗癌剤は効かない」と自分が結論を出した抗癌剤が、いまだにバンバン使われているのだった。

日本では癌による死亡はずっと上昇傾向だが、米国では癌死は減少傾向にある。

 

 

アメリカ人が抗癌剤のリスクを認識し始めたことがこの背景にある。彼らは抗癌剤に愛想を尽かし、代替療法主体で癌にアプローチするようになったのだ。

 

 

船瀬氏の著書にこのような記述がある。

 

 

「抗癌剤を3種類使うと、癌は小さくなるが寿命は7~10倍短くなる」
ここには西洋医学の要素還元主義のデタラメがよく出ています。癌を消すことに躍起になって抗癌剤を使いまくったものの、肝心の患者の健康が損なわれ、死んでしまうという。
患者は、生きるために抗癌剤をしたはずだった。しかし、癌を小さくすること目的とした治療は、寿命の延伸に貢献しなかった。目的と手段がいつのまにか入れ替わってしまった。なんのための治療なんだって話だよね。

「そもそも」を言い出せば、生検自体、やるべきではないという考えもある。

 

 

乳癌の確定診断のために、「癌細胞の顔つきを見ましょう」ということで、乳房に太い針を刺し、組織をとり、それを顕微鏡で見る。これを病理検査と言いますが、これ自体が癌の播種を促進するという論文があります。

 

 

「乳癌予防のために年1回マンモグラフィーを受けましょう」とかお役所が言ってるけど、メリットはありません。これは僕の意見というよりは、疫学研究の結論です。

 

 

だいたい皆さん、医療被曝のリスクを軽視しすぎです。

 

 

小さい頃や思春期に側弯症で、その治療のために、毎月のようにレントゲンを撮った女の子がいます。そういう子が成人すると、一般の人口集団の女性よりも、乳癌のリスクが70%高いことが示されました(『スパイン』2000年)。
レントゲンやCTに限らず、被爆の発癌への作用は累積的です。
医者は「レントゲン1回ぐらいの被爆は大したことない」と言います。そう、1回だけなら大したことないかもしれない。でも、1回で終わらない。会社員なら毎年2回の健康診断でレントゲンを撮るし、何か異常が見つかれば、精密検査に回されて、レントゲン100回分とも言われるCTを撮る羽目になり、「もっと詳しい情報が欲しいですね」とか言われて、造影剤入りの検査を受けて、もっと被曝したりする。
医療被曝由来の発癌は絶対あると思っています。でも多くの医者はこのリスクを言わない。

2025年5月9日再診
「先日のゲルマセミナー、参加しました。妹夫婦や長女も参加したのですが、残念ながら先生のメッセージは伝わらなかったようです。
それで、私も抗癌剤の2回目を受けました。『頼むから抗癌剤をやってくれ』と涙ながらに言われて、私も拒否できませんでした。来週には3回目をする予定です。
今のところ、副作用で困っているのは、倦怠感、吐き気、口内炎です。先週水曜日に抗癌剤をして、歩くのもつらくなった。胸に石が載っているような苦しさです。
でも、私はあきらめていません。
先生の勧めてくれたように、酵素風呂にはもう3回行きましたし、ゲルマニウム、ヨウ素、天然型プロゲステロンを続けています」

2025年6月27日再診
「3回目の抗癌剤の後、動悸、息切れがひどくて、心不全が起こりました。
おかげで、4回目は中止になりました。
助かった、と思いましたが、2週間後に、「今度は分子標的薬とパクリタキセルの併用療法をやりましょう」ということになりました。
今後の方針としては、抗癌剤で小さくして、それから手術です。
現状、癌は小さくはなっていますが、あります。なくなっていません。主治医いわく「抗癌剤を繰り返して、画像所見で癌が消えれば、そこの組織をとって、それで癌が陰性なら、温存でオッケー。でも癌陽性なら、抗癌剤をしましょう。あと10回くらいが目安」とのことです」

僕としては、僕の講演を聞いて、家族が抗癌剤のリスクを認識し、本人にむやみやたらと抗癌剤を勧めることをやめることが内心の密かな目的だった。しかしその目的はかなわなかった。
もちろんガッカリだけれども、この手の失望にはもう慣れっこである。
標準治療は受けるべきではないと思っているけれども、受けたのなら、それはそれでかまわない。主治医との関係性とか家族との関係性とか、それぞれの事情があるだろうから。
僕としては、自分にやれることをやっていくだけのことだ。

