使用症例

使用症例

パーキンソン病とゴルフ場

2025.5.21

以前の記事で、「パーキンソン病(PD)は毒の病気」と言いましたが、最近そのことを裏付ける研究が出ました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ゴルフ場から1マイル(約1.6km)以内に住む人は、6マイル(約9.7km)以上離れて住む人に比べて、パーキンソン病(PD)を発症するリスクが126%高い」
「ゴルフ場周辺の水が飲料水として供給されている地域では、特に影響が大きい。使用されている農薬(パラコート、ロテノンなど)が発症に関連している可能性がある」
ゴルフ場の近隣住民のPDの発症率は一貫して高く、その距離が遠くなるほどリスクは直線的に低下していた。ゴルフ場から遠くに住む人ほど発症リスクが低かった」
「ゴルフ場のある水道供給地域で地下水を使っている住民は、ゴルフ場のない地域と比べて発症率がほぼ2倍だった。また、私設の井戸を利用する人に比べて発症リスクは49%高かった」

すでに先行する研究で農薬と神経疾患の関連性は分かっていたことではあるけれど、これほど明確に事実を突きつけられては、やはりショックです。
研究の主張は明確です。
ゴルフ場の近く(1.6km~4.8km)に住むとPDの発症率が2倍以上になる
農薬や除草剤、殺虫剤をこれでもかというぐらいに散布するのだから、空気の汚染はもちろん、地下水も汚染されて、それが近隣住民の健康をむしばむということだ。
「疫学はこのように使うのだ」というお手本のような研究で、公衆衛生的にとても有意義だと思う。たとえば「高圧電線の近くに住む人は白血病の発症リスクが高い」ことはすでに多くの人が知っていて、実際高圧電線の近くの不動産物件は、そうじゃない物件と比べて値段が落ちる。公衆衛生の知識が市場価格に影響を与えているわけです。
今回の「ゴルフ場とPDの関係性」の論文も多くの人が知ればいい。ゴルフ場が自然環境に対して、また、人間の健康に対して、どれほど過大な負荷をかけていることか、多くの人が意識するようになれば、世界は少しでもいい方向に進むだろう。

70代女性がパーキンソン病を主訴に2024年7月27日来院した。
「2年ほど前から歩きにくくなってきて、パーキンソン病と診断されました。PDのせいで動きにくくて、それで転んで骨折して、股関節を人工のものに変える手術をしました。
10年以上前から糖尿病で、最初は薬だけだったけど、今はインスリンを注射しています。他にも何かと持病があって、いま飲んでる薬はこんな具合です。
『トラゼンタ、ジャディアンス、メトグルコ、キネダック、エブランチル、タケキャブ、ロスバスタチン、フィコンパ、デュロキセチン、ドパコール』
ちなみに、主人は私よりもひどいパーキンソン病で、手足が硬直して動かず、現状、点滴で命をつないでいるような状態です。
コロナワクチンは4回打ちましたが、特に体調不良は感じていません」

何がこの人のパーキンソン病の原因なのか。パーキンソン病は毒の病気だから、身の回りにあるあらゆる毒が容疑者である。
旦那さんがPD発症者というのもヒントで、夫婦そろってPDに罹患というのは、環境要因を疑わせる。
この人は中国地方の某県にお住まいで、都会というよりは田舎である。周囲に畑がないか、あるいはゴルフ場がないか、聞いてみると、「畑もあるし、ゴルフ場もある」
家の環境はどうですか?シロアリ駆除とかネズミ駆除とか頻繁にやってませんか?蚊とかゴキブリを見つけたらすぐに殺虫剤で殺す、とか、庭に除草剤をまいてるとか、どうですか?
「もちろん、殺虫剤も除草剤も使います」

また、夫婦そろってコロナワクチンを複数回接種してるけど、コロナワクチンはPDの発症リスクである。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

