使用症例

使用症例

ワクチン接種後記憶障害

2023.2.3

40代女性。2022年10月当院初診。
「2021年9月にファイザーの1回目を打ちました。副反応としては、接種部位がちょっと痛いとか、心臓のチクチクする痛み、あと抜け毛が増えました。10月に2回目を受けて、大変なことになりました。接種会場から帰宅する車中で、吐き気、めまい、息苦しさが出て、家に帰ってからも食事が作れません。横になって休みましたが、みぞおちあたりに針で刺すような痛みがあって、その夜は眠れなかった。その後、下痢が続いたり、人との会話に集中できなくなったり。あと、頭痛っていうか、目の奥に激痛がして、目が本当に飛び出るんじゃないかというぐらい痛かった。さらに、手足が痛み始めました。より正確には、血管が痛い感じです。実際、こんなふうに血管が浮き出ています

普通っぽく見えるかもしれないけど、私、もともとはこんなふうではありません。接種後明らかに腕の血管がぼこぼこ浮き出てきました。あと、たとえば採血をしても血が全然出なくなりました。以前なら、採血とかで注射針を刺すと、そこを脱脂綿でしばらく押さえてないと出血したのですが、今は押さえる必要もないぐらいに血が出ません。歯医者で定期的に歯石の掃除をしてもらっているのですが、以前なら歯茎から普通に血が出ていたところ、先日行ったときには、粒状の血のカタマリみたいなのが出ました。水玉みたいな丸い血がいくつか出る。出血の仕方がおかしいんです。血液がドロドロなんじゃないかと思います。
11月くらいから口内炎が多発していて、食事するにも差し支えます。車酔いのようなめまいとか、耳の聞こえにくさがずっと続いています。
もともとは持病ひとつない健康体でした。でも今は、満身創痍という感じで、いろんな症状に悩まされています。でも今日一番相談したいのは、記憶力の低下のことです。
2022年4月頃から、直前に何をしていたのか、思い出すことができなくなってきました。たとえば、お湯を沸かしているとして、2階に洗濯物を取りに行く。1階に戻ると、お湯を沸かしていたことを忘れている。調べものをしようとしてPCを起動したら、何を調べたいのか忘れている。調味料を取ろうと思って冷蔵庫を開けたら、なぜ冷蔵庫を開けたのか忘れている。風呂に入って、最初に頭を洗ったのに、湯船に入ると、頭を洗ったことを忘れている。子供と一緒に入っているので、子供が『さっき洗ってたよ』と教えてくれるのですが。料理のときに、同時並行で卵焼きを作って、あとで一緒に盛り合わせるのですが、別の場所に置いていて、作ったこと自体忘れている。
こんな具合に、ついさっきまでしていたことを忘れています。この半年で症状がどんどんひどくなっています」

この症例には、コロナワクチンの毒性の何たるかがよく出ている。血管痛はスパイクタンパクが暴れ回って血管内壁にダメージを与えたことによるものだろう。目の奥の激痛などと聞けば、僕のほうで緊張する。「スパイクタンパクが脳に回っちゃったんだな」と。脳の深いところ、視床で炎症が起こっているとなれば厄介だ。スパイクタンパクが脳に侵入する(血液脳関門を通過する)ことにはエビデンスがある。

記憶力低下、特に短期記憶の障害があるということは、海馬への影響が考えられる。スパイクタンパク、あるいはプリオンタンパクなどの異常タンパクが海馬に蓄積して炎症を起こし、そのせいで短期記憶ができなくなっているのかもしれない。
記憶力低下だけではなく、歩行困難など運動機能の低下も見られるようなら、クロイツフェルトヤコブ病を疑うところだが、上記の患者では幸い歩行の異常は見られなかった。

この症例で注目すべきは二つある。症状の慢性化新たな症状の出現です。接種から1年以上経つのに、めまい、動悸、耳鳴りなどの症状が持続している。接種後すぐに起こった症状が延々治らないまま固定化している。さらに、記憶力の低下という別の症状まで現れた。これがこのワクチンの怖さだと思う。「ワクチン打ったけど何の副作用もなかったよ」という人も、全然安心できない。接種から1年以上経って症状が出る時間差爆弾だということを、接種済みの人は認識しておいたほうがいい。

さて、治療はどうするか?
毒による悪影響なのだから、”毒出し”が基本である。このワクチン毒を、何とかして体から追い出してやること。これを念頭において、問診を進めていく。食事はどんな感じ?
「甘いものは好きで、子供と一緒にお菓子を食べています。パン?食べますよ。あんこを上に塗って毎日食べてます。麺はラーメンはあまり食べないけど、うどんはしょっちゅう。乳製品はダノン・ビオとかヨーグルトは食べています。R1とか飲むヨーグルトもおなかにいいかなと」
いや、そういうのやめとこう。ただでさえ体の中で炎症が荒れ狂ってるのに、わざわざ腸で炎症を起こすようなものを食べちゃいけない。ヨーグルト食べるぐらいなら、納豆と味噌汁を食べたほうがいい。ところで運動習慣は?
「いや、全然。家事で体を動かす程度です。汗はまったくかかない。汗が出にくいのは昔からですね。夏でも汗をかかないし手足が冷たいです」
汗をかくのは超重要。代謝を高めてデトックス力を高めたい。汗をかく手段として、運動、サウナ、岩盤浴、陶板浴、何でもいいけど、個人的には酵素風呂を推している。過去にも何度か酵素風呂のことを紹介した。
https://clnakamura.com/blog/5917/
https://clnakamura.com/blog/6319/
まずは食事の改善。次に生活習慣の改善。最後に、必要に応じてサプリ。この順番が大事。「病気をサプリで治す」って発想はまずいよ。結局薬がサプリに置き換わっただけのことだから。
さて、サプリを出すなら、まずは何をおいてもアサイゲルマニウム。
患者の体内ではスパイクタンパクによる炎症が起こっている。具体的には、スパイクタンパクに対して抗スパイク抗体が作られ、これがM2型マクロファージ(創傷治癒、抗炎症に働くマクロファージ)を抑制してしまう。