以下、【告知】です。

 

 

2025年7月13日、品川でゲルマニウムの講演会をやります。
定期的にオンラインで「有機ゲルマニウム研究会」を主催していて、この会は医師、獣医師、歯科医師しか参加できませんが、今回は一般の人たちにも開放しようということで、どなたでも参加できます。
興味のある方はお越しください。

 

パーキンソン病とゴルフ場

2025.5.21

以前の記事で、「パーキンソン病(PD)は毒の病気」と言いましたが、最近そのことを裏付ける研究が出ました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ゴルフ場から1マイル(約1.6km)以内に住む人は、6マイル(約9.7km)以上離れて住む人に比べて、パーキンソン病(PD)を発症するリスクが126%高い」
「ゴルフ場周辺の水が飲料水として供給されている地域では、特に影響が大きい。使用されている農薬(パラコート、ロテノンなど)が発症に関連している可能性がある」
ゴルフ場の近隣住民のPDの発症率は一貫して高く、その距離が遠くなるほどリスクは直線的に低下していた。ゴルフ場から遠くに住む人ほど発症リスクが低かった」
「ゴルフ場のある水道供給地域で地下水を使っている住民は、ゴルフ場のない地域と比べて発症率がほぼ2倍だった。また、私設の井戸を利用する人に比べて発症リスクは49%高かった」

すでに先行する研究で農薬と神経疾患の関連性は分かっていたことではあるけれど、これほど明確に事実を突きつけられては、やはりショックです。
研究の主張は明確です。
ゴルフ場の近く(1.6km~4.8km)に住むとPDの発症率が2倍以上になる
農薬や除草剤、殺虫剤をこれでもかというぐらいに散布するのだから、空気の汚染はもちろん、地下水も汚染されて、それが近隣住民の健康をむしばむということだ。
「疫学はこのように使うのだ」というお手本のような研究で、公衆衛生的にとても有意義だと思う。たとえば「高圧電線の近くに住む人は白血病の発症リスクが高い」ことはすでに多くの人が知っていて、実際高圧電線の近くの不動産物件は、そうじゃない物件と比べて値段が落ちる。公衆衛生の知識が市場価格に影響を与えているわけです。
今回の「ゴルフ場とPDの関係性」の論文も多くの人が知ればいい。ゴルフ場が自然環境に対して、また、人間の健康に対して、どれほど過大な負荷をかけていることか、多くの人が意識するようになれば、世界は少しでもいい方向に進むだろう。

70代女性がパーキンソン病を主訴に2024年7月27日来院した。
「2年ほど前から歩きにくくなってきて、パーキンソン病と診断されました。PDのせいで動きにくくて、それで転んで骨折して、股関節を人工のものに変える手術をしました。
10年以上前から糖尿病で、最初は薬だけだったけど、今はインスリンを注射しています。他にも何かと持病があって、いま飲んでる薬はこんな具合です。
『トラゼンタ、ジャディアンス、メトグルコ、キネダック、エブランチル、タケキャブ、ロスバスタチン、フィコンパ、デュロキセチン、ドパコール』
ちなみに、主人は私よりもひどいパーキンソン病で、手足が硬直して動かず、現状、点滴で命をつないでいるような状態です。
コロナワクチンは4回打ちましたが、特に体調不良は感じていません」

何がこの人のパーキンソン病の原因なのか。パーキンソン病は毒の病気だから、身の回りにあるあらゆる毒が容疑者である。
旦那さんがPD発症者というのもヒントで、夫婦そろってPDに罹患というのは、環境要因を疑わせる。
この人は中国地方の某県にお住まいで、都会というよりは田舎である。周囲に畑がないか、あるいはゴルフ場がないか、聞いてみると、「畑もあるし、ゴルフ場もある」
家の環境はどうですか?シロアリ駆除とかネズミ駆除とか頻繁にやってませんか?蚊とかゴキブリを見つけたらすぐに殺虫剤で殺す、とか、庭に除草剤をまいてるとか、どうですか?
「もちろん、殺虫剤も除草剤も使います」

