使用症例

使用症例

有機ゲルマニウムと感染症

2020.11.2

40代女性。10月14日、オンラインにて診察。
「私、コロナかもしれません。
7月末頃に鼻水と鼻づまり、のどの痛みが出て、最初は夏風邪かなと思ったんですね。葛根湯を飲んで、症状は一時的に治まりました。でもその後、咳と痰、37度前後の微熱が出るようになって、それが延々続いています。10月初旬から咳と痰がますますひどくなって、ときどき38度台の熱も出るようになって、それで心配になって受診しました。
病院へ行かないといけないのは分かっています。でも、行くとPCR検査を受けることになって、もし陽性なら主人の仕事とか子供の学校生活とか、あらゆる方面に影響が出てしまいます。
PCR検査は風邪でも何でも陽性になる可能性がある、ということは知っています。先生のツイッターで知りました。だからこそ、病院には行きたくないんです。どうすればいいか、途方に暮れています」

この女性が「コロナではないか」との不安からすぐさま病院に直行しなかったのは賢明だった。仮にコロナ陽性の診断が出たところで、ご自身(およびその家族)が様々な制約や差別を受けるだけのこと。メリットは何一つない。
情報ソースがテレビだけの人はいまだにコロナを真剣に恐れているが、ネットからも情報を集めている人は、PCR検査の偽陽性率の高さなど、テレビで言わないコロナの裏事情を知っている。
PCR検査は、設定次第である。Ct値(遺伝子の増幅回数)が35サイクル以上だと何でも陽性になる。アメリカのPCR検査の標準は42~45サイクルである。つまり、何をPCR検査にかけても”コロナ陽性”である。パパイヤだろうがウズラだろうがヤギだろうが、何でも陽性になる。ファウチはこのことを少なくとも7月の時点で知っていた。つまり、世間が騒ぎ立てている”コロナ・パンデミック”なるものは、完全にデタラメであることを知っていた。
だから上記の女性が、コロナ感染を恐れる心配はない。
しかし長らく続く咳、痰の症状について心配するのは、もっともなことだ。さらに細かく問診してみよう。

「もともとの持病として15年来のリウマチがあります。ステロイドを内服したり関節に注射したりする治療を受けていて、さらにエンブレル(分子標的治療薬。TNF(腫瘍壊死因子)を阻害することで抗炎症作用を発揮する)を1週間に1本、自己注射しています。
去年9月、まだコロナが流行る前でしたが、ひどい肺炎にかかって入院しました。ステロイド1日10㎎を2週間飲んで治りました。その後、11月に医師から喘息の診断を受け、シムビコートを1日7回ほど吸入しています」
話がここに至って、僕はむしろ安心した。原因がすっかり判明したからである。原因が分かれば、治療への方針も立つ。

そもそもリウマチとはどういう病気か。
西洋医学的には「関節滑膜に発現しているシトルリン化タンパクに対する自己抗体を生じる疾患」ということになっている。ややこしい表現だが、言っているのは要するに、”免疫の異常”という主張である。従って治療は「免疫系の働きを抑えてやればいい」となって、ステロイドやエンブレルなどが投与されることになる。
人間に免疫系が備わっているのは偶然ではない。この免疫系を敵と見なし、その自然な働きを無理やり抑えようというのだから、当然副作用は多い。
・ステロイド服用者では皮膚癌(扁平上皮癌、基底細胞癌)や血液癌(非ホジキンリンパ腫)の発生率が高くなる。
https://www.webmd.com/cancer/lymphoma/news/20040504/steroids-increase-skin-cancer-risk#1
・エンブレルは”腫瘍壊死因子(TNF)阻害薬”なのだから当然癌の発生率が上昇する。たとえば血液癌のリスクが上がる。
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC4201718/
・感染症の発生率が上がるのも当然で、これは薬の添付文書にも書いてあるから、気になる人は「プレドニン 添付文書」「エタネルセプト 添付文書」などで検索するといい。これらの薬がどれだけ副作用の多い恐ろしい薬であるかが分かるだろう。
本来医者は薬の処方前に起こり得る副作用について、患者に説明する義務がある。患者のほうには、医者に質問する権利がある。患者に何も説明せずに「お薬出しておきますねー」で済ませるのは本来あってはいけないし、そこを咎めず、はいはいと黙って医者の言われるがままに薬を飲む患者も、権利の上に眠る愚か者である。
「薬の副作用のせいでこんなひどい目にあった!」などと患者が医者を批判する。しかしそれは、冷たいことを言うようだけど、患者の側に甘えがあったせいだとも言える。少なくとも、「すべて医者の責任だ!」で片づけてはいけない。副作用の悲劇は、説明の労を省いた医者、説明を求めなかった患者、両者の共犯のもとに生まれる。
だから皆さん、「医者がいいようにしてくれるだろう」と思考停止して、医者の言うがままになっちゃいけないよ。薬のメリットもデメリットも、享受するのはすべて自分の体なのだから、自分が飲む薬について医者にしっかり説明を求めよう。

さて、上記患者である。長引く咳や痰は、薬(ステロイド、エンブレル、シムビコート)による免疫低下から何らかの感染症を来たし、その症状だと考えるのが筋が通っている。
ある症状について、その原因が分かっているとき、その治療は、まず何よりも、”原因の除去”であるべきだ。しかし臨床ではそう簡単に行かないことが多い。
たとえばベンゾジアゼピン系の抗不安薬・睡眠薬にドハマりしている人が、不安感を訴えているとする。これはベンゾに対する耐性がつき、相対的に薬効が不足したせいで生じる不安感である。「薬が原因の症状だから、まずは原因薬剤の除去だ!」と一気にベンゾを抜いては、患者は地獄を見ることになる。
この人の場合も、免疫抑制剤の副作用による感染症なのだから薬を一気に抜きたいところだが、そうするとリウマチや喘息症状の再燃など、苦しい思いをすることは目に見えている。
そこで、まずは、”体づくり”からである。食事指導(精製糖質、小麦、乳製品を控える)や生活習慣の指導をし、必要に応じてサプリなどの栄養素を勧める。リウマチや喘息には、なんといっても有機ゲルマニウムである。普段の健康維持のためなら、ゲルマニウムパウダー2gを1週間で使うくらいでいい。しかし今は感染症の真っただ中にあるから、2gを3日で使い切るくらいのペースで服用するように勧めた。

