使用症例

使用症例

ワクチン接種後記憶障害

2023.2.3

40代女性。2022年10月当院初診。
「2021年9月にファイザーの1回目を打ちました。副反応としては、接種部位がちょっと痛いとか、心臓のチクチクする痛み、あと抜け毛が増えました。10月に2回目を受けて、大変なことになりました。接種会場から帰宅する車中で、吐き気、めまい、息苦しさが出て、家に帰ってからも食事が作れません。横になって休みましたが、みぞおちあたりに針で刺すような痛みがあって、その夜は眠れなかった。その後、下痢が続いたり、人との会話に集中できなくなったり。あと、頭痛っていうか、目の奥に激痛がして、目が本当に飛び出るんじゃないかというぐらい痛かった。さらに、手足が痛み始めました。より正確には、血管が痛い感じです。実際、こんなふうに血管が浮き出ています

普通っぽく見えるかもしれないけど、私、もともとはこんなふうではありません。接種後明らかに腕の血管がぼこぼこ浮き出てきました。あと、たとえば採血をしても血が全然出なくなりました。以前なら、採血とかで注射針を刺すと、そこを脱脂綿でしばらく押さえてないと出血したのですが、今は押さえる必要もないぐらいに血が出ません。歯医者で定期的に歯石の掃除をしてもらっているのですが、以前なら歯茎から普通に血が出ていたところ、先日行ったときには、粒状の血のカタマリみたいなのが出ました。水玉みたいな丸い血がいくつか出る。出血の仕方がおかしいんです。血液がドロドロなんじゃないかと思います。
11月くらいから口内炎が多発していて、食事するにも差し支えます。車酔いのようなめまいとか、耳の聞こえにくさがずっと続いています。
もともとは持病ひとつない健康体でした。でも今は、満身創痍という感じで、いろんな症状に悩まされています。でも今日一番相談したいのは、記憶力の低下のことです。
2022年4月頃から、直前に何をしていたのか、思い出すことができなくなってきました。たとえば、お湯を沸かしているとして、2階に洗濯物を取りに行く。1階に戻ると、お湯を沸かしていたことを忘れている。調べものをしようとしてPCを起動したら、何を調べたいのか忘れている。調味料を取ろうと思って冷蔵庫を開けたら、なぜ冷蔵庫を開けたのか忘れている。風呂に入って、最初に頭を洗ったのに、湯船に入ると、頭を洗ったことを忘れている。子供と一緒に入っているので、子供が『さっき洗ってたよ』と教えてくれるのですが。料理のときに、同時並行で卵焼きを作って、あとで一緒に盛り合わせるのですが、別の場所に置いていて、作ったこと自体忘れている。
こんな具合に、ついさっきまでしていたことを忘れています。この半年で症状がどんどんひどくなっています」

この症例には、コロナワクチンの毒性の何たるかがよく出ている。血管痛はスパイクタンパクが暴れ回って血管内壁にダメージを与えたことによるものだろう。目の奥の激痛などと聞けば、僕のほうで緊張する。「スパイクタンパクが脳に回っちゃったんだな」と。脳の深いところ、視床で炎症が起こっているとなれば厄介だ。スパイクタンパクが脳に侵入する(血液脳関門を通過する)ことにはエビデンスがある。

記憶力低下、特に短期記憶の障害があるということは、海馬への影響が考えられる。スパイクタンパク、あるいはプリオンタンパクなどの異常タンパクが海馬に蓄積して炎症を起こし、そのせいで短期記憶ができなくなっているのかもしれない。
記憶力低下だけではなく、歩行困難など運動機能の低下も見られるようなら、クロイツフェルトヤコブ病を疑うところだが、上記の患者では幸い歩行の異常は見られなかった。

この症例で注目すべきは二つある。症状の慢性化新たな症状の出現です。接種から1年以上経つのに、めまい、動悸、耳鳴りなどの症状が持続している。接種後すぐに起こった症状が延々治らないまま固定化している。さらに、記憶力の低下という別の症状まで現れた。これがこのワクチンの怖さだと思う。「ワクチン打ったけど何の副作用もなかったよ」という人も、全然安心できない。接種から1年以上経って症状が出る時間差爆弾だということを、接種済みの人は認識しておいたほうがいい。

さて、治療はどうするか?
毒による悪影響なのだから、”毒出し”が基本である。このワクチン毒を、何とかして体から追い出してやること。これを念頭において、問診を進めていく。食事はどんな感じ?
「甘いものは好きで、子供と一緒にお菓子を食べています。パン?食べますよ。あんこを上に塗って毎日食べてます。麺はラーメンはあまり食べないけど、うどんはしょっちゅう。乳製品はダノン・ビオとかヨーグルトは食べています。R1とか飲むヨーグルトもおなかにいいかなと」
いや、そういうのやめとこう。ただでさえ体の中で炎症が荒れ狂ってるのに、わざわざ腸で炎症を起こすようなものを食べちゃいけない。ヨーグルト食べるぐらいなら、納豆と味噌汁を食べたほうがいい。ところで運動習慣は?
「いや、全然。家事で体を動かす程度です。汗はまったくかかない。汗が出にくいのは昔からですね。夏でも汗をかかないし手足が冷たいです」
汗をかくのは超重要。代謝を高めてデトックス力を高めたい。汗をかく手段として、運動、サウナ、岩盤浴、陶板浴、何でもいいけど、個人的には酵素風呂を推している。過去にも何度か酵素風呂のことを紹介した。
https://clnakamura.com/blog/5917/
https://clnakamura.com/blog/6319/
まずは食事の改善。次に生活習慣の改善。最後に、必要に応じてサプリ。この順番が大事。「病気をサプリで治す」って発想はまずいよ。結局薬がサプリに置き換わっただけのことだから。
さて、サプリを出すなら、まずは何をおいてもアサイゲルマニウム。
患者の体内ではスパイクタンパクによる炎症が起こっている。具体的には、スパイクタンパクに対して抗スパイク抗体が作られ、これがM2型マクロファージ(創傷治癒、抗炎症に働くマクロファージ)を抑制してしまう。