また、夫婦そろってコロナワクチンを複数回接種してるけど、コロナワクチンはPDの発症リスクである。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

小島勢二先生の研究より

多種多剤併用の薬漬けで、薬もPDの発症リスクを高める要因である。特に、スタチン系薬剤は糖尿病の悪化因子でもあるので、すぐにでもやめたいところだ。

やるべきことは、まず、徹底した毒の除去。「疑わしきは罰する」姿勢で、身の回りの毒を除去し、食生活を改善し、意識的に汗をかいて解毒に努めるなど、生活習慣を整えていく。さらに、適宜必要なサプリも併用する。
ゲルマニウム、ヨウ素、ナイアシン、ワクチン除去散などをオススメした。

2025年5月16日再診
「震えとか動きの具合は、全体的によくなっています。手は、こんなふうに手のひらを上に向けると震えるけど、手のひらを伏せるとマシです。
主人のことですが、PDで亡くなりました。最後は筋肉が変な具合に拘縮して、手を挙げたままの格好で亡くなりました。ああいうふうになりたくないという思いもあって、それで一生懸命治療しています」

決して完治とは言えないけれど、少しずつよくなっている。理想的には完治を目指したいけれども、許容できる範囲であれば、症状と共存という形でも構わない。
パーキンソン病は不治の病ではない。毒の病気なのだから、毒出しを意識すれば、ある程度までは必ず改善するものです。

 

 

ツツガムシ病

2025.5.21

2025年5月21日 00:27

きのう(2025年5月19日)の昼頃、倦怠感があり、寒気がしてきた。いかにも「熱の出る前のけだるさ」という感じで、これはヤバそうだと直感した。
夕方には家に帰り、食事をして、すぐに床についた。一応体温を測ってみると、37.8度。意外に高くなかった。このしんどさからするともっと高いかと思った。ぞくぞく寒気がするから、これからもっと上がってくるのかもしれない。
もうひとつ、気になったのは、足の甲のかゆみ。2日ほど前、「蚊に刺されたのかな」と思った掻痒感が延々続いていて、今もかゆい。

 

 

 

もっとアップで見ると、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

赤黒くかさぶたみたいになった部分を中心にかゆく、むくんでいて、しかも熱を持っている。

僕は皮膚科専門医ではないけれど、一応医師国家試験をパスしているので、この傷を見てピンとくるものがあります。
これはツツガムシ病の典型的な皮膚所見です。

 

 

野山とか川辺とか自然環境で遊んでいるときにツツガムシに刺されて、その後に発熱します。発症から数日後に体幹中心にばら疹が広がる、というのが典型的な経過だけど、僕の場合、全身の皮疹は一切なかった。

ツツガムシ病は医師国家試験にも頻出で、たとえばこんなふうに出題されます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ちなみにこの問題の正答率は97%で、受験生のほぼ全員が正解します。
ツツガムシ病感染にはテトラサイクリン。
語呂合わせで「タチツツテト」とでも覚えておけば忘れません(笑)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

飼い犬(ロンツモ)と野山を散歩することはしょっちゅうで、サンダル履きの僕はツツガムシからすれば格好の餌食だろう。
刺された右足の甲はかゆく、熱を持ち、腫れている。いかにも炎症という感じで、ツツガムシに寄生するリケッチアが増殖しているに違いない。
治療はテトラサイクリンの投与というのが教科書の教えるところだけれども、僕は抗生剤は毒だと思っているので飲まない。
ゲルマニウムを5錠ほど飲んで寝たら、寝ている間にたっぷり汗をかき、翌朝には解熱していた。
典型的な経過としては、「発熱は2週間ほど続き、高いと40度にも達する」ということだけど、わずか1日で解熱してしまったわけだ。

ツツガムシ病は4類感染症で、診断した医者はただちに最寄りの保健所に届け出る義務がある。しかし僕は、自分の症状から自分の病気を診断したのであって、他の医者から診断を受けたわけではない。
自分で自分の症状を診断し薬を処方したりすることは、自己診断といって、医療として認められていないんですね。だから、自分を「ツツガムシ病」と診断しながらも、それを保健所に報告することはできないし、その必要もない。ただ、自分の胸の内で記憶にとどめておくのみです。