2週間後。やはりオンライン受診。液晶画面の向こう側にいる女性が語る。
「びっくりしました。熱が下がり、咳と痰が減りました。もう、極端に減りました。
これまで、朝起きて昼までに何度も数えきれないくらいに痰が出てたんです。だいたい5分に1回くらいのペースで、のどに気持ち悪い痰が上がってきて。
でも今は、完全になくなったわけではないけど、お昼ぐらいにふと、”あ、そういえば今日は一回も痰が出てないな。咳もなくなったな”って感じです。
あと、何だか全体的に元気が出てきました。朝起きたときから、何というか、活力がわいてる感じです。
便通は、もともと便秘ではなく、むしろ下痢気味のほうなんですが、ゲルマニウム飲みだしてから、普通便に近くなりました。腸をよくする働きもあるのですか?
エンブレルを1週間に1本のペースで打つよう言われているのですが、打っていません。何というか、今のところそんなに痛くないので。
前々から生物学的製剤はやめたいと思っていました。副作用が怖いですし。でも”やめたらひどい目に合うよ”って主治医に言われてて、仕方なく続けています。ゲルマニウム、リウマチにも効くのなら、薬をやめられますか?
あとこれは前回診察時に言うのを忘れてたんですが、私、あちこちに内出血みたいなあざがあるんです。すねをぶつければできるようなあざが、どこにぶつけたわけでもないのに、あちこちにあります。でもゲルマニウムを飲み始めてから、そのあざがなくなりました。腕や足にあったあざが、ゲルマニウムを飲み始めて1週間で消えました。こんな効果は期待していませんでした。
咳と痰が減って本当に助かっています。今やコロナのせいで、電車とかで咳をするだけで犯罪者みたいな目で周囲から見られますよね。そんななか、咳をせずに澄ました顔でいられるのは本当にありがたいです。
先日、子供の授業参観に行ってきました。咳のせいで気が引ける思いをすることもありませんでした」

 

有機ゲルマニウムとリウマチ

2020.10.29

70代女性。
重度のリウマチで、歩くにも杖が必要。診察室に入ってくる様子も痛々しい。
「3年ほどリウマチを患っています。薬はたくさん飲んでいます。ステロイドから始まって、サラゾスルファピリジン、免疫抑制剤のシクロスポリン、あと糖尿病だということで、ジャディアンスも飲み始めました。
糖質制限をしたり、プロテインや鉄剤などのサプリを飲み始めて半年経ちますが、改善しません。ネットで情報を探していくなかで、先生のことを知りました」

採血すると白血球12000と高値、さらに分画は好中球91.5%、リンパ球5.4%と圧倒的な交感神経優位で、リウマチ患者の典型的な所見だった。こういう人が糖質制限すると、ますます交感神経が興奮する。「お米くらいは食べていいですよ」
「え、でも最近糖尿病の気まで出てきて、糖質は絶対ダメだと思ってて」
「糖尿病は薬の副作用じゃないかな。ステロイドで血糖値が上がるし、シクロスポリンでインスリンが出にくくなるし」
そう、西洋医療によくある”モグラ叩き”である。治療のために飲み始めた薬で、別の症状が現れ、その症状に対してまた薬を処方する。薬がどんどん増えていく仕組みになっていて、笑っているのは製薬会社だけ。患者は副作用の連鎖に苦しむことになる。
この人の場合、ジャディアンスを飲み続ければ、ステロイドや免疫抑制剤の副作用もあいまって、尿路感染症やカンジダ膣炎などにかかるだろう。そうなれば今度は抗生剤が出て、腸内細菌叢が乱れ、ますます体調を崩す。
まず、もとを断たねばならない。ぜひとも薬を減らしたい。理想的には、やめたい。しかし急な断薬は体がびっくりするから、各種ビタミンやミネラル、有機ゲルマニウムを補給しつつ、体を作っていきながら、ゆっくり減らすように指導する。

「減らすと言ってもね、それは私にはなかなか難しいんです。いや、体のこともありますが、それ以上に、リウマチを見てもらっている主治医との関係でね。
私は高知の田舎に住んでいます。主治医は栄養療法なんてまったく知らない、ガチガチの西洋療法の人で、そういう人に薬をやめたいとか減らしたいとか言うことが、先生、どれほど勇気のいることか、わかりますか?都会ならいいでしょう。栄養療法でも何でも、いろんな治療法をしている医者がたくさんいて、患者には選択の自由がある。でも私のような田舎住まいで、近所に病院がひとつだけ、というような地域で、その先生のご機嫌を損ねたとしたら、と思うと、出される薬をありがたく頂戴して黙って飲み続けるしかないんです。自分の希望を医者に伝えるという、ただそれだけのことが、ものすごく難しいんです」
なるほど、地域なりの事情があるんだね。しかし、根本治療のためには減薬は必須。「薬こそが、むしろ病気の悪化要因」という認識がない医者の言うがままに従っていては、治る病気も治らないだろう。
主治医に自分の意思を伝える勇気がないのなら、別の勇気を持つことである。つまり、自己判断で薬を少しずつ減らす。これしかない。不安があれば僕に聞いてくれたらいい。オンライン診療も当たり前の時代である。地理的距離の制約に縛られる必要はない。
「高知ということですけど、海寄り?山寄り?」
「海の近くです。家の目の前に太平洋が広がっていて、きれいな砂浜があります」
これはすばらしい。都会にはない最高の環境だ。
不朽の名著『家庭でできる自然療法』(東条百合子著)に、砂浴(砂療法)が紹介してある。方法は簡単で、「砂に埋まる」。これだけ。これだけで、癌などの難病にも大いに有効だという。
本当?と信じられない人もいるだろう。そういう人は、実際にやってみるといい。砂に体を埋めていると、体のあちこちの血流や鼓動を感じるだろう。代謝が高まり、デトックスが始まっている証拠である。砂に含まれている不思議な力が、体内の毒を吸い出してくれる。
非科学的だと言われようが、効くものは効く。
「理想的には、裸になって砂に埋もれたほうがデトックス効果は高いです。でもさすがに裸はちょっと人目があるでしょうから、薄着でされてもいいし、何なら砂浜に座って、足首までを砂に埋めておく、それだけでも充分効きます」