小島勢二先生の研究より

多種多剤併用の薬漬けで、薬もPDの発症リスクを高める要因である。特に、スタチン系薬剤は糖尿病の悪化因子でもあるので、すぐにでもやめたいところだ。

やるべきことは、まず、徹底した毒の除去。「疑わしきは罰する」姿勢で、身の回りの毒を除去し、食生活を改善し、意識的に汗をかいて解毒に努めるなど、生活習慣を整えていく。さらに、適宜必要なサプリも併用する。
ゲルマニウム、ヨウ素、ナイアシン、ワクチン除去散などをオススメした。

2025年5月16日再診
「震えとか動きの具合は、全体的によくなっています。手は、こんなふうに手のひらを上に向けると震えるけど、手のひらを伏せるとマシです。
主人のことですが、PDで亡くなりました。最後は筋肉が変な具合に拘縮して、手を挙げたままの格好で亡くなりました。ああいうふうになりたくないという思いもあって、それで一生懸命治療しています」

決して完治とは言えないけれど、少しずつよくなっている。理想的には完治を目指したいけれども、許容できる範囲であれば、症状と共存という形でも構わない。
パーキンソン病は不治の病ではない。毒の病気なのだから、毒出しを意識すれば、ある程度までは必ず改善するものです。

 

 

ツツガムシ病

2025.5.21

2025年5月21日 00:27

きのう(2025年5月19日)の昼頃、倦怠感があり、寒気がしてきた。いかにも「熱の出る前のけだるさ」という感じで、これはヤバそうだと直感した。
夕方には家に帰り、食事をして、すぐに床についた。一応体温を測ってみると、37.8度。意外に高くなかった。このしんどさからするともっと高いかと思った。ぞくぞく寒気がするから、これからもっと上がってくるのかもしれない。
もうひとつ、気になったのは、足の甲のかゆみ。2日ほど前、「蚊に刺されたのかな」と思った掻痒感が延々続いていて、今もかゆい。

 

 

 

もっとアップで見ると、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

赤黒くかさぶたみたいになった部分を中心にかゆく、むくんでいて、しかも熱を持っている。

僕は皮膚科専門医ではないけれど、一応医師国家試験をパスしているので、この傷を見てピンとくるものがあります。
これはツツガムシ病の典型的な皮膚所見です。

 

 

野山とか川辺とか自然環境で遊んでいるときにツツガムシに刺されて、その後に発熱します。発症から数日後に体幹中心にばら疹が広がる、というのが典型的な経過だけど、僕の場合、全身の皮疹は一切なかった。

ツツガムシ病は医師国家試験にも頻出で、たとえばこんなふうに出題されます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ちなみにこの問題の正答率は97%で、受験生のほぼ全員が正解します。
ツツガムシ病感染にはテトラサイクリン。
語呂合わせで「タチツツテト」とでも覚えておけば忘れません(笑)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

飼い犬(ロンツモ)と野山を散歩することはしょっちゅうで、サンダル履きの僕はツツガムシからすれば格好の餌食だろう。
刺された右足の甲はかゆく、熱を持ち、腫れている。いかにも炎症という感じで、ツツガムシに寄生するリケッチアが増殖しているに違いない。
治療はテトラサイクリンの投与というのが教科書の教えるところだけれども、僕は抗生剤は毒だと思っているので飲まない。
ゲルマニウムを5錠ほど飲んで寝たら、寝ている間にたっぷり汗をかき、翌朝には解熱していた。
典型的な経過としては、「発熱は2週間ほど続き、高いと40度にも達する」ということだけど、わずか1日で解熱してしまったわけだ。

ツツガムシ病は4類感染症で、診断した医者はただちに最寄りの保健所に届け出る義務がある。しかし僕は、自分の症状から自分の病気を診断したのであって、他の医者から診断を受けたわけではない。
自分で自分の症状を診断し薬を処方したりすることは、自己診断といって、医療として認められていないんですね。だから、自分を「ツツガムシ病」と診断しながらも、それを保健所に報告することはできないし、その必要もない。ただ、自分の胸の内で記憶にとどめておくのみです。