ツツガムシ病は田舎の病気と思われている。実際、都市生活をしていてこの病気にかかることはまずない。僕は神戸市中央区在住で、世間のイメージ的には都市生活者ということになるだろうけど、家の裏には山が広がっていて、近所の公園にはときどきイノシシが出没するぐらいだから、立派な田舎です(笑)
転地療養という言葉があるように、「自然環境の豊富な田舎にいけば病気の改善につながる」という印象を持つ人が多いだろうけど、実際のところ、必ずしもそうではないようだ。

 

40代女性 2025年5月20日来院。
「仕事柄、農薬や除草剤を大量に使います。数か月前に除草剤をまともに吸ってしまって、猛烈に息苦しくなりました。その息苦しさがいまだに続いています。先生の記事は以前から見ていて、それでゲルマニウムを試してみたら、息苦しさが確かに楽になります。
子供は喘息っぽくて、夫も肺の調子が悪いです。
夫は牛の牧畜をやっていて、牛に食べさす干し草を扱っているのですが、干し草はすぐにカビが生えます。恐らく、そのカビのせいで肺をやられているのかなと。
私はサトウキビ農家で、農薬も除草剤もまきます。その影響もあるだろうし、あと、お恥ずかしい話、家が古くて、天井が腐っていて雨漏りします。そんな家なので、きっとカビまみれで、それも呼吸器によくないだろうと思います。
仮に私が農薬をまくのをやめたとしても、私の住む村自体がサトウキビ栽培で成り立っているようなところで、シーズンになると家の中まで除草剤のにおいが漂ってきます。ご近所に「風向きとか除草剤の散布の仕方とか、もうちょっと気をつかってもらえませんか」などと言おうものなら、ものすごい顔でにらまれます。
田舎はそういうものなのだと、もうあきらめています。
草刈りの大変さは分かります。農家はみんな高齢化していて、除草剤の散布は否定できない。体調の悪い中で農作業をしてるんだけど、その除草剤のせいで体調がますます悪化してるんだという発想には至らない。
「草刈りが面倒だから、草が生えたら除草剤」村全体がそういう具合です。農業ばかりではありません。村の清掃行事でさえ除草剤をまきます。アスファルトの隙間に生える雑草をいちいち手で抜いていては切りがないので。
村から出ることを真剣に考え始めました。子供が今年県外の中学を受験するというので、受かったら一緒に引っ越そうかなと。
10年以上前に東京から移住して、今の夫に出会った。楽しいこともあったけど、健康面のことを思えば、このまま村に住み続けることは大きなリスクです。
ちなみに、夫の父はパーキンソン病で亡くなりました。「除草剤が原因かも」みたいなことを言っても、誰も聞く耳を持ちません。
米軍がPFASを垂れ流してるというけど、悪いのは米軍だけじゃありません。村の人も同じくらい無遠慮に自然破壊していますよ。
あまり知られていないですけど、村にはアルコール依存の人がたくさんいます。農作業のかたわら、缶ビールを飲んで、空き缶を畑の周りにポイ捨てです。雑木林とか道路沿いとか、空き缶やペットボトルでゴミ溜めになっています。みんなモラルが低いんです。「俺の村だからいいんだ」みたいな意識だから、注意しても治る問題じゃありません。
こういう村の気質に愛想が尽きた人は、都会に出て、村に戻ってきません。逆に言うと、村に残る人は、そういう気質を受け継いだ人か、そういう気質に抵抗することをやめた人です。
風光明媚な土地柄に魅かれて、この村への移住を決めました。でも実際に住んでみると、全然そうじゃなかった。家族の健康を守るためにも、また都会に戻ることを考えています」

 

長野に住む魅力

2025.5.21

60代女性
2024/12/4再診
「最近の調子はずいぶんいい感じです。毎日快適に過ごしています。ゲルマニウムのおかげです。
かつては西洋医学のことを信じていました。不調があるとすぐに病院にかかって、血管造影さえ受けたり、インフルエンザワクチンなんて3回も受けてしまいました。そういう過去の医療行為で受けた体内の毒をきちんと出したい。ゲルマニウムやケイ素以外にも、排毒の手段はあるでしょうか。