半年後。
「最初にここに伺って、もう半年が経ちました。薬を減らしたときは大変でした。あちこちの関節が痛くて。でも薄皮をはぐように、少しずつ体が楽になってきました。
今も関節の痛みはあります。それでも、半年前とは比較にならないほど回復しました。
何が一番効いたのか?薬をやめたこと、有機ゲルマニウム、砂療法。いろいろあると思います。ひとつに絞れません(笑)
毎日浜辺を散歩しています。最初は、靴の中に砂が入りませんでした。でも今は、砂が入ります。何を言っているか分かりますか?足のむくみがすっかりなくなったんです。半年前の私の足はパンパンで、靴と足の隙間に砂さえ入らなかったんです。それが、今はむくみが完全になくなりました。
痛みのせいで、私は何もできませんでした。歩くことはもちろん、寝がえりを打つことさえできませんでした。でも今はできます。晩酌にビールを1缶だけ飲むのですが、プルトップを開けることもできます。
人に言えば、何を当たり前のことを、と言われるかもしれません。でも、私にはそれがすごくうれしいんです。靴に砂が入るとか、そういうさりげないことに、回復をしみじみ実感します。

先生、ちょっと個人的な話をしてもいいですか。私、高校を卒業してすぐに上京して、50年ほど東京で暮らしました。ずっと高知に帰りたいと思っていました。3年前に念願叶って故郷に戻りましたが、すぐにリウマチを発症し、病院にかかっても治らず、症状は悪化の一途でした。高知に戻ったのは、静かな晩年を過ごしたかったからなのに、痛みのせいで何もできない。みじめで、本当につらかった。
今、痛みがなくなったおかげで、きちんと自分の時間を過ごせています。散歩して、日光浴して、本読んだりパズル解いたり。
終活っていうのかな。実家にある母の古い日記を見て、私がどんなふうに生まれ育ったか、改めて振り返ったりしています。
先日、ホームセンターで長いホースを買って、それで庭の花に水をやりました。何だかすごく、幸せを感じました。『そう、私はこういう時間を過ごしたくて、東京から故郷に戻ってきたんだ』と思いました。
できることが減っていく年齢だと思います。でも私は、この半年で、できることがどんどん増えたんです。痛みに苦しんでいた半年前が嘘のようです。
本当に感謝しているのですが、この気持ちが、私がどれほどうれしいか、言葉でうまく伝わったでしょうか」

 

有機ゲルマニウムと癌

2020.10.28

【症例】80代男性
【現病歴】
息子が語る。
「2年前に腎臓癌を発症しました。抗癌剤や手術を避け、食事の改善などで様子を見ていましたが、癌は特に小さくなるわけでもなく、親父も弱気になっていました。そこに主治医からオプジーボを勧められ、治療を受けることになりました。5回やりましたが、受けるたびに元気がなくなりました。食欲がなくなり、ついには水を飲むのも困難になりました。
5回目をやったのがつい2か月前です。でもいまだに吐き気がして、食事もほとんど摂れず、やせ衰えています。
副作用については、主治医から事前に聞いてはいました。免疫系が乱れたり、食欲が低下する可能性は聞いていました。しかしこれほどまでとは、という印象です。治療前にはご飯が食べれていて、それなりに元気でした。その落差を思うと、治療を受けたことが果たしてよかったのかどうか。。。
癌が胸椎に転移していて、それが神経を圧迫して、足の力が入らないときがあります。
もう末期ということになるでしょうが、本人は生きたいと思っています。だからこそ、オプジーボ治療も受けたんです。だいたいぐったりしていますが、それでも多少調子のいいときには歩行訓練さえします。生きる気まんまんなんです。
何とかできることはないでしょうか」

転移を伴う腎細胞癌。ステージⅣで、まず末期と言って差し支えない。
オプジーボは日本人の開発者がノーベル賞を受賞したことで話題になったが、その薬価の高さでも話題になった。値段は販売当初よりは安くなったものの、1クールをフルで受けると、1千万円以上はかかる(75歳以上の高齢者は1割負担)。
「日本の医療財政が破綻しかねない」と言われるほど高価な薬だが、果たしてその価格に見合うだけの効果があるのだろうか?
上記の患者の様子を見ていると、”夢の新薬”とはなかなか言い難いようだ。

さて、どうしたものか。
癌専門医の定義からははずれるだろうが、個人的には、この患者は末期ではないと考えたい。末期というのは、生きる気力を失った状態のことを言う。「もう人生はいい。できれば安楽死させて欲しい。それが叶わないなら、せめて痛み止めで苦痛をなくして欲しい」そういうのが末期患者である。
その点、この人は食事が摂れなくて弱っているだけである。残った体力で歩行訓練までしようとする。生きることへの熱意を失っていない。なるほど、すでに遠隔転移があって癌の病勢は否み難いが、僕の定義では末期ではない。
ぜひ、この熱意に応えたい。
さて、どうしたものか。