ツツガムシ病は田舎の病気と思われている。実際、都市生活をしていてこの病気にかかることはまずない。僕は神戸市中央区在住で、世間のイメージ的には都市生活者ということになるだろうけど、家の裏には山が広がっていて、近所の公園にはときどきイノシシが出没するぐらいだから、立派な田舎です(笑)
転地療養という言葉があるように、「自然環境の豊富な田舎にいけば病気の改善につながる」という印象を持つ人が多いだろうけど、実際のところ、必ずしもそうではないようだ。

 

40代女性 2025年5月20日来院。
「仕事柄、農薬や除草剤を大量に使います。数か月前に除草剤をまともに吸ってしまって、猛烈に息苦しくなりました。その息苦しさがいまだに続いています。先生の記事は以前から見ていて、それでゲルマニウムを試してみたら、息苦しさが確かに楽になります。
子供は喘息っぽくて、夫も肺の調子が悪いです。
夫は牛の牧畜をやっていて、牛に食べさす干し草を扱っているのですが、干し草はすぐにカビが生えます。恐らく、そのカビのせいで肺をやられているのかなと。
私はサトウキビ農家で、農薬も除草剤もまきます。その影響もあるだろうし、あと、お恥ずかしい話、家が古くて、天井が腐っていて雨漏りします。そんな家なので、きっとカビまみれで、それも呼吸器によくないだろうと思います。
仮に私が農薬をまくのをやめたとしても、私の住む村自体がサトウキビ栽培で成り立っているようなところで、シーズンになると家の中まで除草剤のにおいが漂ってきます。ご近所に「風向きとか除草剤の散布の仕方とか、もうちょっと気をつかってもらえませんか」などと言おうものなら、ものすごい顔でにらまれます。
田舎はそういうものなのだと、もうあきらめています。
草刈りの大変さは分かります。農家はみんな高齢化していて、除草剤の散布は否定できない。体調の悪い中で農作業をしてるんだけど、その除草剤のせいで体調がますます悪化してるんだという発想には至らない。
「草刈りが面倒だから、草が生えたら除草剤」村全体がそういう具合です。農業ばかりではありません。村の清掃行事でさえ除草剤をまきます。アスファルトの隙間に生える雑草をいちいち手で抜いていては切りがないので。
村から出ることを真剣に考え始めました。子供が今年県外の中学を受験するというので、受かったら一緒に引っ越そうかなと。
10年以上前に東京から移住して、今の夫に出会った。楽しいこともあったけど、健康面のことを思えば、このまま村に住み続けることは大きなリスクです。
ちなみに、夫の父はパーキンソン病で亡くなりました。「除草剤が原因かも」みたいなことを言っても、誰も聞く耳を持ちません。
米軍がPFASを垂れ流してるというけど、悪いのは米軍だけじゃありません。村の人も同じくらい無遠慮に自然破壊していますよ。
あまり知られていないですけど、村にはアルコール依存の人がたくさんいます。農作業のかたわら、缶ビールを飲んで、空き缶を畑の周りにポイ捨てです。雑木林とか道路沿いとか、空き缶やペットボトルでゴミ溜めになっています。みんなモラルが低いんです。「俺の村だからいいんだ」みたいな意識だから、注意しても治る問題じゃありません。
こういう村の気質に愛想が尽きた人は、都会に出て、村に戻ってきません。逆に言うと、村に残る人は、そういう気質を受け継いだ人か、そういう気質に抵抗することをやめた人です。
風光明媚な土地柄に魅かれて、この村への移住を決めました。でも実際に住んでみると、全然そうじゃなかった。家族の健康を守るためにも、また都会に戻ることを考えています」

 

長野に住む魅力

2025.5.21

60代女性
2024/12/4再診
「最近の調子はずいぶんいい感じです。毎日快適に過ごしています。ゲルマニウムのおかげです。
かつては西洋医学のことを信じていました。不調があるとすぐに病院にかかって、血管造影さえ受けたり、インフルエンザワクチンなんて3回も受けてしまいました。そういう過去の医療行為で受けた体内の毒をきちんと出したい。ゲルマニウムやケイ素以外にも、排毒の手段はあるでしょうか。