長野県在住です。寒いですが、塩をきちんととるようにしています。普通の市販の塩はにがりを抜いたものが大半ですが、にがりを抜いてない塩があって、この塩のMg含有量がすごい。他社のより桁がひとつ違う。この塩を朝と寝る前に、そのまま口に放り込みます。おかげで冷え知らずです。

夜は11時ごろに寝て、朝は5時に起きます。ゴールデンレトリバーを飼っていて、その散歩に行くためです。わんちゃんはいたずらっ子で、いつも悪いことをしています(笑)
家にはドッグランがあります。100坪ほどの広さですが、地面全体に大きめのウッドチップをひきました。小さいウッドチップだとすぐに劣化するので。田舎なので、そういうオーダーを聞いてくれる会社があるんです。ここでボールを投げたりして走らせます。

ここの土地、安いですよ。350坪でも数百万円で買えます。
しかも水は八ヶ岳の伏流水です。東京ではこの水がボトル詰めで販売されていますが、この水が飲み放題、使い放題です。
水もいいし空気もいい。
大きなスーパーがあって有機野菜も充実してるし、もしものときには総合病院もある。よほどのことがない限り病院には行きませんが。
東京も近くて、町田まで1時間で行けます。
家を作るときも、地元の大工に頼めば、比較的安価に作ってくれます。田舎なので何でも安いです。

家庭菜園をしています。庭が広いので何でもできますよ。
セントジョンズワート、マジョラム、オレガノ、そういうのを育てて、ハーブチンキを作ります。
アルコールには43度の泡盛を使っています。このチンキを寝る前に数滴飲む。すると睡眠の質がぐっとよくなります。市販のサプリには添加物とか農薬が含まれていますが、自分で作るのでそんなリスクはありません。
店で無農薬のハーブを買おうと思ったら、10gで1000円とかするけど、うちの畑には、放っておいてもそこらへんに自生していて、勝手に生えてきます。肥料はいりません。というか、肥料なんてあげるとかえって弱ります。
もちろん野菜もよく育ちます。
自分の庭にない植物、たとえばなつめの実が欲しいときには、市場に売っています。1袋100円とかで売ってるので、それでエキスを作っています。

先生、以前の記事で「長野県の寒さは地獄だ」と書いておられました。それは、薪ストーブの温かさを知らないからです。
長野県に家を買うのなら、薪ストーブをひとつ入れてください。家じゅうが温まります。薪の温かさは遠赤外線で、体の芯から温まります。だから、温まった後で外仕事をすると、寒さを感じません。温泉みたいな温かさなので、先生感動すると思いますよ。

私の住む地域は、日本一晴天率が高いことで知られています。晴れの大好きな先生向きですよ(笑)
雨がとても少なくて、そのせいで米作りには不向きです。でも、無化学肥料無農薬のおいしい米を作っている農家もいますよ。

ここの土地には、自然の気、山の気が満ち満ちていて、こういうところで犬を飼うと、犬が長生きします。うちのわんちゃんは5歳ですが、鼻は真っ黒、顔はまだ白くありません。日光不足だと顔が白くなるのが早いですよ。

2年前、ご近所に40代の男性が3人のお子さんを連れて引っ越してこられました。東京でIT関係の仕事をしている人で、週1日だけ東京、あとは自宅でオンラインで仕事しています。来られた当初、3人のお子さんたちは、いかにもひ弱な様子で、いつも下を向いていました。しかし2年経った今、見違えるようにたくましく、元気になった。土地の気が、子供たちを成長させたんだと思います。

私の夫は気功を使います。私の体の調子の悪いところに手を当てて、気を送ってくれる。夫の手から、びりびりと震えるようなエネルギーを感じます。夫は「自分はただの通り道。土地の気を送ってるだけ」といいます。

先生、ちょうど4年前の12月、私が初めてここを受診して「ぜひ長野においで」と言ったとき、先生は眉間にしわを寄せて「うーん」としぶっておられました(笑)
それが今、私の話を聞いているうちに、様子がずいぶん変わって来られました。
それは、先生がひとりではなくなったからです。こうちゃんがいて、ロンツモがいて、奥さんがいて、大事な家族を持ち始めたからです。
お子さんやわんちゃんのことを思うのであれば、長野県はすばらしいですよ。先生は松本のような都会しかご存知ありません。長野にはもっと豊かな、別の顔がありますよ」