まず、何をおいても有機ゲルマニウムである。「万病に効くゲルマニウム」ではあるが、浅井一彦先生は自身の開発したアサイゲルマニウムを、何より、癌の特効薬であると自負しておられた。自著『ゲルマニウム讃歌』にこうある。
「アサイゲルマニウムは癌治療に欠くことのできないものである。良性腫瘍は言うまでもなく、悪性腫瘍によるすべての難病に必要である。ただし、癌と診断がつき次第、早ければ早いほど、その効果も大である。
特に癌の場合、一番悩まされるのは癌末期特有の”苦しみ”である。この苦痛をやわらげるために、多くは痛み止めを打ち続ける。この”癌の苦悶”を救ってくれるものは、アサイゲルマニウム以外にない。
例えば64歳男性。余命6か月と医師から診断された肺癌患者だったが、アサイゲルマニウムを服用し始めたところ、6か月も過ぎ、途中、風邪をひいて「今度はダメか」と心配させられたが、一年を生き抜き、主治医から「生きているのが不思議だ」と言われたケースがある。
この患者は結局ゲルマニウム服用開始から1年7か月目に夏風邪をこじらせて喘息発作を起こし亡くなったが、そのときも苦しみがなかった。”いっときは主人が病人であることさえ忘れさせてくれました”と家族の方から感謝された」
なぜ効くのか。そのメカニズムについてもよく研究されている。ゲルマニウムによってインターフェロン産生が亢進し、NK細胞やマクロファージが活性化することによるのだが、このあたりについてはここでは触れない。

さらに、痛みと来ればCBDオイルである。理想的には、THC入りのフルスペクトラムならアントラージュ効果から抗癌作用を期待できるが、日本では法律の縛りがあるから仕方ない。しかし普通のCBDオイルだけでも、癌転移巣の痛みの緩和に一定の効果が期待できる。
その他、ベンフォチアミン、マグネシウム、ケイ素あたりをお出しした。

1か月後、来院。
やはり、息子さんが語る。
「当初は粉のゲルマニウムを飲むことさえ、難しかったんです。最初は水にといて、それをかろうじて一口、という具合から飲み始めました。
すると日ごとに吐き気が治まってきて、食事が食べれるようになってきました。食べるペースも、細々と少しずつしか食べられなかったのが、今は普通に食べれています。当初は嚥下が悪くてサプリも飲めなかったのですが、飲めるようになりました。
ゲルマニウムは1日2gだったのですが、4gに増やそうかと思っています。
便通もよくなってきました。薬で無理やり排便するような具合だったのが、今は自然と出ています。
でも背中の転移巣については、神経の圧迫のせいで、歩行の具合はよくありません。痛みはありますが、トラムセット(鎮痛薬)とCBDオイルを併用してコントロールしています。
ただ、この1か月、調子ははっきり上向きです」

1千万円のオプジーボは、投与を受けるたびにどんどん弱っていった。
しかしゲルマニウムは、飲むたびごとに、どんどん元気になっていった。
もう答えは出たんじゃないかな。
1千万円だろうが1億円だろうが、抗癌剤というのは結局のところ、単なる、”値段の高い毒薬”なのよ。

 

過眠とゲルマニウム

2020.10.25

【症例】13歳男児 10月7日オンライン受診。母親が語る。
「日中の眠気がひどいんです。もう、起きた瞬間から眠く、何とか無理やり起こしてご飯食べさせて学校に行かせますが、通学途中、駅のベンチで電車を待ちながらそのまま寝てしまい、遅刻することがあります。
授業中も寝てしまいます。本人は眠るまいと頑張っています。だから机にうつ伏せになるとか、完全に”寝る姿勢”にはなりません。それでも、猛烈な睡魔に襲われて、かくん、と落ちてしまうような格好です。
学校での人間関係にはトラブルはありません。ただ、高校生の兄のささいな一言で激高することがあります。そのせいで昨夜もなかなか寝付けず、布団の中でずっと文句を言っていました。こういう怒りの感情にとらわれることが最近多いように思います。
勉強面では英語が苦手です。社会や地理なども興味がありませんが、理科や数学などはよくできます。
以前、私を診察して頂いた際に、私にゲルマニウムをお勧め頂きました。この子にも飲ませたところ、「何だか体調がいい気がする」と言っていました。でもストックが切れたので、今は飲んでいません」
猛烈な眠気を主訴とする患者である。
まず確認したいのは、夜きちんと寝れているか。寝ているとしても、睡眠の質はどうか。中途覚醒が多かったり夢が多かったりしないか。
あと、食事も大切。甘いものとか好きだったりしませんか?
「小学校のときは”炭水化物で生きている”ような時期がありました。偏食です。野菜嫌いで肉も魚もそんなに好きじゃなくて。でも最近成長期になってから、体が欲するせいか、野菜も肉も食べるようになりました。
甘いもの、お砂糖菓子の類は昔から一貫して好きです。小麦も好きで、朝はパンと決まっています。乳製品も好きです。牛乳、チーズ、ヨーグルト。なんでも食べます」
うむ、このあたりは改善の余地がありそうだ。精製した砂糖、小麦、乳製品。全部やめることが理想だけど、それはきっと難しいだろうな。せめて今食べてる量の半分にしてみよう。
あと有機ゲルマニウムがいい感じのようだから希望通り飲んでもらおう。夜の睡眠は「ちょっとした物音で目を覚ます」という。浅い眠りのようだから自律神経を整えるためにCBDオイルをごく少量摂ってもいかもしれない。あと、知育にはタラ肝油が喜ばれるかも。ゲルマニウムと合わせて使うと成績アップに貢献するだろう。睡眠異常の背景には何らかの毒物(農薬、添加物、重金属など)が遠因になってる可能性もあるから、デトックスとしてメチルガード(Thorne Research社のサプリ)も飲んでおこうかな。
11月18日再診。
「すごくよくなったんですが、また悪くなってしまって。いや、本当に、すばらしく効いたんです。でも今はよくないです。どういうことか、説明しますね。
サプリを飲み始めてから、猛烈な眠気がすっかりなくなって、授業もきちんと聞けるようになりました。それだけでもありがたいのですが、うれしいことに、性格まで穏やかになりました。兄の一言にキレることがなくなって、それどころか、家族団欒の夕食のときに会話に加わるようにさえなりました。以前は黙って家族の話を聞いているだけの子供だったんです。
もともと穏やかな子だということは知っていました。好きな知識をペラペラしゃべったり一人で何かに取り組むようなことが多かったのですが、最近は兄と仲良く遊ぶ姿もよく目にして、母として本当にうれしく思っていました。
一度改善してまた悪化した原因は分かっています。ゲルマニウムが切れて、2週間ほど飲んでいなかったからです。そうするとやはり、元通りになりました。授業中の居眠りがまた始まり、兄とささいなことでケンカするようになり。
10月は甘いものもよく我慢していたと思います。でも最近は下校時にお菓子やジュースを買い食いしているようです。ただ、たとえばジュースを飲むにしても炭酸飲料ではなくて果汁100%のものにしたり、本人も一応気を遣っているようなので、特に強く注意はしていません。
味やにおいに敏感な子なので、サプリはカプセル越しにでもにおいを感じるようで、飲むのを嫌がります。タラ肝油も、なんとか頑張って飲んでいるという感じです。
ゲルマニウムをやめて確かに悪化したのですが、9月以前ほど悪くなっていないのは、まがりなりにもこういうサプリを続けているおかげかなと思います」
浅井一彦著『ゲルマニウムと私』のなかに、こんなエピソードが出てくる(227ページ)。
ゲルマニウムが「万病に効く」ことを聞きつけた14歳男児、持病の喘息治療のためにゲルマニウムの服用を開始した。喘息が軽快したのはわざわざ断るまでもなく想定内のことだから、ここでは特記しない。ただ、思いもしないうれしい副産物があった。この男児、数学が大の苦手だった。40点50点は当たり前、自他ともに認める赤点常習者だった。そんな彼がある定期テストで、通常の彼にはあり得ないことだが、満点をとった。数学教師はわが目を疑った。「よく頑張ったな」などとは思わない。「どうやってカンニングしたのか」をまず考えたこの教師を、「生徒の努力を信じられないのか」と責めるのはやや酷だろう。それほど急激な得点アップだったのだ。
ゲルマニウムは脳に多くの酸素を供給する。これにより論理的思考力が高まり、結果、数学で満点をとれたわけだ。上記症例の眠気改善も、脳への酸素供給によるものだろう。おそらく成績アップにもつながるはずだから、頑張って勉強してね。