長野県在住です。寒いですが、塩をきちんととるようにしています。普通の市販の塩はにがりを抜いたものが大半ですが、にがりを抜いてない塩があって、この塩のMg含有量がすごい。他社のより桁がひとつ違う。この塩を朝と寝る前に、そのまま口に放り込みます。おかげで冷え知らずです。

夜は11時ごろに寝て、朝は5時に起きます。ゴールデンレトリバーを飼っていて、その散歩に行くためです。わんちゃんはいたずらっ子で、いつも悪いことをしています(笑)
家にはドッグランがあります。100坪ほどの広さですが、地面全体に大きめのウッドチップをひきました。小さいウッドチップだとすぐに劣化するので。田舎なので、そういうオーダーを聞いてくれる会社があるんです。ここでボールを投げたりして走らせます。

ここの土地、安いですよ。350坪でも数百万円で買えます。
しかも水は八ヶ岳の伏流水です。東京ではこの水がボトル詰めで販売されていますが、この水が飲み放題、使い放題です。
水もいいし空気もいい。
大きなスーパーがあって有機野菜も充実してるし、もしものときには総合病院もある。よほどのことがない限り病院には行きませんが。
東京も近くて、町田まで1時間で行けます。
家を作るときも、地元の大工に頼めば、比較的安価に作ってくれます。田舎なので何でも安いです。

家庭菜園をしています。庭が広いので何でもできますよ。
セントジョンズワート、マジョラム、オレガノ、そういうのを育てて、ハーブチンキを作ります。
アルコールには43度の泡盛を使っています。このチンキを寝る前に数滴飲む。すると睡眠の質がぐっとよくなります。市販のサプリには添加物とか農薬が含まれていますが、自分で作るのでそんなリスクはありません。
店で無農薬のハーブを買おうと思ったら、10gで1000円とかするけど、うちの畑には、放っておいてもそこらへんに自生していて、勝手に生えてきます。肥料はいりません。というか、肥料なんてあげるとかえって弱ります。
もちろん野菜もよく育ちます。
自分の庭にない植物、たとえばなつめの実が欲しいときには、市場に売っています。1袋100円とかで売ってるので、それでエキスを作っています。

先生、以前の記事で「長野県の寒さは地獄だ」と書いておられました。それは、薪ストーブの温かさを知らないからです。
長野県に家を買うのなら、薪ストーブをひとつ入れてください。家じゅうが温まります。薪の温かさは遠赤外線で、体の芯から温まります。だから、温まった後で外仕事をすると、寒さを感じません。温泉みたいな温かさなので、先生感動すると思いますよ。

私の住む地域は、日本一晴天率が高いことで知られています。晴れの大好きな先生向きですよ(笑)
雨がとても少なくて、そのせいで米作りには不向きです。でも、無化学肥料無農薬のおいしい米を作っている農家もいますよ。

ここの土地には、自然の気、山の気が満ち満ちていて、こういうところで犬を飼うと、犬が長生きします。うちのわんちゃんは5歳ですが、鼻は真っ黒、顔はまだ白くありません。日光不足だと顔が白くなるのが早いですよ。

2年前、ご近所に40代の男性が3人のお子さんを連れて引っ越してこられました。東京でIT関係の仕事をしている人で、週1日だけ東京、あとは自宅でオンラインで仕事しています。来られた当初、3人のお子さんたちは、いかにもひ弱な様子で、いつも下を向いていました。しかし2年経った今、見違えるようにたくましく、元気になった。土地の気が、子供たちを成長させたんだと思います。

私の夫は気功を使います。私の体の調子の悪いところに手を当てて、気を送ってくれる。夫の手から、びりびりと震えるようなエネルギーを感じます。夫は「自分はただの通り道。土地の気を送ってるだけ」といいます。