アサイゲルマニウムはマクロファージのM1/M2のバランスをとる作用がある。M1/M2の分化については以前の記事で触れました。
https://note.com/nakamuraclinic/n/n058b07fd708c
ちなみに、ゲルマによってM1型に分化したマクロファージが癌細胞を貪食することは、以下のように動画で確認されている。

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3.59 MB

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あと、体のなかでフリーラジカルの嵐が吹き荒れているはずだから、ぜひチャーガを飲むといい。抗酸化力において、チャーガと並ぶものはない。

とりあえず、ゲルマとチャーガで様子を見てもいいと思ったけど、この方、遠方から来られていたから、ついでにイベルメクチンも勧めた。
本当は、細かいフォローができるなら、たとえばゲルマニウムだけを飲んでみて、2週間ごとに体調の変化をお聞きして、その結果次第でチャーガを追加したりイベルメクチンを検討したり、という具合にやりたいところだけど、当院、予約が混みあっているので、そういう微調整ができない。他県から来られる手間もあるだろうから、一度に複数のサプリを出して経過観察せざるを得ないという事情がある。これは正直、研究者的な目線で言えば不満足なんです。何が効いて何が効かなかったのか、細かく把握できないから。でも、臨床家のスタイルとしては絶対こうでなくてはいけない。臨床家にとっては患者の治癒こそが最優先課題だから。次回診察時に患者が「いろんなサプリ飲んだせいで何が効いたか分からんけど体調的にはいい感じです」と言えば、それで成功です。臨床は結果を出してなんぼ、の世界なんです。
もちろん、デタラメにいろんなサプリを勧めているわけじゃないよ。特にゲルマとチャーガは、相加作用ではなくて、相乗作用があると思っている。1+1が3にも4にもなるのではないかと。

12月再診。
「動悸とか胸のつまる感じが落ち着きました。ゲルマニウム、チャーガ、イベルメクチン。どれが効いたか分からないけど、症状は前よりマシです。睡眠の質が上がりました。
近所に酵素風呂があるので、週3回通っています。最初はただ熱いだけで汗が出なかったのですが、4回目に行ったときから汗が出るようになりました。
パンと砂糖をやめました。日中の変なだるさがマシになって、あくびが減りました。頭がすっきりしている時間帯が増えてきました。前はもっと、眠くてぼーっとしてたけど。
物忘れは前よりかなりマシですが、まだあります。たとえば今日ここに来るときに、電車を乗り間違えました。そういうちょっとしたミスはまだあります」
いい感じやね。でも、もっとよくなりたいということだから、たとえばベントナイトはどう?ゼオライトでもいいけど。
あと、硫黄泉がいいって話がある。別の患者から教えてもらったんだけど、

これ、すごいよ。家の風呂が本当に硫黄泉になる。体がマジで硫黄くさくなる(笑)でも体があたたまる。よかったら試してみるといいよ。

1月再診。
「酵素風呂に通い出して2か月経ちましたが、体調はいいです。熟睡できて、体が軽いです。記憶力はずいぶん回復しました。一番ひどいときの症状を10だとすると、今は3ぐらい。仕事を始めました。それぐらいに回復したんです。
ゲルマニウム、チャーガ、ベントナイト。どれも効いていると思います。でも何が一番効いたかというと、酵素風呂かな。こんなに体が軽いのは人生で初めてです。ある意味、接種前よりも体調いいぐらいです。
今の課題としては、また記憶力が本調子ではないこと。あと、手の血管がぼこぼこ浮き出ているのはまだあります。血液のドロドロは前よりマシですが、やっぱり血が出にくいです。まだまだ改善の余地があると思います」
もっとよくなりたいということなら、二酸化塩素を試してもいいかもね。最近僕も飲んでるけど、悪い体感はないよ。3000ppmの二酸化塩素1mlを水100mlで薄めて飲む。症状のひどい人はこれを1日複数回飲むけど、ご自身の場合は相当改善してるから、1回か2回でいいんじゃない?