劇的回復集3 有機ゲルマニウム

2020.10.1

以下の症例について、プライバシー保護のため、本質を変えない程度に詳細は変えてある。
【症例】16歳男児
【主訴】落ち着きのなさ
【現病歴および経過】
6月12日当院初診。同行した母親が語る。
「幼少時からADHDの診断を受けていて、落ち着きがないのは昔からです。
アトピーもありますが、12歳のときにザジテン(抗アレルギー薬)でてんかん様発作が出て入院したことがあります。それ以来てんかんが持病になりました。入院中てんかんに対していろいろ薬が処方されましたけど、どれも体に合わなかった。イーケプラとかひどかったな。とにかく吐いて吐いて。
甘いものを食べるとアトピーが悪化するので家では食べさせないようにしていますが、学校ではジュースなんかを買って飲んでいるようです。
最近食事療法の本を参考にして、鉄、ナイアシンなどのサプリを飲み始めましたが、今のところ特に効果は感じていません。というか、NOWのB50で吐き気がするのですが、飲み続けて大丈夫ですか?
落ち着きがないのは学校だけではありません。家でも席を立ってピョンピョン飛んだりします。症状が少しでもよくなれば、と思っています」
有機ゲルマニウムとメチルガードプラス(Thorne Research社のサプリ)を勧めた。

6月20日再診。
「コロナで休校だった学校が今週から再開しましたが、学校に休まず行けています。これ、地味にすごいことなんです。前回言い忘れましたが、この子、異常に疲れやすくて、すぐに体力がなくなります。学校を休むのもしょっちゅうです。でも今のところ皆勤です。
まず、寝起きがよくなりました。いつも朝が大変なんです。起こしてもなかなか起きないんですが、今はパッと起きます。本当に、文字通り、パッと起きます。寝起きだけじゃなくて、寝つきもよくなりました。睡眠の質が改善して、疲労感もなくなったようです。
落ち着きに関しては、それほど変わっていません。相変わらずピョンピョン飛び跳ねます。ただ、話が通じやすくなっています。これまでは、何か言っても、聞いてるのか聞いてないのか、ぼーっとしたようなところがあったんですが、こちらの話が”ちゃんと入る”ようになりました。以前よりも会話がしっかり噛み合う印象です。
今週は授業は昼までで、来週から通常授業です。いつも担任の先生から電話があって、どういう問題行動があったか教えて頂くのですが、今週はその連絡がありませんでした。”知らせがないのは良い知らせ”で、いい感じなんだと思います。
飲み始めてまだ1週間ですが、はっきり改善しています」

よかった。”劇的改善”というほどではないかもしれないが、着実によくなっている。もうこの子は大丈夫だろう。
9月29日。久しぶりに来院されたお母さんは、我が子の改善ぶりに劇的なものを感じていた。
「先生、すごいんです。この子の成績が。1学期末の通知表に、私、びっくりしました。これまで、5段階評価で1か2ばかりだったんですね。それが、なんと、4がちらほらありました!今までのこの子にはあり得ないことです。驚きました。本当に、よくなってるんだなって思いました。
あるとき、この子、私にぼそっと言ったんです。「お母さん、僕は、人の話を聞くというのがどういうことか、やっとわかった気がする」って。裏を返せば、今までぼんやりしてろくに話が聞けてなかったのかもしれません。授業の内容が理解できるようになったから、成績が急上昇したんですね。
先生のnote、読んでます。最近ワクチンのこと書いていましたよね。この子もワクチンがきっかけでおかしくなりました。三種混合を打った翌日にぐったりして、絶対ワクチンのせいだと思って、その後の小児ワクチンは打ちませんでした。インフルエンザのワクチンを打ったらまたひどいことになって。やっぱりワクチンはよくないなというのが、私の実感です」