先生、ちょうど4年前の12月、私が初めてここを受診して「ぜひ長野においで」と言ったとき、先生は眉間にしわを寄せて「うーん」としぶっておられました(笑)
それが今、私の話を聞いているうちに、様子がずいぶん変わって来られました。
それは、先生がひとりではなくなったからです。こうちゃんがいて、ロンツモがいて、奥さんがいて、大事な家族を持ち始めたからです。
お子さんやわんちゃんのことを思うのであれば、長野県はすばらしいですよ。先生は松本のような都会しかご存知ありません。長野にはもっと豊かな、別の顔がありますよ」

僕も山岳部員だったから、山の魅力は知らないわけではない。しかし、「気」という観点から山を考えたことはなかった。気功をする人にとっては、つまり、土地の持つエネルギーを健康に生かす技を持った人にとっては、長野の山や空気はすばらしいに違いない。
神戸にクリニックを構えてしまったので簡単に移住というわけにはいかないけれど、話を聞いているうちに、長野の魅力は確かに伝わってきた。タイとか沖縄とか気候の温暖なところが好きだけど、温かさだけが住みやすさなはずがないよね。

 

インフルワクチンは無意味

2025.5.8

30代男性の母が代理診察
X年2月10日初診。
「息子は今入院中です。おとついからてんかん発作がひどくて、薬(デパケン、ヒダントール、マイスタン、リボトリール)を飲んでも治まりません。それで主治医が『徹底的にてんかんを抑えるために入院が必要です。脳をちゃんと休ませてあげないといけません』と。それで今、人工呼吸器をつけて寝ています。
てんかんは10歳頃からあって、薬を飲んでいます。難治性で、知的障害も併発しています。たくさんの抗てんかん薬を飲んでいますが、それでも抑えきれずにときどき発作が出ます。
でも最近はかなり安定していて、ほとんど出ずに、落ち着いて過ごせていました。状況が変わったのは、今月初め頃、風邪を引いたのがきっかけです。熱が出たので、病院に行きました。検査すると、コロナでもインフルエンザでもないということで、解熱薬をもらって、それで熱が下がりました。それで翌日には、施設の作業所に行ったのですが、それがまずかったのかな。また熱が出て、それで家に帰って来て、解熱薬を飲ませたのですが、それからひどいけいれんが出て、止まらなくなりました。まったく止まらないので、救急車を呼んで、それで入院ということになりました」

ここまで聞いて、思うところがあったので、お母さんの話をいったんさえぎった。
「ひょっとして、最近インフルエンザワクチン、打ちました?」
「はい、1月に。施設に通所中なので、職員から受けたほうがいいと言われたので」
「ちなみにコロナワクチンは?」
「3回受けました。ああ、そうそう、ワクチンのことで言うと、去年6月に左の手と足が急に動けなくなって、それ以来、左半身が不自由です。病院に行くと、『これまでてんかん発作を頻回に繰り返したせいでしょう』と。
でも、私としては、コロナワクチンで血栓ができやすいということですから、ワクチンの後遺症じゃないかと疑っています」

なるほど、頭の中でストーリーがまとまり始めた。
インフルエンザワクチンを接種後、発熱が生じることは多い。この発熱に対して、解熱薬を使うことは、極めて危険である。脳症を誘発する恐れがあるからだ。この脳症は、誤って「インフルエンザ脳症」と呼ばれているが、正確には「アスピリン脳症(ロキソニン脳症)」と呼ばれるべきだ。
てんかん発作というよりは、ワクチン接種後の発熱に対して解熱薬を投与したことによる脳症で倒れた可能性について、お母さんに説明したところ、「ああ、救急病院の先生も、同じようなこと言っていました」
ほう、一般病院の先生でも、解熱薬による脳症のリスクを認識してる先生がいるんだな。

「最近の息子は、本当に安定していたんです。知り合いがアサイゲルマニウムのことを教えてくれて、それでカプセルを1日2個飲んでいました。あと、先生、バランスアルファっていうドリンク、知っていますか。これを家族みんなで飲んでいるし、あと、タモギタケ、このサプリも1日4粒飲んでいます。バランスアルファはもう3年飲んでて、ゲルマニウムとタモギタケはここ数か月です。それでてんかんがすごく落ち着いているし、便通もよくなった。こんなに発作が起こらないのは、この子の人生で初めてじゃないかって思います」