アサイゲルマニウムはマクロファージのM1/M2のバランスをとる作用がある。M1/M2の分化については以前の記事で触れました。
https://note.com/nakamuraclinic/n/n058b07fd708c
ちなみに、ゲルマによってM1型に分化したマクロファージが癌細胞を貪食することは、以下のように動画で確認されている。

325557371_5576310632479959_6273851054857714577_n.mp4

3.59 MB

ファイルダウンロードについて

ダウンロード

 

あと、体のなかでフリーラジカルの嵐が吹き荒れているはずだから、ぜひチャーガを飲むといい。抗酸化力において、チャーガと並ぶものはない。

とりあえず、ゲルマとチャーガで様子を見てもいいと思ったけど、この方、遠方から来られていたから、ついでにイベルメクチンも勧めた。
本当は、細かいフォローができるなら、たとえばゲルマニウムだけを飲んでみて、2週間ごとに体調の変化をお聞きして、その結果次第でチャーガを追加したりイベルメクチンを検討したり、という具合にやりたいところだけど、当院、予約が混みあっているので、そういう微調整ができない。他県から来られる手間もあるだろうから、一度に複数のサプリを出して経過観察せざるを得ないという事情がある。これは正直、研究者的な目線で言えば不満足なんです。何が効いて何が効かなかったのか、細かく把握できないから。でも、臨床家のスタイルとしては絶対こうでなくてはいけない。臨床家にとっては患者の治癒こそが最優先課題だから。次回診察時に患者が「いろんなサプリ飲んだせいで何が効いたか分からんけど体調的にはいい感じです」と言えば、それで成功です。臨床は結果を出してなんぼ、の世界なんです。
もちろん、デタラメにいろんなサプリを勧めているわけじゃないよ。特にゲルマとチャーガは、相加作用ではなくて、相乗作用があると思っている。1+1が3にも4にもなるのではないかと。

12月再診。
「動悸とか胸のつまる感じが落ち着きました。ゲルマニウム、チャーガ、イベルメクチン。どれが効いたか分からないけど、症状は前よりマシです。睡眠の質が上がりました。
近所に酵素風呂があるので、週3回通っています。最初はただ熱いだけで汗が出なかったのですが、4回目に行ったときから汗が出るようになりました。
パンと砂糖をやめました。日中の変なだるさがマシになって、あくびが減りました。頭がすっきりしている時間帯が増えてきました。前はもっと、眠くてぼーっとしてたけど。
物忘れは前よりかなりマシですが、まだあります。たとえば今日ここに来るときに、電車を乗り間違えました。そういうちょっとしたミスはまだあります」
いい感じやね。でも、もっとよくなりたいということだから、たとえばベントナイトはどう?ゼオライトでもいいけど。
あと、硫黄泉がいいって話がある。別の患者から教えてもらったんだけど、

これ、すごいよ。家の風呂が本当に硫黄泉になる。体がマジで硫黄くさくなる(笑)でも体があたたまる。よかったら試してみるといいよ。

1月再診。
「酵素風呂に通い出して2か月経ちましたが、体調はいいです。熟睡できて、体が軽いです。記憶力はずいぶん回復しました。一番ひどいときの症状を10だとすると、今は3ぐらい。仕事を始めました。それぐらいに回復したんです。
ゲルマニウム、チャーガ、ベントナイト。どれも効いていると思います。でも何が一番効いたかというと、酵素風呂かな。こんなに体が軽いのは人生で初めてです。ある意味、接種前よりも体調いいぐらいです。
今の課題としては、また記憶力が本調子ではないこと。あと、手の血管がぼこぼこ浮き出ているのはまだあります。血液のドロドロは前よりマシですが、やっぱり血が出にくいです。まだまだ改善の余地があると思います」
もっとよくなりたいということなら、二酸化塩素を試してもいいかもね。最近僕も飲んでるけど、悪い体感はないよ。3000ppmの二酸化塩素1mlを水100mlで薄めて飲む。症状のひどい人はこれを1日複数回飲むけど、ご自身の場合は相当改善してるから、1回か2回でいいんじゃない?