僕も山岳部員だったから、山の魅力は知らないわけではない。しかし、「気」という観点から山を考えたことはなかった。気功をする人にとっては、つまり、土地の持つエネルギーを健康に生かす技を持った人にとっては、長野の山や空気はすばらしいに違いない。
神戸にクリニックを構えてしまったので簡単に移住というわけにはいかないけれど、話を聞いているうちに、長野の魅力は確かに伝わってきた。タイとか沖縄とか気候の温暖なところが好きだけど、温かさだけが住みやすさなはずがないよね。

 

インフルワクチンは無意味

2025.5.8

30代男性の母が代理診察
X年2月10日初診。
「息子は今入院中です。おとついからてんかん発作がひどくて、薬(デパケン、ヒダントール、マイスタン、リボトリール)を飲んでも治まりません。それで主治医が『徹底的にてんかんを抑えるために入院が必要です。脳をちゃんと休ませてあげないといけません』と。それで今、人工呼吸器をつけて寝ています。
てんかんは10歳頃からあって、薬を飲んでいます。難治性で、知的障害も併発しています。たくさんの抗てんかん薬を飲んでいますが、それでも抑えきれずにときどき発作が出ます。
でも最近はかなり安定していて、ほとんど出ずに、落ち着いて過ごせていました。状況が変わったのは、今月初め頃、風邪を引いたのがきっかけです。熱が出たので、病院に行きました。検査すると、コロナでもインフルエンザでもないということで、解熱薬をもらって、それで熱が下がりました。それで翌日には、施設の作業所に行ったのですが、それがまずかったのかな。また熱が出て、それで家に帰って来て、解熱薬を飲ませたのですが、それからひどいけいれんが出て、止まらなくなりました。まったく止まらないので、救急車を呼んで、それで入院ということになりました」

ここまで聞いて、思うところがあったので、お母さんの話をいったんさえぎった。
「ひょっとして、最近インフルエンザワクチン、打ちました?」
「はい、1月に。施設に通所中なので、職員から受けたほうがいいと言われたので」
「ちなみにコロナワクチンは?」
「3回受けました。ああ、そうそう、ワクチンのことで言うと、去年6月に左の手と足が急に動けなくなって、それ以来、左半身が不自由です。病院に行くと、『これまでてんかん発作を頻回に繰り返したせいでしょう』と。
でも、私としては、コロナワクチンで血栓ができやすいということですから、ワクチンの後遺症じゃないかと疑っています」

なるほど、頭の中でストーリーがまとまり始めた。
インフルエンザワクチンを接種後、発熱が生じることは多い。この発熱に対して、解熱薬を使うことは、極めて危険である。脳症を誘発する恐れがあるからだ。この脳症は、誤って「インフルエンザ脳症」と呼ばれているが、正確には「アスピリン脳症(ロキソニン脳症)」と呼ばれるべきだ。
てんかん発作というよりは、ワクチン接種後の発熱に対して解熱薬を投与したことによる脳症で倒れた可能性について、お母さんに説明したところ、「ああ、救急病院の先生も、同じようなこと言っていました」
ほう、一般病院の先生でも、解熱薬による脳症のリスクを認識してる先生がいるんだな。

「最近の息子は、本当に安定していたんです。知り合いがアサイゲルマニウムのことを教えてくれて、それでカプセルを1日2個飲んでいました。あと、先生、バランスアルファっていうドリンク、知っていますか。これを家族みんなで飲んでいるし、あと、タモギタケ、このサプリも1日4粒飲んでいます。バランスアルファはもう3年飲んでて、ゲルマニウムとタモギタケはここ数か月です。それでてんかんがすごく落ち着いているし、便通もよくなった。こんなに発作が起こらないのは、この子の人生で初めてじゃないかって思います」

ワクチンは、すべてを壊す。
日々食事を意識しサプリなどで栄養を補うことで、「健康」をこつこつ積み上げたとしても、インフルワクチンやコロナワクチンの1ショットで、健康を失うどころか、命自体が破壊されることも珍しくない。