親の欲目ではない。成績という客観的指標が大幅によくなった。改善を証明する何より雄弁なデータである。
「人の話を聞くというのがどういうことかわかった」というのはメタ認知そのもの。哲学の始まる第一歩であり、自分の頭で考えられるようになってきた証拠だろう。『アルジャーノンに花束を』を彷彿とさせるような知能の急上昇だ。
成績が上がったのはすばらしい。しかし、成績は、ただの成績である。10年20年も経てば、通知表の評定が3だろうが4だろうがどっちでもよくなっているだろう。
本当に喜ばしいのは、成績が上がったことというよりは、この子の人生が変わったことである。そして僕としては、そういうふうに人生が変わるお手伝いをできたことが、何よりもうれしい。

なぜ有機ゲルマニウムとメチルガードが効いたのか?その作用機序は?ひとつの説明として、メチレーションという現象が関与している。詳しくはまたの機会に書こう。
あと、有機ゲルマニウムを試してみたいという人には、できれば特に”アサイゲルマニウム”を推奨したい。両者は似て非なるものと言うべきで、ゲルマニウムの製法プロセスも違えば、その結果生成されるゲルマニウムの分子構造も違う。この点については以前に書いたことがあるが、簡単に言うと、一般の有機ゲルマニウムが二酸化ゲルマニウム(毒性あり)から抽出し、分子構造がラダー状(ハシゴ型)をしているのに対し、アサイゲルマニウムは鉱石(多結晶ゲルマニウム)から抽出し、六角形の分子構造をしている。どちらも体にいいのだが、ベターなのはアサイゲルマニウムである。当院で処方しているのも、当然こちらである。
ただ、問題なのは価格である。「手の込んだ抽出法をしている分、値段に転化せざるを得ません。価格面では他社製品と競合できないです」と浅井ゲルマニウム研究所の中村さんも心苦しく思っておられた。
でも、人生が変わり得るパワーを秘めた栄養素なんですよ?ちょっとぐらいお高くても、いい方を使いたいと思いませんか?

 

ワクチンのデトックス2

2020.9.13

前回に続き、ワクチン由来の毒物をデトックスする方法を紹介しよう。

・ウコン
毒物が神経系にどういう悪影響を与えるか、こういう実験は当然人間相手にはできないから、たいていネズミを使って行う。たとえばアルミを投与すればアルツハイマー病のモデルマウスを作ることができるし、鉄の投与でてんかん、3-ニトロプロピオン酸の投与で神経損傷(運動/認知機能)を起こしたりできる、といった具合。こういうモデルマウスを作ることが、病気の治療法の研究する第一歩なわけだ。
ウコンに含まれるクルクミンには、様々な毒物に対するデトックス効果が確認されている。
『クルクミンがアルミによる神経毒性を緩和する』
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/19376155/
『鉄によるてんかん発作のけいれんに対するクルクミンの保護作用』
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/19100339/
『3-ニトロプロピオン酸による神経毒性をクルクミンが緩和する作用機序について』
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/17344940/

何度も述べているように、ワクチンには様々な有害物質が含まれているから、それらの毒物を適切に排出できるように対策を立てたい。そういうとき、ウコンの多様な毒物に対する有効性は実に頼もしい。
成人ならカレーを意識して食べるのもいい(ただし市販の固形カレールーは大量の糖分と粗悪な油が含まれているからオススメしない)。カレーにはウコン(ターメリック)以外にも様々なスパイスが含まれていて、その抗酸化作用が何かとお助けになるだろう。
ちなみに、クルクミンの作用機序について軽く言及しておくと、クルクミンはなんと、血液脳関門を通過する。そもそもワクチンが小児にとってリスクが高いのは、血液脳関門がまだ未熟なため、毒物が脳に直接流入する可能性があるからだった。クルクミンは、脳に侵入した重金属と結合し排出される。これがデトックス作用の核心ではないか、と推測されている。

・ケイ素
アルミとアルツハイマー病の関連性は動物実験でも疫学研究でも”あり”とされているが、アルミの使用が禁止されたという話は聞かない。医薬品(薬、ワクチン)、日用品(アルミ缶、アルミホイル、アルミ食器など)に、アルミは普通に使われている。「人に対する直接的な毒性は確認されていないから」というのが一応の理由になっている。かといって「人を相手に微量のアルミを長期投与する実験」など、倫理的にできるはずがない。つまり、「アルミの人体への害は永遠に未確認」ということになる。
このジレンマに終止符を打ったのがこの論文。
『アルツハイマー病の”アルミ原因説”をケイ素水を使って検証』
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/22976072/
著者は、帰無仮説「体内のアルミ蓄積量が減少しても、アルツハイマー病の発症、進行、重症度に何ら影響を及ぼさない」を立てた。この仮説が否定されれば、アルツハイマー病にアルミが関与していることが証明できる。
1日1ℓのケイ素水を12週間飲用すると尿中へのアルミ排出が増加した(その他の必須ミネラル(鉄、銅など)は排出されなかった)。同時にアルツハイマー病患者15人中少なくとも3人で認知機能の改善が見られた。

倫理の壁に対して、帰無仮説という論理的手法を用いて見事に問題をクリアした格好だけど、この論文が出た今もなお、アルミ鍋が普通に売られているしワクチンにアルミが使用され続けている。
僕は何も「世の中からアルミをなくせ」などと主張しているわけではない。アルミが僕らの社会にどれほど役に立っているか、その有用性は誰もが認めるところだろう。ただし、その便利さの裏に健康リスクの可能性があるのなら、その可能性は広く周知されるべきだと思う。「健康リスクがあっても便利なアルミ鍋をやめるつもりはありません」という人は自由にすればいい。現状、アルミの有害性を知る人自体が少ないわけで、ここが問題だと思う。知らなくては、「不便だけどあえて土鍋を使おう」という選択肢の持ちようがない。
同時に、上記論文にあるように、ケイ素によって体内のアルミを排出することができることも広く知られるといい。
ケイ素の摂取は、上記論文のようにケイ素水から摂ってもいいし、スギナ(つくしの横に生えてる植物)やマリンアルゲ(海草の一種)などから摂るのもいい。たとえばケイ素水はこういうのがある。