西洋医学的な診断でいうと、この患者は、ワクチン接種後に発症した若年性アルツハイマー病ということになる。そして西洋医学的には、アルツハイマー病は治らない(ことになっている)。しかし上記のように、食事を含む生活改善指導、デトックス、サプリなどで大幅に改善した。
「もう一生治らない」と絶望することはない。毒のせいで症状が出ているのなら、毒が出て行けば症状も消える。奇跡でも何でもなくて、ごく単純な話だよね。

 

 

最後に告知です。
有機ゲルマニウム研究会を立ち上げることになりました。対象は医師、歯科医師、獣医師です。
興味のある方は登録してください。費用などは無料です。
https://organogermanium.com/contact?fbclid=IwAR29kD4_m_I2M0AZklHw5FkR0kSiGFEcEq1uL1fY0dIY5ISfEg_K9cqFMUk

 

2月12日神奈川県川崎市で講演をすることになりました。
お近くにお住まいで興味のある方は、ご参加ください。

 

犬のてんかん、ゲルマニウム、CBDオイル

2023.1.24

「いつも有益な情報を届けていただき、ありがとうございます。おもしろい内容ばかりで、更新を楽しみに待ちながら拝読しています。
このたびは御礼が言いたくてメッセージしました。突然申し訳ありません。
私事で恐縮ですが、我が家のミニチュアダックスが今年1月で21歳になりました。オーちゃんという男の子です。大切で愛おしく、我が子同然です。この子にはいつまでも元気で長生きして欲しいと思っています。

オーちゃんは10年ほど前に肝臓の数値が悪くなり、いろいろな検査を受けた結果、クッシング症候群と診断されました。
すでに食事にはそれなりにこだわっていて、人間でも食べられる自然派素材のドライフードをあげていましたが、これをやめてすべて手作りに変えました。野菜、肉、魚などを煮込み、そこに亜麻仁油、ミネラルエキス、腸内細菌(エンテロコッカス菌)の粉をかけて与えていました(当時はゲルマニウム、CBDオイル、にがり、ぬちまーすを知りませんでした)。

手作り食がよかったのか、それとも自然豊かな郊外に引っ越したことがよかったのか、クッシング症候群の症状は安定しました。
発病時、獣医に「なるべく薬を飲ませたくない」と伝えたところ、ごく少ない投薬量にしてくださいました。
元気に過ごしていたのですが、1年半ほど前にてんかんを起こすようになりました。4,5歳くらいのときにも時々てんかんがありましたが、検査しても原因不明と言われました。その後発作は長らく治まっていたのですが、再発した格好です。
年を取るにつれて白内障が悪化し見えづらく、日陰から日なたに移動したりまぶしさを感じて驚いたときに、てんかん発作が出るようになってしまいました。
てんかんの症状があまりにひどいので獣医に連れて行ったところ、抗てんかん薬を処方されました。しかしその薬を飲むと後ろ足が立たなくなってしまいました。びっくりして薬をやめると数日でまた立てるようになりました(薬の恐ろしさを改めて感じました)。

それからは食事にさらに気をつけて過ごしていましたが、それでもときどきてんかんを起こしていました。てんかんを起こすとしばらく足が立たなくなり、しばらくしてまた立ち上がれるようになり、の繰り返しでしたが、2022年夏に発作が起こってからは、足の不調が改善しないことがありました。もともと外に出て歩くのが大好きな子なので、このまま足腰が弱ったらと思うと気が気でなく、様々な情報を探しました。そんななかで中村先生のブログを見て、アサイゲルマニウムとCBDオイルを飲ませることにしました。
https://note.com/nakamuraclinic/n/ne003ddc3d8ca

飲み始めた日から、奇跡が起こりました。オーちゃんの調子がみるみるよくなりました。足腰がすくっと立ち、また元気に走り回るようになったんです。てんかんに関しては、ゲルマとCBDオイルを飲みだしてからも1、2か月は発作を起こしていましたが、発作の頻度が明らかに減ったし、発作後に元気が戻るまでに半日~1日かかっていたのが30分ほどで元気に戻るようになりました。
ぐんぐん体調が安定してきて、つい先日軽い発作を起こして以後、てんかんは起きていません。
アサイゲルマニウムとCBDオイルのすごさを実感しました。

発作が始まった時期からして、シェディングの影響も考えられたので、今は家に接種済みの人が訪れた日には、ごはんやマヌカハニーに竹炭を混ぜて食べさせています。
もともと食いしん坊ですが、それは年齢を重ねても衰えることなく、朝晩のごはんの時間にはワンワン吠えて要求します。その際に部屋中を駆け回るのですが、去年の夏頃は足腰が弱って走れませんでした。しかし今は毎日しっかりと自分で立ち上がり、また走れるようになりました。21歳の老犬にして走るんですよ!ボケることもなくしっかりしています。毛艶もよく、年齢より若く見えます。21歳だというとみなさん決まって驚かれます。

今は体調を見ながら食事内容を変えたりと工夫を凝らしています。
オーガニックの鶏の手羽を圧力鍋で骨が手で砕けるくらいまで煮て、それを細かく砕いたものに、キャベツ、季節の野菜、ごはん、チャーガ粉末、ぬちまーす、にがりを加えて煮込みます。
そのごはんに、亜麻仁油、CBDオイル、アサイゲルマニウム(1錠)をトッピングしています。
また、状況に応じて、生の鹿肉(先生がブログで紹介していました)、竹炭(シェディング対策)、ミルクシスル、キャッツクロー、フェルラ酸、ビワ種粉末なども食べさせます。
https://note.com/nakamuraclinic/n/nc62cb86fb940
飲み水は、温泉水99という水ににがりを3滴ほどと乳酸菌、ビタミンCもときどき入れます。