 

 

『クニミツの政』より

ワクチン接種後に発熱するのは当然のことである。体のなかに毒を注入したのだから、体内で炎症を起こすことでその毒を封じ込め排出しようというのは、体の極めてまっとうな生理である。
しかし西洋医学は、その生理的反応を「症状」と見て、是正に走る。つまり、解熱薬を投与する。体はせっかく炎症を起こして熱を上げて毒を出そうとしているのに、熱を鎮められてしまっては、体としては、もはや毒の持って行き場がない。こうして毒が脳にたまり、脳症をきたす。
だいたいにおいて西洋医学がやっていることは、人を救うよりは殺すことのほうが多いものである。

まず、ワクチンを打ってはいけない

出生時は健康だった児が、予防接種のスケジュールに応じてワクチンを打っているうちに、てんかんを発症するようになる例は枚挙にいとまがない。

 

 

ワクチンがきっかけで「てんかん持ち」になり、以後、抗てんかん薬が手放せなくなる。これで病院の「お客様」の一丁あがりで、製薬会社は顧客の獲得に成功したことになる。もちろん、予防接種を受けた児の全員がてんかんを発症するわけではない。発症率は1%でいい。それだけで、何万人もの顧客がずっと抗てんかん薬を飲み続けてくれるのだから、製薬会社としては御の字だ。

2025年に生まれた子供は、ワクチン接種スケジュールに従って「コンプリート」すれば、18歳になるまでに94本のワクチンを打つことになる。

 

 

この狂気のワクチンスケジュールをこなしているうちに、いずれ「接種後の発熱」を経験することがあるだろう。
そこで律儀に病院受診して、「ワクチンを打った後に熱が出ました。どうにかしてください」などと言えば、解熱薬が処方されることになる。この解熱薬が原因で、てんかんなどの脳神経障害を起こす可能性がある。

上記の患者でいえば、まず小児の定期接種ワクチンを打つべきではなかったし、インフルエンザワクチンを打つべきではなかった。
インフルエンザワクチンの無意味さについては、日本のすばらしい研究がある。

 

1979年に前橋市でインフルワクチンを打った児童に重い副作用が出た。そこで前橋市は、いったんインフルワクチンの接種を中止し、インフルとワクチン接種の有効性について調査したところ、ワクチンは無効と判明した。

 

接種を行っていた高崎市、桐生市、伊勢崎市では、インフルの罹患率はそれぞれ38%、40%、50%だったが、接種を行わなかった前橋市、安中市では、罹患率はそれぞれ42%、45%であり、接種による罹患率の有意差はなかった

http://www.kangaeroo.net/data/download/maebashi/maebashi.pdf

当時の前橋市医師会が、この研究にどれほどの心血を注いだことか、論文を読めば分かるだろう。
半端な熱意と決意ではないですよ。当時インフルエンザワクチンは全国で当たり前に行われていた。その「当たり前」に異を唱える結果が出たのだから、その結果の公表には大変な勇気が要ったと思う。
しかし前橋市医師会は勇敢だった。「学校保健にたずさわる者の責務」として、データの公表に踏み切り、そのデータを厚生省も重視し、結果、全国でインフルワクチンの義務化が中止になった。
まともだった。当時は、実に、前橋市医師会も厚生省もまともだった。市と国がきちんと機能していれば、義務化されていたワクチンも中止されるのだという、すばらしい例証になっている。
しかし残念ながら、同様のことはコロナワクチンでは起こらなかった。どこの医師会もコロナワクチンに疑問の声をあげなかった。厚労省がコロナワクチンを中止することはなかったし、これからもないだろう。

インフルワクチンが無意味(どころか有害無益)であることについては、最近の論文でも示された。

https://www.medrxiv.org/content/10.1101/2025.01.30.25321421v3.full

「接種者のほうがかかりやすい」というのが結論だけど、もっと言うと、インフルにかかるどころか、神経疾患など他の病気にもかかりやすくなっているはずで、金を払ってまで病気の種を自分の体に仕込んでいるようなもので、実に医療というのは、芯の芯から腐っていると思います。

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