理想の摂取法は、少量頻回。ちょびっとの量をしょっちゅう飲むといい。

・ゲルマニウム
ゲルマニウムが自閉症を含む発達障害に著効することは、以前のブログに何度も書いた。なぜゲルマニウムが効くのか。様々な作用機序が考えられるが、ひとつには、有害金属の除去作用である。
『ゲルマニウムの治療効果』
https://www.researchgate.net/publication/20113433_Therapeutic_effects_of_organic_Germanium

当院通院中の患者で、ゲルマニウムとメチルガード(前回紹介したメチレーションを促進するビタミンの詰め合わせ)の併用により自閉症の症状が劇的に改善した人がいる。その患者のお母さんがこう言っていた。
「この子を病気にさせてしまったのは、私のせいだと思っています。発達障害や自閉症の子を持つママ友の集まりがあるんですけど、どのママもワクチンを打った後で発症したり、症状がひどくなって、って言っています。私、日本脳炎のワクチンをものすごく早い時期に、1歳で受けさせてしまったんです。3歳でもよかったのに。私、どうかしていました。しばらくして日本脳炎ワクチンの副作用がニュースになって打たなくてよくなったのに。日本脳炎ワクチンが原因で、この子は変わってしまったって思っています。お医者さんが「接種は3歳でいいですよ」って言ってくれなかったのが、本当に悔しくて。
きちんと目を合わせてくれる子だったんです。でも1歳のときから目の焦点が合わなくなって。18歳になった今もちょっと寄り目で、目の焦点は合わないままです」

こういう悲劇が起こってはいけない。
まず、知識を身につけ、打つか打たないかを考える。考慮の末の結論が、「打つ」であっても全然かまわない。それが我が子を思う親御さんの結論であれば、尊重したい。ただし、打つのであれば、同時に「デトックス法」にも精通しておいて欲しい。悲劇の起こる確率を少しでも抑えることができるだろう。

 

アサイゲルマニウムの海外進出

2020.3.27

アサイゲルマニウムの取扱い会社のなかに、海外展開をしている会社がある。
その会社が自社のサイトに、僕のアサイゲルマニウムに関するブログ記事を英訳して載せたいという。しかも僕のプロフィールまで含めて作りたい、という提案があった。
こんなに光栄な話はない。もちろん承諾した。
完成したページは、以下のようである。

https://asaigermanium.com/dr-nakamura-atsushi/

英語を日本語に訳して情報発信することは、僕の日常である。
しかし、その逆、僕の日本語の情報発信が、まさか英語に翻訳されることになろうとは、夢にも思わなかった。

 

つづきはnoteに掲載しているブログからご覧ください。

有機ゲルマニウムと発達障害

2020.3.26

「私、この子のチックは一生治らないって思っていました。
杉山登志郎先生という発達障害専門の有名な先生がいて、その先生の本にも『チックは放置しておいたほうがいい。何をやっても治らないから無理に治そうとしないこと』って書いてありました。
それに、兵庫こころの医療センターの主治医からも『チックは無理だよ。僕の子供もチックだけど、難しいよ』って。親身に話を聞いてくれる先生が、ご自身の子供のチックも難しいって言っているぐらいだから、もう一生治らないんだろうなって思っていました。
それが、先生、私今でも本当に信じられないんです。こんなによくなるなんて。
まだ完全に治ったわけではありません。症状は家ではほとんど出ませんが、外出時にはときどき奇声が出ます。それでも、以前と比べれば声の大きさも頻度もずいぶんマシになりました。同時に多動も減りました。突然走り出したり、ということがまったくなくなりました。
もう、本当に信じられないんです。
ゲルマニウムを飲み始めて1ヶ月ですよ。たった1ヶ月で、こんなに、こんなに見違えるようによくなるなんて、思ってもいませんでした。
私も今ならよくわかります。ゲルマニウムは、確かに奇跡を起こすんだなって。ゲルマニウムのおかげでこの子の人生が救われた、と言っても言い過ぎではないと思います。
ただひとつ、後悔があるとすれば、先生とお会いするタイミングです。もっと早く、たとえば10年前に先生とお会いできていれば、と思います。そうすればこの子は普通学級で普通の子として成長したのかな、とも」

つづきはnoteに掲載しているブログからご覧ください。

有機ゲルマニウムとペット

2020.3.24

有機ゲルマニウムが効くのは、人間に対してばかりではない。動物にも効く。
これは研究の順番からいえば当然の話である。まず、動物で有効性(および安全性)が確認され、製品化される、というのが一般的な流れで、有機ゲルマニウムも例外ではない。

そもそも、浅井一彦先生は「何か新しいサプリを作ろう」と思って有機ゲルマニウムを開発したのではない。
「真に人を癒やす薬を作りたい」という思いから出発し、その思いが見事に実現し、すばらしい製品を作ることに成功したのだが、諸事情から薬として認可されることはなかった。
その研究過程で、動物(主にネズミ)に対する有効性(および安全性)は十分に確認されているし、現在も有機ゲルマニウムの新知見は動物実験によって生み出されている。

厚労省に薬の許認可を得る申請をするには、様々なデータを揃えなければならない。その際、半数致死量(その量を投与された個体のうち、半数が死ぬ量)を設定せねばならないが、浅井博士はこの作業に難渋した。というのは、ネズミにどれだけ大量の有機ゲルマニウムを投与しても、元気になるばかりで、いっこうに死なないためである。
「薬には副作用がつきものである」という。そういう意味でいうと、有機ゲルマニウムは副作用が実質存在しない。つまり、厚労省が有機ゲルマニウムを薬として認めなかったことは、ある意味ではまったく正しかった。
こんな具合に、致死量や副作用の欄を空白のまま出すわけにいかないという笑い話のような逸話があるのが、有機ゲルマニウムである。
ネットを見れば、有機ゲルマニウムに対する根拠のない誹謗中傷が飛び交っている。浅井博士がこれを見れば、胸を痛めることだろう。