日々の食事がどれほど大切か、この子を通じて学んでいます。
また、アサイゲルマニウムを飲ませ始めて今で半年ほどですが、このすごさを目の当たりにして、私の両親もアサイゲルマニウムを飲み始めました。犬の回復ぶりを見て「これはすごい」と感心して、飼い主も飲み始める。これってすごくないですか?(笑)
オーちゃんが弱ってしまったときには心配でたまりませんでしたが、アサイゲルマニウムとCBDオイルに出会えたことで元気を取り戻すことができました。これがなかったらどうなっていたかと思うと気が気でありません。
先生のおかげです。そしてアサイゲルマニウムを作ってくださっている方たちのおかげです。
とにかくこのブログを通じてためになる情報を教えて下さった先生に御礼が言いたかったんです。
それ以外にも、先生のおかげで我が家は弟以外誰もワクチンを打っていません。ワクチンを打つつもりでいた両親に、「せめてこの講演を聞いてからワクチンを打って」と2021年7月に名古屋で開かれた先生の講演会に行ってもらいました。この講演を聞いて、両親はワクチンを打たないことを決意しました。小さな田舎町に住む両親が打たない選択をしたことは、ものすごいことなんです。先生のブログは本当に多くの人を救っていると思いますよ」

 

ゲルマニウムとCBDオイルの著効した例として、また食事の重要性を雄弁に物語る事例として、本人の許可を得てメッセージを掲載させてもらいました。
オーちゃん、という名前は他人の感じがしない。実はうちの犬(ロン)の名前を考えるにあたって、「オーちゃん」は候補に挙がっていた。「オーソモレキュラー栄養療法してるから、オーちゃんでどう?」ということで、オーちゃんになっていても全然不思議じゃなかった。
実際には、長男は「ロン」、次男は「ツモ」となった。「その次に長女が来たら、あがりっていうのはどう?」というと嫁にぶん殴られました(笑)

21年も一緒にいて、うらやましい。
うちの2匹はゴールデンレトリーバーです。ゴールデンの平均寿命は10~12歳。20歳まで生きたとすればギネスブック級の長寿です。
ロンは3歳。10年の人生だとして、すでに3分の1が過ぎた。まだ若いと言えば若いけど、以前ほどわちゃわちゃしなくなって無駄な動きがなくなってきたし、鼻の周りが白くなってきた。これからもっと動きが鈍くなってきて、顔がどんどん白くなっていく。そうやって老いていって、あと7年ほどでどこかに消えていくのかと思うと、悲しくなる。そんなとき、ぎゅっとロンを抱いて、体の実在とぬくもりを確かめる。「よし、生きとるな」と。ロンツモと過ごす「今」は、きっと貴重で特別な時間なんだ。20年後、30年後、僕がもっと年を取り、自分の人生の終わりを意識し始めた頃なんかに、先にお空の上にいるロンツモとの記憶を思い出すんじゃないかな。その記憶は、何より僕の胸をあたためてくれるだろうと思う。

とはいえ、まだまだいたずら好きで、僕の靴下を噛み砕いて一瞬のうちにボロ布にしてしまったりする。そのたびに「こら!」と怒鳴りつけるわけです。
感傷的にさせたりキレさせたり、こんなに楽しい生き物は他にいません(笑)

 

不登校児が学年3位の優等生になった話

2023.1.8

2020年10月オンラインで初診。中学1年生の息子のことで母が代診。
「去年は無気力で、学校にも行けませんでした。食事がダメなのかなと思って、小麦を控え始めて、多少改善して、週に2,3回休みつつですが、学校に行けるようになりました。ただ、それまで熱心にやっていたサッカー部もやめましたし、外にも出たがりません。ようやく小学校を卒業して、中学生になりました。
親のひいき目と思われるかもしれませんが、もともと頭のいい子なんです。でも最近はゲームばかりで全然勉強しません。やらないといけないことは分かってる。でも、逃げてるんですね。
甘いものばかり食べてます。アイスクリームが大好きです。
便通は毎日下痢で、顔の吹き出物もひどいです。ごはんが嫌いで『パンで生きてる』くらいの子供なので、小麦ゼロは難しいと思います」
まずは、基本的な食事指導。甘いもの、小麦、乳製品を控えるように。
ニキビにはタラ肝油がいい。子供の知的発育にもプラスだろう。
https://www.simplysupplements.co.uk/healthylife/health-and-beauty/cod-liver-oil-for-acne-what-does-the-science-tell-us
あとは、もちろん、アサイゲルマニウムである。とりあえず1日300mg飲んでごらん。

2021年2月
「学校には行けています。おなかの調子がよくなりました。明らかに改善しています。これまでは食べたらすぐにトイレに行っていました。『便通がいい』というのではありません。腸がよわくて、おなかが痛くて、トイレに行っていたんです。でも今は、前ほどは痛くないと。
パンを極力やめさせて、麺は米粉の麺にするとか工夫しています。味噌汁は嫌いなんですが、最近はけっこう飲んでくれるようになりました。
吹き出物は、多少よくなってるけど、まだまだですね。
新しい環境が苦手です。もうすぐ新学期で、それが不安なよう。本当はサッカーを続けたかった。そのことにも葛藤があるようで、精神的には何かと不安定です。勉強したい思いはあるけど、何かと自信を失っているようで、意欲がわかないようです」
胃腸症状を食べ物で治す、となれば、キャベツがいいよ。キャベツの葉っぱをミキサーにかけて、そのジュースを300mlくらい毎日飲んでごらん。
あと、麹水って知ってる?
https://note.com/nakamuraclinic/n/nfaab04881a9f
麹を水につけておく。あとは放置。それだけで、発酵してほのかに甘い水ができる。牛乳飲むなら麹水飲んでるほうがいいよ。
精神的な不安定にはCBDオイルがいい。腸の炎症にも効くから一石二鳥だろう。いや、精神状態と腸は、実は別物ではなくてワンセットなんだけどね。