ワクチンは、すべてを壊す。
日々食事を意識しサプリなどで栄養を補うことで、「健康」をこつこつ積み上げたとしても、インフルワクチンやコロナワクチンの1ショットで、健康を失うどころか、命自体が破壊されることも珍しくない。

 

 

『クニミツの政』より

ワクチン接種後に発熱するのは当然のことである。体のなかに毒を注入したのだから、体内で炎症を起こすことでその毒を封じ込め排出しようというのは、体の極めてまっとうな生理である。
しかし西洋医学は、その生理的反応を「症状」と見て、是正に走る。つまり、解熱薬を投与する。体はせっかく炎症を起こして熱を上げて毒を出そうとしているのに、熱を鎮められてしまっては、体としては、もはや毒の持って行き場がない。こうして毒が脳にたまり、脳症をきたす。
だいたいにおいて西洋医学がやっていることは、人を救うよりは殺すことのほうが多いものである。

まず、ワクチンを打ってはいけない

出生時は健康だった児が、予防接種のスケジュールに応じてワクチンを打っているうちに、てんかんを発症するようになる例は枚挙にいとまがない。

 

 

ワクチンがきっかけで「てんかん持ち」になり、以後、抗てんかん薬が手放せなくなる。これで病院の「お客様」の一丁あがりで、製薬会社は顧客の獲得に成功したことになる。もちろん、予防接種を受けた児の全員がてんかんを発症するわけではない。発症率は1%でいい。それだけで、何万人もの顧客がずっと抗てんかん薬を飲み続けてくれるのだから、製薬会社としては御の字だ。

2025年に生まれた子供は、ワクチン接種スケジュールに従って「コンプリート」すれば、18歳になるまでに94本のワクチンを打つことになる。

 

 

この狂気のワクチンスケジュールをこなしているうちに、いずれ「接種後の発熱」を経験することがあるだろう。
そこで律儀に病院受診して、「ワクチンを打った後に熱が出ました。どうにかしてください」などと言えば、解熱薬が処方されることになる。この解熱薬が原因で、てんかんなどの脳神経障害を起こす可能性がある。

上記の患者でいえば、まず小児の定期接種ワクチンを打つべきではなかったし、インフルエンザワクチンを打つべきではなかった。
インフルエンザワクチンの無意味さについては、日本のすばらしい研究がある。

 

1979年に前橋市でインフルワクチンを打った児童に重い副作用が出た。そこで前橋市は、いったんインフルワクチンの接種を中止し、インフルとワクチン接種の有効性について調査したところ、ワクチンは無効と判明した。

 

接種を行っていた高崎市、桐生市、伊勢崎市では、インフルの罹患率はそれぞれ38%、40%、50%だったが、接種を行わなかった前橋市、安中市では、罹患率はそれぞれ42%、45%であり、接種による罹患率の有意差はなかった

http://www.kangaeroo.net/data/download/maebashi/maebashi.pdf

当時の前橋市医師会が、この研究にどれほどの心血を注いだことか、論文を読めば分かるだろう。
半端な熱意と決意ではないですよ。当時インフルエンザワクチンは全国で当たり前に行われていた。その「当たり前」に異を唱える結果が出たのだから、その結果の公表には大変な勇気が要ったと思う。
しかし前橋市医師会は勇敢だった。「学校保健にたずさわる者の責務」として、データの公表に踏み切り、そのデータを厚生省も重視し、結果、全国でインフルワクチンの義務化が中止になった。
まともだった。当時は、実に、前橋市医師会も厚生省もまともだった。市と国がきちんと機能していれば、義務化されていたワクチンも中止されるのだという、すばらしい例証になっている。
しかし残念ながら、同様のことはコロナワクチンでは起こらなかった。どこの医師会もコロナワクチンに疑問の声をあげなかった。厚労省がコロナワクチンを中止することはなかったし、これからもないだろう。