西洋医学的な診断でいうと、この患者は、ワクチン接種後に発症した若年性アルツハイマー病ということになる。そして西洋医学的には、アルツハイマー病は治らない(ことになっている)。しかし上記のように、食事を含む生活改善指導、デトックス、サプリなどで大幅に改善した。
「もう一生治らない」と絶望することはない。毒のせいで症状が出ているのなら、毒が出て行けば症状も消える。奇跡でも何でもなくて、ごく単純な話だよね。

 

 

最後に告知です。
有機ゲルマニウム研究会を立ち上げることになりました。対象は医師、歯科医師、獣医師です。
興味のある方は登録してください。費用などは無料です。
https://organogermanium.com/contact?fbclid=IwAR29kD4_m_I2M0AZklHw5FkR0kSiGFEcEq1uL1fY0dIY5ISfEg_K9cqFMUk

 

2月12日神奈川県川崎市で講演をすることになりました。
お近くにお住まいで興味のある方は、ご参加ください。

 

犬のてんかん、ゲルマニウム、CBDオイル

2023.1.24

「いつも有益な情報を届けていただき、ありがとうございます。おもしろい内容ばかりで、更新を楽しみに待ちながら拝読しています。
このたびは御礼が言いたくてメッセージしました。突然申し訳ありません。
私事で恐縮ですが、我が家のミニチュアダックスが今年1月で21歳になりました。オーちゃんという男の子です。大切で愛おしく、我が子同然です。この子にはいつまでも元気で長生きして欲しいと思っています。

オーちゃんは10年ほど前に肝臓の数値が悪くなり、いろいろな検査を受けた結果、クッシング症候群と診断されました。
すでに食事にはそれなりにこだわっていて、人間でも食べられる自然派素材のドライフードをあげていましたが、これをやめてすべて手作りに変えました。野菜、肉、魚などを煮込み、そこに亜麻仁油、ミネラルエキス、腸内細菌(エンテロコッカス菌)の粉をかけて与えていました(当時はゲルマニウム、CBDオイル、にがり、ぬちまーすを知りませんでした)。

手作り食がよかったのか、それとも自然豊かな郊外に引っ越したことがよかったのか、クッシング症候群の症状は安定しました。
発病時、獣医に「なるべく薬を飲ませたくない」と伝えたところ、ごく少ない投薬量にしてくださいました。
元気に過ごしていたのですが、1年半ほど前にてんかんを起こすようになりました。4,5歳くらいのときにも時々てんかんがありましたが、検査しても原因不明と言われました。その後発作は長らく治まっていたのですが、再発した格好です。
年を取るにつれて白内障が悪化し見えづらく、日陰から日なたに移動したりまぶしさを感じて驚いたときに、てんかん発作が出るようになってしまいました。
てんかんの症状があまりにひどいので獣医に連れて行ったところ、抗てんかん薬を処方されました。しかしその薬を飲むと後ろ足が立たなくなってしまいました。びっくりして薬をやめると数日でまた立てるようになりました(薬の恐ろしさを改めて感じました)。

それからは食事にさらに気をつけて過ごしていましたが、それでもときどきてんかんを起こしていました。てんかんを起こすとしばらく足が立たなくなり、しばらくしてまた立ち上がれるようになり、の繰り返しでしたが、2022年夏に発作が起こってからは、足の不調が改善しないことがありました。もともと外に出て歩くのが大好きな子なので、このまま足腰が弱ったらと思うと気が気でなく、様々な情報を探しました。そんななかで中村先生のブログを見て、アサイゲルマニウムとCBDオイルを飲ませることにしました。
https://note.com/nakamuraclinic/n/ne003ddc3d8ca

飲み始めた日から、奇跡が起こりました。オーちゃんの調子がみるみるよくなりました。足腰がすくっと立ち、また元気に走り回るようになったんです。てんかんに関しては、ゲルマとCBDオイルを飲みだしてからも1、2か月は発作を起こしていましたが、発作の頻度が明らかに減ったし、発作後に元気が戻るまでに半日~1日かかっていたのが30分ほどで元気に戻るようになりました。
ぐんぐん体調が安定してきて、つい先日軽い発作を起こして以後、てんかんは起きていません。
アサイゲルマニウムとCBDオイルのすごさを実感しました。

発作が始まった時期からして、シェディングの影響も考えられたので、今は家に接種済みの人が訪れた日には、ごはんやマヌカハニーに竹炭を混ぜて食べさせています。
もともと食いしん坊ですが、それは年齢を重ねても衰えることなく、朝晩のごはんの時間にはワンワン吠えて要求します。その際に部屋中を駆け回るのですが、去年の夏頃は足腰が弱って走れませんでした。しかし今は毎日しっかりと自分で立ち上がり、また走れるようになりました。21歳の老犬にして走るんですよ!ボケることもなくしっかりしています。毛艶もよく、年齢より若く見えます。21歳だというとみなさん決まって驚かれます。

今は体調を見ながら食事内容を変えたりと工夫を凝らしています。
オーガニックの鶏の手羽を圧力鍋で骨が手で砕けるくらいまで煮て、それを細かく砕いたものに、キャベツ、季節の野菜、ごはん、チャーガ粉末、ぬちまーす、にがりを加えて煮込みます。
そのごはんに、亜麻仁油、CBDオイル、アサイゲルマニウム(1錠)をトッピングしています。
また、状況に応じて、生の鹿肉(先生がブログで紹介していました)、竹炭(シェディング対策)、ミルクシスル、キャッツクロー、フェルラ酸、ビワ種粉末なども食べさせます。
https://note.com/nakamuraclinic/n/nc62cb86fb940
飲み水は、温泉水99という水ににがりを3滴ほどと乳酸菌、ビタミンCもときどき入れます。