2021年12月
「ご無沙汰しています。調子はいい感じです。
小麦は9割カット、牛乳はまったく飲んでいません。おなかの痛みはすっかり消えて、吹き出物もだいぶよくなりました。精神的にも落ち着いていて、笑顔が増えました。
食事とサプリの効果を実感しています。何より本人が効果を感じているようで、あんなに好きだったジャンクフードやアイスクリームをほとんど食べなくなりました。サプリも、私から言われなくても自分で進んで飲んでいます。
ここ数か月、筋トレにはまっています。家でぶら下がり健康器を買って、懸垂したりしています。
以前は『学校行きたくない』が口癖だったのが、長らくそういう言葉を聞いていません。
勉強に向かう時間も増えました。あとは本人の頑張り次第ですが、何か学習効率を高めるようなサプリはあるでしょうか?」
食べるものを変えれば人生が変わる。大げさに聞こえるかもしれないけど、本当のことだ。食べたものが僕らの体を作っている。食べるものを変えれば、体の構成要素が変わる。腸や脳の細胞も変わるのだから、精神状態や考え方も変わる。だから、人生が変わる。当たり前の話なんだ。あえてはっきり言うけれども、ジャンクフードを常食している人はジャンクみたいな人生を送りますよ。
本人が改善を実感できたことが大きい。もう僕の手を離れても、ちゃんとやっていけるだろう。
しかし、学習効率を高めるサプリをご所望ということならば、、、
たとえばクリルオイルを飲んでみたら?
https://www.spkx.net.cn/EN/abstract/abstract44614.shtml
学習能力、記憶力がアップする。しかも、フィッシュオイルよりも効果があるという。
あと、ヤマブシタケもいいよ。
これは以前の記事で、統合失調症に効くキノコとして紹介したけど、
https://clnakamura.com/blog/4675/
脳神経への作用としては、NGF(神経成長因子)を増やすから、中学生みたいな若い子にとって、単純に「頭をよくする」キノコだ。
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/24266378/

2022年6月
「やる気スイッチが入りました。ゲルマを飲み始めて1年半になりますが、ここに来て一気に効いてきた印象です。今までも徐々に効いていたのですが、最近の急変ぶりに驚いています。
タラ肝油、クリルオイル、ヤマブシタケ。足りないものが満ちて、やる気も満ちてきたのかなと。
コロナワクチンは打っていません。ただ、同級生は8割方打っています。現状、シェディング被害は特に受けてないようです。
チャーガは飲めませんでした。味的に受け付けないようです。
受験を意識し始めて、勉強に一直線です。このまま走り続けてくれれば、と思います」

2023年1月6日
「この1年で国語の成績が急上昇しました。以前は数学のほうができていましたが、最近は国語の伸びがすごいです。
高校に入ったらまたサッカーを再開したいと言っています。サッカーをやめたことは、ある種の挫折だったようで、悔しい思いを引きずっている。それでまた再開したいと。
こないだ卒業試験で、学年で3番になりました。先生や同級生も驚いていたし、私も驚きました。やればできる子だと思っていたけど、ここまでできるのかと。塾には行ってないですよ。学校の勉強だけです。
今、地元で一番の進学校に行くと言って勉強しています。さらにその次には、国立大学に行きたいと。
私としては、そこを目指して頑張って、それで落ちて1ランク下の学校でも全然いいと思っています。何しろ一時は不登校でしたから。それを思うと、今こうやって目標を持って何かに熱く打ち込んでいる。もうそれだけで、私はうれしいんです」

 

道なき道を行く医療

2022.12.17

以前の記事で、コロナワクチン接種後にクロイツフェルト・ヤコブ病(CJD)を発症した患者について紹介しましたが、

この方が先日亡くなられたと聞きました。家族に看取られての最期だったとのこと。
お悔やみ申し上げます。

一方、別の記事でもうひとり、CJDの患者を紹介しました。

この方は上記の亡くなられた人と同年代で同じ時期にCJDを発症しましたが、現在小康状態だと聞いています。この患者は島根の福田克彦先生がフォローしています。一体どのような治療をしているのでしょうか?
「食事ができないので、胃瘻で栄養補給をしていますが、そこにアサイゲルマニウムを1日2g投与しています。これでPSD(周期性同期性放電)のてんかん波や痙攣が消失しました。意識レベルはJCS(Japan Coma Scale)の300から100に改善しました。刺激に対して肩をすくめたり声をあげる程度ですが、増悪する一方だった症状経過が底を打ち徐々に上向いていることを思うと大幅な改善です」
ここでも、やはりアサイゲルマニウムである。JCS 300というのは植物状態だけれども、100は刺激に反応する。家族にとってはこの違いは極めて大きい。何らかの反応を返してくれるだけでも、家族としてはうれしいものなんだ。
CJDは、現在のところ、治療法はない。酷な言い方だけど「死を待つのみ」という病気なのだから、主治医はもっと柔軟になって、代替療法を認めるべきだろう。西洋医学だけが医療じゃない。栄養療法、漢方、アーユルヴェーダ、整体、気功、ホメオパシー、オステオパシーなど、可能性があるなら何でもやってみるべきだ。この点、福田先生の患者は幸運だったし、冒頭の亡くなられた患者は気の毒だったと思う。主治医の違いが生死を分かつことになったのだから。
福田先生はさらっと何事でもないように言ってるけど、「ゲルマニウムの投与でコロナワクチン接種後CJDの症状増悪が止まり意識レベルが改善した」というのは、論文にして発表してもいいぐらい画期的なことだ。ワクチン接種後CJDは世界中で多発しているけれども、現状まったく打つ手がないわけだから。
僕も福田先生も、厚労省の治療ガイドラインのない、いわば“道なき道”を歩いている。コロナワクチン後遺症という前例のない症状に対して、手探りで治療法を模索している。そんな僕らにとって、アサイゲルマニウムは実に心強い味方です。「もう打つ手がない」とあきらめちゃいけない。その前に、まずゲルマニウムです。