インフルワクチンが無意味(どころか有害無益)であることについては、最近の論文でも示された。

https://www.medrxiv.org/content/10.1101/2025.01.30.25321421v3.full

「接種者のほうがかかりやすい」というのが結論だけど、もっと言うと、インフルにかかるどころか、神経疾患など他の病気にもかかりやすくなっているはずで、金を払ってまで病気の種を自分の体に仕込んでいるようなもので、実に医療というのは、芯の芯から腐っていると思います。

コロナワクチン後遺症の治療

2025.4.7

基本的に、肌には何も塗らないほうがいいと思っています。

皮膚表面を解剖的に見てください。皮膚に何かを分泌するのは、エクリン汗腺アポクリン汗腺皮脂腺、この3つだけです。
エクリン汗腺からはさらさらとした水のような汗が出る。アポクリン汗腺と皮脂腺はワンセットで、ここから脂(あぶら)が分泌される。皮膚常在菌がこの脂を食べて、脂肪酸とグリセリンを作る。これが天然の保湿剤になります。

 

僕はコロナ禍で、手洗いとか消毒を極力すべきではないと主張していましたが、それは、手洗い消毒によって皮膚常在菌がいなくなるからです。皮膚常在菌がいなくなると、皮脂が分解されなくなりそのまま酸化し、体臭のもとになります。
体臭を気にして、石油由来の合成洗剤で毎日熱心に体を洗っている人は、皮肉にもその洗浄のせいで皮膚常在菌が死滅し、かえって体臭が悪化するという、無限ループに落ちています。
解決策は簡単。体を洗うのをやめることです。
何か積極的にやるのなら、EM菌を風呂にいれるといい。皮膚の常在菌が整って、体臭軽減の助けになるだろう。あるいは、土壌菌を溶かした液体の上澄みをスプレーボトルにいれて、シュッシュする。体臭がなくなるのはもちろん、これで水虫が治ったという人もいる。

こんな具合に僕は、皮膚には何も塗らないのがベストだと思っている。
しかし手前味噌ながら、当院で取り扱っている『アサイゲルマニウムクリーム』は例外です。何か皮膚に塗るのなら(たとえば乾燥肌でどうしても保湿のために何か塗りたいとか)、このクリームはオススメです。
今日もある女性患者が「くすみがとれました。すごく効きます。値段は高いけど(笑)」と言っていた。
美容目的だけではなく、治療的に使うことも可能です。
以下に症例を供覧します。

【症例】75歳男性
【主訴】湿疹、認知機能低下
【現病歴】
2022年コロナワクチンの3回目を接種した1か月後、皮膚が猛烈にかゆくなり、日常生活を送ることさえ困難になった。かゆみは全身だが、特に背中、肩、脇、顔がメインで、掻き壊すために皮膚は発赤しざらついている。皮膚科でステロイドを処方されており、塗ると少し楽になる。
そんな状況が2年続いているが、2024年1月ごろから記憶力が悪くなってきた。毎日通ってるスーパーなのにどっちに行けばいいか分からなくなったり、車を運転して鍼灸院に行ったらその後どこに車を止めたか分からなくなって、警察のお世話になったこともある。
知人から「皮膚症状も認知症もワクチンのせいではないか」と指摘され、当院を紹介されて、2024年4月23日当院受診となった。

【所見】
診察室に入ってくる様子を見ると、典型的な小刻み歩行で、問診すると、ひどい便秘で、放っておくと1週間でも排便がないという。「アルツハイマー病よりはパーキンソン病ぽいな」というのが第一印象。
【指示】
食事の改善を指導し、塩、味噌、梅干をしっかり摂り、風呂に塩化Mgを入れるなどMgの摂取を奨励した。ワクチン毒を出す漢方「コロナワクチン除去方」と、ヨウ素、アサイゲルマニウムクリームを勧めた。