日々の食事がどれほど大切か、この子を通じて学んでいます。
また、アサイゲルマニウムを飲ませ始めて今で半年ほどですが、このすごさを目の当たりにして、私の両親もアサイゲルマニウムを飲み始めました。犬の回復ぶりを見て「これはすごい」と感心して、飼い主も飲み始める。これってすごくないですか?(笑)
オーちゃんが弱ってしまったときには心配でたまりませんでしたが、アサイゲルマニウムとCBDオイルに出会えたことで元気を取り戻すことができました。これがなかったらどうなっていたかと思うと気が気でありません。
先生のおかげです。そしてアサイゲルマニウムを作ってくださっている方たちのおかげです。
とにかくこのブログを通じてためになる情報を教えて下さった先生に御礼が言いたかったんです。
それ以外にも、先生のおかげで我が家は弟以外誰もワクチンを打っていません。ワクチンを打つつもりでいた両親に、「せめてこの講演を聞いてからワクチンを打って」と2021年7月に名古屋で開かれた先生の講演会に行ってもらいました。この講演を聞いて、両親はワクチンを打たないことを決意しました。小さな田舎町に住む両親が打たない選択をしたことは、ものすごいことなんです。先生のブログは本当に多くの人を救っていると思いますよ」

 

ゲルマニウムとCBDオイルの著効した例として、また食事の重要性を雄弁に物語る事例として、本人の許可を得てメッセージを掲載させてもらいました。
オーちゃん、という名前は他人の感じがしない。実はうちの犬(ロン)の名前を考えるにあたって、「オーちゃん」は候補に挙がっていた。「オーソモレキュラー栄養療法してるから、オーちゃんでどう?」ということで、オーちゃんになっていても全然不思議じゃなかった。
実際には、長男は「ロン」、次男は「ツモ」となった。「その次に長女が来たら、あがりっていうのはどう?」というと嫁にぶん殴られました(笑)

21年も一緒にいて、うらやましい。
うちの2匹はゴールデンレトリーバーです。ゴールデンの平均寿命は10~12歳。20歳まで生きたとすればギネスブック級の長寿です。
ロンは3歳。10年の人生だとして、すでに3分の1が過ぎた。まだ若いと言えば若いけど、以前ほどわちゃわちゃしなくなって無駄な動きがなくなってきたし、鼻の周りが白くなってきた。これからもっと動きが鈍くなってきて、顔がどんどん白くなっていく。そうやって老いていって、あと7年ほどでどこかに消えていくのかと思うと、悲しくなる。そんなとき、ぎゅっとロンを抱いて、体の実在とぬくもりを確かめる。「よし、生きとるな」と。ロンツモと過ごす「今」は、きっと貴重で特別な時間なんだ。20年後、30年後、僕がもっと年を取り、自分の人生の終わりを意識し始めた頃なんかに、先にお空の上にいるロンツモとの記憶を思い出すんじゃないかな。その記憶は、何より僕の胸をあたためてくれるだろうと思う。

とはいえ、まだまだいたずら好きで、僕の靴下を噛み砕いて一瞬のうちにボロ布にしてしまったりする。そのたびに「こら!」と怒鳴りつけるわけです。
感傷的にさせたりキレさせたり、こんなに楽しい生き物は他にいません(笑)

 

ゲルマニウムの鎮痛作用

2023.1.11

痛みを訴える患者が来れば、まず第一に「ゲルマニウムを使ってみよう」と考える。それが僕の臨床スタイルです。
痛みの種類を問わない。頭痛、腹痛、生理痛、歯の痛み、癌の痛み、帯状疱疹の痛み。とりあえず、患者の口から「痛い」という言葉が聞かれれば、まず、ゲルマの適用を考えます。
なぜ痛みにゲルマニウムが効くのか?このメカニズムについて、最近論文が出ました。

http://www.qlifepro.com/news/20230110/ge-132-pain.html

浅井ゲルマニウム研究所、近畿大学、山形大学の共同研究によるもので、浅井Geの中村宣司さんによると、「大学がアサイゲルマニウムに関する研究のプレスリリースをするのは初めて」とのことです。「というか、もっと言うと、サプリによる鎮痛作用メカニズムの解明というのも前代未聞だと思います(笑)」
ただ、アサイゲルマニウムは法律上、サプリ(健康補助食品)であり、医薬品ではないから、売るときに効能効果をうたえない。「痛みに効きます!」と言っちゃいけないわけです。研究で作用が証明されたにもかかわらず、法律的に言えないなんて、おかしいですね。でもこれが現実です。

掲載された学術誌は『Redox Biology』。インパクトファクター(科学ジャーナルの格付け指標)が10以上というハイレベルな学術誌に載った。これもすごいことだ。
https://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S2213231722003512?via%3Dihub