さて、今回はこの当然の事実「有機ゲルマニウムは動物にも効く」ということを、具体例も交えて紹介しよう。
まず、浅井博士自身の体験談である。博士は家でシャム猫を飼っておられたが、その愛猫が、あわれ、野良犬に首元をガブリとやられた。半死半生の猫に、博士はすぐさま、有機ゲルマニウムの水溶液を浸した湿布で傷を抑え、口をこじ開けて同じ水溶液を流し込んだ。
直後にかけつけた獣医が、数日後に再び診察したところ、猫の回復ぶりに息をのみ、つぶやいた。「有機ゲルマニウムが奇跡を起こすという意味が、ようやく私にもわかりました」

 

つづきはnoteに掲載しているブログをご覧ください。

アサイゲルマニウム誕生50周年2

2020.3.4

前回に続き、アサイゲルマニウム誕生50周年記念の特別インタビューから。

深澤肇医師
「アサイゲルマニウムとの出会いは37年ほど前。岩手医大で講師と病棟医長をしていたときのことです。
上顎に悪性黒色腫ができた患者がいました。腫瘍径が3 cmぐらいで、ステージ4。手術するとなると、顔の大部分をとらないといけない。
こういうときには、BCGワクチンで免疫力を高めておいてから抗癌剤を使うBCG免疫療法をして、腫瘍が小さくなってからオペをする。
この患者も腫瘍はだいぶ小さくなった。でも、やはりというべきか、肝臓とかあちこちに転移して、痛みと全身の黄疸が出てしまった。
そういうときに、ある縁で、浅井ゲルマニウム研究所のことを知りました。
当時は癌となれば3か月は入院。仮に退院できても、ほとんどは再発して戻ってくる。でも、BCG免疫療法を受けた症例では、そんなに簡単に再発・転移しない。
でもこの悪性腫瘍の患者のような例もある。この人にゲルマニウムを使ってみたところ、非常に経過がいい。免疫系が活性化して、癌の進行を止めているようだ。
それで思ったんですね。「そもそも、BCGやピシバニール(抗癌剤)を使わなくても、ゲルマニウムで治ってしまうのではないか?」と。それから、だんだんゲルマニウムだけを使うようになりました。

浅井先生の本『ゲルマニウム讃歌』のまえがきに、こういう言葉があります。
「ハーバード大学の教授が『我々人類がこれまで用いていた薬を、いっさい海に投じたとしたならば、我々人類は確かに、今日よりずっと幸福になったであろう』と書いている」
なるほど確かに、その通りだと、この一節が気に入りましたね。
薬は副作用が大変。薬害がひどいわけだよね。高血圧でも糖尿病でも骨粗鬆症でも、飲み続けたらどうにかなっちゃうような薬ばかりでしょ。
その点、副作用がないのがアサイゲルマニウムのいいところだよね。

アサイゲルマニウムがもっと、おおっぴらに使えるようになってほしい。薬にするのは難しいだろうから、サプリメントでもいいから、広く使ってもらえるといい。もっと宣伝してもいいんじゃないかな。
癌に限らず、大手術をする前にゲルマニウムを使うことには意味があるし、そもそも癌にならないための予防的なサプリメントという考え方は、当然あっていいと思うよ。
ゲルマニウムアはなるべく飲み続けるのがいい。休んだり減らしたりしてもいいけど、バタッとやめてしまうのはよくない。
量は多くなくてもいいから、毎日飲み続けると長生きできると思うよ。」

酒井良介医師
「僕はゲルマニウムと出会う前から、漢方薬の効能に注目していました。娘が漢方薬にずいぶん助けられたので。浅井先生にもそのいきさつを話したことがあります。
漢方に使う薬草には、ゲルマニウムが入っていますからね。僕は昔は神経質だったけど、ゲルマニウムを飲み始めてから、そういう気分がなくなった。
浅井先生の本に、『私のゲルマニウムは薬ではない』と書いてある。薬には必ず副作用があるけど、ゲルマニウムは相当飲んでも害がないし、いくら飲んでも中毒にならない。
ゲルマニウムはサプリだけど、何にでもいい。病気になって病院に行くとお金がかかるから、結局ゲルマニウムを飲んで健康維持に努めることが、一番安上がりだと思う。
僕は医者にも歯医者にもかかったことはない。ここまで病気しないでこられたのは、ゲルマニウムのおかげ。
これを証明するために、僕が見本になって、130歳くらいまで生きようと思っています(笑)実現する見込みは、絶対にある(笑)多くの人に飲んでもらいたいと思う」

そう、漢方薬のよさというのは、結局、有機ゲルマニウムのよさである、とも言える。
柔軟な医者であれば、有機ゲルマニウムのよさに気付く。「自分が処方している毒みたいな薬より、どう考えたって有機ゲルマニウムのほうが優れている」と。
しかし医者において、「認識が行動を変える」という定理は成り立たないのが普通である。
つまり、医者は「わかっちゃいても、毒みたいな薬を出し続ける」のである。
これはもう、根本にある医学部の教育システムが変わらない限り、どうにもならないと思う。
『難病の新薬は1回2億円超 「財政を圧迫」説は本当か』
https://www.asahi.com/articles/ASM9C5FP2M9CULZU01D.html
1回打つのに2億円かかる抗癌剤がアメリカで承認された。アメリカに追随するのがいつものパターンだから、日本でも近々承認されるだろう。
こんな高い薬でも、自己負担はせいぜい百数十万円ぐらいじゃないかな。
このままだと、保険医療が破綻しないわけがない。厚労省の役人は、当然わかっていると思う。わかっていても、抵抗できない。
もはやグローバル企業の圧力の前に成す術もなくて、ノーと言えないんだろうね。

縁あって、この記事を読まれた人に伝えたい。
癌になれば、高額な抗癌剤よりは、まず、有機ゲルマニウムを!
抗癌剤のような副作用がありませんし、値段も多分、2億円よりは安いと思います^^

有機ゲルマニウム研究会入会について

本会の趣意に賛同いただいた、医師・歯科医師・獣医師のみご登録いただけます。
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