シェディング

これに対しても、僕ら医療従事者は手を焼いている。現象としては、確かにある。しかし、どのようにして対処したらいいのか、方法がない。そもそもシェディングの発症機序、病態の本質もよく分かっていない。まさに、手探りでやっていくよりほかないわけです。

以前の記事、シェディングに悩む患者(40代男性)を紹介した。

職場でワクチン接種の3回目が進んだ頃、下腿中心に発疹が出現した。患部に疼痛や掻痒はない。発熱も倦怠感もない。
当院初診は2022年5月。だいたい月1回ペースで通院された。まずアサイゲルマニウムの服用を指示して、次の来院時。
「ゲルマを朝に2錠服用しました。最初の10日間は変化なし。20日を経過した頃、多少改善した感じがしました。これ、30日後、40日後の写真です。赤みが引いて、かなりよくなりました。
少し前に会社の検診がありました。酒は飲みませんがもともとガンマが高くて150くらいあるところ、87になっていました。あと、悪玉コレステロールが207だったのが165に下がっていました。何年も同じような数字が続いていたのが急に改善したのは、ゲルマの他に思い当たるものがありません。
いい感じですが、やや高額なのがネックです。他に何かいい方法はありますか?」
5ALAを提案し、その次の来院時。
「ゲルマやめて、5ALAだけ飲みましたけど、微妙ですね。発疹が出たり出なかったり。2か月飲んだけどよく分かりませんでした」
EM菌とチャーガを勧めた。本日来院時。
「結論から言うと、劇的に治りました。チャーガのおかげです。どうぞ撮影してください。ブログでも何でも紹介していただいてけっこうです。

最初の2週間、EM菌を患部に塗布して様子を見ましたが、まったく効果ありませんでした。
その後、チャーガを飲み始めました。朝夕ティースプーンに1杯ずつ。最初の1か月は一進一退という感じで、よくなったり悪くなったり。外に出てシェディングを食らうと、バッと脛に発疹が出る。そういうときにチャーガを飲むと、症状が落ち着く気がする。そういうのを1か月繰り返していたけど、1か月過ぎたあたりから、劇的に症状が引きました。
ちょうど今で飲み始めて2か月だけど、もう感覚的には飲まなくても電車に乗っても大丈夫な気がしています。一応飲み続けているけど。
本当に劇的でした。赤みが消えたのはもちろん、ひどかった色素沈着もずいぶん薄らいできました。
ゲルマ、5ALA、EM菌、などいろいろやりましたが、チャーガが私には一番あっていました。
ちなみに嫁も私と同じような皮膚症状が首に出ていましたが、チャーガを飲み始めて治りました。
あと、先生もどこかに書いていましたけど、私もシェディング対策にマスクはある程度有効だと思います。マスクせずに電車やバスに乗ると、のどがイガイガして咳が止まらなくなります。マスクは苦しくて不快だし、『日本人全員がマスクしている限りコロナが終わらない』という主張にも共感しますが、シェディングを緩和するためには仕方ありません。でも特に密ではないところではマスクはしていません」

チャーガには速効性はあまり期待できないけれども、じわじわと効いてきます。基本的には、ロシアで飲まれてる「ただのお茶」です。しかし同時に、「されどお茶」でもあって、長く続けることで着実に体質を改善していきます。
この患者は、効果をあせらず腰を据えてじっくり飲み続けたことで、チャーガの劇的な効果を実感することができた。患者がうれしいのはもちろんだけど、喜ぶ患者を目の前にして僕もすごくうれしい。

ワクチン接種後CJDにアサイゲルマニウムが効き、シェディングにチャーガが効いた。
未知の症状に対して、手持ちのカードで迎え撃つことができたわけです。
道なき道を歩くのは大変だけれども、既存のレールの上を淡々と走るだけでは絶対味わえない手作りの充実感があるよ。

 

コロナワクチンの解毒法

2022.12.1

職場で受けるシェディングに苦しむ患者(40代女性)がいる。
「人混みは避けていますが、買い物にはどうしても行かないといけない。スーパーに行って、ひどいシェディングを食らうと2日は寝込みます。
接種者がにおうのは前々から同じだけど、最近はビリビリ、ピリピリするような人が多い印象です。そういう人の近くにいると、目が玉ねぎを切ったときのように痛むし、鼻から吸った空気がベタっとへばりつくような感じがあります。鼻呼吸していると不快ですが、かといって口呼吸するとのどが痛くなって、吐気がして、実際家で吐くこともあります。
対策としては、先生、前に教えてくれたEM菌。あれは確かにいいと思う。洗濯ものについたシェディングのにおいが消えます。先週から飲みだして、今日電車でここに来れたぐらいだから、明らかに効いています。