内容的にざっと説明すると、、、

まず、痛みの発生メカニズムのひとつとして、「硫化水素原因説」があります。硫化水素。硫黄ですね。これが痛みに関係してる。
細胞膜にはカルシウムチャネルがある。ここにあるヒスチジンに亜鉛がくっついていて、この亜鉛が普段は”門番”の役割をしている。カルシウムチャネルが不用意に興奮しないよう、常に見張っているわけです。しかしここに硫化物が来ると、亜鉛と反応する。すると亜鉛による抑制が解除されて、細胞内にカルシウムが流入し、痛みが生じる。これが痛みの機序のひとつです(他にも複数ある)。
ここにアサイゲルマを投与すると、硫化水素と結合し、亜鉛によるカルシウムチャネル抑制が回復する。結果、痛みが抑制される。これが今回の発見です。
非常に細かいところまで研究されていて、たとえば、

細胞を使った研究では、痛みの電気シグナルは濃度依存的に抑制された。つまり、使えば使うほど効いた、ということです。最大投与量では電気シグナルが完全消滅した。

膀胱炎や膵炎の動物モデルでも、濃度依存の鎮痛作用が確認された。

細胞で成り立ち、実験動物でも成り立った。当然、人でも成り立ちます。
僕は臨床では、痛み止めは極力使いたくない。痛み止めに限らず、薬全般使いたくないのだけれど、痛み止めは特に嫌です。
頭痛持ちの若い女性とか、ラムネ感覚でバファリンとか気軽に使ってる人がいて、やばいなぁと思います。体が冷えて万病のもとだよ。頭痛には、まずMg。そこにGeも併用するといいね。
神経痛でリリカを手放せない、みたいな高齢女性も多い。リリカは名前は可愛いけど最悪の薬だよ(笑)副作用が多すぎる。CBDオイルが劇的に効くことがあるから試してみたいし、さらにGeも使うべき。
あと、癌性疼痛ね。癌の末期で骨転移とかしていて、モルヒネ使っても何を使っても痛みがよくならない、みたいな人、本当に多い。僕の母もそうでした。母は大腸癌で手術して、さらに抗癌剤までして、その後再発して、痛みに苦しみ抜いて死にました。当時僕がゲルマニウムを知っていればどれほどよかっただろう。苦しむ母の痛み、そしてそれをそばで見ている僕ら家族の心の痛みは、もっと救われていたと思う。
モルヒネって最強の痛み止めなんだけど、それさえ効かない痛みにアサイゲルマが一定の仕事をする。これ、めちゃめちゃすごいことだよ。

 

ちなみに、硫化水素が悪さをするのは、痛みに対してだけではなくて、たとえば、

https://www.riken.jp/press/2019/20191028_1/

これ、理研の仕事だけど、『硫化水素の産生過剰が統合失調症に影響』する。

細胞内には硫化水素を合成する酵素があって、その酵素を作る遺伝子(MPST、CBS)がある。統合失調症患者が死亡した後、その脳を調べると、MPST遺伝子やCBS遺伝子の発現が健常者よりも有意に上昇していた。さらに、MPSTタンパク質の発現レベルが高いほど、生前の臨床症状が重症だった。
つまり、統合失調症患者の脳内では、硫化水素の嵐が吹き荒れていて、それが幻覚、幻聴などの症状に影響している可能性があるわけです。

さて、上記の痛みの研究論文から分かるように、アサイゲルマニウムの仕事は、硫化水素をとっつかまえて、悪さをしないように封じ込めることでした。つまり、統合失調症患者がアサイゲルマニウムを飲むことで、症状が軽減する可能性があります。

「可能性」というか、Geの統合失調症に対する有効性は僕も臨床で実感している。EBMとしては、統合失調症患者を集めてきて、実薬群(アサイGe投与群)とプラセボ投与群に分けて、症状の改善度合いを調べる研究をすべきだろうけど、実際の臨床現場を見ていると答えは明らかだ。

さらに、統合失調症には腸内細菌も関係していると思う。ある種の腸内細菌は硫化水素を産生する。腸相の改善により、硫化水素産生菌が減少すれば、症状の軽減が期待できるのではないか。逆に、腸相を悪化させるような生活習慣は、精神症状の悪化につながるだろう。

https://note.com/nakamuraclinic/n/n7001c4a7f5f7
昔書いた記事だけど、自閉症と腸内細菌の関係について考えた。ここから一部引用する。
「長らく、胎児の腸管内部は無菌状態だとされてきた。僕も医学部でそう教わった。しかし最近の研究ではこれは否定されている。無菌状態どころか、胎児の腸内では、胎児の成長段階に伴って、その細菌叢がダイナミックに変化していく。
個体発生は系統発生を繰り返す」、という言葉があるでしょう?受精卵が細胞分裂を繰り返し段々と人間の形になっていくわけだけど、「発生の過程は進化の過程を繰り返しているのだ」、という主張。どうも胎児の腸のなかでもこれと同じことが起こっているようなんだ。
子宮に着床した胎児の腸のなかで、まず、バチルス(桿菌)綱が繁栄する。やがてガンマプロテオバクテリア綱(大腸菌など)が支配的になる。しかし最終的にはクロストリジウム綱が優勢となり、この状態で出産を迎える。産後、母乳を飲むようになるとビフィドバクテリア綱(ビフィズス菌など)が繁栄するようになる。
バチルス→ガンマプロテオバクテリア→クロストリジウム→ビフィドバクテリア
この腸内細菌叢の変遷は、環境因子(経腟分娩ではなくて帝王切開による出産であったり、妊娠中の抗生剤の使用など)によって遅延する可能性が言われている。
早産児の腸内は、ガンマプロテオバクテリアが優勢である。免疫系の維持に保護的に働くビフィドバクテリアやクロストリジウムは、早産児の腸内には存在しない」