2024年7月26日再診
本人が語る。
「漢方薬は、飲むと皮膚症状がかえって悪化します。かゆみがぶわっと出てきます。毒出しの漢方だけに、悪いものが皮膚を通って体外に出ようとしてるんだろうなというのは分かりますが、それでも、あまりにもかゆすぎて我慢できないので、やめました。量を減らして飲むようにしましたが、スプーンの10分の1ほどの少しの量でもかゆくなります。それだけ効く漢方なんだろうとは思いますが、効きすぎて飲めません。
皮膚はこんな具合です。3か月前に来たときよりもきれいになりました。一番効いたのは、ゲルマニウムクリームです。ほら、前回はぶつぶつで荒れてた皮膚が、今は治りました。まだ背中、脇がかゆくて、治ってないけど、改善を実感しています」
同行の奥さん
「暑さもあって、よく汗をかきます。1日3回は下着を変えます。
主人がお風呂に入ると、変な、油のような、泡のようなものが湯船の表面に浮かんでいます。ぬるっとしてて、臭いので、主人のあとのお風呂には入れません。必ず私が先に入ります。
こんなことは今までになかったことです。主人の体からデトックスが始まったということかもしれません」

2024年11月6日再診
本人
「ゲルマニウムクリーム、あれはすごい。よく効くので、いつも塗っています。
8月には15個買いました。10月には、受付の人に「ゲルマクリームHIKARI」がいいと勧めてもらったので、17個買いました。つまり、3か月で32個クリームを塗りました。私ほど愛用してる人も他にいないんじゃないですか(笑)背中のかゆみはほぼ完治しました。あと、残っているのは太ももの内側から鼠経にかけての部分。それと、上腕の肘のあたり。こんなふうに荒れています。
でも、ここに来た当初、ピークの皮膚症状を10だとすると、今は1か2くらい。かゆみで夜も眠れず、掻き壊してシャツに血がついていたことを思うと、もはや今は治ったも同然です」
奥さん
「前は、夜に起きて、「かゆいから背中掻いてくれ」と起こされて、私の睡眠も邪魔されていましたが、今はそんなことはなくなりました。
ずいぶんよくなったとはいえ、やはり、ゲルマクリームを塗らないと、かゆくなります。かゆみが不快なので、適当な時間をおいて、また塗ります。我が家では、食卓のテーブルにいつもあのクリームが置いてあります(笑)」

かゆみが劇的に改善し、皮膚がきれいになり、生活の質も上がった。
食事の改善はもちろんベースとして大事だが、ゲルマクリームも大きな貢献をしているだろう。
しかし、クリーム32個お買い上げとは、、、毎度おおきに!(笑)

アサイゲルマニウムの鎮痛作用については、明確なエビデンスがある。

 

かゆみに効くという直接的なエビデンスはないが、「かゆみとは、ごく軽微な痛みのことである」という説があって、この説が正しいとすると、ゲルマがかゆみに効くのは当然のようにも思える。し、実際、臨床現場ではゲルマがかゆみに著効する例は多い。
もうひとり、ほぼ同じ主訴の症例を経験しています。

 

85歳男性で、ワクチン2回目接種後に全身がかゆくなり、夜も寝れなくなった。ワクチンに対して疑問を感じつつも、医者に言われるがままに3回目を打ち、それでますますかゆみがひどくなった。
食事の指導と、アサイゲルマニウム、漢方をメインに経過を見たところ、

 

やはり、かゆみは大幅に改善した。

 

鹿先生がコロナワクチン接種後に猛烈なかゆみを訴える症例について、「自家感作性皮膚炎」であると解説している。接種後の皮膚症状に悩んでいる人は相当数いるだろう。

上記の2症例を通じて僕が強調したいのは、「コロナワクチン後遺症は不治ではない」ということです。上記の患者のかゆみはいずれも、明らかにワクチン後遺症です。世間一般的には「ワクチン後遺症の改善は困難」と言われることが多いけれども、いずれの症例も改善した。
ポイントは、食事を改善し(特に味噌汁、梅干しなど塩分摂取を推奨)、汗をしっかりかくように努め、最後にサプリ(アサイゲルマニウム、漢方など)です。勘違いしないでほしいのは、「サプリで治す」ではないからね。サプリはあくまで、毒出しのための手段です。ワクチンという毒を入れることで生じた症状なのだから、毒を出さないと治りません

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