会社の接種状況は、社員の半数は2回接種までで止まっていますが、3回打った人はほぼ確実に4回目も打ちますね。基本的に『ワクチンは善』なんです。職場のみんなのためにする利他的行為で、『打った人は偉い』みたいな雰囲気がいまだに漂っています。だから特に副反応が出なかった人は3回でも4回でもバンバンやります。2回で止まった人も、そういう空気への忖度か、インフルワクチンを打ちます。何かしら打ちたいんですね。ヤク中みたいなもんですよ(笑)
せっかく2回で止まってたのに、ようやく今になって3回目を打った人がちらほらいました。理由としては、さすがに『オミクロンが怖いから』という人はいなかったけど、『正月に実家に帰省したいんだけど親が打って来いってうるさくてさ』とか『旅行するから。あと1回打って安くなるんだから。夫婦で打って2倍安いのは大きい』みたいな感じです。みんな軽いんです。あのワクチンのこと全然分かってないんです。
接種者特有のにおいについては、4回打った人が2回打った人の2倍くさいかっていうと、そういう感じはしません。ただ、シェディングは明らかに強烈です。先日、あるショッピングモールにいて、そこにワクチン接種会場が併設されているんだけど、買い物していてひどい目にあいました。主人と話していてふと声が出なくなって、家に帰ってからも数日寝込みました。打ちたての人が恐ろしいです。
ひと気のない町を歩いていて、体がピリピリして、何かと思って振り返ると、おじいさんがいたりする。5回目を打った人です。電磁波、出ていると思いますよ。

接種者の家の電化製品がよく壊れるから、最近そういうクレームが多いとか、PCの電源が急に切れるというツイートを見ましたけど、これは確かにあると思います。個人的な経験ですが、こないだ電動付自転車に乗っていて、信号待ちをしていたとき、近くにすごくピリピリする人がいて、やばいな、逃げたいなって思ってたら、自転車の電気が入らなくなった。偶然だろって言われたら反論できないけど、私としては、自分が接種者のせいでこんなにダメージを受けるんだから、電化製品に何らかの影響があってもおかしくないと思っています」

匿名のメール
「いつも情報発信ありがとうございます。今回先生が翻訳した動画を見て思うところがあります。
私は電磁波を感じやすい体質なのですが、現在住んでいる集合住宅で、ここ数か月耳鳴りがひどくて仕方ありません。Bluetoothで音楽を聴いていても曲が乱れることが多くなりました。こんなことは以前は一度もありませんでした。もしかすると接種者からの電磁波と関係があるのではないか、と動画を見て思いました」

以前の記事で僕があげた動画(BlueTruth)は、シェディングに悩む人にとっては、「シェディングは電磁波だったのか!」と原因を突き止めたような気持になるかもしれない(個人的には、それもあるだろうけどそれだけではないと思います)。
一方、接種者にとってはショッキングだったかもしれない。なんといっても、自分の体から電気信号が出ていてブルートゥースが反応するんだから笑いごとで済まない。「体内にナノチップを注入する。こんな”ワクチン”が感染症対策であるはずがない!一体なんのためにこんなことをしたんだ!?」責任者を呼びつけて怒鳴り散らしたい気持ちだろう。
ただ先の動画には、二酸化塩素などのデトックスプロトコルにより体内から発信されるアドレスが消える可能性が示唆されている。これは希望だと思う。

二酸化塩素の臨床応用といえば、アンドレアス・カルカー博士の右に出る者はいない。僕は博士の著書(“Forbidden Health”)を読み、動画をいくつか見て、その治療効果に驚きました。コロナ後遺症、コロナワクチン後遺症だけではなく、パーキンソン病、ALS、自閉症、エイズなどの難治性疾患にも著効するのだから、まさに万能薬です。二酸化塩素を取り寄せ、僕自身飲んでみたりもしました。ただし、実際の患者に使う勇気は持てませんでした。

この動画を見れば、二酸化塩素の有効性が伝わると思う(いつか字幕をつけてアップしたい)。
しかし、それでも、僕は自分自身を納得させることができなかった。
二酸化塩素といえば、あの塩素臭、プールのにおいですよ。漂白剤に使われる物質ですよ。それが体にいいなんて、、、というこれまで培われてきた偏見を僕も捨てることができなかった。「世界中で多くの人がこれで救われた」とか「理論的に問題ない」とかそういうのは単なる”情報”です。いざ実際の患者に何か勧めるとなれば、僕自身、その効果を信じてないといけない。たとえば僕はゲルマとかチャーガの効果を信じているけれども、信じていてさえイレギュラーが起こり得るんです。まして自分が効果に確信の持てないものを使って不測の事態が起こったとなれば、患者よりも僕が打ちのめされるだろう。

二酸化塩素については、僕がすることはあくまで情報提供だけで、実際に飲むかどうかは皆さんの自己責任で、という形が僕のできる精一杯かなと思います。

Binders-What-Are-They-and-Why-Use-Them-5nov22-f.pdf

158 KB

ファイルダウンロードについて

ダウンロード

 