「この世界に菌のいないところは存在しない」という指摘がある。たとえば海底火山の熱水噴出孔。何百度という熱水にさえ生存できる菌がいる。原始の地球に見られたような、硫化水素のなかで生存できる硫黄細菌もいる。
たとえば、抗生剤を飲んだり、ワクチンを打つと、腸内環境が激変する。腸に住む細菌類にとって、極めて住みにくい環境になるから、より”原始的”な細菌類が支配的になる。
精神疾患の原因に、腸内環境悪化に伴う腸内細菌叢の”先祖返り”があるとすれば、、、
治療法は、当然、腸内環境の改善である。進化的により進んだ腸内細菌(ビフィドロバクテリアなど)が住みやすい環境にするために、ハーブ(オレガノ、タイムなど)を摂取したり食生活を意識する。
これにより腸内での硫化水素産生が減少し、症状改善の一助になると思う。

 

不登校児が学年3位の優等生になった話

2023.1.8

2020年10月オンラインで初診。中学1年生の息子のことで母が代診。
「去年は無気力で、学校にも行けませんでした。食事がダメなのかなと思って、小麦を控え始めて、多少改善して、週に2,3回休みつつですが、学校に行けるようになりました。ただ、それまで熱心にやっていたサッカー部もやめましたし、外にも出たがりません。ようやく小学校を卒業して、中学生になりました。
親のひいき目と思われるかもしれませんが、もともと頭のいい子なんです。でも最近はゲームばかりで全然勉強しません。やらないといけないことは分かってる。でも、逃げてるんですね。
甘いものばかり食べてます。アイスクリームが大好きです。
便通は毎日下痢で、顔の吹き出物もひどいです。ごはんが嫌いで『パンで生きてる』くらいの子供なので、小麦ゼロは難しいと思います」
まずは、基本的な食事指導。甘いもの、小麦、乳製品を控えるように。
ニキビにはタラ肝油がいい。子供の知的発育にもプラスだろう。
https://www.simplysupplements.co.uk/healthylife/health-and-beauty/cod-liver-oil-for-acne-what-does-the-science-tell-us
あとは、もちろん、アサイゲルマニウムである。とりあえず1日300mg飲んでごらん。

2021年2月
「学校には行けています。おなかの調子がよくなりました。明らかに改善しています。これまでは食べたらすぐにトイレに行っていました。『便通がいい』というのではありません。腸がよわくて、おなかが痛くて、トイレに行っていたんです。でも今は、前ほどは痛くないと。
パンを極力やめさせて、麺は米粉の麺にするとか工夫しています。味噌汁は嫌いなんですが、最近はけっこう飲んでくれるようになりました。
吹き出物は、多少よくなってるけど、まだまだですね。
新しい環境が苦手です。もうすぐ新学期で、それが不安なよう。本当はサッカーを続けたかった。そのことにも葛藤があるようで、精神的には何かと不安定です。勉強したい思いはあるけど、何かと自信を失っているようで、意欲がわかないようです」
胃腸症状を食べ物で治す、となれば、キャベツがいいよ。キャベツの葉っぱをミキサーにかけて、そのジュースを300mlくらい毎日飲んでごらん。
あと、麹水って知ってる?
https://note.com/nakamuraclinic/n/nfaab04881a9f
麹を水につけておく。あとは放置。それだけで、発酵してほのかに甘い水ができる。牛乳飲むなら麹水飲んでるほうがいいよ。
精神的な不安定にはCBDオイルがいい。腸の炎症にも効くから一石二鳥だろう。いや、精神状態と腸は、実は別物ではなくてワンセットなんだけどね。

2021年12月
「ご無沙汰しています。調子はいい感じです。
小麦は9割カット、牛乳はまったく飲んでいません。おなかの痛みはすっかり消えて、吹き出物もだいぶよくなりました。精神的にも落ち着いていて、笑顔が増えました。
食事とサプリの効果を実感しています。何より本人が効果を感じているようで、あんなに好きだったジャンクフードやアイスクリームをほとんど食べなくなりました。サプリも、私から言われなくても自分で進んで飲んでいます。
ここ数か月、筋トレにはまっています。家でぶら下がり健康器を買って、懸垂したりしています。
以前は『学校行きたくない』が口癖だったのが、長らくそういう言葉を聞いていません。
勉強に向かう時間も増えました。あとは本人の頑張り次第ですが、何か学習効率を高めるようなサプリはあるでしょうか?」
食べるものを変えれば人生が変わる。大げさに聞こえるかもしれないけど、本当のことだ。食べたものが僕らの体を作っている。食べるものを変えれば、体の構成要素が変わる。腸や脳の細胞も変わるのだから、精神状態や考え方も変わる。だから、人生が変わる。当たり前の話なんだ。あえてはっきり言うけれども、ジャンクフードを常食している人はジャンクみたいな人生を送りますよ。
本人が改善を実感できたことが大きい。もう僕の手を離れても、ちゃんとやっていけるだろう。
しかし、学習効率を高めるサプリをご所望ということならば、、、
たとえばクリルオイルを飲んでみたら?
https://www.spkx.net.cn/EN/abstract/abstract44614.shtml
学習能力、記憶力がアップする。しかも、フィッシュオイルよりも効果があるという。
あと、ヤマブシタケもいいよ。
これは以前の記事で、統合失調症に効くキノコとして紹介したけど、
https://clnakamura.com/blog/4675/
脳神経への作用としては、NGF(神経成長因子)を増やすから、中学生みたいな若い子にとって、単純に「頭をよくする」キノコだ。
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/24266378/