ヘリックスハイマー反応

まず、二酸化塩素を飲む人は、症状の一時的な悪化を覚悟しておく必要があります。二酸化塩素は酸化剤として作用し、消化管の内壁にへばりつく病原体のバイオフィルムを溶かします。バイオフィルムのなかに安住していた細菌や寄生虫が死ぬと、その菌体成分が血中に巡ります。また、バイオフィルムを構成する物質(水銀などの重金属)も血中に入ります。肝臓や腎臓、白血球などがこれらの毒物を分解処理しようと頑張るのですが、その分解速度が毒物の血中への流入速度よりも遅いと、体に様々な不調が現れます。具体的には、鼻水、嘔気、嘔吐、発疹、頭痛、下痢、便秘、疲労感、インフルエンザ様症状などです。これらの症状、つまり、腸内に寄生する有害な菌が死滅したことにより現れる様々な不調のことを、ヘリックスハイマー反応と言います。
要するに、好転反応のことです。東洋医学的には瞑眩(めんげん)と言うし、あるいは腸のカンジダ除菌に取り組んだことがある人はダイ・オフという言葉を聞いたことがあるだろうけど、みんな同じようなものです。デトックス的なことをすると、たいていこれが起こります。
しかし「二酸化塩素は猛毒」という固定観念を持った人にこの症状が起こったら、もうその瞬間悲鳴をあげるに違いない。「頭が痛くてだるい!やはり二酸化塩素は奇跡の万能薬どころか危険な毒物だ!」と即断するだろう。知識と信念なしに中途半端な情報だけでデトックスに取り組んでは、いいことは一つもない。

バインダー

さて、二酸化塩素と並んで重要なのが、バインダーです。うまい訳語が分からないので英語をそのままカタカナで言ってるけど、意味はもちろん「くっつく奴」ということです。二酸化塩素で菌体成分が破壊されて、いろんな毒物が血流に乗る。そこでバインダーの出番。酸化された病原体や重金属などをしっかり捕まえる。その「バインダー+毒物」の複合体が、腎臓経由でおしっことして、あるいは大腸経由でうんことして出ていくわけです。バインダーなしでは、二酸化塩素がせっかく破壊した毒物がまた再吸収されて体内のどこかに沈着したり血中を巡り続けることになります。
バインダーには、あとで紹介するようにいろんな種類があるけれども、服用時の注意点として、多めの水と一緒に飲むことと、二酸化塩素を飲むタイミングと2時間は離すことです。二酸化塩素を飲む2時間前には、バインダーを飲んで、その血中濃度をある程度高めておく。そうすることで流入してくる毒物に備えておくわけです。
さて、バインダーの具体例としては、以下のものがあります。
ベントナイト/モンモリロナイト、クロレラ/スピルリナ、珪藻土、ゼオライト、ペクチン、フルボ酸/フミン酸、活性炭、セレン、ケイ素、EDTAキレーション、グルタチオン、DMSO
この一覧を見て、自慢じゃないけどこう思いました。「だいたい当院で使ってるやつばかりだな」と。
うちでは二酸化塩素こそ使わないものの、バインダーをバインダーと知らずすでに使っていたわけです。
ベントナイトを使って、悪い体感を持つ人を見たことがない。これは安心してみんな飲めると思う。
クロレラは葉緑素のカタマリみたいなもので、デトックスのためというか、日々の健康維持のためにもオススメです。
珪藻土はうちでは使ったことないけど、よさそうですね。ただし、品質は注意。食品レベル(food grade)のものを使わないといけない。ゼオライトもそう。重金属のデトックスに著効するけれども、ゼオライト自身が重金属汚染されてることがあるから、ブランドには注意です。
フルボ酸は昔の記事でも勧めていました。バインダーとしてではなく、鉄サプリの代用品として理想的だということと、酸化グラフェンの分解作用を期待してですが。
https://note.com/nakamuraclinic/n/n6eaa4c751f40
https://note.com/nakamuraclinic/n/nac51de1447e2
炭もいいですね。やはり以前の記事で、ワクチンのデトックスに竹炭を勧めたことがあります。
https://note.com/nakamuraclinic/n/ndd206f71fba5

デトックスの方法があるということは、とても重要です。これは、接種後体調不良に陥った人たちにとって重要であることはもちろんですが、それだけではなく、社会の分断を避けるために絶対重要です。今後、あのワクチンの内容成分が分析されるにつれ、いかにひどい代物であったか、全容が解明されるかもしれない。寄生虫、ナノテクノロジー、遺伝子改変作用など、およそ従来のワクチンとはかけ離れた成分や作用が明らかになれば、「こんなもの、打った奴はもうアウトじゃないか!」「もはや”ヒト”じゃない!接種者には近づいちゃいけない」などという分断と差別が生まれるかもしれない。現状、どちらかというと未接種者が差別的な視線で見られているけど、これが逆転するわけです。
こんな分断は許しちゃいけない。僕らは、接種者と未接種者は、団結しないといけない
その分断を解消するひとつの手段が、デトックス法の存在だと思います。
ワクチン接種者はBluetoothに反応し読み取り機で数字が出現する。これが事実だとして、この数字がまるで悪魔の刻印のようになってしまっては、分断は埋めがたい。しかしその気になってデトックスすることで、Bluetoothが反応しなくなるとすれば、その数字が消えるとなれば、どうなるか?
接種したことを後悔している人にとって、希望になると思います。

 

有機ゲルマニウム研究会入会について

本会の趣意に賛同いただいた、医師・歯科医師・獣医師のみご登録いただけます。
ご登録いただいた方々には以下をご提供致します。

  • ①有機ゲルマニウムの最新研究情報・臨床研究をご提供
     ※HPやメールマガジンにてお知らせ致します。
  • ②毎月行う「有機ゲルマニウム臨床勉強会」やセミナーなどへのご案内
  • ③「有機ゲルマニウム研究会」認定の有機ゲルマニウム(浅井ゲルマニウム研究所 製造)のゲルマニウムサプリメントを会員特別価格にて提供