2022年6月
「やる気スイッチが入りました。ゲルマを飲み始めて1年半になりますが、ここに来て一気に効いてきた印象です。今までも徐々に効いていたのですが、最近の急変ぶりに驚いています。
タラ肝油、クリルオイル、ヤマブシタケ。足りないものが満ちて、やる気も満ちてきたのかなと。
コロナワクチンは打っていません。ただ、同級生は8割方打っています。現状、シェディング被害は特に受けてないようです。
チャーガは飲めませんでした。味的に受け付けないようです。
受験を意識し始めて、勉強に一直線です。このまま走り続けてくれれば、と思います」

2023年1月6日
「この1年で国語の成績が急上昇しました。以前は数学のほうができていましたが、最近は国語の伸びがすごいです。
高校に入ったらまたサッカーを再開したいと言っています。サッカーをやめたことは、ある種の挫折だったようで、悔しい思いを引きずっている。それでまた再開したいと。
こないだ卒業試験で、学年で3番になりました。先生や同級生も驚いていたし、私も驚きました。やればできる子だと思っていたけど、ここまでできるのかと。塾には行ってないですよ。学校の勉強だけです。
今、地元で一番の進学校に行くと言って勉強しています。さらにその次には、国立大学に行きたいと。
私としては、そこを目指して頑張って、それで落ちて1ランク下の学校でも全然いいと思っています。何しろ一時は不登校でしたから。それを思うと、今こうやって目標を持って何かに熱く打ち込んでいる。もうそれだけで、私はうれしいんです」

 

プリオンは空気感染する

2022.12.29

以前、コロナワクチン接種後の変異型クロイツフェルトヤコブ病(CJD)の症例について書いたけど、
https://note.com/nakamuraclinic/n/ned00dc5ea5ea
この症例を教えてくれた先生(某県開業医)が、以下のような情報を教えてくれた。

https://journals.plos.org/plospathogens/article?id=10.1371/journal.ppat.1001257

「CJDの原因であるプリオンは、経口で感染することはもちろん、経皮的にも取り込まれます。取り込まれたプリオンは、宿主の脳に定着して、数年の時間をかけてCJDを発症します。
プリオンは従来、空気感染しないと考えられていましたが、上記の論文は、空気中に浮遊するプリオンに曝露したマウスがスクレイピー(伝染性海綿状脳症)を発症することを証明しました。さらに、このCJD発症マウスの脳を別のマウスに接種するとスクレイピーを発症したことから、罹患マウスの脳にはPrPSc(異常プリオンタンパク)が含まれることも分かりました。
この研究は衝撃的なんですが、どういう点が衝撃的か、分かりますか?
プリオン病は空気感染するということです。
空気中に浮遊するプリオンが、鼻腔にある神経細胞に直接侵入して感染します。研究者は、感染が成立するためには、もっと複雑なプロセス(たとえば宿主リンパ系でプリオンが複製される必要があるなど)が必要だと想定していました。ところが、実際には、思いのほか簡単に神経細胞に侵入することがわかった。それも、極めて微量で感染します。
もちろん、発症させるにはそれなりの時間がかかる。宿主の免疫バリアがありますし、プリオンの複製にどうしても時間が必要ですから。しかしともかく、プリオンは経鼻的(鼻腔内塗布でもエアロゾル吸入でも)に感染し、確実に脳症が発症する。これが証明されたことは大きいです。上記の論文には、「プリオンの感染対策として、セイフティガイドラインを見直す必要がある」なんて書かれていますが、それどころじゃない。
当然、軍事的な転用が可能ですよ。国民の8割がコロナワクチンを複数回接種して免疫系が大幅に低下した状況で、このプリオンを大量に散布したらどうなりますか?すぐに感染爆発、とはならないでしょうが、数年経ってあり得ないくらいにCJDが多発する、みたいなことが起こるかもしれません。
私がなぜ、コロナのPCR検査を忌避しているか。その理由はここにあります。そもそもおかしいんです。PCR検査は唾液検体で十分なのに、綿棒を使って鼻腔内採取している。仮に綿棒の先にこの手の病原体が付着していたらどうですか?短い潜伏期間、たとえば2年ほどで脳症を発症します。
もう少し詳しく言いましょうか。
たとえば、プリオンを腹腔内に接種すれば、プリオンはリンパ器官の濾胞樹状細胞に入り、そこで増殖してから、付近の末梢神経に入り、やがて脊髄、脳へと侵入します。
しかし鼻腔内接種では、プリオンは鼻腔の奥にある嗅上皮から嗅神経に入り、脳に侵入します。つまり、リンパ系での増殖というプロセスをひとつスキップして、脳に到達します。経鼻感染で潜伏期間が短いのはそのためです。
もっと詳しく言うと、腹腔内接種では、濾胞樹状細胞を活性化する必要があるので、CpG配列を強化したmRNAワクチンを繰り返し接種しないといけません。鼻腔内投与なら、プリオンは濾胞樹状細胞を経ないで脳内に入るので、ワクチンは必要ではありません。
あるいは、

経鼻型コロナワクチン

たとえばこんなふうに『経鼻型コロナワクチン』としてプリオンを注入すれば、2年ほどで脳症になるでしょう。
筋肉注射のコロナワクチンでは、ブースターを繰り返し接種する必要がありますし、潜伏期間は2~8年と長いし、脳症の発症も確実ではありません。
その点、経鼻的なアプローチは優れています」

そう、みなさん「コロナにかかったかな?」と思ったら、行かなくてもいいのにわざわざ病院に行って、PCR検査受けて、鼻に綿棒ぐりぐり突っ込まれて、って自ら進んでやってるけど、ああいうの、危険だよ。
上記の先生の心配が杞憂であればいい。5年経っても10年経っても何事もなければ、「綿棒にプリオンがついてるとかデタラメ言ってた奴がいたなー」と笑ってくれてかまわない。
しかし現在、1900人以上が亡くなってもワクチン接種事業が中止にならないという恐ろしい現実があるわけです。もうみなさんお分かりでしょう。国が国民の命なんて、屁とも思ってないことを。だから彼ら、何だってやりますよ。遅効性の毒を仕込んで、国民を死に追い込む。それで所定の人口削減目標の達成を目指す。
以前の記事で、「そろそろ病院と縁を切ったら?」という話をしたけれども、これについてみなさん真剣に考えたほうがいいよ。病院なんて、本当ろくなもんじゃないよ。医者の僕が言うのも何だけど。

ワクチンにプリオンが入っているとして、あるいは何らかの方法で経鼻的にプリオンが侵入してくるとして、対策はどうすればいいか?
ひとつには、アサイゲルマニウムです。接種後発症のCJDに対して、アサイゲルマニウムの投与で病状の進行が止まった症例について、以前に紹介しました。
https://note.com/nakamuraclinic/n/nd02eb453f560

しかしもうひとつ、別の対策を以下に紹介しよう。

https://www.amed.go.jp/news/release_20210114.html

国の指定難病でFXTAS(脆弱X随伴振戦/失調症候群)という神経疾患があって、これはプリオノイドタンパクのひとつ(FMRpolyG)が無際限に増えることで神経機能の異常が起こる。
「プリオノイドタンパクが異常に増える病気=FXTAS」
「プリオンが異常に増える病気=CJD」
異常タンパク蓄積疾患という意味では、FXTASはCJDと同じカテゴリーの病気です。
そして、熊本大学の研究チームは、5ALA(5アミノレブリン酸)の投与によりFXTASの神経機能異常(神経伝達機能、認知機能、運動機能)が有意に改善することを発見した。
どのようなメカニズムで効くのか?

そもそもプリオン(構造的に折れ曲がった異常タンパク)は最初はゾル状(液滴)なんだけど、RNAやDNAがグアニンリッチだとグアニン4重構造という形になり、これがゾル状のプリオンをがっちりとしたゲル状に固めてゆく。やがてβシート構造になって、神経細胞の内外に沈着する。
そういう発症プロセスをたどるところ、5ALAを投与すると、プロトポルフィリン9(PpⅨ)という構造体ができて、これがプリオンの「ゾル→ゲル」の変化を抑制する。結果、神経疾患を発症しない。発症している場合には、症状を軽減する。

5ALAについては、以前の記事で何度か紹介したことがあるし、今でも臨床でよく使います。これを飲んでいると、まず、コロナに感染しにくくなるし、シェディング対策にも有効だし、ワクチン後遺症にもいい。サプリでありながら、下手な薬よりもはるかに使い勝手がいい。この点ではアサイゲルマニウムに似ている印象で、なんと、実際作用機序にも共通したところがある。たとえば、

「ゲルマニウムの服用によりアミノレブリン酸合成酵素遺伝子の発現が誘導される」
つまり、ゲルマニウムを飲んでいると体内で5ALAが作られるということです。サプリとしてGeを飲むか5ALAを飲むかの違いは、「5ALAを作る元を飲むか、5ALAそのものを飲むか」の違いです(もちろん、Geの作用は5ALAの誘導だけではありませんが)。

西洋医学的には難病指定されている病気が、サプリで予防できたり治療できたりするとすれば、すばらしいことだと思いませんか?処方薬には副作用がつきものだけど、サプリに副作用はほとんどない。なんというか、薬よりも薬だよね。

 

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